2013-12-27

2013.8.28(水)日本記者クラブ『泉田裕彦知事記者会見』


こちらもかなり前の会見ですが、泉田知事記者会見を文字にしておきます。
8/28(水)日本外国特派員協会での記者会見に続き、
同日、日本記者クラブでも『原子力発電所の安全対策における懸念について』記者会見を行った。
動画はこちら


川村晃司:
皆さん、お待たせ致しました。
それではこれから新潟県の泉田知事の記者会見といいますか、まず泉田知事にですね、
スライドを使って頂いて、ここにありますように、原子力発電所の安全対策における問題
という事をですね、最新の県知事の言わば方針といいますか、理念を含めてお話して頂いて、
そのあと会場の皆さんからの質疑応答と参りたいと思います。
私は当クラブ企画委員テレビ朝日の川村といいます。
今日の進行を司りますので、宜しくお願い致します。
ではまず30分程度、泉田知事のほうからお話をして頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

泉田裕彦知事:

皆さん、こんばんは。
本日はこのような機会を、プレゼンテーションさして頂く機会を与えて頂きまして、
誠に有難うございます。
原子力発電所の安全対策、懸念事項がありますので、
今日はこれをまず最初にですね、お話をさして頂きたいと思います。
その前に私、2007年にですね、中越沖地震に遭いました。
この時の状況とですね、今回の違いという事も含めてご説明をさせて頂きたいと思います。
2007年の時はですね、何が問題だったのかという事を抽出した上で対策を取ると。
結構、国も東京電力も協力的にやってくれたっていう感覚あるんですが、
福島事故のあとのですね、問題点、そして対策っていうのはですね、
殆ど協力して貰えないっていうか、無視されているというんで、
2007年と今回、えらい違いというものを実感を致しております。

まずスライドを一枚捲って下さい。

2007年の時ですね、ちょうど煙がですね、これ3号機のタービン建屋からだったんですけど、
出ているという状況の中で、東京電力のですね、サイトと新潟県庁、
ホットラインがあるにも拘わらず、連絡を取る事が出来ませんでした。
その理由は何なのかというとですね、実はホットラインのある部屋がですね、
地震で歪んでドアが開かないと、ホットラインの部屋に辿り着けないっていう理由で、
東電の原発と新潟県庁は、連絡が取れませんでした。
しょうがないので東電の本社に連絡をして、そこで繋いで貰って原発と連絡を取ったと
いう経験をしました。
したがってですね、この2007年の経験を踏まえて、是非ですね、このホットラインぐらい
ちゃんと繋がる体制を作ってくれという事をお願いをしたわけです。
その結果出来たのがですね、この免震重要棟という事になります。
地震があっても揺れを吸収して、そしてここでですね、連絡取れるような機能を作って貰ったと。
無論これは規制に基づいていません。
中越沖地震の経験を踏まえて、こういう施設が要るよねという事で作って貰ったわけです。

で、その新潟で作ったというあとにですね、ふっと考えると、東電の原発は新潟だけじゃなくて、
福島にもありますよねと。
新潟にだけあって福島にないのは変ですよねという事で、
福島の原発に、この免震重要棟が出来たのがこの事故の半年前です。
したがってですね、あの2007年の時私も結構言われました。
「泉田さん、もう良いじゃないか」と。
「東電も色々言っているんだから」と。
「そうは言ったって連絡つかなかったんだからちゃんとやんなきゃ駄目でしょう」
と言って頑張って作って貰ったという事がなければ、福島には免震重要棟なかったはずなんです。
この福島に免震重要棟なければですね、今東京で人が本当に住めたんでしょうかと。
ここで記者会見出来たんでしょうかっていう事すら疑問を覚えると。
即ち事故の経験というのは、やっぱり反省の上に立って
対策を取るべきだという事を強く実感をしています。

もう一枚捲って下さい。

それからですね、今回の福島の事故でですね、消防車を使った注水、
即ち冷却っていうのが行われました。
これ中越沖地震の時、どうだったのかという事なんですけども、
ちょっと写真見て頂きたいんですけども、9ページのスライド。

こういう形でですね、2007年の中越沖地震の事故がありました。
これは、実はアップの映像も世界に配信されたんですが、それどういう写真かっていうと、
消防に使う為の水のパイプがですね、破断をしまして、
水が出なくなっちゃうんです、チョロチョロチョロっと。
東電の消防隊、消防車持ってませんので、これ以上近くに居てもしょうがないっていう事で、
皆さん退避しました。
結果として世界に流れた映像っていうのは、原子力発電所が火を噴いてるのに
周りに誰も人が居ないという映像が世界に配信されたんです。
そのあとの風評被害が大変でした。
コバルト60がちょっとしか出た。
今に比べると殆ど、自然界で検知出来るギリギリのレベルで、
別の人工生成物だから分かるっていうぐらいしか出てないんですが、
それでもですね、風評被害で海水浴に来る人は激減し、
中越地震の時と違ってですね、観光の戻りが物凄く遅いという影響を受けました。
だから、これは何とかしてくれと
訓練十分するっていうのも勿論なんだけど、消防車要るでしょという事をお願いしたら、
作ってくれたのが消防隊で、あの時もですね、ちゃんと要求しなかったら
福島のサイトの中には消防車なかったはずなんです。
もしあの免震重要棟もなくて、消防車がなかったら、本当に収束作業出来たんでしょうか
いう経験をしました。
やはり事故の経験ていうのは、真摯に反省をして、対策取るべきだというのを
2007年の時に感じています。

もう一枚お願いします。今度は対応3の3ページ。

これもですね、中越沖地震を踏まえて、規制に基づいたわけじゃないんですけども、
不等沈下が起きたんですよね。
で、火事になりました。
火事になったというところ、今度ちょっとまた絵を見て欲しいんですが、7ページ。

これ、一番激しい所を撮った写真じゃありません。
柏崎刈羽の構内ですね、殆ど全域に渡ってこんな感じです。
手すりは落ちるわ、歩道はなくなるわという形でですね、
柏崎刈羽原子力発電所の構内、おおよそこんな感じになってました。

で、一枚捲って下さい。

不等沈下ってこういう事なんですけども、分かりますかね。
沈下って書いてある線の上に、白いコンクリートと土に汚れたコンクリートの境目があると思います。
元々のですね、地盤ていうのは、あの境目まで、こうあったわけです。
それが地震で沈下をしてですね、一番下がったところで1.5m低下をするという事になりました。
結果として何が起きたかっていうと、今度スライドのですね、11ページご覧下さい。

これ変圧器を繋いでいるパイプなんですけども、このパイプがですね、外れて、油が漏れて、
電線がショートしたとっから火が付いて火事になったという事です。
で、再稼働をですね、そのあとする事になるわけですけども、
この再稼働をする時に、東電からの説明があったのは、「これ建物と一体化しますから」と。
「今度は配管が外れるっていう事は起きません」っていう説明で、了解をしたという経緯があります。
そこでですね、この2007年というのは、まさに火事が起きた事に対して、どう対処するか
それに対して対策をどうするかっていう事をやった上でのですね、
次のステップという事をやったという事であります。

で、次に4ページ見て頂きたいと思います。

2007年と今回違うのはですね、まず組織が原子力安全保安院から原子力規制委員会に
変わったというところに違いがあります。
原子力規制委員会のですね、これまでの対応を見ていますと、どうなってるかっというとですね、
原発の性能基準については、我々が審査をしますと。
しかし、それだけが任務っていう形でやってるんではないか、という感じがしてなりません。
実はこれ、委員の選任の時から何度も言ったんですけども、全然声届かなかったんですが、
これいざ事故が起きたという時には、原子力規制委員会が責任を持って、
政治介入を許さずに、収束にあたるという事もですね、任務の中に入ってるわけであります。
しかしながらですね、それ性能だけで決まらないわけです。
法令どうするんだと、組織はどうなるんだと、
誰が判断するんでしょうかっていうような事、
ソフト面も含めてですね、対応しないと原子力安全の確保なんて出来ないはずなんです。

で、赤線引いておきましたけども、これ『原子力規制委員会設置法』です。
所掌事務の中で、原子力利用における安全の確保に関する事、
これがですね、原子力規制委員会の任務です。所掌事務です。
で、二項を見て頂くと分かるんですが、
原子力利用の安全確保に関する事項について勧告し、とあります。
設備の性能の安全だけ確保すれば良いんじゃなくって、原子力規制委員会はですね、
原子力利用の安全を確保する為の機能を与えられてるんです。
したがって、政府の中に必要なですね、対策を取るように勧告する機能を持たないといけない。
これを使う気が全くない。
自らですね、所掌事務を狭めて、責任逃れをしているようにしか見えないと。
自分のやったところはこれだけですからと。
ここだけ見ただけですよという形で終わってるという印象を持っています。

で、次のページご覧下さい。
実は、基準を作る前からですね、2007年の経験、それから東日本大震災の影響を受けたですね、
原発事故、こういったものの検証作業も県の技術委員会にお願いしてたところもあって、
分かったところについては、対応して欲しいっていうお願いを行いました。
しかし、原子力規制委員会からどんな回答があったかっていう事の一例なんですけども、
全部やると大変なんで、ちょっと代表的なところをいきたいと思います。
上から二番目。字が小さいんでご説明したいと思います。お手元にあったらご覧頂きたいんですが、
炉規法に定める基準だけじゃなくって、オフサイトの防災対策どうするのか
で、事故対応にあたる時ですね、民間と民間の契約で、労働法制の基準を超えた放射能
浴びる所に行って下さいっていう契約は、公序良俗に反するので出来ないはずなんですよね。
じゃあ、いざ事故が起きた時に、ジジイの決死隊で行くぞと、
その場限りの対応をするっていう事じゃなくって、いざ収束活動にあたる時、
民民で対応出来ないような時、どうするんですかと。
この法制度を準備して欲しいと。
原子力に係わる法制度全体を見直して事故対応をやらないと、また泥縄になりますよと、
対策を講じて下さいってお願いをしたところ、原子力規制委員会からの答えは、
新規制基準に関係ないっていう答えになってるという事であります。

次に、上から5番目なんですけども、ベントとか海水注入、これ重大判断ですよね。
5,000億する機械を潰しましょうという判断をこれ運転員だったら誰でも知ってるんですけども、
冷却材を喪失するとですね、最短二時間でメルトダウンするっていう事になるわけです。
数時間で判断をしなければいけないという時にですね、誰が判断するんですかと。
実は、武藤当時副社長、原子力本部長なんですが、退任される時に私のところにご挨拶に来られました。
3月11日はですね、勝俣会長は中国でした。
それから清水社長は奈良に居ました。
現場でですね、指揮出来るのは、武藤副社長という事になるんですけども、
海水注入するとやっぱり廃炉だよねという話があるわけで、
海水注入の決断を武藤さんが出来たのかどうか聞いてみました。
これカメラの前で聞いてるんで、各社調べて頂くと記録残ってると思うんですけども、
「副社長の一存では判断出来ません」という答えでした。
そりゃそうですよね。
5,000億パーにする時に、会長、社長の意思決定なしに出来るのかという事なると、
やっぱり出来ないという事だと思います。
でもそれじゃ困るんですよ。
二時間でメルトダウンしちゃうんです。
あの福島事故の本質は何かっていうと、原子力安全は、止める、冷す、閉じ込めるなんです。
止める、冷す、閉じ込めるで、安全が確保出来て、止めるのは成功したと、スクラム成功と。
ところが、冷す事に失敗すると、自動的に閉じ込めに失敗して、
放射能を大量にまき散らしてしまいますねっていうのが、これ、福島の教訓なわけです。
だから、いかに早く冷却するかという事が重要なんですが、そこが本当に出来るんでしょうかと。
誰が決断するんでしょうか。
サラリーマンが、これまぁ原発所長ですよね、5,000億廃炉の決断が出来るんでしょうかと。
じゃあ原子力規制委員長がやるんでしょうか。
総理がやるんでしょうかという点について、手順が何も決まってないんで、
決めて欲しいという話をしましたら、ここに書いてあるように、
「規制基準に関係ない」という答えが戻ってくるというような状況でして、
およそ原子力規制委員会が事故を防ぐつもりがあるのか
そして、住民をですね、被曝から守る気があるのかという事になると、
所掌外、所掌外という話になって、まともにやってもらえていないというのが現状なわけです。

特に3月のですね、田中委員長の記者会見。
これ原発立地の自治体っていうのは、原災法に基づくですね、
住民避難に責任を持つ行政機関なわけです。
ここからの質問に対してですね、答えていないんじゃないですかという記者の質問に対して、
田中委員長の答えは、
知事からの質問が出たからといっていちいち答える義務はない
っていうふうに言われているという事ですんで、
日本の規制機関って本当に大丈夫なんだろうかという事が極めて疑問という状況だと思っています。

で、次のスライドお願いします。

福島のですね、原発事故後の懸念
まずフィルタベントをどうするんだという話があるわけなんですが、
先ほど2007年の時に、ご説明した通り、建屋と一体化していないとパイプが外れるかもしれない、
配管が外れるかもしんないという懸念があるんで、一体化して欲しいという話をお願いをしています。
それに対してですね、今度12ページちょっとスライド見せて下さい。

どうも規制委員会のほうがですね、早く、どんどん出来る工事はやっちゃって下さいっていう話を
したらしくって、東電はそれに従って、地元自治体と協議なしに、
先に作っちゃったんですけど、フィルタベントの本体、離してるんですよ。
こないだの説明と違いますよねと。
一体化して欲しいというお願いをしているんですが、一切対応して貰えないっていう事です。
岩盤に打ち込んでるからとかっていう話あるんですが、
同じ岩盤にあればですね、大丈夫かっていうと、皆さん東日本大震災の時の西新宿、
新宿の高層ビル街見てイメージ思い出して頂くと分かるんですが、
建物には固有周波数ってありますんで、離しておけばですね、
別々の揺れになるわけですよ、当然の事ながら。
一体化したほうが安全に決まってるわけで、これでも大丈夫とかって言うんですけど、
余裕を持たせてるから。
そうじゃなくて、より安全にしてくださいという事については、
やらないという状況になってるわけであります。
外れてしまえばどうなるかっていうと、放射能が直接出てくるという事になるわけであります。

それからですね、次にスライド飛ばして貰ってですね、懸念2、13ページのスライドお願いします。
フィルタベントというのはですね、希ガスは透過しません。

必ず出てしまうという事になるわけです。
そうするとですね、これ避難計画と連動させないと、
住民被曝しちゃうリスクがあるという事だと思ってます。
現実にですね、馬場町長なんかよく言われるんですが、
浪江町のですね、比較的線量の低い所から、わざわざ町民を高い所に避難さしてしまったと。
福島市に向かって、北西に向かって伸びる道路のですね、中で、
車で被曝された方なんていうのも結構おられるという状況になってるわけです。
だから、フィルタベントにどれだけの性能を持たせるのかという事は、避難計画、
物理的に可能なものと整合して性能を決めないといけないわけで、
一律にですね、原子力規制委員会が判断出来るはずがないと。
それも3基しかない所と7基ある所で、また意味が違ってくるわけですので、
ここのところどう考えてるんですかという事についても、甚だ心許ないという状況です。
因みにですね、これ甲状腺癌、どういうふうになってるのかという事なんですが、
我々もですね、県の専門家にですね、聞いています。
因みに数字で申し上げると、皆さまご存じだと思いますけども、
新潟県内では事故発生後から今日までですね、甲状腺癌確認された人は一人です。
一方、福島では18人
confirm(コンファーム)て確認されて、更にですね、疑い事例が20数名居ると。
で、まだ全部終わってるわけではないっていう状況になっています。

これチェルノブイリの事故の時も同じような事言われて、
一生懸命検査してるんでいっぱい見つかっただけですよという話だったんですが、
あと数年するとですね、どうなるかって、はっきり分かります。
産まれていなかった子供たち、今の2歳以下の子供たちの発症率と
それ以上の発症率に、差があるっていう事ですよね。
ソ連の場合はですね、事故以降に産まれた子供たちの発症率とそれ以前の発症率に差があったんで、
これは間違いなく原発事故の影響だっていう事で確認をされたと。
ウクライナ政府はですね、もっと色んな病気があるっていう事を言ってるんですが、
IAEAは認めていないという状況で、ウクライナ政府の見解とIAEAの見解が今ずれていると。
唯一、これ、言い逃れが出来なかったっていう事だと思うんですけども、
甲状腺癌については、原発事故の影響っていうのを認めたという事です。
だからあと数年してですね、マクロで違いがあるかどうかっていう事を見ないといけない。
因みに、新潟県がヒアリングしてる専門家はこういう事を言われてます。
原発事故直後はですね、「これが原発事故の影響によるものかどうかっていうのは、
よく分からない」っていう見解だったんですけども、
今聞くとですね、「原発事故の影響は否定出来ない」っていう言い方になってます。
あと数年経つと、これがどうなるかっていうのがいよいよ確定すると、
いう事ではないかなあというふうに思ってます。

因みに新潟県、防災訓練をやってみました。
PAZですね、半径5km以内、即ち即時避難地域っていうので、約2万人の人が住んでおられます。
400人参加でですね、避難訓練やったら、大渋滞が起きてインターチェンジまで辿り着かないと、
いうような状況になってますんで、これ本当にですね、どういう対応をするのかっていう事を
考えないと、単にですね、基準合致、はいOKという事にはならないという事だと思っています。
住民被曝を避ける為にどうしたら良いのかという事。
まぁ言葉の語感と違うんですけども、簡易核シェルターみたいなものを
小学校区単位に設置するっていう事も必要なのかもしれない。
核シェルターっていうと凄いなんかイメージあるんですが、
例えば新潟県庁の防災センターは、万が一の時は目減りしてですね、
濾し取るフィルターを付けるというような形。
これ1,500万くらいで措置出来るんですけども、
そういう形のですね、防護措置を講じるという事も考えないといけないんじゃないか。
なんで原子力発電所の性能だけで、議論出来るのかというのは、
全く理解出来ない、いう事だと思っています。

次に、次のスライド懸念3をご覧頂きたいと思います。

これよく誤解されるんですが、安全基準というふうに言われる政治家の方居ますが、
規制委員会は、決して安全基準て言いません
規制基準ていう言い方をしています。
何故ならばですね、これまで原発は事故が起きません、安全ですよというから、
安全基準という言い方だったんですが、今度は一定の確率で事故が起きるという前提です。
それを規制する基準という意味で、規制基準という言い方をしています。
しかしですね、これ一定の確率で事故が起きるっていう前提なんですが、
じゃ、過酷事故が起きた場合に、どうやって事故を収束させるんですかと、
被害を抑えるんですかと、これIAEAのですね、深層防護の第5ランクが極めてですね、
不備であるっていう状況になってます。
国際基準に達してないっていう事だと思っています。
この事故を収束させる体制をいかに構築するかというところは、さっき見て頂いたように、
規制基準と関係ないっていう言い方をされてますんで、極めて住民にとってはですね、
理不尽な状況で物事が進んでるという認識をしています。

それで、福島事故の本質って何なのかと。
これね、スタートからして説明の仕方が、少し違うんじゃないかと思ってます。
大勢の人は、これ津波事故だと思わされている。
若しくは、電源喪失事故だと思わされている。
そんな事ありませんから。
本質はですね、冷却材喪失事故なんです。
冷す事が出来なくなったから、メルトダウンしたっていう事で、津波はきっかけです。
電源喪失もきっかけです。
もっというとですね、3月11日の3時35分か7分です。
津波が来てSBOが起きた時にですね、やる事は決まってるわけですよ。
もう冷却しかないわけです。
これ、冬のですね、暗くなった夕方イメージして欲しいんですが、
自宅でですね、やかんをガスで沸かしてましたと。
そしたら強風が吹いてきて、隣の家の木が倒れて、電気が、電線が切れて真っ暗になりました。
そういう事態になった時に、何します?最初に。
電線直しに行きますかと。
ほんな事ないわけですよ。
やかんの火を止めるっていうのを先にやるんです。
これはJNES(ジェネス)のですね、教育訓練用のビデオを見るまでもなくですね、
冷却失敗すれば、2時間でメルトダウンっていうのは、プロ誰でも知ってるわけです。
これ、忙しくって混乱したみたいな言い方してますけども、
優先順位っちゅうのあるわけなんですよね。
まず最初にやる事は冷却なんです。
ベントをするまでもなく、圧が低ければ低圧で挿入出来るわけですよね。
若しくは、積極的に確認しないと駄目ですよ、ICが動いてたかどうか。
何故24時間で1号機が爆発したのかっていうと冷却に失敗したからであって、
電源確保の問題でも津波の問題でもないっていう事です。
福島事故の本質は、冷却失敗によるメルトダウンがいかに被害を大きくさせたのかという事です。
で、この辺を詰めると、どういう答えが返ってくるかっていうと、
「いや、訓練が足りませんでした」と。
ちょっと待てと。
一番ですね、やらないといけない運転員が、冷却の事を視野に入れませんでしたっていう会社が、
本当に原発運転出来るんでしょうかと、いう疑問に突き当たると。
仮にそうだったとすると、どういう対策取ったんですかっていう説明が
今、全くない状態になっています。
で、4号機、これ停止してました、定期検査中で。
ところがですね、4号機はメルトダウンの危険があったわけです。
たまたま水素爆発したんで、屋根がなくなって、上からキリンで水入れられましたけど、
あれ、水素爆発しなかったら、使用済燃料プールでメルトダウンしていた可能性があると。
入れなかったんです、でも作業員、線量が高くって。
線量が高くって、ホースで水入れらんないところをまた同じ状況になったらどうするんですか。
労働安全衛生法上、民民で契約で行って下さいっていうわけにいかないでしょう。
突然としてジジイの決死隊で行くぞってまた言うんですかね。
それとも、そういう専門の部隊作るのか作らないのか
こういう話は一切しない。
こういう形で、収束作業が本当に出来るんでしょうかという事です。

それからもう一つ指摘をさせて頂きたいんですが、
放射能を最大に振り撒いた原発は2号機です。
何故、2号機から大量の放射能が飛散したのか、爆発していないのに。
これはですね、格納容器が破損したからです。
じゃあ、なんで格納容器が破損をしたんでしょうかと。
ベントが出来ないからです。
じゃあ何故、ベントが出来なかったんでしょうかと。
これ、技術的要素と、それから社会的要素二つあるんですけども、
社会的要素のほうを先にいうとですね、1号機、これ3月12日の未明1時の官房長官会見まで、
政府はベントを禁止していました、東電に対して。
何故かっていうと、住民避難が確認出来ないからです。
だから、史上初めて故意に放射性物質を放出するにあたってですね、
住民避難を確認出来ない中でベントするなと。
今これで公表しましたから、さぁこれからやって下さいという事になったんですが、
そっから先は、3時になって出来た、出来ないとかって話になってくんですが、
少なくても、5時の段階、3月11日の夕方5時の段階で既に線量が上がっていて、
第一回目の東電の進展予測がなされています。
一時間後にメルトダウンが始まると。
3月11日の6時過ぎには、もう危なかったにも拘わらず、そこでベントさせなければ、
冷却出来なくなるわけですよ。
これ、どうするんですかという事ですよね。
更に東電に問いたいのは、3月11日の時点で、もうメルトダウンの予想をしていたわけです。
更に3月12日の未明の段階で、燃料棒の中のペレットの中にしかない物質
建屋の外で検知してるんです。
だから、保安院の中村幸一郎審議官は、メルトダウンしてると見て良いっていう発言を
記者会見でしているわけです。
二カ月嘘吐きました
メルトダウンしてるのを知っているのに。
誰が指示したんですかという指揮命令系統の確認。
そして、それに対してどう対策を取るんですかって話、やってないわけですよ。

で、これ汚染水問題も全く一緒でして、汚染水の気配は5月ぐらいから分かっていた
少なくても参議院選挙の前にはですね、社長まで上がって、確認を取れてるわけです。
汚染水が海に漏れてますよと。
でも発表を遅らせましたと。
なんでそういう行動を取るんですかと。
嘘を吐くんですか。
その原因は何なんですか。
誰が責任者なんですか、という事を全く問題の解消に向けて、
原因も追究しなければ対策も講じていないという状況になっているわけです。
もう本当に東電というのは。
2007年の時はそれでも一生懸命やってくれたんです。
今回はですね、嘘吐くんです。
本当の事を言わない。
それからですね、社会的責任は果たさない。
口ではやるって言いながら。
これ被災者に対する支援もそうです。
佐藤知事から一回言われたんですけど、「東電やんないんだろう」って言って、言われたんですが、
カメラの前ではですね、「我々の責任で被災者の救済やります」っていうふうに一生懸命言うんですが、
いざ個別の話になると、のらりくらり逃げてですね、やらないと。
新潟にもまだ多くの、5,000人弱の人がですね、避難して来られています。
この人たちは、生活再建の目途を立てられません。
何故かっていうと、公共補償と違ってですね、元々持っていた田んぼ、山、それから船、
壊れたらですね、使えなくなったら賠償して、もう一回生活再建出来るようにするっていうのが
公共補償の考え方ですけど、東電の賠償はですね、いかにこう支出を減らすか。
目減りをさしてですね、今減ってるんだから、アンタの価値これだけねって言って
二束三文のお金を渡されて終わり
だから生活再建が出来ない。
結局ですね、誰も責任取らないわけです。
国も東電も責任を取らない。
で、事故が起きると、誰に皺が寄るかっていうと、そこに住んでいて生活をしていた人に
全部皺が寄ってですね、あとは時間と共に風化を待つっていうような事になってるんじゃないかと。
これで本当にですね、安心して立地地域の人が安全対策に取り組めるんでしょうか。
その現実を見せつけられてるっていう日々が今続いてるという事です。

それ以外にもですね、ちょっともう時間過ぎるんでやめますが、
使用済核燃料どうするのという話。
これも皆さん懸念をしています。
六ヶ所村で今引取っているのは、廃棄物として引き取ってるわけじゃなくて、
プルサーマルがあるんで、あくまで資源としてお預かりしてるという位置付けですから、
この辺決めないとですね、使用済高レベルの放射性廃棄物が戻ってきちゃいますよと。
どうしますかという事もあるわけですし、
ヨウ素剤、これも酷い話で、自治体によっては配布したんですが、
国から回収指示出てましたよねぇ。
なんでなんですかって、どうも聞いてみると、副作用に対するですね、責任取る主体が
決まってないっていう事なんで、何万人も服用して副反応が出た時に、
責任取りたくないんで、回収したっていうところが背景にあったんではないかと。
この辺も是非報道機関で、当時の経緯調べて頂きたいと思ってるんですけども、
そういう責任回避の為にですね、先ほどお話した甲状腺癌の子供たちが
いっぱい出てるんだとすると、大変罪深いという事になるんではないかという問題意識もあります。

それから16ページ。懸念6なんですけども、二重体系です。
新潟まで避難されて来た方っていうのは、5回ないし6回、
酷い人は7回とですね、避難場所を変えてます。
何故そうなるのかっていうと、自然災害で避難指示避難勧告出す人は市町村長です、原則。
そして一方ですね、原子力災害で避難指示出す人は総理です。
だから、地震と津波であっち行ってください、こっち行ってくださいって言っていたあとに、
2km避難してください、5km避難してください、20km避難してくださいって言われるから、
あっち行ってこっち行ってって新潟まで来た時には、
もう4回、5回目の避難ですっていう事になっちゃうという事なんです。
これは、やっぱり統合的な対応をしないと、合理的な避難って難しいと思うんです。
私も山古志村の全村避難経験しましたが、広域自治体が避難をですね、
お願いする時っていうのは、どうするかっていうと、
受入れ先、市町村を決めるだけじゃありません。
ここの高校に行きましょうと、受入れ先の場所まで決めて、
それで全村避難をお願いをする、という事をやりましたけども、
今回政府はですね、30kmの外出てください、20kmの外出てください、それだけ。
更に、桜井市長、あの南相馬の、言われるのはですね、連絡すらないと。
掛かってるんですよ、20km範囲内に。
FAX一本来なかったと。
何故かっていうと、事務局が原子力安全保安院だからです。
これ経産省の一組織でしたので、私も通産省に居ましたんで分かりますけど、
通産省の職員というのは、企業行政ばっかりやるんですよ、若い頃から。
だから、住民と向き合った事もなければ、自治体と話する機会もない。
中小企業庁すら自治体スルーするというような感じになってますんで、
どうしてもですね、連絡先に20km、どんな自治体があって誰に連絡するのかすら出来なかったと。
だから、災害対策なんていうのは、法制度一本化してですね、
一律にやるべきだという事を言ってるんですが、これもやらないという事になってます。

最後に、17、18ページ。字が細かいんで一つだけ言います。
四つ目のポツぐらいですかね。
先ほど申し上げた通り、メルトダウン起きてるっていうのは、
東電はもう事故の極めて早い初期段階から知っていたわけですが、
これを5月の下旬まで言いませんでした。
こういう嘘を吐くわけなんですよね。
汚染水問題もそうですし、それから社長の頭の中っていうのは、
今9割がですね、資金調達と賠償の話でいっぱいと。
こんな企業が本当にですね、原子力発電所の安全運転出来るんでしょうかという懸念を持ってます。
最近感じるのはですね、こういう状況よりも、一度破綻処理をした上で、
体制立て直したほうが良いんじゃないかっていう事も選択肢の一つ
なるんではないかっていう事を今思い始めています。

廣瀬社長の語録、これも象徴的だと思うんですが、
3月11日の経験を汚染水の情報発表が遅れた事を追及された時に言った発言なんですけども、
汚染水の公表の遅れは、3月11日の教訓を学べませんでした」と。
今頃になって言ってるわけです。
311の教訓を今になって学べない会社っていうのが、本当にですね、
原子力発電所のオペレーション出来るのかという懸念を持たざるを得ないというのが今正直なとこです。
以上、ちょっと飛ばしましたけども、安全対策についての懸念、どうもご清聴有難うございました。

川村:
どうも有難うございました。
2007年の中越沖地震の教訓として、福島に免震重要棟ができ、或いは消防の施設も出来た、
にも拘わらず、福島原発の収束はまだ見えてきていないという事が、
まぁ、東京電力のまぁ体質、或いは今後東電を破綻処理するという中で、
国が全面的に出て来ても良いんではないかっというところまで
示唆して頂いた知事の会見だったと思いますけれども、
えー、これから質問に入りたいと、質疑に入りたいと思いますけど、
あのまず最初に私のほうから、東電との現段階での折衝がですね、
一体どうなっているのかっというところが、一度知事と廣瀬社長との面談が
まぁテレビでもきちんとかなり細かく報道されたわけですけど、
その後、その原発の立地自治体の柏崎刈羽の人たちと東電、そして県という中で、
少しずつ、こう温度差が出て来ているんではないかというふうにも言われていますけど、
今、世界のトップニュースになっている、その汚染水が、これだけ漏れているという中でですね、
東京電力の場合、経営の危機という事を前面に打ち出しているようにも感じられるんですけど、
国民の危機という立場から考えて、泉田知事は今後、
東電とどういうふうに向き合って行こうとしているのかを最初にお伺いしたいと思います。

泉田知事:
はい。まずですね、安全を確保するっていう事は、
実は東京電力にとってもプラスなはずなんですよね。
その場限りの対応をする事によって、
コストを更に増大させてるんじゃないかという気がしてなりません。
例えば、汚染水問題に関していうとですね、今初めて出た問題じゃないわけですよね。
当時の馬淵補佐官も言われてますし、菅元総理も言われてますが、
汚染水問題はもう最初っから念頭にあって、これ対応しようよという話をしたところ、
1,000億は経営負担なんで、といううちに有耶無耶になって、今日に至ってると。
あの時、最初に投入していれば、これだけ日本の信用を傷つける事になったんでしょうかと。
それから、これだけですね、余分なコストが掛かるような事になったんでしょうかという事を考えると、
早く対応していれば、早く収束に向って一歩進む事が出来るのに、
それを避ける事によって、自分の首を絞めてるんじゃないんでしょうかという気がしてなりません。
信用を落としてる原因ていうのもそういう事で、
早く過去の負の遺産、清算するっていう気持ちになれないのかなぁと思うんですが、
メルトダウン嘘を吐きましたと、
こういう理由でこの人が指示出したんで、メルトダウン二カ月嘘吐いちゃったんですと、
だから今度はこういうふうに直しますよという事を
どうして世の中に向かって言わないんだろうかと。
これはですね、日本の信用、それから住民の安全という観点も含めて、
やっぱり妥協すべきではないんだろうと思っています。

あの2007年の時も、実は私相当言われました。
「泉田さん、もう相当やってるんだから良いんじゃないの。これぐらいにしとけば」と。
「流れに身を任して長い物に巻かれたほうが良いんじゃないか」
みたいな事をアドバイスする人も居ました。
でも、今思うとですね、断固としてホットラインが繋がらなかった事に対しては、
対応して欲しいと、やって貰って良かったと。
あれ、もし新潟で作っていなかったら、福島も作っていないわけですから、
東京を失ってた可能性があると。
やっぱり原因、原因て、問題点が分かっているのに口をつぐむ、
保身としては、泉田自身は楽かもしれません、かもしれませんけど、
これはやっぱり後世、歴史に対するですね、不誠実、背任じゃないかなぁと思ってますんで、
問題点として気が付いた事は、やっぱりしっかり発信していくという形で
向き合っていきたいなと思ってます。

川村:
はい、有難うございました。それでは会場から質問を受付けたいと思いますので、
お名前と所属を発言した上で質問して頂きたいと思います。どうぞ。はい、どうぞ。

ヒジカタ:具体的な質問は、あとから出て来ると思いますけれども…

川村:お名前と…

ヒジカタ:
個人会員のヒジカタです。
えー、この福島東電事故に対するですね、国の認識ですよね。
そのまぁ、総理大臣の認識なのかもしれません。
で、収束したっていう、あれはその最悪のね、野田さんの言った。
今、そういう事は、我々言ってませんていう、そのあれは総理は言ってるわけですよ。
で、その人の認識ってものをどういうふうに考えてらっしゃいますか。
そのー、あまりに無責任じゃないすか。
何もね、その我々は収束してませんよ、だから何するって言ってないんですよね。
そこのあれがないから、国が金を出せば良いとか、何か小手先の事が、
本当に、その国の方針が総理にあるのか、まぁ内閣にあるのか、
まぁ難しい事かもしれませんけども、そこのところの認識をその知事はどういうふうにお考えですか。

泉田知事:
はい。実はですね、原発の立地自治体で話し合いをした時の質問とほぼ一緒だなぁと、
皆さんの感想と。というのはですね、今司令塔がないんです、国に。
どこが責任を持って、この原発問題に向き合うのかと。
安全性確保するのかという事についての司令塔がない状況です。
例を挙げるとですね、文部科学省関係しますよね。
で、それから防災っていう意味では、内閣府関係します。
原子力規制委員会設置の環境省が関係します。
勿論、経済産業省が関係します、という事で、いっぱい関係すればするほど、
セクショナリズムに走ってですね、全体を責任持ってやる司令塔は、どこなのかという事が
曖昧になっている。
今ですね、原発立地協の間でやろうとしてる最大の事は、窓口を作らせると、政府に。
これをやろうとしてるんです。
そうじゃないと、さっき見て頂いた通りに、うちの所管じゃありませんみたいな話になるんです。

ヒジカタ:総理大臣にやらせれば良いんじゃないですか。

泉田知事:
で、ここのところはですね、制度上はですね、原子力規制委員会だと思ってます。
条文見て貰った通り、原子力利用の安全確保に関する事を所掌事務に持ち、
勧告権を持ってるんだから、ここはやらないといけないと。
ただここがですね、どういう経緯で人選をしてもらって、
任命される時に、時の政府とどういう約束があったかよく分かりませんが、
いかに責任を小さくするかっていう形で動いてるようにしか見えないと。
で、普通は選挙で選ばれた政治家であれば、これ相当世論も気にして、
責任をじゃあ持ってやらないといけないという気持ちになるんですけども、
身分保障があるんですよね、五年間の。
だから、選挙の洗礼もない中で、且つですね、政治的責任も負わない体制で、
実は権限持っちゃってると、いう中で、政治責任を持つ主体が明らかでないという問題なんで、
誰がリーダーシップ取るべきなのかと、まぁ言われる通り総理という事かもしれません。
ただ、この制度作ったのはですね、時の菅さんが過剰に政治介入したせいじゃないかっていう事で、
政治から遮断する為に作った制度っていう側面もあって、
少し宙ぶらりんになってるのかなぁという事ですんで、もう一回仕切り直してですね、
政府全体で責任を決めるという事は、私、必要なんじゃないかなと思ってます。

川村:はい、どうぞ。

シムラ:
朝日新聞OBのシムラと申します。
確かあの柏崎刈羽の原発の中に、地震以降ですね、2007年以降、
動いてない原発は沢山あると思うんですね。

泉田知事:はい、はい、はい、三つ。

シムラ:
それで、何故動いてないのか、それ東京電力が明らかにしてないので、
我々も分かんないんですが、にも拘わらず、また動かすという事はですね、
地震でもって相当ダメージを受けてる原発があるわけですよね。
そこで非常に東京電力の言ってる事は、矛盾していると思うんで、
その辺は知事、どういうふうに把握されてんですか。

泉田知事:
3基動かしてません
理由はですね、安全協定に基づいて運転停止要請掛けてるからです。
これ、二つハードルがあってですね、消防法に基づく使用禁止命令が柏崎市消防から出てます。
それと、新潟県、柏崎市、刈羽村の三つからですね、了解しないものについては、
運転をしないでくださいねという安全協定上の制限を掛けてるっていう事なんです。
で、実は1号機ずつ審査をして、チェックしてました。
で、全部動く前に、また東日本大震災が来たんで、消防法上の制約と安全規定上のですね、
制限で動いていないという事です。

川村:
宜しいでしょうか。後ろの方もどうぞ、質問をして頂きたいと思いますけれども、どうぞ、次の質問。

フジサキ:
すみません、朝日新聞の記者のフジサキと申します。
先ほどの特派員協会でのご発言の真意について、確認をさせて頂きたい点があるんですけれども、
先ほど国が前面に出る方向性が汚染水で打ち出されているけれども、
これによる影響はっていう質問に対して、知事のほうが汚染水に政府が関わって結果が出れば、
政府と東電に対する信頼は上がると思うというふうに仰って、
まぁ住民に対する、あのー苦しみが下がるのかって事も重要だと思うと仰っていたと思うんですが、
この汚染水対策と今回の柏崎のご判断への影響
政府と東電に対する信頼感っていうのは、何らか影響するものなのかっていう事を
まず一点伺わせて頂きたいと思います。

泉田知事:
はい。今ですね、東京電力の状況どうかっていうと、
嘘を吐かない約束を守る社会的責任を果たす、この三つが出来ていないという状況です。
その例の一つとして、汚染水対応っていうのもあるという事だと思っています。
だから、この会社は本当に原発を運転する資格のある会社なのかという判断の一要素に
当然なり得るという事だと思ってます。
安全を蔑ろにして経営優先する。
先ほど説明したように、フィルタベント外れると生の放射能が出ちゃうじゃないと、
だから、より安全にしてよって言っても、やってくんないわけですよ。
それで安全に運転します、でも頭の中の9割は借金と賠償ですって言われたら、
安心出来ないでしょう。
だから、やっぱりそこは、東京電力の信頼性っていう意味での判断の一つの大きな要素に
なってくるっていう事だと思います。

フジサキ:
もう一点お伺いしたいんです。その時にですね、廣瀬さんと会われる予定があるかどうかっていう
同じ質問に対してですね、知事のほうが、あのー、まぁ、あの技術的なところでの、
どの項目について、最後最終決断するのか、再議がつけばもうお会いしますというような
お話だったかと思うんですけども、その目途というか、いつ頃その最終決断…

泉田知事:
それはね、東電に、東電に聞いて欲しいですよね。
さっきから言ってるように、やり取りして議題を決めてですよ、
で、最後トップ同士でっていう事であれば、話は進むんでしょうけど、
技術論を私と廣瀬さんでやってもしょうがないですよね。
という事で、事務当局同士でやってるわけで、そこがちゃんと噛み合うような形で
議論して貰えれば、早く纏まるんじゃないんでしょうか。

川村:ほかに、いかがでしょうか。はい、どうぞ。

マエダ:
新潟日報のマエダと申します。先ほど、破綻処理をしたほうが良いと仰ってましたけど、東京電力が。

泉田知事:いやいや、そんなこと言ってません。

マエダ:良いと思っていると仰った。

泉田知事:いや、言ってません。

マエダ:さっき仰ってませんでしたかね。

泉田知事:言ってません。

川村:破綻処理も選択肢に入れたらという話…

泉田知事:なり得るかもしれないと考え始めてるって言いました。

マエダ:
あの、破綻処理も選択肢になり得ると考え始めているという事なんですけれども、
破綻処理をすると、そのほうが良いと考える理由を教えて頂きたいんですけども。

泉田知事:
ですから、今の経営陣の頭の中の9割がですね、
借金と賠償っていう事で、安全運転考えるの大変でしょう。
最後事故が起きた場合にどうするかっていうと、経営トップの判断になるのか、
大臣なのか、規制委員長なのか、まだ判然としませんが、
やはり安全運転どうするかっていう事を考えられる会社でなければ、
安心難しいんじゃないですかと。
じゃあ、その体制を作る為にどうしたら良いかという選択肢の一つとして、
破綻処理も選択肢の中に入って来得るんじゃないでしょうかと考え始めてますという意味です。

マエダ:
すると、破綻処理をして、主に経営陣が入れ替わる、刷新するという事が大事だという事でしょうか。

泉田知事:
だから、メカニズムですよね。
破綻処理したあとに、会社一つで行くのか、分離するのかね、発送電分離って話も出てますよね。
賠償会社と分けない理由、色々言ってるみたいですけども、
これ同じ会社でそのまま行くのか、少し部門ごとに分けていくのか、
これは前国会で法案流れちゃったんで、政治のイニシアチブも必要だと思うんですけども、
少なくても安全を考える会社に生まれ変わる為の手法の一つとして、
選択肢に挙がり得るんじゃないかっていう事を申し上げてます。

マエダ:分かりました。有難うございます。

川村:
ほかにいかがでしょうか。それではもう一点私のほうから恐縮ですけれども、
先ほど原子力規制委員長の田中委員長との、まぁ今後の対応について、
お話を一緒に二人でするような事を考えておられるのかどうか、その辺はいかがでしょうか。

泉田知事:
うーん、あの、田中委員長が会ってくれないわけです。
で、なんで会ってくれないのかっていうと、実は質問を出してまして、
今回の規制基準ていうのは、福島の検証と総括してないんです。
だから、2号機がなんで格納容器破壊に至ったのかっていうのも説明出来ないでしょう。
それから、1号機も何故24時間で爆発しないといけなかったのかっていう事も説明出来ない。
で、事故率もですね、メルトダウンが1万年に一回
それから大量放射能放出が10万年に一回とかって、計算してるらしいんですけども、
そもそも検証しないで、なんでそんなもんが計算出来るんですかと。
で、一番聞きたいのはですね、住民の命を守るという運用をする気があるか
いうとこ聞きたいんです。
先ほど見て頂いた通り、原子力規制委員会は、勧告権を持つ原子力利用の安全確保を
任務としてるわけです。
なのに、これは基準対象外っていう形で取り合わないのかと。
その辺の基本的な考え方をお聞きをしたいっていって質問投げてます。
答えらんないから会ってくんないんじゃないかっていう疑いを持たざるを得ないと。
記者さんたちは、私と違って会えますんで、田中委員長に、是非聞いてみて頂きたいんですよ。
何故ね、住民の安全を確保するっていう形で、原子力規制委員会、前に出ようとしないのか。
とにかく私は会ってその基本的な考え方、運営の方針、是非お聞きをしたいというふうに思っています。

川村:分かりました。えー、はい、どうぞ。

ワカバヤシ:
河北新報、ワカバヤシと申します。
ちょっと今のに関連しまして、今日ですね、福島県の佐藤雄平知事と田中委員長、
会談したわけなんですけれども、それで今日どこかでお答えになられているかと思いますが、
泉田知事の面会には応じず、今日福島の知事と会ったっていう事に対する受け止め
お聞かせ頂きたいんですが。

泉田知事:
実は、茨城県の橋本知事にも会ってるんですよね。
福島県でいうと、副知事にももう会ってるんです。
したがってですね、会わない理由って一体何だろうなぁっと考えると、
今ほど申し上げた通り、質問投げてますから、答えらんないんで、
会わないのかなぁっていうふうに感想を持たざるを得ないっていうのが今のところ、現状ですよね。
宜しいでしょうか。

川村:えー、その、あっ、どうぞ。

ヒジカタ:
再度、すみません、個人のヒジカタですけども、国会事故調なくなっちゃったわけですが、
あの委員がもう一度検証したいというお話があるわけですよね。
結局、取り合わないで終わっちゃうんだろうと思うんですが、
なんか、サポートするアレはありませんか。
その知事の立場として、本当に検証するなら、やっぱり国会事故調で、一応そのね、
超党派でやれる場ってのは、そこしかないじゃないですか、っていうような事はありませんか。

泉田知事:
はい。
実はですね、新潟県にも技術委員会ってありまして、ここでですね、検証お願いをしています。
ここは、こっから先は多分、世論の力が大きくなるかどうかっていう事なんでしょうけど、
疑問点ていうのが出て来てるわけです。
例えば、規制委員会にぶつけてるのは、泉田新潟県知事という名前では出してますが、
私が全部考えてるわけじゃなくって、県の技術委員会の先生方が、
これとこれとこれ変だよねっていうところを纏めて、
私の名前で出してるだけという事なもんですから、それちゃんとやろうよと。
せめて日本は文明国として、自分が起こした事故については、
こういう原因で事故が起きたけど、こういう対策を取ったんで、同じ過ちは繰り返しませんと。
説明出来るぐらいやりましょうよと、いう事になればですね、
技術委員会から要請を掛けて、出席せざるを得なくなるという事ではないかと思っています。
で、新潟県だけでやってるのは拙いっていうふうに規制委員会が考えてくれれば、
本来、規制委員会がやれば良いんですよね、総括、検証の続きと。
そして、これは次の世代に渡すというか、世代まで行くかどうか分からないんですけども、
世界で450基を超える原発が動いてるわけですから、
同じような事にならないように、これはもう教訓としてですね、
世界に還元するっていう事、私必要だと思います。
それ、やるべきだと思っています。
因みにですね、1万年に一回メルトダウンっていう計算すると、
100基原発があれば、100年に一回事故が起きるって事なんですよ。
でも、400基以上あるでしょ。
という事は、25年に一回起きるって事になるんですよね。
それって冷静に考えると、スリーマイルがあって、チェルノブイリがあって、福島があってって、
なんかちょうど良い間隔で起きてるよねっていうぐらい起きてるわけです。
で、その度にこの地球環境を汚してきてるわけですよ。
60年代の核実験をやって、放射能を撒き散らし
やっぱり拙いよねという事になって、
で、また今度はチェルノブイリで放射能を撒き散らし
で、チェルノブイリで放射能を撒き散らしたあとは、これは世界が変わったと思ってます。
皆さんご存じの通り、ヨーロッパの戦略核削減交渉が起きたのは、
ゴルバチョフ当時書記長が、このチェルノブイリ原発の事故収束に、物凄く多額のお金が掛かると。
こんなもんで核戦争をやったら、人類全体が破産してしまうぐらいの感覚に囚われて、
だから、核兵器を削減するっていう事をやらないといかんと。
チェルノブイリの教訓が、欧州戦略核兵器削減交渉に結びついたと、
いう事になってるわけですから、やっぱりですね、もう一回事故が起きたら、
どれだけのダメージを地球環境と人類に与えるのかと考えれば、
この福島の事故で放射能を撒き散らして、世界にご迷惑を掛けた日本は、
少なくても教訓を残すという事をやるべきである。
これは是非、世論として盛り上がって欲しいなと期待をしています。

ヒジカタ:
メルトダウンじゃ、メルトスルーでやるから汚染水が危ないんちゃうの。
メルトダウンって言葉で抑えてるって事もおかしいんだ、大体。

泉田知事:まぁ、そういう可能性もありますね。はい。

川村:はい、どうぞ。

キタジマ:
福井新聞のキタジマと申します。どうも。
立地自治体を抱えるマスメディアとしてですね、非常に知事の切実といいますか、
あのー、リアリティのあるお言葉を色々お聞きしました。
非常にあの、そこについては、共感するんですけれども、
やっぱりこの福井県のですね、国に対して、また規制委員会に対して、
色々クレームを付けるようにしてですね、要請なり、苦言を呈すなり、提言をしてるんですが、
それできちっと答えて来ない。
つまり、どこに誰が責任を持って、何をやるのか、そういった方法論がですね、
しっかり、こう出て来てないわけですね。
で、そういう中で、3.11の事故の収束が出来てない。
そして、色んな問題がまた噴き出している。
そこの、これからのその安全に対するストーリーがまだ出来ていない中で、
福井県なら福井県、また新潟県なら新潟県が一つ一つの原発についてですね、
リアリティを持って色んな事をやっておられる。
そういった事は、いわゆる推進とかですね、反対を越えて、
一番必要な立地自治体の役割であるというふうに考えます。
そういった中でですね、今はっきりその自治体の問いに対して答えられない規制委、
または国がある限りはですね、また電力会社が頼りない限りは、再稼働、
全体の話でアレですけども、再稼働はすべき状況にないというふうにお考えになるのかどうかと。

もう一点だけ聞かせて下さい。
今マスメディアがですね、今、日本記者クラブ、個人の会員も沢山おられますけども、
どう見てもですね、二項対立に陥っている、特に大手紙、またブロック紙があるように見受けられます。
その中に、狭間にあってですね、地方紙っていうのは、
意外とその先ほどから言ってるリアリティを持ってですね、取り組んでいる、
そこには二項対立は全くない、賛成でも推進でもない、あ、反対でもないような状況の中でですね、
現実に向き合ってるわけなんですね。
これに対して、知事の目線から見た場合に、日本のマスメディアをどのように捉えておられるか。
これを率直な考えをお聞きしたいと思います。

泉田知事:
まず一つ目の質問ですけども、今やらないといけないのは、
やはり、例えば私よく例に出すのが、最先端の技術を用いて複雑な組織の中で、
多くの人数が関わる現代の技術って何っていうと、原発もそうなんですが、
同時に宇宙開発もありますよね。
で、宇宙開発を進める時にどう進めていったのかと。
で、アメリカのスペースシャトル計画が一番分かり易いと思うんですが、大きな事故がありました。
チャレンジャーの爆発事故。
コロンビアの空中分解事故。
この時は、原因を明らかにして対策を取って、そして社会としてコンセンサスを作って、
前に進むっていう事をやったわけですよね。
チャレンジャー号でいえば、気温が氷点下になったにも拘わらず、
警告が出ていたにも拘わらず、Oリングに問題を抱えながら飛ばしちゃったと。
結果としてガスが漏れて、そこに引火してですね、メインタンク爆発さしたと。
だから、気温が上がってからやりましょうねとか、
それから、組織でも伝達が上手くいくようにって、NASAの長官も替えた上で組織を変えてですね、
で、社会の合意で我々は前に進むと、大統領が宣言して行ったわけです。
ちゃんと原因と対策と社会コンセンサス、これ綺麗に踏んで次行ったわけですよ。
じゃあ、コロンビアの場合どうだったかというとですね、これも同じでして、
断熱材が剥げ落ちて、羽に当たって穴が空きましたと。
あんな軽いもんで壊れるのかって、みんな言ってたのを彼らは実証実験までやってるわけです。
700kmで羽に当たったっていうんで、実際に700kmで真空に近いところで断熱材、
発泡スチロールみたいなのぶっつけたら、50cmくらいの穴が空いてですね、
ここからイオン化した空気が入って、熱で壊れて分解しましたという事を国民に見せたわけです。
だから、同じ事が起きないように、カメラでチェックをし、
更に耐熱タイルが剥げたところがないかっていうのを宇宙ステーションで裏側までチェックしてですね、
同じ事故を起こさないようにするという対策を取って、
それでも前に進みますかというコンセンサスを作った上で、了解して次のステップ行ったわけです。
ただ、リスクを避ける為にスペースシャトル計画はこれぐらいで打ち止めと
いう事にしたんだという事だと思います。

日本はですね、敗戦の時もそうでしたけど、一億総懺悔
誰が責任取って、何が悪かったかっていうのを決めずにですね、
みんな悪かったですねって言って進もうとすると。
だから同じ事を起こすわけですよね。
それじゃあやっぱり駄目なわけで、2号機はなんで格納容器壊しちゃったんですかと。
1号機はなんで24時間で爆発しちゃったんですか。
3号機はですね、なんで、この線量が高い中で、ちょっとSR弁の問題があるんですけど、
SR弁が、つまり原子炉の減圧に失敗したんでしょうかという事を分かるようにした上で、
だから、それに対してこう対策を取りましたと、
皆さんどうしますかっていう問い掛けがあって、
初めて次にどうするか決められるんじゃないでしょうか。
だから、そういう意味で、検証とですね、総括社会的コンセンサスどう作るかという中で
議論すべき問題というふうに思っています。

で、これマスメディアの問題について、ここで喋って良いのか、若干あるんですが、
私実はですね、地震の直後からCNN、BBCは見てました
皆さん方もお感じになってると思いますけど、凄く落差あったわけですよね。
でも、もうここまで来て二年経ったんですから、もう一回ね、
一億総懺悔みたいな事じゃなくて、何が問題だったのかと。
東電は何故二カ月もメルトダウン、メルトスルーね、隠し続けたんだと、
いう事を明らかにして、それに対してこういう対策を取りましたと
いう事も調査報道もしてっても良いんじゃないですかねぇ。

とにかく今ですね、私感じるのはですね、一番まぁ大変なのは、普通の政策だと論点を挙げると
その論点についてどうかっていう政策議論になるんですけど、
何故かこの原発だけはですね、「泉田知事が怒った」とかですね、そういう話ばっかりで、
じゃあ何に対して心配してるんですかっていう事が伝わらないという状況になっているというんで、
不思議だなぁという感覚を持ちながら見ています。

川村:じゃあ、最後の一問にしたいと思います。一番後ろの方どうぞ。

アベ:
経済ジャーナリストのアベと申します。
僕は経済部でずっと取材して来ましてですね、僕は柏崎原発のですね、
このままずっとですね、あのー、稼働しないというのは、非常に日本の経済においてですね、
勿体ないと思うんですよね。
福島は確かに今問題で動かせませんけども、柏崎は僕自身は早くやって、電力代も安くしたいですねぇ。
色々な産業用の電力だって安くなるべきだと思うんで。
で、質問です。
知事の在任中は、絶対じゃあ柏崎刈羽は動かさないという事で良いんですか、それは。
それを答えて下さい。

泉田知事:
はい。今ほどご説明をした通りなんですけども、やはり、これだけの大きな事故を経験をし、
そして、柏崎刈羽の今のオペレーターは、東京電力。
事故当事者という事になっています。
一億総懺悔、みんな悪かったよねという事で、果たして世界に対して教訓が発信出来るのかどうかと、
いう事を考えると、やはりこれは福島の原発事故のですね、
これは検証と、そして総括をした上で、対策を講じ、そしてどうするかって議論する順番、
これが必要だというふうに考えています。

アベ:在任中は動かさないっていう事ですね。

泉田知事:今ほど申し上げた通りです。

川村:
時間も過ぎていますので、これで今日の泉田知事の会見と質疑応答を終わらせて頂きますが、
今日、泉田知事が当記者クラブに記帳された言葉は「感謝」という意味です。
で、この言葉の書かれた意味を泉田知事に最後にお伺いをして、
次の会見にまた来て頂きたいと思います。どうぞ、泉田知事。

泉田知事:
本当に大勢の皆さんのお陰を持ちまして、私も今の仕事をさして頂いてます。
一般人で居る時と、知事で居る時と接する情報、少し違うところがあるのかもしれません。
でもですね、仕事をさして頂いてる以上、自分のミッションという事はですね、
しっかり達成をしていきたいというふうに思っています。
そして、今のような仕事をさして頂いている皆さま方全ての人に
感謝の気持ちを持って仕事をしたいと思いますし、
それから、今日ほんとにこの遅い時間なんですが、大勢の人にお集まりを頂けました。
私の話を聴いて頂いたという事にもですね、深い感謝の念を表明をしたいという気持ちでですね、
これ「感謝」と書かして頂きました。

私よく言われるのはですね、「泉田さんの言う事は二年経つと分かる」
言われる事よくあるんですけども、
自分の保身と、それから良心に反する事、どうするのかと。
これ比べた時にですね、やっぱり保身優先するっていうのはやめようよなぁっていう事を誓ってですね、
知事選に立候補した事を思い出しています。
その時に支えてくれたほんと大勢の人の顔も浮かぶんですが、
本人にとってはデメリットかもしれませんけど、その感謝の気持ちを忘れずにですね、
自分の任務、これはですね、しっかりとやっていきたいなというつもりで書かして頂きました。
以上です。

川村:どうも本日は有難うございました。

泉田知事:どうも有難うございました。




以上です。


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