2012-10-25

岩手県の瓦礫処理量について


岩手県の資料を参考に、瓦礫量等を遡って整理してみました。

10/19(金)に環境省より
被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況
災害廃棄物処理の進捗状況と目標達成に向けての方針が更新され、
同日10/19(金)に、大阪市は試験焼却処理説明会のお知らせをした。
11/13(火)19:00~大阪市民限定の住民説明会が開催される。

災害廃棄物処理の進捗状況と目標達成に向けての方針 
6ページの目標達成に向けての今後の方針として、

①当面の取組目標
年内に「今後調整」を解消し、「調整中」の主なものを「調整済」とすることを目指す。
さらに、年度内にはすべて「調整済」とすることを目指す。

③広域処理の推進
現在調整中の案件について年内に必要な試験処理等を実施し、受入を確定することを目指す

と書かれてる。
つまり要調整中の大阪市が該当し、11/13に住民説明会を開催する事によって、
予定どおりの11月末には試験焼却をしてしまおうという、形だけの説明会で強行するつもりやろ。


ちょっと遡って整理すると
5/21に公表された
災害廃棄物推計量の見直し及びこれを踏まえた広域処理の推進についての3ページ
岩手県・宮城県の沿岸市町全体における災害廃棄物推計量↓↓↓

※図1
上記の詳細が↓↓↓ 沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況


次に、6/29に公表された
災害廃棄物の処理の推進に関する関係閣僚会合(第三回)が行われ

災害廃棄物の広域処理の4ページ
6/15時点の「仮置場以降の災害廃棄物処理状況(岩手県)」の下欄に
これは、2012年7月現在として環境省のデータサイトに公表されてた処理能力と同じで、
仮設炉計195t/日と既存炉828t/日で、合計1,023t/日になってた。

その後、8月以降は、2012年10月19日現在としてデータサイトに公表されてる
仮設炉計195t/日と既存炉868t/日で、合計1,063t/日



7/12に改訂された岩手県災害廃棄物処理詳細計画
※図2


この時点(図2)では仮設炉計195t/日は現在と同じやけど、既存炉は915t/日で、合計1,110t/日
県内処理量の柱材・角材174t/日可燃物936t/日、計1,110t/日が
1,023t/日に変更され、8月以降現在1,063t/日。
7/12付で改訂されてるけど、実際には5/21に見直されてからの訂正で
久慈地区、宮古地区(宮古清掃センター)、釜石地区(沿岸南部クリーンセンター)の計118t(117.5)/日と
仮設焼却炉の195t/日はそのままやから、それ以外の施設で47t/日減らしてる事になる。

岩手県の総量可燃物544,500t、柱材、角材166,400t、合計710,900t
現在の1,063t/日で計算すると、一年間で387,995t、二年で775,990t焼却処理可能やから、
広域処理の必要ないと思う。
また、以前、2,343t/日としてた環境省の重複ミスのように、ほんまは1,110t/日の能力やとしたら
一年で405,150t/日として、約一年9カ月で県内処理が可能や。


それから、同じく図2の
その他の項目、広域処理の欄(グリーン色)で
柱材・角材が292t/日、可燃物が75t/日で、計367t/日となってる。
これを一年間の処理にすると、133,955t/年になる。
5/21時点の柱材・角材、可燃物の広域処理対象量が238,000tやから
広域処理は約一年9カ月で完了出来るはず

9/7の当ブログ、岩手県の瓦礫処理能力と進捗状況についてで書いたように、
7/12に改訂された岩手県災害廃棄物処理詳細計画は、
3/31時点での数量を5月に(5月から作成し始めた)作成されたもので、
広域処理量367t/日の各施設が仮に減ったとしても、現在は受入自治体も増えてるから、
25年12月末までには、余裕で処理出来る計算になる。
そやから、今、要調整とかしてる自治体が受入る必要もないはず。
特に、既に試験焼却日が決まった福井県の敦賀市900t、高浜町700t、計1,600tとか、
今のところ未定の三重県の2,000tも全く必要ない。
福井県は、試験焼却のお知らせをホームページにアップして数日後に搬入ていう
10/19の環境省の発表から、あっという間に決まってしもた。


それから、災害廃棄物の処理・処分量についてを追ってみると
8/7公表 
東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表(概要)より

○3県(岩手県、宮城県、福島県)の沿岸37市町村の処理状況(7月末現在)
※図3

上記の詳細↓↓↓


9/7に公表された
被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況より

※図4

10/19に公表された
被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況
災害廃棄物等の処理状況(平成24年9月末現在)


※図5





この災害廃棄物の処理・処分量については、
まず、5/21に公表された図1では、60万tが処理済
8/7公表の7月末現在、図3では、74万t(+14万t)
9/7公表の8月末現在、図4では、81万t(+7万t)
10/19公表の9月末現在、図5では、93万t(+12万t)

7月末から8月末の一カ月で7万t処理になってて、
県内処理1,063t/日やから、31,890t/月として、約38,000tしか広域処理回してない事になる。
8月末から9月末までの一カ月では、12万t処理やから、約88,000tが広域処理量。

環境省のデータの不親切なとこは、ほぼ毎月処理状況出してるわりには、
災害廃棄物の推計量を元にしかしてないとこ。
岩手県の場合は、災害廃棄物の推計量395万tになってて、
例えば、9月末現在(図4)で、災害廃棄物の処理・処分量93万tとしてるけど、
どこがどれだけ処分したかの詳細が出てない事。
8月末から9月末までの一カ月では、12万t処理した計算にはなるけど、
この12万tの処理の内、広域処理の約88,000tが、どの自治体でどれぐらいの量を処理したか。
各自治体の受入状況は発表してるものの予定量しか記載されてない。
12万tという処理した数字が出てくるいう事は、
岩手県内処理の1,063t/日以外の各自治体がどれだけ受入れたかの数字がなかったら
出て来えへんはず。
現在受入中の各施設への搬入量で計算してるんやと思うけど、
実際ある瓦礫量は勿論、処理量も推計量のような気ぃする。

10/19公表

図5の9月末の処理・処分量が分かってるのに、なんで7月末現在を使てるんか分からんけど、
中間目標達成の為に、要調整自治体を強行に試験焼却させてしまえ!なんやろな。

今回は、瓦礫量、県内処理量、広域処理量をあくまでも資料を元に試算してみただけで、
現時点での受入自治体で処理すればええていう意味ではないのでご了承を!

10/16にアップした西日本・瓦礫受入予定してる自治体 その②もご参考に。
そして署名や問い合わせ等、引き続き宜しくお願いします。

また、大阪市会への陳情書もお願いします! 委員会の日程
陳情書の〆切は、10月31日(水)17:30です。

ちなみに、岩手県議会へ届いた陳情書は946件やったそうです。


2012-10-16

西日本・瓦礫受入予定してる自治体 その②


8/26(日)のブログ、西日本・瓦礫受入予定してる自治体のその後って事で、
あんまり変わりないけど整理しとく。

※10/17(水)、一部修正(大阪)・追加(高浜町)しました
※11/2(金)、福井県高浜町と敦賀市の情報追加しました。

西日本で受入予定してる自治体
・福井県 
高浜町は、岩手県大槌町の瓦礫700t予定
試験焼却は9月末予定やったのが↓↓↓

『高浜町では、住民説明会や区長会、町議会などからいただいたご意見を参考に、
一定のご理解がいただけたと判断し、試験焼却の実施を決定致しました。
今後、10月頃以降に試験焼却を実施し、
その結果、問題がなければ本格的な受け入れを行っていきます。
詳細については、決定次第、お知らせします』

という事で、10月頃以降って11月?分かり難い表現やな。
住民説明会は、8/27、8/28、8/31の3回開催した。

野瀬豊町長は8/31の記者会見で
『不安視する声をもらっているが、試験焼却までは進めたい。
不安に対しては少しでも安心できる方策を考えたい。
試験焼却後、分析結果が出るまで2~3週間はかかる。
本格受け入れまでにまだ時間があり、試験後、正式に決めたい。
全ての住民の賛同を得ることは不可能。
既に区長会でも説明しており、一定の理解は得られていると思う』と発言してる。

そして、10/16(火)の報道
高浜町がれき受け入れ 処理、計画通り実施へ 住民団体に回答より
『高浜町で処理する計画の撤回を求め、
舞鶴市など京都府北部と県内住民でつくるグループが提出した要請書について、
同町は15日、計画通り実施すると文書で回答した。
町の担当者は
「一般廃棄物処理のルールに沿っており、町の判断で処理できる。
舞鶴市にも計画を説明した。説明会を開くかどうかは市の判断」と答えた。
今月末から来月初めごろに予定している試験焼却前の土壌調査は行わないとし、
「処理で問題があればすぐに公表する」と述べた』
との事。
住民蔑ろにしてまで受入らなあかん正当な理由は何や?
要請書を提出されてんのに、住民の一定の理解が得られたんか?
一定ちゅう言葉も曖昧やし、一体どんだけの住民に理解を得られたねん?

同じく福井県の
敦賀市は、岩手県大槌町の瓦礫900t予定
災害廃棄物の試験焼却に関する受入基準について

平成24年5月2日会見内容
住民説明会は、5/27、5/29、5/31の3回開催してて、
その後、平成24年9月 - 敦賀市 の8ページ

『本市は岩手県大槌町の廃棄物を受け入れる予定となり、
現在、国、岩手県及び関係団体と広域処理の最終調整を行っております。
今後は、試験焼却を実施し、安全が確認出来れば、
本格的に受け入れていきたいと考えております』としてる。

この「平成24年9月 - 敦賀市」のリンク先は、トップページから検索掛けて出てきたんやけど、
市民へのお知らせとか、市議会だよりとか、色々調べてみたけど
どこからのリンクか、分からんかった。市民なら直ぐ分かるんかな?


9/28(金)時点での広域処理に関する地方自治体の状況の4ページ

「災害廃棄物の受入れについて具体的に調整中又は受入検討中の地方自治体の状況」より
※図1


上記図1の環境省公表の<可燃物及び木くずの広域処理要調整量>では
大槌町の木屑15,000tを
新潟県(6,300)、福井県(1,600)、静岡県(14,600)の3県で調整中となってる。
つまり福井県では、高浜町予定の700t敦賀市予定の900t計1,600t
静岡県には申し訳ないけど、予定量14,600tやから、
コストだけを考えれば、3県が分け合うよりも1県で処理するほうが無駄が省けるはず。
勿論、コスト省けるからと静岡でも焼却すべきでない。
特に、島田市が受入初日の5月23日に、
岩手県の瓦礫からコンクリート片が見つかって中止になってたけど、
今月10/18からまた再開するらしい。混入してた原因は公表されてない。
手選別とか丁寧にしてるとか言うても、あんなデカイ石やから分かっただけで、
小さかったら何が混ざってても分からんやろ。

この3県の調整量を見れば、たった1,600tを受入る事が「支援です」て言われても、
常識的に考えても納得いくはずがない。
大槌町は、4月末に『森の防潮堤』計画に基づき「千年の杜」植樹会も開催されたのに、
その後どう進展してるかの情報もない。
この時の防潮堤は50メートルで、約3,000tの瓦礫を活用したはず。
4年以内に約2km延長を予定してるけど、大槌町の要調整量15,000tを全部使ても250メートルやろ?
丸太とか埋立可能に緩和したものの
細野曰くの有毒物質が含まれてる可燃物は埋立不可能やから活用出来んちゅう
この法律、法律以前にこの理屈はおかしいからな。
埋めたら危険なもんを燃やしてええんか?の回答には誰も正しく発言してへん。
超分かり難いパブコメ募集ばっかりしてんと、こういう廃棄物処理法を改訂せーよ。
防潮堤に活用すれば、3県が受入る必要性もないし。
東北地方沿岸300kmに渡って森の防潮堤計画してるんやから、もっと瓦礫使え!
大槌町の植樹会を開催した横浜ゴム、にも書かれてるように
ここでも大槌町碇川町長は瓦礫は単なる災害廃棄物やないて言うてるし。
長浜環境相の就任後には、岩手県知事との会談で
「建築資材や防砂林・防風林の地盤などに使えるかさまざまな用途を考えたい」言うてる。
実際、大槌町の要調整量15,000tの瓦礫が存在するかどうかも疑問。

長浜 博行 環境大臣に広域処理中止のお願いをしよう!
メール:nagahama@dg8.so-net.jp

・高浜町へのお問い合わせ先
住民課/政策推進室
電話番号0770-72-7703 0770-72-7711
メールアドレス zyumin@town.takahama.fukui.jp   seisaku@town.takahama.fukui.jp

・敦賀市へのご意見
https://www.city.tsuruga.lg.jp/sypher/www/contact/input.jsp

・署名も始まりましたので是非!
高浜町の震災ガレキ受け入れ反対に賛同する署名

敦賀市の震災ガレキ受け入れ反対に賛同する署名

※11/2(金)追加情報
◆10/22(月)高浜町更新 試験焼却実施についてより
大槌町の木材チップ(柱材、角材)3tの試験焼却が11/4(日)に実施される事になった。

◆10/30(火)敦賀市更新 災害廃棄物受入れに係る試験焼却を実施しました
試験焼却の概要より、大槌町の災害廃棄物(柱材、木材、倒木などの木質系チップ約3t)と
敦賀市のゴミを混ぜて焼却(混焼率約6%)が10/26(金)に実施された。



・三重県
東日本大震災により発生した災害廃棄物の受け入れに関する対応
岩手県久慈市の瓦礫2,000t予定
名張市、伊賀市の「伊賀南部環境衛生組合」、多気郡多気町で住民説明会済

10/4(木)の朝日新聞の記事によると「受け入れ容認」65%
説明会は4月11日~10月1日にかけて、町内の全49自治会で実施
参加者は883人で、町内全世帯の18%
アンケートによると
「町内で受け入れを検討すべきだ」または「受け入れを検討しても良い」の回答は計約65%で、
「受け入れるべきではない」は約25%
多気町・久保行男町長は、8/7の環境省からの要請後に反対意見が出るようになったと話し、
「出席率が低いため『これで住民の意向』と決めるのは乱暴だ」として、
アンケートの分析が終わり次第、町議会の全員協議会で意向を確認する方針を示したとの事。

また、10/9(火)の記事「岩手への現地視察会 議会に報告 伊賀市」によると
視察したメンバーへのアンケート結果では
「安全性、必要性、風評被害について参加者から概ね理解が得られた」らしい。
伊賀市の内保博仁市長は
「(名張市と伊賀市の青山地区以外のごみは持ち込まないとする)協定書の内容変更がない限り、
市として容認の態度は取れない」と、以前からの反対姿勢は変わらず。

松阪市の山中光茂市長も反対してたけど、鈴木英敬知事の暴挙の結果でしかない。
伊賀南部環境衛生組合は、名張市と伊賀市以外のごみは搬入しないていう『公害防止協定』を
周辺地区と結んでる事もあって、周辺5地区は反対してる。

10/12(金)、三重県インターネット放送局に掲載された↓↓
9/21(金)三重テレビ放映、県政チャンネル「現場に聞こう(災害廃棄物広域処理)」
風評被害窓口なんか何の効力もない。売れんかったら対策にはならん事が分からんか?
安全を強調しまくる鈴木知事、健康被害が出ても因果関係なして言うんやろな。

久慈市の要調整量4,000tに対し、
秋田県(3,000)、三重県(2,000)の2県で調整中となってる。
これも秋田県には申し訳ないけど、コストだけ考えれば2県が分け合う必要性も合理性もない。
たった2,000tの為に輸送費掛けて処理する事が支援か?
勿論、近隣県やからて秋田県も受入る必要性はない。
要調整量4,000tは生活に支障がない所に置かれてるらしいし、
国が決めた26年3末が問題で、期限以降でも補助金が出るんなら広域処理は必要ないとか、
また、モーニングバードでも岩手県久慈市 生活環境化の夏井正悟課長は
「スピード感だけでなく、コストも考慮」と発言してる。


毎週金曜日に三重県庁前で開催してるデモ情報など、瓦礫受入の現状については、
放射能ええかげんにせん会さんのブログがお薦めです。


・三重県への問い合わせ:三重県環境生活部廃棄物対策局 廃棄物・リサイクル課
電話:059-224-2385/ファックス:059-222-8136/E-mail:haikik@pref.mie.jp



・大阪市
東日本大震災により生じた廃棄物の広域処理関連情報
岩手県宮古地区の瓦礫36,000t予定
6/27、7/2、7/4の3日間は此花区民対象住民説明会 
8/30(木)住民説明会(大阪市在住対象750人)
10/7(日)住民説明会(大阪市在住対象136人)
10/11(木)放射性物質の測定方法に関する実験 ライブ 実験資料

・今後の予定
11月頃 試験焼却
H25年
1月頃 試験焼却結果公表、本格受入れ説明会
2月頃 本格受入れ

宮古地区(田野畑村、岩泉町、宮古市)の58,800t要調整については
9/7に公表された
8月末時点の被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況の別添3で
宮古地区の広域処理必要量80,000tの内、調整済21,200tで、調整中が58,800tとなってる。



広域処理に関する地方自治体の状況、9/20時点までは
※図2

秋田県(4,100)、群馬県(27,800)、石川県(6,000)、大阪府(36,000)で要調整になってたのが
図1の広域処理に関する地方自治体の状況9/28時点で
秋田県(4,100)、群馬県(19,700)、石川県(6,000)、大阪府(36,000)で、
群馬県27,800t⇒19,700tに変更され、8,100tが減ってる。
この8,100tは、
既に宮古地区の瓦礫を受入中の吾妻東部衛生センター以外に
9/27(木)より、桐生市が本格受入を開始した、H24年度末までの処理予定が8,100tやから。
桐生市は、10月より、日最大70t(5日/週)、年間最大16,000t処理予定としてるから、
H25年の一年間で16,000t処理したとして、変更後の19,700t-16,000t=3,700t
H26年3月末までの3カ月で4,200t処理可能やから、
予定通り処理出来れば当初の要調整量の27,800tは調整済になるはず。
つまり、宮古地区の要調整量58,800t-27,800t=31,000tが要調整。
ただ、群馬県は前橋市も受入予定していて、11月には32tの瓦礫を試験焼却し、
安全確認後7,800tを本格受入予定してる。
当初要調整量の27,800tを桐生市と前橋市で受入予定なんかな?
そうやとすると、
秋田県(4,100)、石川県(6,000)、大阪府(36,000)の3県で残りの31,000tを要調整になる。

秋田県の4,100tはどこの自治体が予定してるか不明。
8月毎日新聞の報道では、
大仙美郷環境事業組合と、試験焼却を終えた計5市・組合で処理可能として、
検討してた大館市、北秋田市、鹿角広域行政組合の2市1組合は受入ない事になった。
そもそも、この時点で疑問なんやけど
秋田県は当初、岩手県からの瓦礫を135,000t受入予定してたんやけど、
8月、環境省の見直しで49,000t減って、86,000tになった。
で、青森県と埼玉県のセメント工場が岩手県の木屑を受入る事になって
秋田県が予定してた木屑約35,000tがゼロになって、
可燃物も34,000t予定してたけど、約14,000t減で20,000tになった。
つまり、木屑約35,000tと可燃物の14,000tは秋田県で処理可能やったのに、
他県が引受る事でゼロになったのは不自然やろ。
遠方の大阪をゼロにすべきちゃうか?
勿論、大阪以外で引き受けろって事やなく、この流れがおかしい。
まるで大阪の分として置いてるみたいやろ。

石川県は、輪島市金沢市が検討中になってるけど、
要調整量の6,000tの対象は、金沢市は漁具・漁網を予定してるから、輪島市かな?
どっちにしても、漁具・漁網まで広域にせんと、安全なら広大な土地のどっかに穴掘って埋めたら?
群馬も健康被害出てるんやから、直ちに中止すべき!

10/11の実験後のニュース、震災がれき受け入れ 大阪市が放射性物質の測定実験(リンク切れ)には
『国がガイドラインで定める測定方法として問題のない結果が得られ、
大阪市はこの装置で、セシウムの濃度はほぼ正確に測定できると発表しました。
市では今後、別の物質などを使って実験する予定で、
来月末にはがれきの試験焼却を行いたいとしています』て書いてた。

大阪は知事、市長の職権乱用で、どんだけ住民が反対しても松井、橋下は強行するやろ。
岩手県に懇願しても橋下が受入撤回せん限り岩手が撤回する事ない言うてるし、
付帯決議の履行も法的効力ないし、
実験もセシウムの測定可能が確認されたとか言うてるし。
環境省が再度見直し、大阪の受入は必要なして言わん限り橋下は何があっても撤回せんわ。
それ以外に期待出来るのは、この実験で市議会議員が納得してない事やと思うけど、
橋下は、この実験は安全確認の為にしたんちゃう言うてるしな。

10/11(木)橋下記者会見(この実験に関連しての質問を文字にしてる)


そもそも一番納得いかんのが、環境省が5/21に公表した

災害廃棄物推計量の見直し及びこれを踏まえた広域処理の推進についての6ページ
宮古地区の柱材・角材、可燃物の計34,000tや。

その後、ブログ「災害廃棄物の処理工程表について」にも書いたように、
6/29に環境汚染省が公表してる数量で、岩手県の広域処理必要数
木屑20,000t、可燃物16,000tの計36,000tで、2,000tしか増えてない。
その後、8/8(水)に、広域処理に関する地方自治体の状況が公表されて、
大阪の受入が宮古地区になってた。
そして、9/7に、被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況にて
別添1 沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況 
別添3 広域処理必要量(調整済量・要調整量)一覧
が公表された。
5/21に見直され、6/29の公表も殆ど変わらず、
7月の公表では、大阪の受入予定が「岩手県」としか書かれてなくて、
どこの市町村かまだ決まってなかったのが、8月の公表で宮古地区とされた。
5月の34,000tから、6月の36,000tに増えたとしても、

既に受け入れて焼却もされてる数字より少ない。
それでもまだ、31,000tが要調整ておかしすぎるやろ。
ほんまに瓦礫が存在するとしたら、36,000tしかなかった宮古地区の瓦礫が増えた原因は、
よそから持って来た瓦礫が加算されてないか?超疑問!



上記の自治体以外に、9/28に公表された広域処理に関する地方自治体の状況 では
大阪府泉佐野市がやっと正式に外されたけど、
愛媛県が「受入検討」として明記されたまま外されてない。

松山市、八幡浜、大洲、伊予、四国中央、東温、砥部を含む7市町が8/22~23に視察
・松山市
東日本大震災により生じた災害廃棄物に対する本市の対応 
9/18以降は更新なしで、
視察後の見解として、
『可燃物のみ、受入れの可否については、慎重に判断していきたいと考えています』としてる。

東温市
6/21以降は更新なし

・大洲市
おおず市議会だよりNO.33 8/15発行の6ページより
『可燃・不燃可能 検討していきたい』としてる。

・八幡浜市、四国中央市、砥部町、伊予市のホームページには情報見当たらず。

9/12の報道では、
震災がれき、岩手分受け入れ「前進」 県市町共同視察の報告書/愛媛
『検討会は今後、岩手県が行う漁具・漁網の線量測定結果を確認し、
独自の線量基準設定なども進める。
受け入れへの環境整備が進む形だが、
県循環型社会推進課は「検討会では受け入れる場合の取り扱いを決める。
最終的に受け入れるかは市、町が判断する」と説明した』

愛媛県議会 第328回(平成24年9月)定例会にて
10/1(月)に、自民党の高山 康人議員の一般質問
『現地視察の結果を踏まえ、災害廃棄物の受入れに向けた検討状況はどうか』に対して
中村知事が答弁してるので一部文字に。動画は24:10ぐらい~です。
中村時広知事:
(略)
岩手県の漁具・漁網につきましては、
現地における焼却処理や最終処分場の確保等が困難な事から、
その処理について本県を含め、
広く全国の自治体に支援をお願いしたいとの事でございまして、
本県においても受入に協力出来ればとの思いを強くしたところでございます。
本県において災害廃棄物を受入るにあたりましては、
放射能による影響を危惧する声もあります事から、
国が主体的に住民説明会を開催するなど、安全を担保した上で
更に安心面にも配慮する必要があると考えており、
どういう基準や体制で県民の安全・安心を確保していくのか、
年内を目処とした県内における統一指針の策定に向け、
市町等と検討しているところでございます。
県としては、被災地支援と県民の安全・安心の両面に意を用いながら
受入協力が進むように、市町などと連携して検討して参りたいというふうに思います。

**************
ほんま、どこの首長も安全・安心をて口ばっかりや!
各自治体の説明会見てたら、どんな質問も全て環境省のマニュアルどおり。
市長に会わせろ、話させろ!て言うても、対応は全て職員のみ。
これ、受入賛成の自治体長に共通してる。
受入表明してなくても、申入書とか渡す住民には、知事、市長は、ちゃんと会うてる。

以上、西日本が受入表明してる自治体。

もう既に本格受入が始まってる北九州市。
止められんかったのは悔しいけど、まだ諦めてない。
中止出来る可能性はまだある!
リンクばっかりやけど、簡単に纏めとく

・北九州市
東日本大震災に伴う災害廃棄物(がれき)の広域処理について
宮城県石巻市の瓦礫39,500t/年予定
5/23~5/25試験焼却実施済(80t)
9/17(月)~本格受入開始

・環境省のデータサイト(北九州市)

・宮城県 震災廃棄物対策課

九州ひまわりプロジェクト より
被災地の真の復興を考える裁判(北九州がれき訴訟)第一回公判と村上さとこ市議会立候補表明


・当ブログで文字にしたもの

9/24(月)下関市議会 田辺よし子議員の質疑

9/27(木)宮城県議会 横田有史議員の質疑

9/28(金)山口県議会 戸倉多香子議員の質疑


・日本共産党宮城県委員会のブログより
被災者が主人公の復興を求めるー天下みゆき県議の討論 [2012年10月11日(Thu)]

石巻地区の災害廃棄物処理業務の契約変更は極めて問題です。
がれき処理総量が64%減ったにもかかわらず、契約額は23%しか減らない。
現場管理費や一般管理費は大幅に増加し、
処理未確定分の42万トン余の運搬費はトン当たり単価が60,053円と、
北九州市分より1万円も高いという不可解なものです。これで県民に説明できるのでしょうか。
契約変更を改めて行うことを求めて
議第195号議案【石巻地区災害廃棄物処理業務の工事委託変更契約の締結について】は認められません。
「課税所得200万円の4人家族で国保税40数万円」など、高すぎる国保税に県民が悲鳴をあげています。
国保税を払えず、資格書や無保険となって受診をがまんし、
救急車で運ばれてきたときは手遅れという事例が後を絶ちません。
こうした中で、2012年の通常国会で国保の「都道府県単位化」を行う国保法改定案を可決しました。
国保の都道府県単位化は、一般会計繰入の解消による保険料の引き上げと
都道府県による市町村国保の統制をねらいとしています。
その具体化のひとつが国保の定率国庫負担の削減です。
これまでの定率国庫負担34%を32%に減らし、
都道府県の調整交付金を7%から9%に引き上げました。
定率国庫負担は全ての市町村に無条件に拠出される部分であり、
その削減は市町村の国保財政の困難をいっそう拡大します。
議第184号議案は、この国保法改正に伴う条例改正です。
住民のいのちを守り、国保財政の危機を打開するには、
国庫負担の削減ではなく、引上げこそが必要です。
この立場から議第184号議案
【国民健康保険法に基づく都道府県調整交付金の交付に関する条例の一部を改正する条例】に反対します。


・北九州市議会 10/15(月)環境建設委員会にて
瓦礫についての陳情の審査があります。


北九州市瓦礫焼却中止を求める署名 10/12(金)より開始
多くの人に拡散を!皆さん、お願いします!




◆その他
署名 『福島第一原発付近に土地を確保し、放射性廃棄物をすべて集めて山積み管理を!』

・プロメテウスの罠 がれきの行方





2012-10-15

2012.10.13(土)新潟市民主催「第三回 震災がれき焼却学習会」


10/13(土)新潟市 (新田)震災瓦礫広域処理市民主催説明会が行われました。
是非、動画を見て下さい。(ざっくり文字にしました)

は主に説明

は、説明と避難男性の話

大槌町での測定結果:
大槌町役場前の駐車場は0.21μSv/h 

役場の方が毎日測定してる二次置場は0.8μSv/h

山形県より新潟市西区へ避難男性(36:30ぐらい~)
瓦礫焼却による子供たちの健康被害
焼却が始まって2~3週間後、小4の子供が鼻血を出すようになり、
鼻血が出たらなかなか止まらず病院に何回も行った。
多い時は一日3回ぐらい出るようになる。
原因不明の発熱や腹痛で学校を休むようになった。
3年間幼稚園では一度も休んだ事がなかったのに度々休む。

長男は朝、だるくて起きられない、一日だるい症状が出るようになった。
私は喉が痛くなり今も治らない
関西のほうへ冬休みとか行ったら元気が出る。
もしかしたら瓦礫焼却ではないかと思い新潟へ避難を決めた。

山形では、去年6月辺りから宮城県の気仙沼の震災瓦礫(木質チップ)の放射性セシウムは
全て不検出、安全な瓦礫と言われたのに、
燃やしたら2040Bq/kgも濃縮されて出ました。事実です。

それで、私のような健康被害ではなく、サクランボもさまざまなサクランボが出てきて
半分黒くて、半分赤いとか、5つ子のサクランボとか、四つ葉のサクランボとか、
ミッキーマウスの形をしたサクランボとか、
放射能の影響とは書いてないが、遺伝子の異常ではないかと書いてある。
夏には、ひまわりの中に、またひまわりが咲いた。
最近採れたヘビのどくろを巻いたような茄子が出てきたり、
一週間前はピンク色のバッタが出たり。
全て内陸のほうばかりで、主に内陸のほうで瓦礫処理やってる。
つい最近です、庄内のほうでやり始めたのは。
私の住んでいた所は、焼却炉と埋立地の2kmぐらいの所に住んでおりまして、
焼却が始まってから、頻繁に子供たちの通学路を通過するようになって、
ちょうど寒河江インターから その埋立地の中間点に住んでいた。
線量計で側溝の汚泥を計ってみたら28,000Bq出た。
県にこんな凄いの出ましたと言って、計って貰って新聞にも出たが
県では21,350Bqという微量のセシウムが検出されたって
地上10cmは0.4で、地上50cmで0.15なので、
全く健康に影響がないという事で何もしませんでした
とんでもない事でした。全然私たちの健康なんか考えてないような発言です。

今日、山形市に行って瓦礫焼却炉の線量を計った。
新潟の西区は0.068です。
焼却炉から北の方角では0.3~0.35ぐらい。
北西(きたにし)のほうに行ったら0.27~0.3ぐらい。
西のほうは、0.173。大体10kmぐらい離れると0.069。
その周りの50mの所だけ異常に高い
南風が吹くからか、北と北西が異常に高い。
文科省のモニタリングでは、殆ど山形県は新潟と同じぐらいで、0.1~0.15ぐらいの間。
それなのに、その焼却炉の周り50mぐらいの所だけ異常に高いのはおかしいと思い
県にも電話して、
「バグフィルターは99.99%漏れないから絶対安全だと言ったのに、
この結果はどうですか」と聞いたら、
70万の器械だったら信用するけれども、
12万円した器械ですけど、こんな「安物じゃ信用しない」と言われた。
計り方も地べたで計ったが、国では1m以上離さないと駄目だと言ってたが
チェルノブイリではセシウムは全て地面に付着してるので、地面に近い所で測定するそうです、
そう言ったら、「ここは日本だから、日本の事を信用しなさい」みたいな…
これは駄目だなあと思って帰ってきた。
万が一何かあった場合は、県は国に責任を擦り付けるだけだと。

私たちのように健康被害だけじゃなくて、風評被害も生じた。
私の妻は石巻の近くに住んでいるが、
瓦礫焼却始まってる山形怖ろしくて買えねぇ食べられねぇ
今年さくらんぼ貰ったっていい」って言われてショック受けて、
宮城県の物を一生懸命助けるつもりでやったのに
こんな事になって残念だなあと思いました。

去年12月26日、セシウムの降下物、毎日計ってるが、福島の14倍検出された。
普通、原発由来なら福島が上がって、山形も上がってなら分かるけど、
その時は福島は低くて、山形だけ異常に14倍も高い。
それは多分瓦礫をやってるからじゃないかなと、インターネットやTwitterで流れた。
それが直接の原因かどうか分からないが、
関西の修学旅行、毎年何千人と来てたのに、キャンセルになって旅館の女将さんたちが泣いてた。
必ずそういう事が生じると覚悟しないといけないと思う。

泉田知事が仰っているように、言ってる事は世界の常識なんです。
放射性物質を薄めちゃいけないんです。
拡散してはいけないんです。
この新潟県知事は、私見てて、この新潟県を守るっていう気持ち、私凄く伝わりました
この知事だったら、うちの子供たちを助けてくれるんじゃないかなって
藁をもすがるつもりで来ました。
うちの山形県知事に言ったら
お前の考え方間違ってる放射線は安全なんだ


 娘さんを新潟に避難させている福島県男性
(音声途中から)
~沢山居ました。この人たちはネットを駆使し、情報を得ていました。
私は情報収集不足や大丈夫だろうと甘い考えで小さな娘二人を被曝させてしまいました
後悔しても後悔しても、後悔しきれません
少しでも被曝の影響を少なくする為に、きれいな空気、食べ物を求めて、
新潟に避難させました。
2歳の次女は一週間会わないだけで新しい言葉を喋ります。
そんな育ち盛りの娘と一緒に暮らせません。
家族で一緒に暮らせない辛い思い、往復5時間の無駄な時間、交通費の大きな出費、
二重生活は大変と覚悟して参りましたが、この辛さはやってみないと分かりません。
こんな思いをしてまで、避難生活、二重生活をして、
やっと少しは落ち着けるのかと思ったら、瓦礫です。
瓦礫を受入、放射能が新潟で飛散してしまったら、全ての苦労が水の泡です。
何の為に避難しているのか分からなくなってしまいます。
せっかく避難をしたのだから、放射能の事を忘れて楽しく暮らしていきたいです。
長女は震災3日後から3日間鼻血を出しました。
今までに見た事のない大量の血でした。
バスタオルが真っ赤になりました。
勿論、放射能との因果関係は分かりません
しかし、このような経験をした福島県民は沢山居ます
先ほどもあったように、福島県民だけではなく、やはり山形のほうでもあったので、
経験した人なら、この怖さが分かると思います。


 郡山から新潟に非難されてる女性:
(音声途中から)
~それを傷つけて、そして大量の鼻血が出ます。左からも右からも出ました。
押さえていたら今度口から流れてきました。
それがしばらく続きました。死ぬのかなと本当にびっくりしました。
それぐらい、そんなに出た事なかったです。そういう状態になりました。
ところが最近です、ここがゴミを焼却している所で、うちはそんなに遠くありません。
先ほど線量の話が出ましたが、同じ線量計を持って、郡山を計り、こちらを計り過ごしています。

ある日、窓を開けて娘を起こしたら、鼻血が出ました。なんだろうって
草を燃やしてました。多分それです。

あの子は多分出やすい子だとは思うんです。
ただ、そうならない為に、ここに引っ越してきたのに、
瓦礫を燃やさなくてもこういう状況になってるんです。

瓦礫を燃やして、消えない放射性物質試験焼却した時に、
危ないとか、危なくないじゃない、する事がもう危ないんです。
(以下略)

この後、市民からのご意見・ご質問
  も同様に市民からのご意見です。
⑦の38:40~北九州市の健康被害について
北九州市八幡西区の北川内科クリニックの北川 喜久雄院長の所見を読み上げました。

市民に十分伝わってないていう意見、
「情報が全然行き渡ってないから、市役所前で反対してても
バカヤロウとか、我が儘とか、罵声を浴びせられる」と。
北九州市や大阪と同じ。

鼻血や頭痛、野菜や花とか、確かに因果関係は分からん。
けど、確実に言えるのは、橋下曰くの「都市伝説」やない!
現実に起こってる事や。
因果関係を証明でけへんからや!
避難してきた方たちの悲痛な訴え、地元の住民、この方々はごく一般の住民で
大阪市民が住民説明会で訴えてきた内容と殆ど同じ。
橋下の言う「非常識極まりない反対派」やない。

それにしても、石巻市近くに住んでる奥さんが言われた言葉、あり得ん!
お前とこの瓦礫じゃ! 

最後に主催者の方かな、⑦の01:12:45ぐらい~
新潟市長への申入書を読み上げ、ここに自治会長の皆さんに連名でサインをとお願いしてる。

また、新田清掃センターの地元民と市長との懇親会の場を約束して欲しいと職員に。
職員は、公害防止協定の件が出たので、各自治会と個別に話すと。

この怒りの訴えは、大阪と何一つ変わらん。
瓦礫受入安全の知事、市長、そして職員の対応、市民の正論
大阪だけやなく、どこも同じ。




2012-10-14

平成24年10月11日(木)橋下定例記者会見 コウモト記者から逃げた


10/11(木)9時から放射性物質の測定方法に関する実験を行い、
その後、橋下の記者会見でこの実験に関連して記者の質問部分だけ文字にしとく。
まだ見てない人は是非!この動画のタイトルが
『橋下市長・がれき鼻血都市伝説記者の粘着質問を再度一蹴』になってるけど
橋下はまともに質問に答えられず逃げてるのがよう分かる。
リアルタイムで見てても、また逃げてる!思たけど、
改めて文字にすると、どの部分で、どう逃げてるか、まいどのパターンが更によう分かる。

※聞き間違い等あればご指摘を!

記者(コウモト氏):
先ほどですね、瓦礫に関してなんですけども、セシウムが全部捕れたというお話があったんですけども、
この午前中行われた大阪市環境科学研究所での焼却実験、
この実験方法そのものに、元々重大な欠陥があるんじゃないかなっていう指摘がですね、
京都大学とか明治大学の先生が指摘をされてます。

橋下:環境省がやってる実験方法がおかしいんじゃないかって事ですか。

記者:
今回やられた実験そのものですね、午前中行われた大阪市の実験そのものに
重大な欠陥があるというご指摘があります。

橋下:
じゃあ、環境省が定めたガイドラインに基づいてやったという事なんですけども、
そうなると根っこの環境省のガイドラインがおかしいって…

記者:まぁ、そういう事になるんでしょうかね。

橋下:じゃ、どこ、どこですかね。

記者:どこがおかしいか説明させて貰いましょか、そしたら。

橋下:はい

記者:
今回使ったセシウムなんですけども、塩化セシウムという物質を使ったという事なんですね。
実際、焼却すると高温になるわけですね、当然焼却炉の中は。
その温度によって、さまざまなセシウム、例えば酸化セシウムとか、水酸化セシウムとか、
色んなセシウムが出ると。
今回実験に使われた塩化セシウムというのは、沸点、融点共に非常に高い物が使われたという事でして、
先ほどのフィルターで採取される時の温度っていうのが200℃ぐらいていう事を聞いておるんですけども、
低いんで、必然的に粒子上になって捕れやすいと、全て捕れるという事になると。
ただですね、実際に震災瓦礫を燃やすとですね、決してこの塩化セシウムだけじゃなくて、
酸化セシウムであるとか、水酸化セシウムとか、さまざまな化合物が出来るはずなんですよね。
それぞれが沸点も融点も違うはずですよね。
という事は、今回の実験で、持ってしてですね、
セシウムが全て捕れるというような、先ほどの市長の発言はですね、
今回の実験が成功したというような間違った印象を国に与えるんじゃないかなというような気が
私するんですね。

橋下:
なるほど。まず一つはね、今回の実験の主旨っていうのは、国のガイドライン、
まっ国が何でもかんでも国が嘘ついてる、嘘ついてると、反対されてる方は言いますんでね、
まぁ嘘はついていませんよと、そんなとんでもない結果が出るような状況じゃありませんよという確認と
今回はこの実験で安全性を確認するという、そういう実験ではありません
試験焼却で、安全性を確認するわけですから
本来の安全性確認のね、シミュレーションと言いますか、実験をやろうと思えば、
そりゃ現物を使ってやらない限り無理なわけです。
だから、まずは試験焼却をやる前にね、環境省が言ってる事がとんでもない嘘だっていう事は、
それは違いますよと、だからまず試験焼却を、試験焼却できちっと確かめれば良いっていう事です。
それから今のご指摘の点で、ちょっと完全におかしい点はね、
そりゃあの京大の先生か明治大学の先生か知りませんけども、
それは焼却炉の原理を全然ご存知ないわけで、
焼却炉は、必ず最後廃棄にする前に約200℃に温度が落ちます、200℃に。
ですから沸点とか融点の問題ではなくて、その粒子、まっ粒子っていう物がガスからね、
固形になる温度が何度なのかっていう事なんですが、
水酸化セシウムとか、ほかのセシウム、ほかの元素、全部僕は調べてないから分かりませんけども、
聞いているところによれば、セシウム、ガス化したセシウムが、どういう物であったとしても、
200℃の温度に落ちれば、これは固形化するっていうふうに僕は聞いていますんでね、
問題は200℃っていう温度で固形化するかどうか、そこが論点になると思いますね。

記者:
ちょっとですね、学者さんが仰ってる内容とちょっと違いまして、
全て200℃になれば固形化するという事はなくてですね、
やはり、霧状ですね、そういった状態で残ってですね、
実際にフィルターを通り抜けてしまう物があるんじゃないかなという事はやっぱり仰ってます。

橋下:
だからフィルターに通り抜けてしまうんであれば、今回あのー、外の
濾紙を出たところの第一の瓶のところに、データーが出るはずですよね。
だから今回の塩化セシウムでは出てきてないので。

記者:塩化セシウムには出てないですよね。

橋下:そしたら今度試験焼却場で実際にやってみてですね、出たら中止しますよ、それは。

記者:試験焼却場って事は、つまり舞洲の工場でやるわけですね。

橋下:そうです、ええ、ええ。

記者:という事は、舞洲の工場の煙突から実際にセシウムが出てしまう可能性があるわけですよね。

橋下:それは試験焼却ですから。

記者:試験焼却で、まぁ、量が少なくても出てしまう可能性が孕んでますよね

橋下:ええ、ええ

記者:であれば、危険ですよね、そしたらそれは。

橋下:だって分からないじゃないですか、試験やらないと。

記者:
ですから、今回の実験でですね、塩化セシウムという物だけを使って試験をしたという事自体が
そもそもおかしいんじゃないかなと。

橋下:いや、そんな事ないです。

記者:
そもそも先ほどね、試験焼却に移って、そこで調べれば良いって仰いますけども、
そしたら、実際にそこで漏れてしまう可能性が孕んでいるわけなんで。

橋下:それはその量は、どれぐらいの量だかご存知ですか、試験焼却でやる量は。

記者:試験焼却は、まぁ確かに少ないかも知れませんね。実際の36,000tっていうのを比べればね。

橋下:自然に、これ浴びてる放射線量と比べてですね、それは総体的に評価しないと駄目ですよ。

記者:自然放射線と比較するのはちょっとナンセンスだと思うんですけども。

橋下:
それは専門家の意見が色々ありますから、それは貴方の意見であって
それは専門家会議でまたしっかり議論して貰いたいんです。
それは環境省のほうでも行ってですね、
まぁ色んな明治大学の教授か、京大の教授、色々居るのかも分かりませんが、
あの専門家が100人揃えば100人の意見それぞれ違うわけでね、
どの見解をしっかり取っていくのかっていうのが、
民主主義の中での、まあ物事の進め方ですから。
まぁ色んな見解、とんでもない意見を言う人も、そりゃ居るでしょう。
でも学会の中での通説とかね、権威ある見解ってものを元にすれば、
この自然放射線と、まぁ別に比較をしてですね、この放射性セシウムのところだけ別段、
違うような形で考える必要はないというのが、まぁ今のところの学説の通説ですから。
僕も司法試験やってましたけども、とんでもない独自説ってのは、幾らでもあるわけでね、
やっぱり、それでも世の中は、通説に従ってやっていかなきゃいけないので、
今の考え方が通説でないと言うんであれば、それは環境省の専門家学会、専門家会議とか、
そういう所で、その質問ぶつけて貰いたいんですね。

記者:
そしたらですね、試験焼却の前に塩化セシウム以外のセシウムを使った実験はもうしないという事ですね。

橋下:しません。

記者:これは、しないですね、分かりました。

橋下:
絶対量でね、あのー、その前提が、質問の前提がおかしいのが、試験焼却をやる時にね、
とんでもない量をボンボコボンボコ燃やして試験焼却するわけじゃないんですから、それは。
それはもう濃度の薄い、要はこれ100Bq以下のその瓦礫を持って来ても、試験焼却なんですから。
まずそれは。だから、それは仮にですよ、仮にバグフィルターを通過して出たとしても
自然放射線、ここで普通に日常生活で
こうやって放射線バンバン浴びてるこの量と比べたらね、
とーんでもないもう微量と言うか、もうそれは検知不能ぐらいな微量が、
もしかするとですよ、もしかすると
煙突から一つの粒二つの粒出るかも分かりませんが、
それは捕捉して、もし出るとか何とか、その数字がおかしいって事になれば、
それは試験焼却の段階で、それがね、実験でそういう数字が出たら、
全部この焼却は中止っていう判断もしていくわけですから。

記者:市長仰ってるのは外部被曝の問題ですよね

橋下:
それもね、専門家会議で外部被曝、内部被曝の問題は、
専門家会議でもっと議論して下さい
内部被曝、外部被曝も同じような形で、きちんとこれは基準作ってますんで。

記者:分かりました。水掛け論になるんで、ちょっと次の質問。瓦礫の焼却…

橋下:時間をちょっと制限して貰いたいんですよ。

記者:あ、じゃあちょっと…

橋下:
というのはね、同じ質問が、これもう色んなフリーの方が入って来て、何故指定記者クラブの人が
みんな、この質問をしないかと言うと、僕この質問、もう何十ぺんもやってるんです。
だから、これから同じ質問の場合には、大阪市のホームページと
それから瓦礫での住民説明会のあのまずビデオ見て下さいという答えにしかしませんから、
それを当然見て貰ってる上での質問にして下さい。

記者:そしたらね、まだ答えがない意見に関して質問しますね。

橋下:時間どれくらい、時間

記者:時間、そしたら2~3分で良いです。

橋下:2~3分で宜しいですか。

記者:はい

橋下:はい

記者:
そしたらですね、瓦礫を焼却処分している北九州市とか、東京都で、
健康を害したっていう人が結構出てるという情報があります。
以前ですね、フリーの山本さんという方の質問に対して
そんな情報は把握してませんからっていうふうに答えられました。ただですね…

橋下:だってそれは、鼻血がもの凄い出てる人とか、新聞で見てないんですけどね

記者:新聞もそれを見てないだけなのかも知れませんね、それは。

橋下:鼻血はもの凄い出てるんですか?

記者:まぁ、良いですわ。そしたらですね…

橋下:
そこ誤魔化さずに。その鼻血をもの凄い出してる子供たちが増えてるっていうふうにね、
その山本さんっていう人が言ったんですけども、
何人ぐらいの子供たちがそれだけの鼻血出した子供が増えてるんですか。

記者:いや、私はそこまでは。

橋下:
そこで全然事実がないんだったら、その質問に、あの耐えれる、
あのー質問する資格がないって事ですね。

記者:その質問を前提にしたんじゃないんです。私が質問したいのは…

橋下:ちょっと待って下さいよ。

記者:ちょっと聞いて下さいよ。私が質問したいのは…

橋下:健康害している人が居るっていうふうに今言ったでしょ。

記者:はい。

橋下:だから、どういう健康害してるんですか。

記者:まぁ鼻血が出たとか、頭痛がしたとかっていう話が出てます。

橋下:今知らないって言ったじゃないですか。

記者:いや、知らないじゃなしに、そういう話は実際ネット上に沢山あるって言ってるんですけど。

橋下:いや、それだったら、それ

記者:報道をね

橋下:待って下さい。ここは報道の場なので、都市伝説を語る場じゃないんで

記者:いや、都市伝説て…

橋下:
いやだって今空想で話したらね、じゃあ北九州のほうで
もう倒れてる人が500人居るとかね、
もう200人、あの300人、1000万人居るっていう、ここで記者からそんな質問来ないですよ。
だから、そういう空想で語るのは、ここは報道の場ですから、事実に基づいて言って下さい。
だから、健康害してるって言うんだったら、どういう健康害してるのか、
まず言って下さい。

記者:えっとですね…

橋下:鼻血が出てるって事は確認してないっていうふうに、貴方言いましたね。

記者:私はそしたらはっきり言います。私自身が見たわけじゃないです、それは。

橋下:いや、それは駄目です。ここは

記者:はっきり…

橋下:
待って下さい。これね、ちょっと記者クラブの皆さん、ちょっとこれはね、
報道の質問に僕は耐えれないと思うんですけどね。
記者の皆さんが、それ確認していない、裏付けのない事実で、ここで質問来ても
それは僕は答えませんよ。

記者:
ちょっと待って下さい。私もね、その話を出したのは、こっから続きがあるんです、まだ。
もしね、健康被害が、この後ね、出た場合どうするのかって事を聞きたいんですよ。

橋下:どういう健康…

記者:じゃあ都市伝説でも良いですわ、そしたら。

橋下:じゃ、もしを言い出したら、もし地球が滅亡したらどうするんですか

記者:ちょっとそれ飛躍し過ぎ違いますか?

橋下:一緒です

記者:違います、それは。

橋下:ここは都市伝説の場ではありません。

記者:
都市伝説とかない、健康被害がもし出たら、じゃあそこに対して、どういう調査をするのかとか、
補償するのかとか、そういったような準備してるのかって聞きたいんですよ。

橋下:今の科学的根拠では、健康被害出ません

記者:それは、どういう科学的根拠ですか?

橋下:それはだから、専門家会議で考えて下さい

記者:あのですね

橋下:因果関係ありません

記者:
あのですね、以前ね、市長がじゃ会見でね、言ってた内容ちょっと言いましょか。
安全やと言う専門家も居れば、危険だと言う専門家も居るが、
僕自身は安全性に問題がないという専門家の意見を与してると、言ってますよね。
これってどういう事なんですかね、これは。

橋下:いゃぁ…

記者:危険であるっていう意見があるの知ってるわけですよね

橋下:それはとんでもない、あのー、主張だっていうふうに判断してます

記者:とんでもない主張?

橋下:
だって、ここで浴びてるんですもん、放射線
じゃあ、貴方これ放射線浴びてるの、どうするんですか、
1.4、平均で年間1.4mSv浴びてますよ。

記者:いいえ、それはあくまで外部被曝の話ですよね。

橋下:内部被曝も一緒です

記者:内部に取り込んだ、例えば食材から取り込んだ…

橋下:3分!3分終わりましたね

職員:ちょっと時間の都合あるんで…

記者:不誠実ですよ、ちょっとあなた

橋下:いや、それ全部ホームページ出してますから、見て下さい。

記者:それとね、えーと署名が

職員:すみません、ほかの社の質問もございますので、ちょっとこの辺で止めて頂きたいと…

橋下:全部ホームページに書いて、あのー、全部出て…

記者:あなたの質問、あなたの答えが非常に不誠実なんですよ、ほんとに

橋下:質問がとんでもないですから

記者:失礼なヤツやね、ほんまに。

橋下:もうちょっと、あのー、指定記者クラブの、
あのー、報道の質問、勉強してから来て下さい


以上です。
ほんまに、不誠実で失礼なヤツですw
橋下は返答に困ったら、自然放射線と比べて~が始まる。
もうみんな聞き飽きてるのに、本人だけが気づかず、「バンバン浴びてる」てデスチャー付(笑)
煙突から一粒か二粒が出るかもって、笑いを取ってんかよ!ちゅう発言。
一粒二粒が出るか出えへんかなら、是非煙突に顔でも突っ込んで試して貰いたい!
橋下は権威ある見解とか、学説の通説?とか言うけど、
橋下にとっては、権威あろうが、通説であろうがなかろうが、
そういう事はどっちでもええねん。
要は自分のやりたい事と同じ意見の人を利用してるだけの話。
瓦礫だけやなく、原発についても同じ。
例えば、↓↓

平成24年9月27日 大阪市長会見全文より一部抜粋

日本経済新聞 岩本記者:
(略)市長が8月にエネルギー戦略会議に出席された時に、2030年に原発をゼロとすることについて、
いけるんじゃないかというようなこと仰られまして、今もそのお考えってのは変わりないでしょうか。

橋下:
あのね、僕は専門家じゃないのでね、いわゆる権威あるところから出てきた資料、
そういうのを元にして、自分の論理を組み立てるってのは僕の役割だと思うんですよね。
だから、専門家っていうのは100人集まれば、100人皆それぞれバラバラなこと言いますけれども、
そういう中で民主国家ですから誰かの意見を採用して論理を組み立てないといけない。
その時には、ものすごい例えば経済産業省が出してた資料なんかについてはね、
そんなもん官僚が作ったからこんなの信用できんのか、と言う人もいますけども、
それは行政としては、じゃあどれを持ってまずデータのベースの基礎の数字を、
どれをもって把握するんですかってことになると、
やっぱり然るべき権威を持った民主的な統制の元に設立された、
組織のデータに頼らざるを得ない


全く同じ発言してる。
100人でも1万人でも意見は3つしかない。危険か安全か、そして分からないかや。
権威があろうがなかろうが、肝心なのは、危険リスクは過大評価する事に尽きる。

今回何度も発言してたのは、「検討会議して下さい」やな。
そっちで話し合って、文句あるなら国に直接言うてくれって事なんやけど
これ、めちゃ子供っぽい。
「お母ちゃんが言うてたもん!」「先生が言うてたもん!」と大差ないと思うんやけど(笑)

鼻血の話は、都市伝説にされてるけど
ネット上で~って言うのが都市伝説なら、橋下の大好きなTwitterも
口癖のホームページを見て下さい!も都市伝説や。
コウモト記者は実際に、鼻血を出してる場面を見た事も、直接本人に確認した事はないて
認めてるような発言やけど、
なら、橋下も同じやろ。
橋下も知らん事、実際に見聞きしてなくても、ホームページに~やん。
誠意ある答弁なら、事実確認しますて言うやろ。
実際、鼻血の話は、うちもネット上で何度も見てきたけど、
事実確認は出来んかったから、半信半疑も正直あった。
けど、北九州市で行われた宮脇昭氏の講演会で、小学校の先生がはっきり言うてた。
北橋はスルーしてるから、仮に橋下が確認しました~って事になっても、
市長は因果関係ない言うてたとか、そういう話は聞いてない言うてるとか
絶対に言うんやろな。

倒れてる人が500人とか、また極論やし。
挙げ句に地球滅亡まで出してくるとはw
誰が聞いても飛躍しすぎ。
どういう科学的根拠かも全然答えられんから逃げてるだけ。

危険を唱える学者の意見は「とんでもない主張」とまで言うて
「だってここで浴びてるんですもん、自然放射線」て
橋下は「自然放射線と比較」から進歩なし!

安全!安全!て、どんだけ権威あろうが
危険を唱える学者のほうが、どれだけ信頼出来るか、
なんで信頼するんか、橋下は分からんのか?
原発事故は過去の出来事やないで。
普通の神経持った人間なら信用せえへんやろ。

原発は安全⇒爆発
メルトダウンしてない⇒してた
汚染された食品は市場には出さない⇒出てた
基準値以下の食品しか流通されない⇒してた
プルトニウムは重いので飛ばない⇒飛んでた
瓦礫は安全!普通のゴミなんですよ!←←←今ココ

復興予算の使われ方も勿論、
これだけの嘘、しかも生命を左右するほどの重大な嘘ばっかりやのに、
一体国の何を信用せえと?
国だけやなく、大阪府の検討会議でも~て橋下は言うけど
安全や言う学者揃えて検討しても、答えは安全にしかならんやろ。

3分!とか、山本さんの時(リンク先の会見全文にあり)もバシッと途中で切ったけど、
8/30の住民説明会の時も同じく、都合が悪なったら逃げる。
相手が言おうとしてる事を最後まで喋らせず、必ず途中で口挟んで脱線させ、
今回のように「鼻血都市伝説記者」に仕立ててしまい
勝ち誇ったような態度で終わらせてしまう。まいどのパターン。

ブレまくりの橋下とは違い、一貫してる新潟県の泉田知事の言葉

平成24年10月3日 泉田知事定例記者会見要旨
(震災がれきの受け入れ等について)より抜粋

Q:
今日、岩手県のがれきの搬出が始まりました。知事はこの前にコメントを発表しましたが、
三条市と柏崎市は10日に搬入して11日から試験焼却すると発表しています。
あらためて、知事の見解を伺います。

知事:
がれきの問題ではないのです。
放射能の問題なのです
放射能については的確に管理すべきであるということに
尽きます
残念ながら、今、県では県民の皆さんに説明するほどの情報を持っていないという段階ですので、
その段階で(試験焼却実施の行程が)発表されたことは残念に思っています。



************
ほんまに、この発言に尽きる



※参考に
2011.10.10 満田正先生と 福本勤との 5、6回の意見交換



2012-10-05

9月24日(月) す・またん


『おしえて辛坊さん』のコーナーで放射能についてやってた。
前回もやったらしく、その続きらしい。

「正しく知ろう放射線」って事で、京都大学原子炉実験所・高橋千太郎副所長が
「基礎からわかりやすく解説」ちゅう内容で、

ベクレル…放射能の力を表す単位
辛坊:
それぞれの放射能を持っている力を表します。だから
なんぼ高くてもずっと遠いところに居りゃ影響ないわけですよ。

シーベルト…人が受けた放射線の影響を表す単位

石川敏男:うちの前のU字溝は0.5μSvです

辛坊:

それがどういう意味を持つかというと、
1シーベルト=1000ミリシーベルト=1,000,000マイクロシーベルト
今の側溝はマイクロシーベルト、だから0.5μSvはもの凄い少ない値


◆放射線は体にどんな影響があるの?
放射線が人の細胞に当たると細胞を破壊し、
時にはDNAの核酸やたんぱく質の構造を変えてしまう。

辛坊:
修復可能な場合もあるが、
間違った修復がされる事もあり、
それが重なると細胞が増え続け、癌になる事も。
あまり浴びないほうが良いというのは確かなんですね。

◆放射線 人への影響は2種類
・確定的影響…この線量を超えないと影響が出ないという「閾値」がある。
例:吐き気・下痢・不妊・白内障・胎児への影響

・確率的影響…浴びた線量に比例して現れる影響
例:がん・遺伝子的障害など

◆不妊の閾値
女性:卵巣に対して約1万mSv
一時的な不妊 約500~1000mSv
男性:約4000mSv
一時的な不妊 約200mSv 

辛坊:
確率的影響の場合、どのぐらいの影響があるかは、
確率的影響の場合、放射線の影響を受けやすいかどうかについては個人差がある。
例えば放射線の癌治療した時に、この人は止めとこうって人が居るんですって。
だからもの凄く過敏な人は、害になるほうが大きいから放射線治療が出来ない。
日焼けでも同じ紫外線を浴びていても真っ赤になる人と何もならない人が居るのと
放射線は非常に似たところがあって分からないところがある。
じゃあ低い線量はどうなのかっていうと、
低い線量の場合はずっと議論になってる。
100mSvを超えると一定の割合で癌が増える。
100mSvを下回るとどうなるのか?

高橋:
線量の高低に拘わらず比例して同じような影響があるのかどうか、
低線量だったら違う影響が出るのか
影響の出る比率が変わるのか
なんとも言えない。

辛坊:
分からないから、低い線量でも一定の確率で浴びる量にしたがって発癌性が出てくるので
出来るだけ浴びないようにしましょうっていうのが
一応専門家の統一見解になってます。

◆ラドン温泉・ラジウム温泉について
岡山大学大学院 放射線健康支援科学領域  山岡 聖典教授より

・どのくらい放射線を浴びるのか?
国内の放射能泉は主にラドンです。
ラドンは気体で身の回りにたくさんある放射性物質。
世界平均被曝量2.4mSvのうち、1.3mSvはラドンです。

・ラドン温泉 健康への影響は?
気管支喘息、肝臓病、糖尿病など生活習慣病に対し、
効能がある事が科学的に実証されつつあります。
ただし、効能も全ての人に現れるわけではありません。
国内のラドン温泉の被曝量は約0.0005mSv/h
毎日2時間1年入り続けても0.365mSv
悪い影響はないと考えられています。

だから放射線は個人差があるんです。
健康に良いんで心配しないで入って下さい。

─以上です。
U字溝が0.5μSvて、石川氏は千葉県柏市在住らしいけど、

放射能については、バラエティー番組ちゅうか、こういう番組で取り上げるより
もう放射能専用チャンネルとかあってもええぐらい。
天気予報なんか一日何回もしてるやん。
放射能も本日の風向きとか、各地域の放射線量の報告とか
もっと危機感持って毎日報道すべきと思う。



9月19日(水)大阪市会 民生保健委員会 北山 良三 議員の質疑



9/19(水)に行われた民生保健委員会
インターネット録画放映にてアップされているので、まだの方は是非見て下さい!
(北山議員は1:16:35~、瓦礫については1:51:20~)
井戸土岐議員太田議員加藤議員小林議員に続き、
北山 良三議員の質疑(瓦礫のみ)を文字にしました。(聞き間違い等ご指摘願います)


北山 良三(共産党 西淀川区):
市長には引き続き、あと私の時間50分でございます。どうぞ宜しくお願い致します。
テーマは、二つですので宜しくお願い致します。
前半部分は大飯原発の再稼働の問題、後半部分については瓦礫の処理の問題という事で
市長にもフルタイムでお付き合い頂きますが、どうぞ宜しくお願い致します。

(略)

次、残りの時間で瓦礫問題であります。
沢山の陳情が出ております。
これはもう大阪市会始まって以来、かつて経験のない数だと思います。
勿論、数だけが問題ではありません。
その中身についてもですね、私も皆さんがこうして陳情を寄せて頂いたわけですから、
もう私ね、必死になって全部読みました
これ、1346件という、これ、数字があるんですけどね。これ全部読みましたよ。
したがって本当は、これ沢山の時間取って、それを踏まえた質疑をしたいところですが、
どうしても時間が許されないので、その中でどうしても、
陳情の中で聞いて欲しいというような意図のものもありますので、まずそこを聞きたい。
一つはですね、もう迫ってきております11月に実施をすると言ってる試験焼却、ねっ。
これについて、ちょっと環境局にお尋ね致します。
この試験焼却は、どういう目的で、そして実際の試験実施項目、どういう項目の試験をやるのか。
そして、その方法はどういう方法でやるのか。
試験結果についての判断、その結果で判断をするわけですね。
その判断基準はどこにあるのか。この点まずお答え下さい。

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
焼却による安全性を確認する為に、あらゆるデーターを測定する必要がある事から
試験焼却を舞洲工場で実施致します。
舞洲工場は、焼却炉が2炉設置されている為、1炉で被災地の廃棄物を焼却し、
もう1炉では、通常の本市ゴミを焼却する事で、比較検証を行います。
被災地の廃棄物は、本市の通常のゴミと混ぜて焼却を行います。
この混ぜる比率である混焼率は、本格受入に先立って行う試験焼却の際には、
概ね20%を想定しております。
比較検証を行う項目は、放射能濃度の測定は元より、
通常の維持管理上、測定を実施している重金属類やダイオキシン類など、
排ガス、廃水、焼却灰等について行い、関係法令等に適合した処理が出来る事を
確認すると共に、被災地の廃棄物を混焼した場合の影響の有無や焼却施設、
及び周辺環境への影響を検証致します。
尚、放射能に関する判断基準についてですが、受入の廃棄物の基準は100Bq/kg以下、
焼却後の焼却灰については、2000Bq/kg以下である事を確認致します。
排ガスについては、セシウム134とセシウム137の、
それぞれの実測値をそれぞれの基準値である20Bq/m3、30Bq/m3で除した和が
1を上回らない事とされております。

北山:
今、11月に行おうとしてる試験焼却についての、幾つかのご答弁がありました。
これはこれで、試験焼却をするにあたってそれが妥当かどうか、いう検証、検討が
これ引き続き必要だと思います。
今日は時間がないので、とりあえず今の時点で、どういう考え方でやろうとしてるかを
お伺いしました。
もう一つ大事な点は、7月27日の市会本会議で、これ、補正予算の議決の際に、
付帯決議が議決をされております。
市長もその内容は、ご承知だと思います
そこで、この点は市長に改めて確認の意味でお尋ねしますが、
この災害廃棄物の広域処理関連の付帯決議、
これについては、市長は厳格にちゃんと履行するという事をお約束出来るでしょうか

橋下:
これは議会が議決した事ですから、しっかり行政として履行していきます。

北山:
しっかり履行していくという事で言えば、この付帯決議の最後の2行だけ
ちょっと読み上げておきます。以上の項目、これ4項目ありますけどね、
以上の項目について履行すると共に、安全性が確認出来るまでは、
試験焼却及び本格受け入れは行わない事』、こう記されておる。
この事を厳格に履行するというのが今の市長のご答弁だったと思います。
その事を踏まえて頂きたいと思います。
次にですね、先ほど安全と安心の話がありました。
市長は、安全というのは、客観的な数値で明確にするものだと、
安心というのは、心理的な問題であると、いう事で此花区民の皆さんには、
安全上は何も問題はないけれども、心理上の圧迫に対する安心を与えるという、
措置が必要だと仰いましたけれども、安心を与えるという事の意味合いは何かと、
これは不安を取り除くという事ですね。そういう事ですね。
以前もこの安心についての議論がありましたけどもね。
安心を与えるという事は、不安を取り除くという事であります。
で、安心を与える一番の方策は、徹底してその安全というものを
市民に理解して頂くという努力であります。
この事が、まっ、その此花区の方々に何か、という以前に、その安全性というものを
正確に市民の皆さんに説明し、そして、ちゃーんとご理解頂けるような手立てを取る。
これが市長として一番、市民の皆さんに安心を確保する為の手立てだと思います。
そういう点では、この間の陳情にも、先ほども議論がありましたけども
説明会について、さまざまな角度からの意見が寄せられている。いう事であります。
もう先ほども質疑があったので、その点は繰り返しませんが、
それで、市長がその安全と仰ってるね、一番の根拠にしているのが、
これは市長も仰ってたように、これは大阪府の検討会議、ここで素晴らしい専門家を入れて、
専門家の皆さんのご意見を踏まえて、これ大阪府の災害廃棄物の処理に関する指針を作った。
これが市長にとっては、この安全というものの最大の根拠にしてると思うんですね。
さぁ、そこでですね、ちょっと環境局にお聞きします。
この指針を作り上げた4人の専門家、これ4人の専門家が検討会議に入って作り上げておられる。
この4人の専門家っていうのは、一体どういう分野の専門家なのか、ちょっとお答え下さい。

※参照:「関西広域連合災害廃棄物広域処理に係る専門家会議」委員名簿

村上:
大阪府の検討会議では、4名の放射線の専門家が選任されております。
専門分野は、それぞれ放射線測定や利用に関する研究を通じて、
放射線測定の分野に精通している専門家。
放射線生物学の研究を通じて、放射線による生体影響の分野に精通している専門家。
放射性物質の吸着特性、分布挙動の研究を通じて、放射性廃棄物処理の分野に精通している専門家。
放射線を活用した材料科学等の研究を通じて、放射線管理の分野に精通している専門家となっております。

北山:
という事はね、市長ね、4人確かに専門家が集まって、阪大の教授がお二人、
京都大学の准教授がお一人、府立大学の教授がお一人、この4人でありますけれども、
しかしそれぞれね、専門分野が違うんです。
つまり、その専門で言えば、お一人の意見を踏まえて作られてるという事なんです。
お一人の意見です。その専門分野で言えば。
例えば、内部被爆の問題が、今陳情者の皆さんからも、ここにこそ、特に小さな子供たちに、
守りたいという思いで、内部被曝の問題を、そういう意味では例えば、
放射線生物学の研究者という事で、名前が挙がって居られるわけです、お一人の方ですよね。
私は本当に市民の皆さんに、安心を与えていくという事で言えば、
今陳情を出して居られる方々にも、実は専門家が沢山居られるわけですよ、専門家が。
それぞれの、また分野ごとにも専門家が居って、陳情も出しておられるわけで。
それから、この間の8月30日の説明会、私も参加を致しました。
そこでご質問なさってた方も専門家の方が何名かは分かりませんが、
質問の内容を見ていると、かなりの専門家ですよ。という点ではですね、私は改めてね、
本当に市長が安全だという事に
確信を持ってやられようとするのなら、ちゃんと堂々と
異論を唱えている専門家も交えた公開の場での討論を行う。
勿論この4人の検討会議の専門家も交えて、
そしてこれに異論を唱えるような専門家も交えてですね、
広く公開の場で討論を行う、いう事を通してですね、今不安に思ってる、
そういう思いに居られる皆さんに安心を与えようという取り組みをするという点では、
これ非常に有効性があると思うんですね。
そこで市長、そういうね、異を唱えてるようなその分野の専門家、
どういう方法で募集するか、これは色々検討したら良いと思います。
陳情の中には公募っていう言葉も入ってましたし、
或いは市民が推薦するっていう言葉も入ってましたし、色んなやり方はあるかと思いますが、
少なくとも陳情を出されている専門家は、明確に自分の立場も名乗って、陳情を出しておられます。
私は、どこそこ大学のどこそこの名誉教授でありますとか、元環境学会の前会長でありますとか、
そういうふうに堂々と名乗っておられるわけですから。
そういう事を市長はうんと広く取り上げてですね、公開の場で、そういう方々とも討論をする、
こういう場を設けたらどうかと私は思うんですが、市長いかがでしょうか。

橋下:
多分もう最後の質問ですよね。
ですからちょっと前にあの遡って一つだけ言わさして貰いたいんですけどね。

北山:それはもう、時間が…

橋下:いやいや、いやいやいや、もう1分だけお願いしますよ、いや、それね、

北山:市長は直ぐそう言ってもう…

橋下:
原発の問題で一つだけ、いやいや、あの、北山委員でもご理解頂きたいのは確かに
あのー再稼働の容認ていう形になりましたけどもね、
僕があそこで一番拘ったところが今非常に、これ生きてきてるんですよ。
あの安全基準は暫定的なものだっていうところは、これはね、
僕は細野大臣からきちんとその発言を頂きましたのでね、
あれがあるから今の大飯3号、4号がね、暫定的な安全基準にしか適っていないんだっていうところが、
これはもうはっきりしてるわけです。これ政府で、政府が言ってるわけです。
だから、やっぱりあそこで、まぁ、あの事実上容認というところで色々厳しくご批判頂くのは、
これはもうやむを得ないと言いますか、それはもう批判受けるならもうそりゃ受けますけれども、
しかし、暫定的な安全基準であるというところがね、
僕は一番あそこで明確にしたかったんです。
だからあの段階で止める止めない話は、電気足りる足りないの話が決着しなかったのでね、
とりあえず動かすほうに傾きましたけども、今は暫定的な安全基準というところが、
あれが政府の言葉としてはっきり残ってますから、
やっぱり暫定的な安全基準のままで動かすのはおかしいじゃないですか。
これはもう明らかじゃないですか。
だから、大飯3号、4号は今止めろっていう理屈になってるというところもご理解をして下さい。

で、その話とはもう別に瓦礫の話ですけども、
今、委員から色々ご指摘頂きましたけどもね、大阪府の検討会議だけではないんです、
安全を検討したのはですね。
まず根本のですね、まぁ根本と言いますか、国においてもですね、
えー、放射線に関する学識経験者等からなる災害廃棄物安全評価検討会で、
しっかり議論されております。で、この国が決めたその方針については、国際原子力機関、
IAEAからですね、国際的な方法論と完全に整合性が取れているという、
そういうふうに評価もされています。
で、そういう中でですよ、国の専門家会議とIAEAからそれで問題ないというふうに言われてる
その方針を元に、更に大阪府の検討会議でしっかり議論をしてるわけなんですね。
専門家が集まればね、そりゃもう100人集まれば100人の意見出てきますよ、それは。
そんなもんですよ、そら。
議員さんだってみんな集まれば、もう意見だってバラバラになるのと同じで、
人間集まれば、みんなバラバラの事そら言いますって。
ただ色んな意見を言う中で、この意見は学術上、いわゆる学術的にですよ、
まぁまぁ幅に入ってる意見なのか、それとも、いや、これは色んな意見は言ってるけども、
これはもうあんまり、異論、まぁ異論は出ているけれども、
そこまではもう検討しなくても良いよとか、それはやっぱりね、その世界の中で
相場観というのがありますよ。
国の専門家会議とIAEAがそれ完全に問題ないと、国の方針についても問題ないと言って、
更にその国の方針を厳格化したこの大阪府の方針に対してね、
勿論、色んな意見あると思いますよ、異論はあると思います。
しかしそれはね、一つの意見としては、あのお聞きはしますけれども、
しかし、これだけの多くの専門家がみんな見てですよ、
おー、あぁ、じゃあ異論を、この異論についてじゃあそれは、ちゃんと聞いていこう、
この異論については、ちゃんともう一回検証しよう、というような流れになってないんであれば、
それはやっぱりこの専門家会議ってものを、の結論をですね、進めていかないと、
これはね、北山委員、あの、じゃあ誰を一体公募って言いますけども、
公募で何人じゃあ

北山:いや、公募でしろと言ってるんじゃないんやで。

橋下:いやいや、それはね

北山:そういう声も上がってます。

橋下:
何百人、何千人と、それ専門家が居たら、みんな色んな事言わせろ、言わせろ、
俺の意見はこうだって事になって、収拾つきません
さっきからね、北山委員から価値観の転換だって言われましたけどね、
共産党こそ価値観転換して下さいよ。もっとね

北山:…私の聞いた事に答えて下さいよ。

橋下:議会制民主主義っていうものを前提にね

北山:またそういう話にして、話をグチャグチャにするんですよ、

橋下:議会制民主主義を前提にして、選ばれた

北山:もういつも市長は、私に対して。

橋下:その専門家の中で流れを

北山:〓?〓

橋下:
多くの専門家からね、まあ評価されてるようなね、
評価されてるようなそういうような方針の下に物事を決めて、議会の

─傍聴人:ICRPも内部被曝は危険ですって言ってますよ。

委員長:退場を命じる

─傍聴人:山崎先生の陳情書は読まれましたか?

?:イエス

─傍聴人:
ちゃんと話をすり替えないで、議論ちゃんとして下さい
あなたが議論をまともにしてないんです、橋下さん、ちゃんとやって下さい。
市民の声を聞いて下さい。橋下さんがちゃんと話を進めてないんです。

橋下:
という事でしてね、あの異論もいっぱいあるんです。あの方のように
じゃ、どこまで聞くんですか?
あの方の話、じゃあここで今から2時間聞きましょうか?
やって貰います?いや、いい、だからそんだけ、公開討論やれって事はそういう事ですよ。
議会の皆さん、それ判断して下さいよ。
じゃあ、今の方ね

北山:分かりました。

橋下:いやいやいや、そこが重要なんです。いやいやいや、先生、それ逃げないで下さいよ。

北山:…私が

橋下:いや、だからね、北山委員

北山:もう次、…

橋下:今の方をここで呼んで頂いて、ね。

北山:もう意見、分かりましたわ。

橋下:ここの、呼んで頂いて、もう10時間でも20時間でもやって下さいよ。

北山:そんな事言ってませんやんか、市長。

橋下:でー、インターネットで流して下さい。

北山:私の質問聞いてるんですか?ちゃんと

橋下:異論のある人を呼んでね、で、そういう事はやらないんでしょ。

北山:私の質問聞きましたか?

橋下:
いや、だから、僕がやろうとしてるこの専門家会議の、あ、これを進めようとしてる専門家会議も
国の専門家とIAEAからも評価をされて、大阪府の専門家でもしっかり議論を踏まえた上でね、
方針を立ててますから、どこまで、じゃあほかの意見を取り入れるのか、
議会制民主主義の中でね、色んな意見を全部拾えっていうのは、それは無茶な話ですよ。
もう一度価値観を転換してね、やっぱり共産党も新しい政治を目指さないと駄目だと思いますよ。
本当に、もう、お互いに、価値観の転換をしながらね、
北山委員の考え方も変わる事を期待してます。

北山:
あのー、もう時間がなくなりましたけれども、先ほど橋下市長は、原子力委員会だとか、
保安員について、まぁかなり、ボロンチョンに仰ったわけですけども、
まっ、学者と言っても色々居る。先ほどね、何も府の検討会議の4人のメンバーだけじゃないんだと、
政府の、仰ったけれども、つまり、まぁ、今何故みんなが不安に思ってるかと言うと、
これ原発事故を境にして、正に安全神話によって
だから斑目委員長は、先ほども言われた通り、
安全神話に乗っかって反省してますと、こう言ってるわけですよ。
そういう立場に立った人たちの意見を聞いて作ったって、
安心なんか与えられないんですよ。
で、そこでかつても市長は、だから大阪府の独自に指針を作ったんですと胸張りました。
だから、大阪市は独自の検討会議で専門家を入れて決めてるんだから、
これは間違いないですと、胸張られたわけですよ。ねっ。
で、私が言ってるのは、冷静に、物事は冷静に私は議論する。また市長にもお願いしたい。
冷静に。そんな共産党はーとかいうような事でね、
訳の分からん事を言い出さないように
冷静にですよ、物事の本質に迫るような議論をね、積み上げていくというのが、
本来の議会ですから。そういう意味ではね。

橋下:…下さいよ

北山:いやいやいや、もう時間がありませんから。
答弁求めてませんからね。

橋下:議論しようって言ったじゃないですか

北山:ここはね、私は議員のある意味では質問権がある。

橋下:…変わってないじゃないですか、共産党は。

北山:
いやいや、ですから、そういう意味ではね、私が質問して、回答を求めたのは、そういう専門家、ねっ。
異を唱えてる専門家も交えた
そういう討論の場をっと言ったわけだけども、
市長、それには全くお答えになってなく
まぁ今の傍聴者の方を2時間でも5時間でも仰るけれども、
私はそんなことを言ってるんじゃないんで、
まっ、時間が参りましたので、またこれからも引き続き議論したい

橋下:お願いしますよ。議論しようって言ったじゃないですか。 

北山:時間良いんですか?良いんだったら私やりますよ。

橋下:答弁さして下さいよ。   ←アホですか?

北山:委員長、時間が許されるんだったら私、やります。

加藤:時間ですね。

委員長:時間は時間です。

北山:
とういう事ですんで、委員長が駄目だと仰るので、しょうがない。
私は別に逃げるつもりはない。
これからも市長とは真正面から、こうした議論をさせて頂きたいと思います。
以上で、質疑を終わります。

?:確信犯やで、もう。

委員長:それでは請願書、及び陳情書に対する各派の態度を順次ご表明願います。


維新:
陳情弟964号、965号、968号、971号、982号、1008号、1092号、1142号、1170号、1176号、1211号、
1277号、1278号、1281号、1282号、1370号、1376号、1377号、1398号、1429号、1431号、1484号、
1487号、1489号、1501号、1558号、1559号、1560号、1596号、1602号、1662号、1664号、1665号、
1669号、1670号、1680号、1738号、1748号、1749号、1750号、1751号、1757号、1762号、1796号、
1800号、1802号、1815号、1816号、1820号、1821号、1824号、1826号、1834号、1847号、1863号、
1865号、1884号、1899号、1900号、1917号、1918号、1920号、1921号、1991号、1996号、1999号、
2014号、2017号、2023号、2026号、2109号、2110号、2166号、2180号、2191号、2194号、2195号、
2196号、2208号、2209号、2211号、2212号、2214号、2216号、2221号、2236号、2254号、2257号、
2258号、2259号、2260号、2263号、2272号、2274号、2276号、
以上95件につきましては、不採択とし、残余は引き続き審査致します。

公明党:請願、及び陳情の審査につきましては、引き続き審査とさせて頂きます。

自民党:全て引き続き審査と致します。

OSAKAみらい:同じく引き続き審査、全てでお願いします。

日本共産党:
まず、賛成をし、採択を求める請願・陳情の番号を申し上げます。
請願20、陳情866、873、879、880、882、884、885、887、891、894、898、900、901、906、915、
916、920、944、947、949、951ないし953、956、958、960、961、975、976、981、983、987、
988、990、997、1005、1010、1015、1018、1019、1025、1036、1041、1056、1058、1060、1064、
1066、1070、1071、1087、1095、1101、1103ないし1105、1110、1114、1115、1118、1119、1124、
1136、1154、1155、1159ないし1161、1163ないし1166、1172、1174、1177、1179、1181、
1183ないし1185、1197、1199、1201ないし1203、1205、1209、1219、1222、1224、1228、1235、
1237、1240、1248、1261、1266、1270、1276、1287、1289、1291、1295、1296、1298、1306、
1307、1312、1324ないし1328、1340ないし1342、1349、1350、1355、1357ないし1359、
1365、1373、1375、1379、1381、1385、1387ないし1390、1393、1400、1404、1405、
1409ないし1411、1413、1415、1420、1421、1424、1427、1428、1433、1443、1446、1464、1465、
1473ないし1483、1485、1493ないし1498、1503、1505、1511、1515ないし1519、
1522ないし1526、1534、1536、1539、1541、1542、1544ないし1547、1549、1552、1554、1563、
1565ないし1567、1569、1572、1573、1576、1579、1582、1583、1586、1593ないし1595、
1598、1601ないし1631、1634、1640、1642、1644ないし1647、1651、1666、1667、1671、1673、
1675、1676、1682、1684、1685、1687、1688、1691、1692、1695、1696、1702、
1704ないし1709、1713、1714、1717ないし1725、1727、1728、1731ないし1734、1736、1741、
1743、1748ないし1751、1753ないし1756、1758、1765、1767、1773、1775ないし1777、
1784、1785、1792、1807、1811、1815、1823、1828、1830ないし1832、1835、1844、1849、
1854、1862、1868、1869、1873、1876、1883、1891、1895ないし1897、1903、1905、1906、
1912、1914、1915、1923ないし1925、1927ないし1929、1939、1943、1944、1946、1952、
1953、1955、1960、1961、1963、1968、1971、1972、1974、1981ないし1985、
1990、1992、1994、1995、1997、2000、2001、2007、2012、2016、2018、2020、
2028ないし2031、2038、2046ないし2052、2060、2066ないし2068、2072、2075、2076、
2082、2090、2091、2107、2108、2113、2114、2122、2125、2128、2131、2132、2134、
2135、2141、2142、2144、2145、2148、2150、2156ないし2158、2164、2170、2176、
2181ないし2185、2192、2197ないし2199、2202、2204、2215、2222、2226、2227、2255、
2268、2270、2278ないし2282の443件は採択を表します。
次に、不採択にしたい陳情。
陳情1660、1664、1665の3件は不採択。残余は引き続き審査としたいと思います。

委員長:
各派の態度は只今お聞きの通りであります。
これより採決に入ります。
只今議題となっております請願書1件、及び陳情書1367件の内、
まず陳情弟1664号、
大阪での震災がれき処理について、アメリカ政府への説明に関する陳情書、
及び陳情弟1665号、震災がれき焼却処理に伴う放射能汚染について、
他国との合同協議するための委員会設置に関する陳情書の2件を一括して問題とし、
起立により採決致します。
只今問題と致しました陳情書2件については、いずれも不採択とする事に賛成の方はご起立願います。

─多数であります
よって委員長発議の通り決しました。
次に、陳情弟1602号、1748号ないし1751号、及び1815の陳情書6件については、採択、不採択、
引き続き審査のそれぞれの態度が過半数に達しない為、委員会として結論に至りませんので、
本日のところは採決を行わず、引き続き審査する事と致します。

次に残余の請願書1件、及び陳情書1359件を一括して問題と致します。
お諮り致します。
只今問題と致しました請願書1件、及び陳情書1359件については、
先ほど採択、不採択の表明もありましたが、
いずれも引き続き審査の取り扱いとする事にご異議ありませんか。
─ご異議なしと認めます。
よって委員長発議の通り決しました。


以上です。
陳情書出した人は、陳情番号で照らし合わせてみて下さい。うちのは該当なしやった。
9/19の民生委員会では、北山議員で最後。
陳情書、全部読んでくれたのは有り難いな。
多分、橋下は1件も読んでないやろ。
プライベートな時間削ってでも国政の事をやればええとか言うてたけど、
国政に必死になってる時間を大阪市民の為に費やせんか?

最後のほうの北山議員と橋下の発言が被って聞き取れんとこもあったけど、
いつもこの二人、最後は被ってる。勿論、橋下が邪魔してるんやけどな。

北山議員の質疑の途中からがニコ動でアップされてた。
大阪市会・橋下市長、審議妨害で退場処分の市民団体をネタに答弁 2/2

この中のコメに北山議員が論破されてるっちゅうのがあるけど
どう見ても橋下のほうが論破されてる。
ちゅうか、橋下は議論にもなってへん。
小林議員の時もやけど、北山議員の時も、いつもグチャグチャにしてしまう。
北山議員提案の「異論を唱える専門家」との公開討論。
これは、7/20の民生保健委員会の時も提案してたんやけど、
橋下は、専門家による安全性の議論は既に確定してるて答弁してた。

結局、自信がないんやろな。
小林議員提案のテレビでの公開討論もそうやけど、
テレビでの討論は無理やとしても、大阪府の検討会議の専門家4名と
公募か推薦での異論を唱える専門家4名で、どこかの会場で討論会をすればええやん。
そこに番組で取り上げたい局が撮影に来ればええねん。
何も難しい話やない。
それを100人寄ったら100の意見とか、こういう極論を言う時点で橋下は論破されてるねん。
橋下が極論発言する時は、自分に不利な時や。

何百人、何千人と、それ専門家が居たら、みんな色んな事言わせろ、言わせろ、
俺の意見はこうだって事になって、収拾つきません
誰も何千人とか一言も言うてへんのに、勝手に大袈裟な人数を出してくる。
5人対5人ぐらいの数人でええやん。検討会の専門家は4人なんやから。
環境省が一人ぐらい入るんなら入れてもええけど、橋下はアカン!討論にならん!
そもそも何通りの意見はあったとしても、最終的には安全か危険かのどちらかでしかない。
何千もの選択肢があるならともかく、二者択一やん。

北山議員も傍聴の人も言うてたように、グチャグチャにする、話をすり替える、
誰が見ても橋下はおかしいはずなんやけど、
橋下が論破してる、勝ってるかのように単なる信者発言かもしれんけど

もし錯覚してるんやとしたら、極論のせいやろな。
傍聴者は、ちゃんと議論して欲しいて言うてるだけやのに、
傍聴者の話を2時間聞くとか、常識的にも不可能な事をわざわざ持ち出してるにも拘わらず、
冷静に対処してる北山議員に逃げてるいう言葉を使う。

橋下は「もう専門家との議論は必要ない」ていう立場から、
極論であろうと「10時間でも20時間でもやって下さい」て言う事によって、
譲歩してるかのように見せかけてるから、北山議員が「逃げてる」ちゅう錯覚なんちゃう。
実際、20時間とか、しかも傍聴者との議論なんか不可能やのに、
公開討論を何時間でもしましょうて本気で言うてるように見えるんやろか?
ほんま、北山議員やないけど、訳の分からん事言うな!やで。

北山議員の発言は核心をついてると思う。
原発事故をきっかけに、安全神話は崩れたのに、それでもまだ安全て言い続け、
危険リスクを過小評価し続ける、そんなヤツらが作った指針で安全の確保なんか出来るわけない。

瓦礫の質疑に入ってるのに、再稼働の話に戻して、言い訳がましい発言してるけど、
橋下は本気で脱原発なんか思てないよ。

3/24の『NOマネーGOLD』に、松井と橋下が出演してて、再稼働について議論してて、
橋下は再稼働反対を一応発言してるんやけど、矛盾発言連続してる。
2012-3.24 NOマネーGOLD 橋下市長 松井府知事-1 33:35ぐらい~
ちょっと抜粋すると・・・

橋下:
大飯については僕は今反対です。大飯は今の段階では反対です。
だってこれはね、大飯の原子力発電所の施設の安全性だけで騙されちゃいけないんです
政府をね、今の政府の安全性、見て下さい。
政府と電力会社が危機管理対応能力があるかって言ったらないですよ。
(略)
施設の安全がいくらね、それが安全だ、安全だって言っても
それを扱う我々人間側の、組織側の安全性が全く、今ね確証されていない段階で、
そりゃ駄目ですよ。

大谷:市長、だからどうやって…
(略)
橋下:
府民の皆さんにね、府県民の皆さんに覚悟して貰わないといけないのは、
もし止めるんだったら計画停電もありですよと、
停電もありですよっていうところまで踏み込んで、
それから電気料金も上がりますよっていう、
さっきの僕らの言ってる自立する個人、責任を取る個人という事からすればね、
原発を止めるんだったら、計画停電もあり、それから電気料金も上がる、
ここまで覚悟示して貰えるんだったら、大飯止めろって事で
どんどん政府と戦いますよ。それが出来ますかっていうところです。
株主提案で関電に迫りながら、大阪府民・市民の皆さんにもそれを問います。
計画停電良いですかと。
どうですか?皆さん。

青山:絶対駄目です
(略)
橋下:
そういう事を言い出したら…
だからそれだったら原発はやっていかなきゃいけないって話にもなるし…
(略)
橋下:だからね、これは議論して決着付かないから僕は総選挙で決着付けようと思ってるんです。

須田:じゃあ、民意はどこから判断するんですか?賛成か反対かを。

橋下:
総選挙です。
次の総選挙で、日本国中の総選挙で、
総選挙っていうのは、こういう時で使うんですよ。
消費税が5%上がるかどうかなんて、総選挙で400人使ったら駄目ですよ。
原発に行くか止めるか。

大谷:大飯は喫緊の課題じゃないですか、動き出すかどうか。

橋下:じゃあ、計画停電は認めますか?

大谷:そりゃ、しょうがないでしょ…

橋下:病院とか産業の問題も宜しいんですね?

大谷:だから~

橋下:そこで逃げちゃ駄目なんです


次の総選挙、維新の争点は「原発」らしいw
このやり取り、いつもの橋下の手法やね。
確かに、反対発言はしてる。
騙されたらあかんで、危険やで、って言いながら、
停電も料金値上げも覚悟せえよと。
それを国民に次期総選挙で問う言うてるけど、その総選挙までどうすんねん?って事で
大谷が質問して、停電は仕方ないて言うた途端、
「病院とか産業の問題も宜しいんですね?」て脅してる。
で、大谷に「逃げるな」と。
反橋下の人は、とっくに見抜いてるやろけど、
橋下は常に、こういう発言をする。
これ見てたから、橋下が再稼働反対て言うて、みんなに支持されてても
パフォーマンスとしか思てなかったし、必ず再稼働に賛成するのは分かってた。
支持してた人は、橋下に騙されたとか、裏切られたとか言うてたけど
橋下は最初から本気で反対なんかしてないねん。
どっちに転んでも橋下は責任負わん。
「再稼働は危険ですよ」て脅し、「病院とか産業のリスク」で脅してる。
で、国民の責任において判断させ、
再稼働して事故が起きても、「そやから再稼働は危険ですよて言うたやろ」て責任転嫁出来るし、
再稼働停止して、停電とになっても「覚悟したんやろ?」て責任転嫁出来る。
そもそも、勝手に停電とか値上げとか、なんでお前が言うねん!

瓦礫も同じ。
岩手県知事に頼まれたからって言えるし、
安全性は、IAEAも認め、更に大阪で専門家も安全を担保してるって言える。
そんなに安全なら、何か起こった時に責任取れるかって問いには、
安全やから、何も起こらんて言うし、起こっても、それが自然放射線か排気ガスか
因果関係は分からん言う。
ここで、全責任を負うて言わんでも、責任負う人たちを存在させてる。
橋下はほんまに卑怯者やねん。




2012-10-01

9月19日(水)大阪市会 民生保健委員会 小林 道弘 議員の質疑


9/19(水)に行われた民生保健委員会
インターネット録画放映にてアップされているので、まだの方は是非見て下さい!
(小林議員は52:10ぐらい~)
井戸土岐議員太田議員加藤議員に続き、小林 道弘議員の質疑を文字にしました。
(聞き間違い等ご指摘願います)

※参考 民生保健委員会の請願書及び陳情書

小林 道弘 議員(OSAKAみらい 西成区):
私のほうからも引き続いて、今日はもうずっと瓦礫のほうの話で、
だいぶん詳しい説明なんかも皆さんされておられます。
特に最初、井戸委員の話なんかずっと聞きながら、自分の勉強不足もあるんですけども、
非常に細かい数字とか来られたんでね、
ちょっとこれは何とか頑張って勉強せなあかんなと改めて思ったんですけどもね。
本当にそういう意味でしっかりと今日は皆さんの議論頂いてるわけなんですけども、
市長、僕はやっぱりずっとね、この広域の処理について疑問を持ってるという立場だったんですよ。
今回もせやねんけども、広域の処理をせえへんかったらやっぱり地元の支援を
してないようなニュアンスがね、やっぱりどっかであるん違うかと。
これはやっぱり違うぞと、僕はやっぱり広域だけに特化せずに、
グローバルに全体的にやっぱり支援するんやという立場をね、
今でも持ってるんで、そういうスタンスで質疑をさして頂きたいと思います。
まず最初なんですけれども、今言いましたように、
広域の処理についての一番その直近の状況について、まずお伺いしたいと思います。

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
8月7日に、環境省から大阪市長宛に東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表の策定、
及びこれを踏まえた広域処理の協力要請について、文書を受領しております。
岩手県で発生した廃棄物の総量、約395万tの内、8月31日現在で処理済となっているのは、
約81万t、割合としては約21%に留まっており、廃棄物の存在自体が復興の妨げになっております。
また、広域処理が必要な量は、約42万tとなっており、これらの量を平成26年3月末までに
処理・処分を完了させる目標を達成し、被災地における復旧・復興を出来る限り
早期に実現する為には、大阪市が協力予定としている約36,000tの受入が
不可欠である事から、本市に対しまして、引き続き広域処理の着実な実施に向けて、
改めて協力要請があったところでございます。

小林:
今の説明をよく聞くと、結局26年の3月まで、今の岩手県ですよ、岩手県の、まぁ
恐らく宮城も含めてだと思うんですけども、
あと一年半後に全て処理をするというのが、国の方針なんですね。
一年半後に、ですからそのスキームはきっとしっかり作ってると思うんです、数字の上でね。
今の答弁の中で、結局岩手県では約400万tが全部あったと。
400万tあって、その内の今の段階では約81万tやから、まぁ約80万t、
つまり2割ぐらいが終わってると、となると、後8割残ってるんです。
この8割残ってるけども、この内に広域でお願いするのは、約41万t。だから約1割やね。
という事は、全体の中でやっぱり岩手県の広域、本市、
本市言うか、受入てくれと言うのはやっぱり1割しかないんですよ、1割
この1割と今既に終わってる2割を足すと、約大体3割ぐらい、
となると、残りの7割を一年半で確実に終わらせますよというスキームになるんですわ。
僕ずっと言うてるようにね、広域でこんだけもう色んな事の議論も重ねて、
ましてこれから、後でまた市長にもお答え頂きますけども、
市民の税金を使って説明会とかいう事を考えたらね、
岩手県の皆さん、ほんまにもう、
一日でも早く瓦礫を処理せなあかんという思いはもう全く同じなんです。分かります。
けども、一年半で全部終わらすいうところをちょっと延びるかもしれんけども、
その分違う事で支援しますわと言うほうがね、僕はやっぱり今の段階ではね、
これだけ市民の皆さんが安全や安心について、問題や問題や言うてる時はね、
これは5年も6年も7年も言うんやったら分かるんですけども、一年半で7割、
そしたら、それのプラス1割をちょっと一年半延びるけどもね、
いう事も一つ考えられるべき違うかなという、これは今の数字から思ったこれは私の感想なんです。
という事でね、さっきから言うてるように、広域に関する疑問点持ちながら、
言うてももう、今回のやっぱり予算で通ってしまってるんで、
ただ、それでもやっぱり違う形での支援はないかという事を考えたんです。
そしたらね、3回か4回前の時の質疑の時に、スキームの中で、瓦礫をどういうふうに持って来て、
そこにどういうふうにお金が付くかという質疑をさせて貰った事があるんですよ。
これでいくと、まず被災者の、例えば宮古とか、そういう市町村は、
地方自治法に基づいて岩手県へ委託する。
岩手県は廃棄物処理法に基づいて、大阪府に委託する。
今度、大阪府は廃棄物処理施行令に基づいて、再度大阪市に委託する。
これがまぁ、市民の中には法に違反してるんちゃうかという意見もあったんですけども、
これ調べて貰ったら、そういう形で、法に基づいて最後は大阪市が業者へ委託する。
これね、やっぱり、地元では少なくとも最終的に国からお金が入るにしても、
一旦は予算がするわけでしょ。
少なくとも、この予算下でもなくなればね、
この瓦礫の広域処理に係る予算を違う分野で、現地で頑張って貰えるんちゃうかと思って、
ちょっと課のほうに、直接大阪が、国のほうからね、これ処理に係っての費用とかを
ダイレクトで取る事でけへんかという事調べてくれ言うたんですけど、結果どうです?

村上:
広域処理における補助金のスキームは、
被災した市町村から直接、環境省へ交付申請する事となっております。
具体的には、大阪市で処理に要した費用は、大阪市と大阪府の委託契約に基づき、
大阪府に処理委託費用等を請求致します。
大阪府は、大阪市から請求を受けた処理委託費用等々、海上輸送費用等を併せて、
岩手県に処理委託費用等を請求致します。
岩手県は、事務委託を受けた被災市町村に対して、
大阪府から請求を受けた処理委託費用等を請求致します。
被災市町村は、処理に要した費用について国に補助金の交付申請を行い、補助金の交付を受けます。
環境省に確認致しましたところ、制度上大阪市が被災地に代わって、
環境省に申請する事は出来ない仕組みとなっております、という事でございます。

小林:
やっぱり結論では出来ないんですわ。
どっかでね、事務がやっぱり煩雑になるん違うかなという可能性も膨らんでるし、
この間、多くの意見が出てきたんは、途中途中でやっぱり、
お金の流れが不透明になるん違うかという心配があったりとかね、
さまざまな問題があると思うんですよ。
出来たらやっぱりもう今の段階では、もっかい言いますけど、
受入に関しては僕は慎重な立場で言うんですけどね、
もう既に予算がされてしまってるんでしたらね、
少なくともこういう形での違った形で支援というのもね、
一定考えていく必要があるんではないかというふうに思います。

でね、要望を先に言わして頂きたいんです。後で市長に住民説明の事でね、お話頂くんで。
お話頂くと最後なくなってしまったらあかんので。 ←さすが!いつも橋下のせいでなくなるからな!
まず本来ならば一番最後に要望というのをね、言うんですけども。
この間ずっとね、やっぱり議論なってきたんは、
燃やす事に対して非常に問題があるという意見が多いんですね。
燃やす事によって放射能が凝縮されてしまって、そしてそれが飛散して。
だから、広域処理が反対や言う方と、燃やす事が反対や言う方と色々居るんですね。
この燃やす事に関しては、今日もちょっと勉強さして貰ったんですけれども、
本市のほうでも混合率、普通の瓦礫と、普通の一般廃棄物と一緒に合わせて燃やすと。
なんでそんな事するんですかて聞いたら、つまり現地での瓦礫というのは、塩害が、
潮の被害がある可能性があると、あ、潮が被ってるから、
それをそのまま炉で燃やすと、塩害として炉が危険になる可能性があるらしいんですよ。
ですから、これを本市では約20%の割合で、あとの80%普通のん合わせて燃やすんやという事を
勉強さして貰ったんですけどもね、というリスクも考えたらね、
これもまだやってみやんと分からんいう事です。
ほんなら本当に本市の中で燃やした時に、塩害で炉がアウトになってしまったら、
凄い費用掛かるていうリスクも片一方であるらしいんですよ。
だから、そういうふうな事を考えた時にね、僕はこの間、つまり燃やさんと、
例えば現地の所の防波堤とか森へとかいう意見もあるんで、
それをしたらどうですかという事もずっと言うてきたんです。
前の時には、岩手県の大槌町の鎮魂の森の話もさして頂きました。
動きの中でずっとあるんですね。
例えば横浜市環境創造局のホームページによりますと、
関東大震災の復興事業で、大正14年から4年間掛かって、その時の瓦礫を埋めて
山下公園ていうのが造られたらしいんですね。
あれはやっぱり下が瓦礫で、上に土を被せてと。
ただ専門家の中には、その時と、当時と時代がちゃうから今はそんな、
当時は放射能なんかないから、
その話を持ち出すのはおかしいて言う片一方の意見もあったんですけどね。

僕はやっぱり、こういうの見てたら、そういう事をしっかりとする事も大事やなあと思って、
もうこっからは完全に素人意見なんですけども、やっぱり燃やさずに
例えばコンテナの中に、コンテナの中に入れてね、このコンテナをそれこそ沢山作る為の費用、
国も含めて出したらどうですん?
で、このコンテナごとをね、どこかに、その持ってって、
どこかてどこやねんて言うた時に、う~ん、島がええんちゃうかとか、
海底がええんちゃうかとか、こんな技術的なもんも色々あると思うんですけどね、
つまり、燃やさずに、例えばコンテナやったら、コンテナを強化密封したままで、
5年、6年、20年、30年経ったら、その中にある放射能というのは、なくなっていくらしいですね。
今日聞いたら。いずれはなくなるらしいです。
そしたら、そのままの状態でね、なんとか解決出来ないかという事も一回調査・研究するのもね、
良いんじゃないかと。これは大阪市に言うんか、国がするんか、いうのはありますけども、
そういう燃やさずにという一つの手法も考えられへんかなという事を一回勉強、
いや研究して欲しいというのが、これは要望です。
要望ですから、自分の、いうふうに思うんで。

で市長、えらいすんません。最後にお願いします。
という事でね、住民説明会の事なんです。
今日も色々ありました。付帯決議の中で、やっぱりしっかりとした住民説明会をして頂きたいと、
いう意味もあって、僕も中央公会堂、この前行ったんですけども、
恐らくもう人で人で溢れて仕方ないやろな思たら、あれ中、3分の2ぐらいでしたね。
つまり、あれは大阪市の方だけが対象で、夜も時間帯が7時ぐらいからやったから、
お子さんをお持ちのお母さんは行けなかったという声も聞いたんです。
そこで、思てたんですけども、住民説明会の一つの手法としてね、
確かにYouTubeや、さまざまな媒体を使ってやって頂いてますけども、
今日もマスコミ来られてますし、市長、マスコミ関係からマスコミの都合によっては、
ええ時は出てコメントしてくれてよう言われるんでね、
逆に今度市長のほうからね、マスコミのほうに、という事で、
今回のこの瓦礫の説明というのを一回マスコミを通じてやりたいと、例えばですよ。
そしたら、これは近畿圏全部いけると思うんですわ、恐らく。
ですから、放送時間帯によったら、お子さんをお持ちの親御さんのほうも見れると思うんで。
ただ、そのやり方がね、僕は思てたんが、この間の此花区、
そして中央公会堂で出てきたさまざまな意見とか問題点を一定、環境省や市側の意見と出して、
それの専門的な答えを出して、その時に出来れば日曜討論会みたいにね、
この事について、予めやりますよいう事で広報で出す。
そして、この事に関して真剣に意見、若しくはちゃんと意見の出来る方を
市民の中から代表として選ぶとか言うて、5人ないし、5人、5人ぐらいでこう話をして貰ってね、
そこへ分かりやすく言って貰う。今日も聞いてたんですけど、
やっぱり僕も分かり難いとこあるんで、その上で今度はまた、それを皆さんどういうふうに、
あれ見て思いましたか言うて、例えばパブリットコメントなりで、
市民の意見を聞くとかいうキャッチボールみたいなする中でね、
なんでか言うたら、この問題に関心のある方は非常に高いですわ、本当に。
けど、逆にうちらの地域でもね、西成の中で、
「オッチャンやっぱりな、今瓦礫がなこんな議論なってんや」言うたら
「そんなん安全やったら受入たらええがな」と、こう言うんで、
「やっぱ安全かどうかで今議論してんねん」言うたら。
なかなかね、市民の皆さんの中でも温度差が大きいんですよ。
極端に言うたら、大阪市が今回の予算で瓦礫の受入に関して知ってる人もやっぱり、
ある意味少ないと思うんです。
市長は、やっぱり多くの市民は受入に賛成やというような事も仰ったんで、
その辺の事も、ある意味こう調べていく意味でもね、
マスコミを通じて、やっぱりこれはしっかりと皆さんに訴える。
逆にまたそっから意見を汲み上げる、いうふうな手法もね、
一つ考えられるのではないかというふうに思います。どうでしょうか。

橋下:
僕あのー、民主党政権がエネルギー環境会議で原発ゼロのね、向けての、あのー戦略をこう
古川さんの下ではそれを纏めたのに閣議決定しないっていう話を聞いてですね、
今の民主党のもうなんて言うんですかね、全てを表してるような
なんかそんな状況を感じましたね。
要は責任を持ったきちんと、その決定、責任を持ったその政治ってものが、
もう出来ない象徴だと思うんですね。
小林議員ね、申し訳ないんですけどもね、そのテレビの話も責任を持った提言であれば、
是非、局でその設えを作ってもらいたいんですよ。
これはあの、僕らがですね、メディアのほうに言って、こういう会議をやって、
こういう公開討論やって下さいって言っても、そんなのは簡単にやってくれるようなね、
そんな、あのーテレビの世界も甘いもんじゃないです。
それは、この瓦礫の問題についてもの凄い重要である事は、僕も認識していますけども、
そりゃ取り上げて貰えるんだったら行きますよ。
でも、それは夕方の番組でね、30分、1時間使ってやるっていう事をほんとに各局が
民法各局がやってくれるんであれば、それは是非ね、
僕はやってくれるんだったら参加しますよ。
でも、それは一度ね、局のほうに話をして貰ったらですね、
あのーテレビでやってくれるんであれば、それはもうほんと有り難い話なんですけどもね。

─委員長、会議妨害の為退場を命じる 

橋下:
まぁね、なかなか難しいところで、常識的な人が色々反対してくれる人は良いんですけどもねぇ
こういう状況を見て、ほんとにあの反対している人、
常識的なのかなってのは、こないだの中央公会堂でも思いましたけどもね。
初対面の僕は、お前だとか何だとか言われる筋合いも何もないし、
まぁこういう立場だから、我慢してましたけどもね、
あまりにもその反対論者の中に非常識な人が多すぎるんじゃないでしょうかねー。
まぁ、あの常識的な方も居るんでしょうけれども、
ちょっと僕が目にする反対論者の人っていうのは、
非常識極まりない
まぁ、お前が一番非常識じゃないかって、僕も言われるかも分かりませんが、
まぁまぁ、お互い非常識同士で良いのかも分かりませんけど、
まぁちょっとそういうの非常にあの交わします。
それからテレビの話は、そういう機会があれば僕は行きますけれども、
そうは簡単には公開討論で時間を作ってくれるような状況ではないと思ってますが、
あのーそういう話があれば、これはもう是非そういう場で、
しっかり説明をしていきたいと思ってます。

で、ここまでが答弁なんですけどね、いや、僕ね、小林委員に、いや、是非ね、あの、あのー
こういう場しか、なかなか話す機会ないからあれなんですけど、あのー、
いやっ、僕は小林委員の話は、
理論的にも哲学的にも、やっぱ間違ってると思うんですよ。
まず理論的な話はね、民主党は地域主権って言ってるわけじゃないですか。
なんで岩手の、その実情をね、この大阪でああだ、こーだ色々話をするのか、これおかしいですよ。
だって岩手県の達増知事が広域処理やって下さいって言ってるんですよ。
僕らが岩手県を代表する知事から求められなければやりませんよ
こんなの
で、じゃあ岩手県のね、全住民がそんな気持ちなのかと、域内処理、
岩手県内で処理をするっていう、そういうあのー、基礎自治体もあるーとか、
色んな声ありますけども、そりゃ一人一人の声を汲んでったら分からないから、
議会制民主主義、いわゆる代議制、まぁいわゆる選挙で選ばれた代表がね、
しっかり判断しようってそういう約束になってるわけじゃないですか。
知事が来られて確認をして、「どうしますか?これほんとにどう、どうなんでしょう」って、
僕確認したんですよ。もう色んな議論があって、
「岩手県内で処理をするとか色んな議論があるみたいですけども、
大阪で本当にやる必要があるんですか」という事を確認したら、
「是非やって欲しい」という事をね、岩手県知事が言われてるわけですから、
もし岩手県でね、処理をしたら良いとか、
岩手県は大阪に出すつもりはないんだとか、色んな事言われるんだったら、
是非ね、岩手県知事と話をして貰いたいんですよ。だって岩手県の代表者ですから。
で、そこを無視して、こっち側で、大阪のほうでですね、
岩手県の事について、あーだ、こーだ言うのは、
それは民主党の掲げる正に地域主権に真っ向から反する事なんじゃないでしょうかねぇ。
岩手県の実情は、岩手県が考える。
で、岩手県を代表する岩手県知事が、自分の所では処理出来ないから、
なんとかこれを復興の為にね、復興を早める為にね、
大阪でこの分だけをやって下さいって事を言われてる。
これをどう考えられるのか。ここがもの凄い疑問です。

それから、哲学的な部分っていうのは、支援っていうものは、これは支援をする側が、
あーだ、こーだ、こういう支援だったらやるよ、こういう支援だったらやるよって事を
言うんですかね。
僕はSOSを発せられたらね、SOSを発する側のほうにね、
やっぱりそこに最大限、まっ寄り添ってそのSOSの求めに応じたね、
その支援をやっていくのが、これは僕の考える支援なんです。
民主党さんはね、色んなところでね、僕が府議会の時もそうだった、
あの知事の時もそうだったんですが、やっぱりイジメの問題とかね、差別の問題とか、
障害者の問題とか、凄い力入れてましたよ、民主党の皆さん。
だからこれイジメの問題でね、
じゃあイジメの子供がSOSを発してきて、
こういう支援をやって欲しい、これ助けて下さいと言った時に、助ける側のほうが、
「いやっ、僕がやる援助はこういう事です。
僕のやる支援はここまでです」っていう事を言うんでしょうかね。
やっぱり支援っていうのは、支援を求める側、困ってる側のその要望に最大限
それに応じていくっていうのが、僕の考える支援です。
ですから、まずは地域主権の観点で、岩手県の事に関して、
この大阪市議会で岩手県の実情について、その堤防にしろとか何とかっていうのは、
もう全然違うと思う。
それから支援という事に関してもね、SOSを発してる側のほうに対して、
「いや、僕らが出来る事はここまでですよ、そんなあの支援じゃなくて、
こんな支援だったら出来ますけど、どうでしょう」それはねぇ、
僕のその性質、哲学からは真っ向からこれは反する事なので、およそこれは受入る事出来ないですね。
だからその地域主権に考え方と支援の考え方について、是非僕は教えて貰いたい。

それから、コンテナの問題とかも色々ご提案頂きましたけども、
それはね、やって頂けるんであれば、是非民主党政権で決めて頂きたいんですよ。
そりゃ民主党、現政権なんですから。
ですから、それは僕が言うよりも小林委員のほうから言って頂いて、
コンテナのそういう処理の問題、きちっと法案化して貰って、予算化して貰えれば、
それは国が決めれば出来る事なんですから。
それは僕に言う事ではなくて、小林委員が自ら責任を持って、
そういうスキームを作るべきだというふうに思ってます。

小林:
色々と考え方の、うん、部分では、よく、まぁ理解は出来ないですけど、
市長の考えは分かりました
で、ただあの理論的な事で言うとね、確かに現場の方が助けてくれ言うたと、
その時に、受ける大阪市の市長のトップとしたら、やっぱり自分とこの足下を見て
どうかという事を判断するのが大事じゃないかと思うんですよ。
つまり、その時に、「あ、これは絶対いけるやないか、OK」
逆に、「いや、ちょっと待ってくれ、今こんな状況やから、ちょっとそれはNO」て、
いうのが僕は、いわゆる大阪市のトップである市長の立場での、
現場からの助けてくれという声に対する意見やと、返しやと、これが一つ。
で哲学的な部分についてはね、確かにその支援はね、向こう、
こっち側から「あれ出来るわい、これやったるで」じゃなしに、そこは一致してますわ。
ただ、でもこれはね、交互するもんやと思うんです。
つまり現地での要求とか支援は、どんなもんがあるんや、
逆にこっち側は、「こんな事支援出来まっせ」というふうな中で、
支援というものの一番ええのをお互いにやっていこうというのが、
僕は支援態勢じゃないかと、これはまぁ思うんですけどね。
まぁ、これからまだずっと続きやっていきたいです。

あの、マスコミの皆さん、お願いします
もう色んな意味でね、僕はやっぱり全てのこの、
僕かて正直ずっと悩んできてこの質疑してるんですよ。
安全性がほんとに200万ね、100万、200万絶対安全や言うねやったら、
もう良いんじゃないかなと思ういうのも何回も言いました。
けどやっぱり違うんやという声も沢山あるんでね、
そしたら本当にその事をしっかりと大阪市民、府民が全部理解出来るような形での、
幾つかの広報というのをしっかりとね、お願いしたいと思います。終わります。


以上です。
小林議員の仰るように、「支援=瓦礫」になってる事が問題。
そやから反対者が支援を拒否ってる、非国民!てなるねん。
これはモナ汚の「痛みを分かち合おう」とか
野豚が「日本人の国民性が試される」とか言うから、アホな国民は「瓦礫で支援!」てなる。

橋下はテレビでやるなら参加言うてるけど、テレビでせんでも参加すべきやし
大阪市以外の府民、近隣県も希望者には住民説明会には参加させるべきや。
橋下の言う(8/30の説明会で)多くの住民は賛成について、
小林議員には、突っ込んで貰いたかったな。
何を根拠に多いて言うてるんか?

途中、退場させられた人は「テレビでやって下さい、お願いします」て言うてる。
確かに、ルール違反であったとしても、
裁判所やあるまいし、市民が発言したからて退場させなあかんほど重大な事か?
国会でも政治家はヤジ飛ばしてるやんけ!
それに、こういう民生委員会でも、議員が質疑中でも橋下は横から発言するやん。
自分の事は常に棚に上げる。

橋下信者がアップした動画↓

大阪市会・橋下市長の答弁中に市民活動家が騒ぎ退場命令
このタイトルの付け方、どんだけ騒いだねん?

反対論者の中に非常識な人が多い
問題発言と思たんか、自分の事も非常識て言うてるw
小林議員の事を理論的にも哲学的にも間違てるて言うてるけど、
そもそも橋下の言う理論も哲学も破綻してる。
『知事から言われなければやりませんよ、こんなの』って「こんなの」?
橋下はある時期から、やたらと「岩手県知事に言われて~」て必ず言うようになった。
別に知事が直接依頼したわけやない。
環境省からの依頼やん。

岩手県の瓦礫処理能力と進捗状況についてにも書いたけど、
岩手に電話した時に確認した。
「岩手県から直接要請してないから、岩手県から撤回する事はない」言うてた。
けど、橋下は「達増知事に依頼されたて言うてる」って言うたら
「それは受入表明してくれたから」って。
橋下は、いかにも知事に直々に頼まれたからって強調したいんやろけど
依頼されたのは、表明したからであって、してなかったら依頼されてないわけや。
確かに、最終的には「お願いします」て言われてても
こういう経緯を無視して、『知事から言われなければやりませんよ、こんなの』やなくて、
言われたのは「環境省」や。
橋下理論は間違てる以前に、事実を曲げてる!

で、哲学?橋下が哲学とかご冗談を!や。
橋下には哲学なんかないやろ?どこにあるねん?
イジメの問題を出してくる時点で、もう哲学でも何でもない!ただの比喩や。
イジメは一括りには言えんけど、生死にも関わる問題で、
子供が助けを求めたら助けるのは当然の話。
なんで瓦礫と一緒くたにすんの?

小林議員に間違てるとまで言うて、自分の理論や哲学を正しいかのように語ってるのを聞くと
この人狂ってる?としか思えん。
理論とか哲学語る人間が、公明党と組んで予算可決させるか?
これのどこに哲学がある?どういう理論なんや?

「瓦礫以外で支援したいんやけど、ほかにどんな事がありますか?」て言えんか?
橋下論では、これは支援ではないちゅう事になるねんな。

結局、橋下は大阪を変える、日本を変えるて言うてるのに政府を信用してる。
原発安全神話と同様、瓦礫は安全としか思てない。
その証拠に↓↓

8/30の説明会の翌日の

8月31日登庁時市長囲み取材 (瓦礫については02:40~)
一部、ざっくり文字にすると
記者が、8/30の説明会について、反対の意見がかなり多くて~の質問に対して
橋下:
反対の人が集まってる中で、反対の声があるのは当たり前
反対の中身を問わないと駄目ですよ。
やはり非常に事実誤認と言いますか、現在のいわゆる
一般的な科学論から離れた見解が非常に多いですよ

専門家の意見を聞いてどれが今の日本に相応しいか、妥当するのか
それを選択するのが僕の役割

安全性に問題がないという専門家の意見に与してる。
それと違う反対意見が出るのは当然。

この世の中をある意味納めるていく為に、
どの理屈を取れば多くの皆さんが納得をして、
大阪っていう、この街が安定するのかという事を考えれば
昨日、会場に来られた皆さんの意見というものは
この大阪には、ある意味適応しない
そういう論をかなり主張されていましたので、
反対論と言うよりも、拠って立つ立場の違い、見解の違いとしか言いようがない。

騒ぐ事が目的化してるような方々だけしか集まらなかった

********
こんなふうに、事実誤認、科学論から離れた見解ちゅう発言は、
いかに瓦礫安全神話にどっぷり浸かってるとしか言いようがない。
事実誤認、科学論から離れた見解してんのは橋下やのに、
自分と反対の意見が出ると、こういう発言になるのは橋下特有の悪癖やな。

それと、大阪に適応してないのは、橋下!お前じゃ!

橋下は、お前て言われた事についても言うてるけど
下地先生が「お前ら~」言うたんは、橋下やなくて環境省に対してちゃうかな?
ちゅうか、お前の何が悪いねん?
市長て言われたいんなら、市長らしく、大阪市のトップとして、市民を一番に考えれ!
うちは、Twitter で橋下に文句書いてるけど、
最初は、「市長」て書いてた。
松井と橋下と同時に書く時は「お二人共」 て書いてたw
けど、今は「アンタ・アンタら」とか「お前ら」とかww
だんだん、コイツらを知事とか市長とかって、敬うような言葉使うのがアホらしなってきた。
なんで市民・府民を蔑ろにして、大阪を踏み台にして国政に必死なコイツらに
市長とか知事とか、常識的な言葉使わなあかんねん!


帰れコールとかについても選挙で落としてくれたらええとか、
説明会でも言うてたけど、こういう発言のどこに誠意があるんやろ?
橋下は、瓦礫だけやなく、とにかく自分に反論する人間は全て敵!
自分が全部正しくて、反論者は間違ってる、ちゅう頭しか持ってない。
そやから、小林議員に対しても平気で哲学とか理論が間違てるて言うんやろ。
ほんまに、こんなヤツはリコールで証明するしかない。

岩手県知事が撤回する事はまずないと思うから、環境省が撤回するしか無理やな。
橋下は絶対に撤回する事はないやろ。
それはもうバグフィルターがどうとか、護岸がどうとか、説明会がどうとか
もうそういう理論が、どんだけ正しくても、橋下を変える事はでけへんと思う。
橋下にとっては、安全云々はもうどうでもええねん。
もう安全と思いこんでるから、絶対に強行するやろう。
これはトップとしての判断とか、そういうレベルやなく、
単なる橋下の性分や。