2014-06-07

2014.05.30(金)片山さつき『鼻血急増』データなし


5/30(金)「美味しんぼ」騒動 「鼻血急増」データなし 自民・片山氏、風評被害払拭へ
を報道で知り、その後、
『鼻血急増』データなし!!福島・相馬地方住民アンケート 『美味しんぼ』騒動 に続き、
 自民党環境部会における福島県相馬郡医師会の原発前後の鼻血症状説明全容ノーカット放映
自民党・片山さつき議員がOfficial Blogにてアップした事をツイート。
https://twitter.com/katayama_s/status/472305796089274368

https://twitter.com/katayama_s/status/472366063976345600


以下、文字にしました。(聞き取れない部分、聞き間違い等はご指摘願います)

「コトの本質はこれだ」!!
自民党環境部会における福島県相馬郡医師会の原発前後の鼻血症状説明全容ノーカット放映!

片山さつき:
環境部会を始めさせていただきたいと思います。
先週、先々週から懸案になっております福島における健康に関する、いわゆる風評被害というか、
不安問題をこの部会として、いかに解消していくかというお話でございます。
この福島の鼻血を中心とする健康不安風評問題につきましては、
安倍総理が現地に行かれたあとに、直接部会長の私のほうにお電話もいただきまして、
この際、これを良い機会として徹底的に事実を調べて、
それがどういうもんでもきっちりと公表していくと、その事によって積極的な情報戦略を展開して、
結果として風評を払拭していくと。
その事が大事ではないかというご示唆を総理ご自身も現地に入られて、強く持たれたようでございます。
勿論、政府のほうでも復興庁を中心に、全分野の風評被害対策を取り組んでおりますが、
あの『美味しんぼ』という漫画では、主に健康被害が大きなテーマとなって、
あれだけの注目を集め、実際にキャンセルなど福島には大きな被害が残りました。

漫画自体は、小学館のああいった対応によって、休止にはなっておりますが、
その失われた逸失利益というのは全く戻ってはおりません。
ですから今後の事を考えますと、正確な情報を次々自民党としても調査をお願いして、
出していくしかないという事で、本日は相馬郡の医師会を代表して大町病院の猪又医院長に
来ていただきましたので、その初めて国会、まさに初めてこのようなテーマを掲げて、
情報を実際に、現地に全部アンケートで調査を行って、文章データを取っていただいて、
本当に地震の、原発由来の前後で鼻血が増えたような事があるのかという事を
生数字と現地の医師の勘案を持って、今日徹底的に検証していただくという事になりましたので、
どうぞ宜しくお願い致したいと思います。
まず、お手元にこの地図がございますが、これは2013年の11月19日時点ではございますが、

地上1mの高さの空間線量率で色分けのしてある福島県の沿岸地域の地図でございまして、
この内、点線で囲ってある部分が今回調査した旧相馬郡、相馬市、南相馬市、新地、飯舘でございまして、
こちらを全部カバーしてらっしゃるのは、相馬郡の医師会でございます。
この地域を選びましたのは、ここよりも内側の地域の方は、これは避難地域で殆ど住んで居られません。
ですから、この三年間この地域に住んでいらっしゃって、診療所や病院に行かれて、
鼻血の症状を訴えるなり何なりと、そういう調査が可能な地域としては、
ここが一番精度が高いというのは客観的に言えますので、お願いをした次第でございます。
それでは、早速お手元の資料に従いまして、大町病院の猪又医院長からご報告をお願いしたいと思います。


猪又義光院長:
私は、福島県南相馬市の社団法人、医院長やっております大町病院の猪又義光でございます。
この度、片山先生からのご依頼を受けまして、急遽、鼻血、緊急時を知った問題であるという認識の下、
医師会の有志、皆さんの協力を得まして何とかデータに纏める事が出来た次第でございます。
お手元の資料の4枚目、右下に2と書いてあるグラフを見ていただければと思います。

相馬地方の鼻出血実態調査、平成22年~平成25年度、
ここに書いてございますのが、20km~30kmの桃色の地域ですけど、
それは避難準備区域という制度でチェックをしていただいた地域でございますが、
私の病院は、福島第一原発から25kmの所にございます。
それから、相馬公立病院は原発から45kmの地点にございます。
その中の医療機関といいますのは、お手元の資料、今度は2ページ…、すみません2枚目ですね。
2枚目をご覧いただきたいと思います。

全医療機関は、66件なんでございまけれども、回答数が52、79%。

これ少しパーセントが低いんじゃないかな、8割は行くんじゃないかなと思った時期もございましたですけど、
何しろ震災、それから避難、それから先生自身も避難している人たち沢山ございまして、
結局分からない面もございましたが、結局8割近くの回答をいただいたわけでございます。
それで、調査内容と致しましては、一般の医療に従事している先生方には、調査内容として(1)

東京電力福島第一原子力発電所事故後、事故前と比較して鼻出血での受診者は増えましたか、
若しくは、鼻出血の頻度が増えましたかというような質問が(1)でやっております。
2番目で、「はい」と答えた人たちに、その人数を記入してくださいと。
で、3番目として、「はい」と答えたより、これ非常に問題になるんですけれども、
「血小板減少性の紫斑病」ですね、と診断された方は居ますかという回答に対して、
この三つでやっております。
それからもう一つ、自治体の各市町村健康審査担当課保健センターなどに対しても
アンケートを実施しております。
調査内容は、3枚目にございます。

それを見ていただければ分かると思いますが、こういうような方法でアンケートを実施致しました。


それで今回まず、結果から申し上げたいと思っております。
調査内容の先ほどの(1)で実施をした所で、まず事故前と比較して鼻出血での受診者は増えましたか、
若しくは、鼻出血の頻度が増えましたかという質問に関しては、
全施設数が52、その内の49が「いいえ」、そして3名が「はい」て答えです。

その詳しい事を「はい」と答えた、そのどうなのかという…、これはページに載っております。


問題なんですけども、(3)で、(1)で「はい」と答えた施設の内に、「血小板減少性の紫斑病」
これ非常に問題になる疾患ではございますけども、幸いにしてゼロでございました。
「はい」と答えた施設の、実は聞き取り調査致しました。

さっきのでございますけれども、1番の内科医に書いてる。
全員共通しているところは、受診者総数がちょっと未記入不明なんです。
やはり色々聞きますと、震災のゴタゴタで従業員が全部避難したとか、
そういう事で、ちゃんとする暇もあんまりない。
それから被ってる一つ一つマニュアルで、調査しなきゃならないって言ってたんで、
五日間だったんですけど、根を上げた施設が沢山ございました。
その中で、この「はい」という、それが異常的に鼻出血にはいたたら…、あー、かにしておきましょうか
っていうような感覚だったと思うんですけれども、
まず、(1)の中、ちょっと見てみますと、平成22年度、平成24年度、平成25年度はゼロ
誰も居なかった。
で、平成23年度のみ一人
これもちょっとアレなんですけれども、鼻出血症状を訴え、気になる程度で耳鼻科を紹介、
それは耳鼻科からの調べに入っておりますけども、
これはトクセツ放射線障害によるような鼻出血の原因ではなかったという事ですね。
2番でですね、年度毎の鼻出血の人数は不明。
要するに、あの〓?〓あのあまりにもちょっと〓?〓
以前はなかったのに、事故後鼻出血の頻度が増えた、との訴えで、
これは実はその今、片山先生からお話あった『美味しんぼ』の報道等がございましてから、
これ一名居たという、それ一応経過報告です。
でも検診もずっと受けておりまして、検査上はもう血液データ等全然異常ありません。
そういう事で、まず安心した次第です。
それから  3番目の耳鼻科、これはクリニックです。
クリニック専門を、耳鼻科専門にやってらっしゃる先生なんですけども、
年度毎の鼻出血の人数は不明。
よく分からないって言うんですねぇ。
受診者数は事故前の7割に減少して、年齢構成がかなり変化したと。
事故前は、9歳未満の子供が受診者の半数以上を占めていたが、事故後は1~2割に減った
鼻出血について、正確な件数は発表していないが、若干増えているように思う。
これもですねぇ、この先生の印象はですね。
子供に代わって高齢者の受診が増えた為と考える
その通りなんです、これあとでもう一度説明しますが、病院での患者ですがこの通りなんですね。
そもそも鼻出血は、幼少児と年配の人に多い
また、出血部位が幼少児はキーゼルバッハ部位、云々てこう専門的な事を書いてございますけれども、
高齢の方は、抗凝固剤ですね、俗に言えば血液をサラサラにする薬というのを
服用している方が非常に多いんです。
そういう事も関係してるんではないかという事でございます。
まぁ、それ以外に、とある施設から上記以外の回答っていう、機関からちょっとコメントいただいております。
長引く避難生活や環境の変化での疲労、高血圧症の増加等での鼻出血
アレルギー性鼻炎、花粉症に伴い、鼻出血がみられる事があるが、一過性で治療により改善。
事故前と変化がなし。
これはこの機関の印象でございました。

それと今度はですね、3枚目の自治体各市町村の健康審査担当課のデータを
ご覧になっていただきたいと思うんです。
これはもう結論から言いますと、健康診査を受けた方の内、東京電力福島第一原子力発電所事故後、
事故前と比較して、鼻出血が多くなったから、鼻血が出るようになったっていう症状を
訴えた方が居りましたでしょうかという事で、4市町村、相馬市、南相馬市、新地町、飯舘村で、
全て「そんな事ありません」ていう回答でございました。


万が一、(2)で「はい」と答えた内の「血小板減少性紫斑病」、診断の方は勿論居ないという事ですね。
そして、参考として一番下に、相馬地方の人口の動態、人数を書いてございますけれども、
南相馬市は非常に増えております。63,686です。
だんだんだんだん戻って来てるという事ですね。


それから、今度はちょっと個別的な、私の南相馬の大町病院、相馬市の公立相馬総合病院
詳しいちょっと分かり易い図をご紹介したいと思います。
これ一番下に2と書いてある4枚目になります。


大町病院での総受診者と鼻出血の人数、及びそのパーセントを出しておりまして、
22年度というのは、震災前でございます。
これで総受診者数6,780名、その内の鼻出血は29名
23年以降は、震災後になります。
震災前のパーセントは0.42%です。
震災後は、0.25%~0.46%、三年間です。
これ、数点書き直しを入れりゃ、もう殆ど有意誤差ございません。
まるで変化がないというデータでございます。
とにかくあのー鼻出血した人らの詳しいデータを個人別に当たって集計したのは4。
右下に4て書いてある、ご参考に。
あと、受診者の出身地がどこに住んでたかっていう事なんですけど、大町病院、南相馬にございますんで、
南相馬出身の患者さんが圧倒的に多いという事が言えます。

それから相馬市の患者さんも少し来ております。
特徴的なのは、飯舘村ですねぇ。
飯舘村が入ってるのは、震災後殆どゼロになりました。
飯舘村の方は、色々色々避難なさって、遠い所まで行ってらっしゃるんで、
地元の病院にかかるというような状況ではなかったんだうと思います。

それから、年齢別で見てみますと殆ど変化はございませんが、
特徴的なのは、41歳~50歳の年齢の方の受診が鼻出血で増えているという事です。

これは、実は公立相馬病院の鼻出血の年齢のアナライズでも同じ事が言えてるんですねぇ。
一番最後の4ページの…
傾向が出ております、男性で、4~50歳の方の鼻出血が震災前より。
これは色々考えましたですが、あくまでもアスピレーションではございますけれども、
やはり色々の、色々復興作業に従事する方々の全国から集まっております現象ですね。
そういう方がやはり働き盛りの方々が住居して、
やはり地元の医療機関に受診してるんであろうという事でございます。
まぁ、そういう事で個別的なアナライズをしましたが、相馬公立病院の耳鼻咽喉科からの今度のデータを
ちょっとご説明申し上げます。
6と書いてありますページをちょっとご覧になってみてください。

これが分かり易いように新患患者数の鼻出血症の月別の推移というのが書いてございます。
これで結果は全体的に明らかな増加傾向は見られない
季節的な変動がございます。ここに書いてあります。
乾燥する季節とか、或いはインフルエンザが流行ってる。
或いは花粉症、云々とって必ず例年鼻出血が合併すると患者さんグッと増えます。
そういう事言ってるわけですね。
で、相馬公立でも居住地別で圧倒的に相馬市が多いと、あまり従前変わっていないんではないかと、
いうようなデータが出ております。
相馬公立の病院の耳鼻科の、耳鼻科専門ですね、専門医のコメントでございますが、
居住地毎の分類では、当科受診患者の間では、
震災後に特に鼻出血が増加した地域はないと言っております。

2、年齢による検討では、特に高齢者層56歳以上において増加の傾向にあり、
一方若年層では、特に増加はない
3、男女比による検討では、明らかに男性のほうが増加している。
女性の変動はみられなかった。
先生の考察でございますが、鼻出血が増加したのは「高齢者層の男性」
ストレスや血圧の影響が強いのではと考える
その他、感冒や乾燥、花粉症など時期的な影響も無視出来ないと考えられます。
ここにちょっと〔 〕して書いてあるんですけど、「放射線微粒子」が作用したとすれば
他の年齢層、そして女性も当然影響が出るように思われますが、
それに関するデータでございましたという。
また、倦怠感ですね、についても「当地域ではめまい、メニエール病症例が増えている」
という事について、緊張感の亢進・持続による影響が強いのではというふうに
考えられたという考察が書いてあります。
まっ、相馬市がこういうデータです。
南相馬市の私の病院も殆ど色々患者さんお出でになっていただいておりますけれども、
震災前と震災後では、三年間有意の差はなかったというのが結論でございます。


―記者会見

Q:どのような形で?

片山:
いやもう昨日、もうもう何回か総理には今日出しますよという事をそのブリーフしてありますので、
データ自体は皆さまと同時に公表という事で、もう直ぐ届け出しまいます。
官房長官官邸のほうにも。
政調会長のほうにもお届けして、まぁあの、これにもう少し足した形でですね、
こういう風評被害にデータを取ったところ、理由はなかったっていう事を
広報のほうから流していただこうと思っております。

Q:党の広報?

片山:
とりあえず党の広報ですし、今日の事は環境省とも内々相談済みでやってますので、
環境省からやるか、復興庁からやるかは知りませんが、これに少し付けた形で、
少なくとも、あの漫画に書いてあったように、ここの、ここら辺りには鼻血が止まらない人が
沢山居ると仰るんであれば、我々が調べた限り、その事実はありませんから、
仰った方は反証を出していただきたいっていう事は、もう言えますので、
そのようにしたいと思います。

Q:官邸にも今日渡す?

片山:ああ、そうです、はい、ええ。

Q:県全体にも広げたいって…?

片山:
はい、実はね、これもう来月になってやっても、皆さんが書いてくれないと思ったんです。
今日がギリギリですよ。
まぁ拉致の話はあるけど、まぁ一応月内に、あれだけ話題になった事だから
報じたところは責任がありますのでね、我々はそれに対して、反証を言ってるわけだから。
片っ方だけ取上げて、片方だけ取上げないっていうのはマスコミルール的にないので。
そうすると、福島県全体だって、やっぱりね、二週間ぐらい掛かるんですよ。
それーを一回目にすると、はっきりいってどこもちゃんと報じてくれないですから、
ここにしたんで、福島県全体を取る事については全く何の問題もないので、お願いをしております。

で、そのー問題として難しいんじゃないかと思われたのは、
そのコンピューター化されてる診療情報がもっと少ないと思ってたら、
あのー病院と名の付くところは殆どコンピューター化されてたので、全て取る事が出来たのと、
この2市1町1村の健康診断データも全部きちっと確立した記録になってたって事なんですね。
そこで鼻血症状を訴えた人が居なかったという事は大きいんです。
何故かと申しますと、これだけの事があったあと、みんな健康診断を応じてくださいよと言って、
いらっしゃる方はみんな行ってるわけでしょう。
自分で、鼻血でおかしいと思ったら、それを仰らないって方が居ますかねぇ
しかも、匿名ですから。
それを仰ってないって事は、ないって事ですよねぇ。
よく「それは言えないんだ」とか言いますが、これ匿名ですから。
で、これで2市1町1村については、このデータについて責任を持ちますから。
じゃあ違いますと言って、そのビッグコミックや雁屋さんや、或いは井戸川町長が持って来たら
じゃ、うちのデータはこうなんですけどっていう争いが出来ますから。
そうじゃないとも言った者勝ちの、まぁ言い逃げになってしまうので、
全く前向きの議論が出来ないっていう事です。

Q:
まず、相馬郡医師会のほうに、調査を依頼されたというのは、相馬郡が住民が残ってらっしゃって、
且つ原発に一番近い地域という事に?

片山:
そうですねぇ。
はい、あの双葉、大熊については、医師会がこういう事を出来る状態
そもそもないんで、双葉郡について
あとは、そのーどの状態で逃げてらっしゃるかっていう事が非常に違うので、
そのあとは、全く遠い所で住まわれていたり、かなりこう広がってしまってますから。
ただ、それもそれで、お願いする意味はあると思ってますので、
どういう事が出来るかは、県や医師会と相談して、〓?〓たいと思っております。

まぁ、受診者数はですね、そのーあの話は変わりますけれども、
あのー大町病院さんを見てもねぇ、全くそのーえーそのー発生比率も含めて、
何ら関連性が出てないという事で、しかもこれは年間7,000人ぐらい来る所ですから、
相馬も合わせたら、1万何千人のデータ取ってますんでね、
これから広げていっても、そう大きな違いはないと思うので、
何故このような都市伝説的な事になってしまったのかと、いうのは非常に残念ですし、
福島選出の議員さんにも、昨日この結果が大体分かってたんで、申し上げましたところ、
もっと早くやっておけば良かったという事は、みんな仰ってました。
ただ、現地にいらっしゃる方は、まさかこんな事をまともに取上げて、
全国的に風評化するところがあると思わなかったと。
実際に、本当に鼻血が止まらない人が続出していたら、大問題になるわけですよ。
鼻血が止まらないって、普通日常生活に支障がありますからね。
鼻血どころで、医者に行くかって言われるかもしれませんけど、
鼻血がボタボタ垂れたままで作業出来ないですから、日常の生活作業が。
それが殆どないのに、なんでああいう事になっちゃったのかというのが、
まぁやはり積極的な情報公開をやったほうが強いのではないかという事ですねぇ。
ですから、倦怠感やメニエールまで、原因がその原発なのかどうなのかっていうのは、
分からないですけどね。
その良い事も悪い事も含めて、もうこれからは全部出してしまったほうが
不安が煽られるような状況ないと思いますね。
それを恐れてた部分が、あの特に民主党政権の時にはあって、
自民党政権になっても何となくそのまま来てしまって、無難な言い訳
無難な対応をしてきた事によって、今回あの環境省や大阪市や幾つかの所には、
原稿の時点であのまま行ってたわけですよ、4月の末に。
その時点で、これをやっていれば、この報道を発表していれば、片っ方は全くないと言ってて、
片っ方はあると言ってるところで、事実を争えますからね。
小学館だって引くわけですよ。
でも、いっぺん出されてしまって、何十万部も売られてしまったんじゃ、やっぱりこちら弱いですよ。
逸失利益の賠償も請求出来ないですよね。
だから、これは企業戦略だったら非常に弱かった。
これからも少し先手でやらなければいけない。

Q:
実際に小学館とか作者の方に、そのデータを持って行かれるとか、
こうだったんですけどって、伝えるような事はなされるんですか?

片山:
あのーこういう結果が出てますという事をその内容証明で、部会として調べましたという事を
小学館にお送りする事は考えても良いと思います。
ただ、あの説明を見てももう少し引いちゃってるんでねぇ。
作者の方自体は、もうその時々書くっていうスタンスの方ですからねぇ。
ただ、データはデータですからね、これは。
それはもう、これからそれを見知って書いていただかないと困るので、
お送りする事はお送りしようかなと。



以上です。

猪又院長が発言されてる資料番号と掲載番号は違いますが、内容を主に掲載しています。
また、動画では「猪俣先生」となってますが、大町病院のホームページ掲載の「猪又」にしました。

片山議員は「来月になってやっても、皆さんが書いてくれない」って事で
わざわざ?広報してるけど、テレビはもうどこも報じてないし、
ネット上でもほぼ沈下状態やのに、5月末までに~ってギリギリアウト?w

片山議員といえば、ネット情報に敏感wなはずやのに?
熊本学園大学の中地重晴教授の論文をスルーするんやろか?
双葉町については医師会がこういう事を出来る状態にない」て発言してるけど、
既に公表されてる資料もしっかり考察すべきでは?
特に『美味しんぼ』をきっかけに、今まで知らんかった人も知ったほど有名やのにな?

もう知らん人は居らんと思うけど、一応・・・

2013.11に学術雑誌に発表した中地重晴教授の論文で
水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染』の18ページに
「双葉町民の健康調査の中間報告」が記されてる。


この調査結果は双葉町も報告を受けてるのに、現町長は知らんかったて言うてるらしいけど、
職員は知ってるやろ?


2012年に特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
福島県双葉町役場 埼玉支所・双葉町民避難所 調査報告書を公表してて、
ここでも井戸川前町長が鼻血が出てる人が居てたと発言してる。
また、12ページに「今後の生活の見通し・国・東京電力に求めたいこと」として
避難住民への聞き取り調査にて

町長は法令通りの当然の発言してるけど、目に見えない事を利用して外野の安全発言や
「自分の身になって」発言しない人が住民を苦しめてる事が分かる。
この調査も中地重晴教授の調査も2012年実施やけど、参考に値すると思うんやけどな?

2011年の福島・郡山調査報告書にも鼻血の事が書かれてる。鼻血云々よりももっと酷いけど・・。




今回の調査は、医療機関の回答率が80%弱で、回答率が高いみたいな表現になってるけど、
受診した住民に対しての数字であって、住民全体の調査にはなってない。
住民全体に対してのアンケート調査でないと実態は分からんやろ。
片山議員は、「匿名ですから」て言うてるけど、受診者に対してのアンケートやからな。

資料にある「平成23年度の相馬地方の人口」が、なんで23年度にしてるか分からんけど、
正しくは平成26年5月1日現在の推計人口数なんで、
23年~25年度の現住人口調査月報は下記の人口になる。


括弧内のパーセンテージは、人口に対しての受診者数。
確かに生活に支障があるほど鼻血ボタボタ出てるなら受診すると思うけど、
放射線に関係なく鼻血そのものは珍しい事ではないから、わざわざ病院に行く人は少ないやろ。

本当の意味で実態調査するなら、受診者やなくて、住民全体を調査せな意味ない。
「争いが出来ますから」って、受診者のみアンケートVS住民全体のアンケートなら負けやなw


それと、民主党政権時代の自民議員の発言についても是非調査してくれw

・2011年12月2日参議院「東日本大震災復興特別委員会」
長谷川岳議員の参考人、宍戸隆子議員の発言

・2012年03月14日参議院「予算委員会」熊谷大議員の質疑 (体調変化については31:50~)

・2012年03月22日参議院「文教科学委員会」で、熊谷大議員の質疑 (体調変化については20:30~)

・2012年04月25日参議院「憲法審査会」山谷えり子議員 井戸川町長の鼻血についての質疑

・2012年06月14日参議院「東日本大震災復興特別委員会」森まさ子議員 法案趣旨説明(1:30~)


5月末までに報道せな!ちゅうスタンスが政治家としてどない?と思う。
「美味しんぼ」 のせいで「キャンセルなど福島には大きな被害」ていうのも、
どこまで調査した?
キャンセルがどれぐらいあって、その理由が「美味しんぼ」かどうかもちゃんと調査すべき。

それと、他人事みたいにさらっと言うてるけど、大問題やろ?

自民党政権になっても何となくそのまま来てしまって、
無難な言い訳無難な対応をしてきた

そのまま来たんかよっw


それから、本人かどうかは確認出来ませんが、環境部会の動画のコメ欄に
@Tooru Ohishi「相馬郡医師会の大石医院」と名乗る方がコメントしてます。





大石医院の「本人や子供や孫から相談は答えるのが大変な程度ありました」を
無視した事について、片山議員は調査し直すべきでは?
「鼻血で受診した人」のみが調査対象にしかなってないのが問題。

福島県では「県民健康調査」を実施してるけど、
これは事故直後から四カ月間の外部被曝線量の推計値を出すための調査。

この回答率も25.9%で、今後もっと増える事はないやろね。
こういうのを提出しても、あくまでも推計線量やから、もっと高い可能性もある。
しかも、線量評価が酷すぎる。


つまり、100mSvを超えないと「放射線による健康被害」と認めてもらえんて事やな。

2012.10に開催された新潟市民主催「第三回 震災がれき焼却学習会」 で
瓦礫焼却と鼻血について発言されてる方も居るんやけど、
瓦礫焼却とは別に、娘さんを新潟に避難させてる福島県の男性が
「長女は震災3日後から3日間鼻血を出しました。今までに見た事のない大量の血でした。
バスタオルが真っ赤になりました。
勿論、放射能との因果関係は分かりません。
しかし、このような経験をした福島県民は沢山居ます
と発言されてる。


因果関係を認めてもらうには、100mSv以上被曝せなあかんのか?




※以下、『美味しんぼ』報道の文字起こし

2014.05.12(月)『美味しんぼ・大阪瓦礫処理について』の3番組まとめ

2014.05.14(水)スーパーニュースアンカー『美味しんぼ』について

2014.05.17(土)たかじん胸いっぱい「美味しんぼ」について

2014.05.18(日)たかじん委員会『美味しんぼ』について

2014.05.17(土)辛坊治郎 ズーム!そこまで言うか!『美味しんぼ・大阪瓦礫受入』について

2014.05.19(月)ぷいぷい『最新号の美味しんぼ』について







0 コメント: