2012-12-30

2012年12月16日(日) 第46回衆議院選挙結果&瓦礫について


12/13(木)のブログに、2012年12月16日(日) 衆議院選挙、どこに一票?に、
『他府県はともかく、大阪こそ維新を惨敗させんとアカン!』て書いたし、
未来の批判も書いたけど、どこまで伝わったかな?
残念ながら、肝心の大阪府民が維新を当選させてしもたorz
これほど恥ずかしい事はない!
反橋下の多くは、ここまで維新に投じる人間が多いと思てなかったはず。


開票開始の8時過ぎて直ぐぐらいに、NHKアナが「維新は40~61議席確実」とか
「第三党に!」とか言うから、いきなりショック!
維新の惨敗と橋下逮捕テロwが入るのを楽しみにしてたのに、ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
惨敗どころか第三党?恐れてた予感が的中するとはorz

次は来年の参院選。
それまで維新が存在するかどうかw
とりあえず今回の選挙結果をまとめとく。
※参照

朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 日経新聞 産経新聞


政党別議席獲得状況【定員計 480人】

政党別得票数

第46回衆院選の有権者数は103,959,866人、投票者数は61,669,473
投票率は59.32%、戦後最低とされてた1996年の59.65%よりも少ない。
(96年の大阪の投票率は54.81%)

小選挙区の投票率が最も高かったのは島根県65.74%、山形県64.86%、山梨県63.67%で、
最低は高知県53.94%、青森県54.19%、栃木県54.71%。
大阪府は58.37%で32位やった。
島根県て連続1位や!すごいな~⇒ 目で見る投票率(総務省)

投票率低下の原因として、争点が見えにくいとか、政党が多過ぎとか、雪の影響とか、
どこに入れてええか分からんとかで、白票や候補者以外の名前が書かれた「無効票」
約204万票(小選挙区の投票総数約6166万票の内、有効投票は約5962万票)もあったらしい。
無効票の割合が最も高かった高知は5.24%で、県全体の無効票約1万7千票の内半数以上が白票
次いで大阪府4.63%、熊本県4.44%、東京都4.20%の順。
リアルタイムで報じられてた各報道機関の投票率も低かったし、
大阪市のHPでも1時間毎に投票率を公表してたけど、前回比は低かった。
ただ、行列ができる投票所もあったらしい↓↓↓
『「投票率低調」報道の一方で、なぜか「投票所に今までにない行列ができている」という声が多数』
これがきっかけか知らんけど、イカサマ投票説まで出てた。
万が一あったとしても維新やなw
維新は1期で解散する言うてるぐらいの政党やしな。
行列は、東京と千葉の投票所みたいやけど、東京は都知事選もあったしな。
イカサマと思う人は、どこが政権取ってたら納得したんやろ?
それより、比例区の投票券と最高裁判官の信任投票券て、なんで一緒やったんやろ?
投票箱が足らんからか?前回は別々やったはずやけどな。
投票所によっては投入する箱は別やったらしいけど
うちのとこは、2枚同時に渡されて、2枚重ねて投入した。そのせいか投票結果出るのも遅かった。

◆2012年衆院選・大阪の当日有権者数と投票率


大阪府内の当日有権者は710万3872人(男340万4490人、女369万9382人)で、
19選挙区に民主15人、自民15人、未来7人、公明4人、維新14人、共産19人、みんな1人、
社民1人、幸福1人、諸派1人、無所属4人の計82人が出馬した。
19区の内、維新と裏切り公明党との申し合わせどおり、
公明は3区、5区、6区、16区の4議席獲得で、
維新は、12議席(1区、4区、8区、9区、10区、11区、13区、14区、15区、17区、18区、19区)
自民は、3議席(2区、7区、12区)を獲得した。

比例・近畿ブロック[行政区:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県]

その他のブロック30議席
(四国2、九州4、中国2、東海4、北陸信越3、南関東5、東京3、北関東4、東北2、北海道1)
維新は、比例代表で40議席獲得した事によって、
衆院で単独で内閣不信任決議案、予算関連法案を提出できる51議席を超えた。

大阪人として、この結果は恥ずかしいけど、とりあえず大阪市民は、どんだけ維新を支持したか?
1.2.4区の当日有権者数は、1区は394,097名、2区は351,116名、4区は413,941名の計1,159,154名。
投票者数は、1区217,940名、2区209,499名、4区253,407名の計680,846名。
で、維新に投じたのが1区80,230、2区69,200、4区95,452の計244,882
割合で見ると、1、2、4区の有権者数の21%で、投票者数の35.9%になる。
大阪市民の当日有権者数2,130,098名投票者数1,221,665名
大阪市民が維新に投票した人は244,882名やから、
大阪市の有権者数の11% 大阪市の投票者数の20%になる。

大阪府民の当日有権者数7,103,872名投票者数4,146,674名
大阪府民が維新に投票した人は1,455,674名やから、
大阪府民の有権者数の20% 大阪府民の投票者数の35%になる。

大阪市民、大阪府民全体で見た場合のこの支持率を多いと見るかどうかの判断が
し難いのは、維新と公明が申し合わせてた事に加え、国政においては、自公連立という事で、
公明が候補者を擁立した3区、5区、6区、16区で自民と維新が擁立を見送った事により、
白票などの無効投票数は3区が約2万3200票、
5区が約2万3400票、6区が約2万4500票、6区が約1万2400票で、
大阪市内の3区で約1万2700票、5区で約1万4300票あった。
合計11万500票。多分、入れたい党がない抗議としての白票やと思うけど、
この白票が自民に入れたかったんか、維新に入れたかったんかが分かれば、
ほんまの支持率が出てくるはず。
勿論、どっちにも入れる気が元々なかったんかもしれんけどな。

ちなみに、同日、港区では大阪市議会議員補欠選挙も行われたんやけど、維新が当選orz


なんで大阪府民は維新に入れるか?
信者はともかくとして、橋下の言う「大阪を改革してる」ていうパフォーマンスが原因やろな。
公務員の削減とか、色々削減してくれてる!ていうイメージ。
その裏で、顧問とか自分の都合での無駄遣いは殆どの人は知らんやろ。
橋下の実態を知れば支持する人は減るやろうし、
府民自身にとって不利な事が発生すれば、絶対に支持する事はない。
ただ、マスゴミは橋下推しだらけやから、テレビしか見れへん人は簡単に騙せる。
ネットしてても、色んなデマで騙されてる人も多いからな。
未来の党に投じた人は、反瓦礫、反原発やと思うけど、
新党結成するまでは、広域処理に前向きで、食べて応援!の嘉田知事に期待出来るはずない。
結局、分党してしもたけど、ほんまに瓦礫反対なら、大阪の受入に言及すべきやのに、
一言も聞いた事ない。

12/23(日)に大阪府災害廃棄物処理指針検討審議会が行われ、
これによって、本格受入の報道が相次いで、また報道が先かよ!やったけど、
12/27に、大阪市のHPにて住民説明会が来年1/16(水)に開催されると公表。
その後、大阪府のHPにも公表された。
安全に処理出来ると結論出した4人の専門家の罪は重い。

・山本孝夫 大阪大学大学院 工学研究科教授 放射線管理
放射線を活用した材料科学、ナノ粒子科学の研究を通じて放射線管理の分野に精通していることから選任
takao@mit.eng.osaka-u.ac.jp
06-6879-7888

・藤川陽子 京都大学原子炉実験所准教授 放射性廃棄物
放射性物質の吸着特性、分布挙動の研究を通じて放射性廃棄物処理の分野に精通していることから選任
fujikawa@rri.kyoto-u.ac.jp
0724-51-2447

・児玉靖司 大阪府立大学大学院理学系研究科教授 放射線生物学
放射線生物学の研究を通じて放射線による生体影響の分野に精通していることから選任
kodama@riast.osakafu-u.ac.jp
072-254-9855

・飯田敏行 大阪大学大学院工学研究科教授 放射線測定
先進ビームシステム、量子線・放射線の測定や利用に関する研究を通じて
放射線測定の分野に精通していることから選任
iida@eie.eng.osaka-u.ac.jp
06-6879-7909

住民説明会は大阪市民限定で、その後瓦礫を搬入して2月から焼却予定ていう
超強行計画で、説明会なんか何の意味もなく、
五月蠅い反対派の為に形式的にやったるわ!としか思えん誠意のなさ。

10/19(金)のTwitterで
『がれきを受け入れなくても、「検討する」と言うだけで9億が交付される』とか
『がれき受け入れ検討を表明で、復興予算から9億円が貰えた例をTBS「Nスタ」で放送中』
これは実際テレビで見たわけやないから半信半疑やったけど、
番組名も書かれてあったからRTしたものの、あんまり騒ぎにもなってなかったのに、
選挙後、各誌が報道し始めた。
多分、スポニチが早かったと思う。
ずさん環境省 がれき受け入れないのに14団体に340億円交付
「検討すれば、結果として受け入れなくても交付金の返還は生じない」ていう通達を出してた。
被災地に関係のない地域での復興予算の全国のバラマキは
税務署の補修とか道路工事とか以上に杜撰な事してた民主党。
それでも、来年1月から復興税を取られる国民。
自民党がどこまでまともな路線に軌道修正してくれるか?
飯島勲氏が内閣官房参与に起用された事に期待したい。
11/1(木)のPRESIDENTに、維新八策のゴール「道州制」は日本を滅ぼすを寄稿した。

これに対して、橋下は11/4のTwitter11/5のTwitterで反撃
「臨財債とはどういうものか、飯島勲氏はしっかり勉強しなさい」
命令形かよっ!お前が勉強せーよ!

当ブログに、2/19に放送されたたかじんのそこまで言って委員会
「全国的な震災ガレキ受け入れ」について
飯島氏「3県が3分の1ずつの処理場所を決めて処理すべき」て発言し、阪神大震災を例にしてる。
飯島氏がほんまに反橋下かは、?な部分もあるけど、
麻生太郎副総理や西田昌司議員は反橋下は確実。
参議院の兼職については
週刊西田一問一答「橋下氏が兼務できるほど参議院は暇ですか?
これは、おもろいでw 橋下が全然相手にされてないのが分かる。

自民党政権に批判的な人も多いけど、早くから始まってる安倍叩きは朝日新聞の社是やて、
故三宅久之が言うてたし、マスゴミの自民党叩きやネット上のデマも多すぎる。

環境大臣が石原伸晃いうのは、?やけど、民主党の愚行、杜撰なやり方を引き継ぐんか?て、
意見しましょう!
石原伸晃大臣へのご意見
自民党へのご意見

内閣官房参与 飯島勲氏へのご意見

2012-12-17

2012年12月11日 橋下演説 瓦礫反対派を批判



12/11(火)、橋下が那覇市で街頭演説をした際、瓦礫反対派を批判しまくってたので
文字にしとく。(聞き間違い等はご指摘願います)

【維新の会】橋下徹演説(沖縄の諸問題について)2012年12月11日
是非、動画を見て下さい!瓦礫については、09:38~と15:30~ぐらいです。

橋下:
(略)
今あの東日本大震災を契機にですね、岩手県のその瓦礫を、
じゃあ岩手県だけでは処理出来ないので、
どこか岩手県以外で、岩手県だけでは処理出来ないもんですから、
岩手県以外で岩手県の瓦礫を処理出来ないか、
そういう事を広域処理っていうふうに言うんですけれども、岩手県のこの瓦礫をですね、
岩手県以外の所で処理しましょうって事を国は方針を決めたんです。
ところがこれ、皆さんお耳に入っているかも分かりませんが、
全国の自治体は殆どが拒否しています。
それはなぜかと言うとですね、岩手県のその瓦礫には放射能が付いてるんじゃないかと
放射能が付いてるような瓦礫は、うちの所では受入られないという事でですね、
全国の自治体みんな拒否してるんですね。
我々日本維新の会の代表である石原代表、あの石原都知事、当時ですね、石原都知事、
これは受入表明しました。
僕もですね、大阪府知事の時に、岩手県をしっかり支える為には大阪府で受入ようと、
受入表明をしまして、ちょっと大阪の場合にはですね、海に埋立るその瓦礫をですね、
岩手県の瓦礫を燃やした後の灰を海に埋立なければいけないので、
少し時間が掛かったんですが、ようやく今度は僕が府知事から大阪市長になって、
大阪市のほうでですね、しっかり受入るような手続きにやっと入る事が出来ました。
これですね、皆さん、瓦礫の受入、全然放射能問題ないんです

─県民:ありまーす!

橋下:
ないんです
今、ここでですね、普通にこうやって生活していても放射線は浴びています。
この放射線よりも、はるかに、はるかに、はるかに低い量
ですから、大阪市のホームページで、こないだ試験焼却と言いまして、
あまりにも反対運動される方が、の声がですね、
あまりにもみんなが反対、反対って言うもんですから、
しっかりと試験焼却をして、データーを取りましたら全く問題がないんです。
そりゃそうです。

─県民:瓦礫反対!

橋下:
全く問題ありません
で、その瓦礫をですね、この瓦礫を受入るだけで、
全国各地こうやって反対の声が起きる中ですね、
米軍基地を今日本国民がですね、受入るなんていうのは、
僕はほんとにこれは情けないと思うんですけども、
日本国民がなんでここまで勝手になってしまったのか
自分たちで受入るなんていう事を考えてるような本州の人、殆ど居ません。
今、居ないんです。ただですね、僕は希望は持っています。
これなぜ米軍基地の問題、本州が考える事が出来ないかと言えばですね、
この瓦礫の問題についても反対、反対と唱えるような人、そこはもう仕方がないです。
こういう人たちはもう一部居ますから仕方ないですけども、
この人たちを説得しようと思っても無理ですが、
多くの多くの本州の人たちはですね、
教育を受けてないからだけなんですね。
僕はちゃんと、まぁちゃんとと言うかまだまだ不十分かも分かりません。
沖縄に来て、南部のほうも勉強させて貰い、色んな事を勉強させて貰い、
米軍基地も勉強させて貰いました。
だからこそですね、この現状を知れば知るほどですね、
これは国全体で負担軽減をしていかなければいけないという思いになりましたけど、
教育を受けてなければ全くそういう事は思いません。
ですからね、皆さん、沖縄県民の皆さん、今はほんとに申し訳ないです。
今すぐですね、今すぐじゃあどこかの都道府県に、どこかに受け持って貰うとか、
どこか今の沖縄県が持ってる基地をそのまま丸ごと移すっていう事を、はい、いいですよという、
そういう事を言ってくれるですね、都道府県や市町村はないとは思いますけれども、
しっかりこの現状を教育していけばですね、
必ず僕は日本国民の皆さん、分かって下さるというふうに思ってるんです。

県民:無理、無理ー!

橋下:
いやぁ、僕はそれは出来ると思ってます。
ですから、大阪市ではですね、これも今大阪市の職員や、
まぁ大阪市の職員はなんとか納得はしてくれたんですが、
大阪府の一部の職員は、まだ反対してるんですが、
今度、今計画してるのは近現代史の歴史教育をしっかり学ぶですね、
施設を大阪市で作ろうという計画をしています。
で、これは僕がですね、一つあの沖縄の最後本土決戦の時にですね、
あのガマに逃げ込んだ後にですね、その後どのような状況になったのか、
それを僕は、その色々付き添いをして頂いた方に学んでですね、
こういう事はほんとにこれ、僕らもう全く知らないし、
こういう事は、でも本州の人間みんな知らなきゃいけないんじゃないかという思いでですね、
大阪市でそういう施設を作ろうと思ったんです。
これは日本で全くそういうですね、近現代史を学ぶような施設はありませんし、
沖縄の基地問題や安全保障を学ぶ、そういう施設はありません。
だからこれ、大阪で作ろうと思ったんですけれども、役所は反対するんです。
なぜそんなのを大阪市民の税金で作らないといけないんですかと、
国がやったら良いじゃないですかと、これが役人の感覚なんですね。
でも、僕は政治家としてですね、それは違うと、
大阪市の税金であろうが、何であろうが
まずは大阪市民に、この沖縄の現状、
安全保障の問題、勿論それだけには限りません。
近現代史ですから、なぜ日本が戦争に突入して行ったのか、そういう事も含めてですね、
しっかりもっと学ぶ場をこれは大阪市で作ろうと思ってるんですが、
ほんとはですね、こういう事は日本全体でやらなきゃいけないんですね。
繰り返しになりますけどもね、ほんとに申し訳ないけれども、
全く僕は沖縄の状況、ほんとにこれ自分で社会人になって学ぶまでですね、
知りませんでした。ですから、これまず教育をですね、しっかりやらない事には、
基地問題は絶対に解決しないと思います。

災害瓦礫の問題もですね、
きちんと説明をして、放射能や放射線についてしっかりとですね、
教育をすればですね
まぁ理不尽なあの反対運動なんていうのは起きないと思います。
もう反対、反対言ってる人たちは感情的になって何も話聞きません
大阪市で住民説明会やってもですね、太鼓を鳴らしてラッパを吹いて、
何をしに来てんだか、さっぱり分からないような状況なんです。
こういう状況でですね、じゃあ災害の瓦礫を受入ましょうよと、
しっかり岩手県を支えましょうよと言ってもですね、全く話になりませんけども、
しかしね、しっかりと住民の皆さんに説明しながら、これは安全だし
やっぱり岩手県を支える為にはこういうふうにしないといけないじゃないですかと、
いう事をしっかり説明していったらですね、
大阪市民の皆さん、多くの皆さん
それは大丈夫だと、しっかり受入て、


そういう方向できちんと決まりました。

******瓦礫についてはここまで。以下は基地問題とカジノについて

橋下:
ですから、これ基地問題もですね、これまずやらなければいけないのは、
あまりにも沖縄県民の皆さんと本州の人間のですね、
認識のズレがあまりにも大き過ぎるというふうに思ってます。
ですから、すぐにですね、本来であれば、基地を負担、基地の負担を軽減させる、
これはほんとに今すぐにでもやらなきゃいけないし、
すぐにでも移していかなきゃいけないところもあるんでしょうけども、
しかし今はですね、ほんとにそれ、きちんと教育から始めないとですね、
なかなか日本国民、本州の人間がその話に乗っかってくるって事がありません。
結局のところ結論出ないままで、ほんとに申し訳ないんですけども、
今、日本維新の会としましては、今代替案、ほかにじゃあどこに移すのか、
そういう案をきちんとしたものを持っていない以上ですね、
日本全体の安全の為に、どうかですね、沖縄県民の皆さんに、今暫くですね、
少しご負担と言いますか、ご迷惑をお掛けしますけれど、
多大な苦痛をお与えするかも分かりませんが、今暫くですね、
この沖縄のその基地負担の軽減、きちんとスケジュールを決めるまでは、
ご協力をお願いしたいというふうに思ってます。

特にですね、普天間の問題なんです。
普天間もですね、これも色んな沖縄県の中で、色んな議論があると思います。
ただこれは、2006年に決めた、あの米軍再編のロードマップを
まぁ2012年に先日ですね、民主党政権の時に普天間の問題は切り離すという、
そういう方向で少し修正が掛かりました。
普天間もですね、僕も色々勉強してきました。色んな専門家の皆さんと勉強をしまして、
これ、本当にどこかに移す事が出来るのかどうなのか、
自分なりにですね、とことん議論をしながら勉強してきたつもりですけども、
残念な事にほんとに申し訳ないんですけども、今のところ日本維新の会として、
ここに移すべきじゃないかという事を皆さんにお伝えするような案持っておりません。
ですから、まずは第一段階としてですね、まずは第一段階として、
あの普天間の、あの住宅密集地にある、あの基地をですね、
まずは辺野古のほうに、一回県内移設をさせて貰ってですね、
そしてその後にですね、もう一度沖縄の負担軽減をやるですね、
ロードマップをもう一回考えさせて貰いたいんです。
今このまんまですね、普天間の問題、もう膠着状態で、
どの政治家もみんな選挙をビビって言いません
もう普天間の問題、辺野古に移すのか、それともそうしないのか、本州に移すのか、
それとも国外にするのか、だぁ~れもどの政治家も答えを持っていない中で、
このままですね、20年ぐらい掛けてゆっくり考えていこうとか、
そういう考え方も国会議員の中に多いんです。
僕はですね、もし代替案がないんであれば、ここにすべきだというような案がないんであればですね、
辺野古の皆さんに、これから名護市に行って来ますけれども、
まだ一回二回でご理解を頂けるなんて到底思いませんが、
一旦はまずは、以前決まってたその計画で、まず進めさせて頂いてですね、
その代わり、しっかりその時に、色んな条件、漁師さんに対しての色んな補償問題だったり、
周辺の皆さんに対する色んな補償問題だったり、色んな議論が積み重なってきたものをですね、
もう一度真摯に組み立て直させて貰って、一旦は辺野古に移させて貰った上で、
その後に第二弾のですね、沖縄の負担軽減の話をしっかりやらさせて貰いたいと思うんです。
このまんまですね、何にも動かないまんま、十年二十年、
普天間のあそこのあの、あそこに残るっていう事のほうが僕は絶対あってはならないと思うし、
辺野古の皆さんに、じゃあ犠牲をね、負わせても良いのかっていう事にもなるんですが、
それでもですね、ギリギリのところで、辺野古の皆さんも、皆さんもう両手挙げてですね、
賛成っていうわけではないですけども、でもギリギリのところで、
仕方がないかなと、日本の安全保障の為には、仕方がないかなという思いでですね、
一旦はこう話が進んでいたところもありますから、
もう一回頭を下げて謝ってですね、あの民主党政権があんな県外移設なんて無責任な事を言って、
全部がグチャグチャになりましたけれども、もう一回その話を進めさせて貰いたいという思いで、
これから名護市のほうにも行ってきます。
これ一回二回で、あのカタ、あのー何か決着がつけるような問題ではないですけれども、
まずは、普天間の問題を先にですね、進めさせて貰う。
それから海兵隊のその色んな再配置、それから嘉手納、あのー嘉手納以南のですね、
施設の統廃合、まずはそこをですね、やれる事をまずやって、
その上でですね、必ず教育の問題も含めてですね、本州全体で、
沖縄の基地負担、これをみんなで、みんなで分かち合いながらですね、
請け負うような事、そういう流れを作っていきたいと思っています。
まっこの僕の、このような考え方については、皆さんのその気持ちからすればですね、
もう全く何言ってんだ橋下と、お前は大阪人だからそういう事を言えるんじゃないかというような
お叱りを受けるかも分かりませんけども、正直今、日本維新の会は、この考え方以外の
考え方を今持ち合わせておりません。
ただ僕は、二十年、三十年、いやもっと十年、二十年でも、今のこの何も決まらない、
沖縄県民の皆さんを完全にですね、ほんとに愚弄するような、
また今回の選挙では、全く何の議論もされておりません。
基地問題は全く議論もされておりません。
このような状況をですね、十年二十年続けるってわけにはいかないと思ってます。
ですから、どうか皆さん申し訳ないんですけども、普天間、普天間の問題はですね、
一度その辺野古のほうにもう一度話をですね、なんとか組み立て直しをさせて貰いたいと思ってます。
これを名護のほうにこの後、伝えさせて貰いに、伺いたいと思っております。

─県民:やめろー!

橋下:
後ですね、沖縄の将来像なんです。
僕は沖縄のも、沖縄のその基地問題も含めてですね、
やっぱりですね、振興助成金、僕はこのやり方っていうものも改めなければいけないと思ってます。
僕は沖縄、これはあの沖縄に限らずですね、いわゆる、こういう振興助成金、
補助金ていうものは、ほんとに危険な部分もあります。
これはですね、お金だけ渡しておけばそれで良いという、これは渡す側のほうの意識の問題、
まずはこれが第一です。
原子力発電所、沖縄は幸いにして原子力発電所ないというふうに伺っておりますけども、
原子力発電所をですね、あれを立地している自治体も原子力発電所をそこに、
設ける代わりにですね、お金を貰ってるんです。多額のお金を貰っています。
多額のお金を貰う代わりに原子力発電所をそのまま認めたよという、
そういう構図になっています。
僕はですね、やっぱりこういう構図は直していかなきゃいけないと思ってます。
じゃあ、どうやって直していくのか、僕は沖縄こそですね、
これはもうずっと大阪府知事時代からも思っていた事なんですが、
東洋一の、いや、世界一のですね、リゾート地に絶対になるというに僕は思ってるんですね。
ここからは政治の役割だと思うんです。
消費税10%、消費税10%もうこれ、自民党、民主党、公明党も決めてしまいましたけどもね、
沖縄だけね、例えばですよ、3泊4日の宿泊客とか、4泊5日でも良いですけども、
そういう宿泊客に免税したら良いんですよ。
10%の消費税免税したら良いんです
それはね、補助金を与えて何かを作って貰うとか、そういう事ではありません。
沖縄のビジネス環境を整える、これはね、特別扱いとかそういう事ではないんです。
大阪でも今回経済特区っていうものをやっていますけども、
国はね、国は国税については猛反対してるんですが、大阪は、大阪のある一定の地域、
大阪の地方税ゼロにしました。今回、松井知事と僕でですね、
大阪全体ではないですけれども、大阪の一定の地域、ここに企業を誘致してくる為にですね、
経済特区を設けまして、大阪は地方税その所は5年間ゼロ、
その後5年間は半額っていう、この新しい制度をこの12月に条例を制定したんです。
これやる時にですね、役人からは猛反対でしたよ。
税金の部分について特別扱いするなんていうのはあってはならない、
税金というものは公平なもんだから、一部の地域だけ税金を下げるなんて、
そうな事はやっちゃいけないって事をですね、みんな役人は言ってくるんです。
しかしね、大阪府民の皆さん、大阪市民の皆さんが、
僕や松井知事を当選させてくれたおかげでですね、
大阪は僕と松井知事の号令の下に、
大阪のあのJRの、大阪駅の前、まっ一等地の部分です。
それから大阪湾の、あのベイエリア部分なんですが、
こちらの一部の地域は地方税ゼロに、これ出来たんですね。
これは政治の決断で出来るんです。
不公平であろうが何であろうが、きちんと、こうこうこういう理由で地方税ゼロにするって事は、
やろうと思ったら出来るんです。
僕はこういうね、税金を、ある特定の地域だけ税金を下げるという、この特区構想、
知事時代にですね、財務省に提案をしました。国のほうにも提案をしました。
しかし国はね、もう全くそれは相手にしてくれませんでした。
そ~んなもん不公平になるから、そんな事は出来ませんよというふうに言ってます。
しかし政治が決断すれば出来る。
日本のね、国会議員、やろうと思ったら出来るのに、何も言わない。
僕はこれ、沖縄、ほんとにね、皆さんに商売をして頂いて、
その代わり補助金、補助金、振興金では、お金を渡すわけじゃないですよ。
消費税をゼロにする。10%の消費税がね、沖縄だけゼロになるっていう事になれば、
例えば何かそれなりの高価な物を買うって事になれば、これテン%引きになるわけです。
3泊4日か、4泊5日、それを宿泊する事を条件にね、沖縄だけ免税にする。
そういうような構想をね、なんで政治家が言わないのかが、僕は本当に分からない。
これはね、中国の海南島っていう、それをリゾート地を今、中国も作ろうとしてるんですが、
そういう所でもやってるんです。
一定のリゾート地の消費税とか、税をドーンと下げる。
その代わり沖縄県民の皆さんに、その環境の中でいっぱいいっぱい頑張って、
商売をして貰わなければなりません。
それはブランド品を売るのか、何を売るのか知りませんけれども、
それは沖縄の皆さんに考えて頂いて、そうなればですね、その3泊4日、それから4泊5日、
そういう旅行とセットでですね、その消費税を減免する、消費税がゼロになる事を見越してですね、
買い物に来るという事もなるわけです。
振興助成金とかですね、そういうお金ばっかりを配る事では、それはね、
経済っていうものは、それは自立的に復活はしません。
やっぱりそういう環境をきちんと整えながら、
また沖縄という特別な地域であるがゆえにですね、それは一定の取り扱い、
一定の配慮というものをやりながら、その代わりその環境の中で一生懸命ビジネスをやって下さいねと、
いう事が、僕はね、本来の経済復興だというふうに思ってるんです。
僕は、この消費税、これはまだ日本維新の会で議論をしている途中でありますけれど、
消費税がどうせ10%に上がるんであればですよ、
日本全体で10%の消費税が上がるんであれば、何泊5日かのね、旅行条件を
まぁ条件を付ける事を前提にですね、沖縄だけ、そのショッピングに際して、
消費税をゼロにする、これぐらいの大胆なね、案を僕はね、
政治家は出すべきだというふうに思っています。
そういう事を僕は日本維新の会でしっかりまとめていきたいと思ってるんです。

そしてもう一つはね、やっぱりこれはまた、
これも是非皆さんからも色々議論をさせて貰いたいんですが、
やっぱりカジノリゾートなんです。IRと言いましてね、統合型リゾートと言いまして、
決して昔のギャンブル、まぁいわゆる博打、ああいうイメージではありません。
シンガポールなんかでよくあの、ソフトバンクがですが、
ここはドコモだからあんまり言えないですけど、まぁでも、ソフトバンクがですね、
宣伝をやってた時に、スマップの皆さんがですね、宣伝をやってました。
高級なホテルがですね、高層ビルの、あの三つ並んだホテル、
そしてその天井にはですね、プールがこう乗っかってるんですね。
であのー、マリナーズベイサンズ(※正しくはマリーナベイサンズ)っていう、
もう超リゾートのホテルなんですけども、当然そこにはあのカジノが付いてるんです。
カジノが付いていながらですね、美術館も付いています。
ショッピング街も付いています。ですから、全然そのギャンブルとか、
そういう何かちょっと怪しいような、そういう雰囲気ではなくてですね、
ほ~んとにこれ、あのリゾート地の一級の娯楽施設なんですね。
勿論これ、色々治安の問題があったりとか、子供に対する、
青少年に対する育成健全の問題がありますから、
ここはしっかり考えていかなきゃいけませんけども、
今、僕は大阪府知事、大阪市長としてですね、ずーっとこの統合型リゾート、
カジノリゾートっていうものを日本に持ってくるべきだという事を言ってきました。
日本が人・物・金を集めていく、日本が成長していく為にもですね、
このカジノリゾートってものは、もの凄い有力なそのツールになるわけなんですね。
と言いますのは、一つのホテルを建てるだけで、7,000人の雇用が生まれます。
そして関連産業だけでも3万人の雇用が生まれます。
お金もですね、これマカオなんかでもそうですけども、1兆5,000億円ぐらいの売上が上がり、
その内のテンパー、20%をですね、これを地元に落とすという事もやってるわけですね。
ですから、税金でですね、税金で国民からお金を巻き上げるとなれば、
これは国民みんな怒りますけども、いわゆるカジノ、娯楽でお金を使わせるという事になれば、
国民はどんどん使ってくれます。
というのは、日本国民は、日本国内にカジノリゾートがありませんから、
みんなマカオに行ったり、韓国に行ったり、色んな海外に行ってお金を落としてるんですよ。
それだったらですね、きちんと治安とか、そういう事はきちんとやった上で、
世界最高のですね、カジノリゾートってものを日本に僕は持って来るべきだと
いうふうに思ってるんですが、今法律を作ってる状況です。
ただ、法律が通っていません。法律は通っていません。
ただ、法律の中身はですね、まずは日本で二つぐらいの地域から始めようじゃないかというような
議論になってます。
やっぱり日本全体で、ここもかしこもカジノリゾートやると混乱しますから、
まずは二つぐらいの地域からやろうじゃないかというふうになってます。
僕は真っ先にね、沖縄県民の皆さんが、もしそれで了としてくれるんであれば、
合意をしてくれるんであれば、沖縄こそがですね、
まずは僕は指定を受けるべきだというふうに思ってるんですね。
ただ、これは青少年の問題とか、治安の問題とか、色んな問題がありますから、
これは一方的に決めるわけにはいきません。
沖縄県民の皆さんとしっかり話し合いをさせて貰って、これでいけるという事になればですね、
これはカジノリゾートというものの誘致は非常に僕は魅力的だというふうに思ってます。

大阪ではね、大阪ではこういう問題、やっぱり色々問題指摘ありましたんでね、
きちんと研究会を作って、研究会を作って、PTAにも入って貰い、
みんなで議論をしてですね、大阪の方針としては、しっかりカジノリソート、カジノリゾート、
誘致していこうというような話で決まりました。
これはカジノの資本、外国の企業ばっかりが、これ今カジノを運営していますけども、
一つの施設を作るのに、4,000億円から5,000億円の投資をしてくれるんです。
今、日本の今のこの政治状況で言われているのは、
税金で色んな物を作っていこうっていう話ですけども、
税金で色んな物を作ってもね、役人が作ったものなんていうのは、
ろくでもないもんばっかりになるんです。
全然ね、それはね、経営的にも成り立たないもんばっかりになったり、いらんもん作ったり、
申し訳ないけれども、地元の一部の人、一部の人たちが利益を受けるような、
そんなものばっかりになってしまうんです。
やっぱりね、何かこう物を作っていくにしても、経営をしていくにしても、
これは民間人にやって貰わないと、それは駄目です。
そういう意味では、一度ですね、このカジノリゾートって事についても沖縄県民の皆さんに
色々提案をさせて貰ったですね、色々提案をさせて貰ってですね、
どういう問題点があるのか、どういうふうにすれば良いのかって事も議論をさせて貰いながら、
僕はこの沖縄をですね、世界で、もう東洋は当たり前ですけども、
世界で一流のリゾート地に、僕は絶対なると思ってるし、
そういうふうにやるっていう政治の意思が決まればね、絶対なると思うんですね。
これだけ気候がね、これだけ気候が良くて、海がきれいで食べ物美味しくて
人が良くてですよ、な~んと言っても治安は天下一品ですよ。
ほかのリゾート地行ってもね、こんなに治安が良い所ありません。
勿論米兵の問題あります。これも地域協定の問題もね、
しっかり言うべきところは言っていかなければなりませんが、
しかし世界と比べればね、やっぱり沖縄の治安も素晴らしいし、
もうなんと言っても快適ですよ。
これを今ね、香港だとか、上海、ソウルだとかで、上海だとか台北だとか、
シンガポールとか、ああいう所がリゾート地にどんどんどんどん発展していくのがね、
僕は、ほんとにね、これは我慢ならないんですね。
なぜ沖縄があるのにね、こんだけ優れた沖縄があるのに、なんで政治が明確に方針を出してね、
もう世界で一流のリゾートにしていくん、リゾート地にしていくんだと、
そういう形で観光客を呼んでくるんだと、そういう形で雇用を増やしていくんだ、
もっと明確にね、意思表示をすれば、僕はそういうふうになると思ってます。
日本維新の会は、このような形で、基地負担の問題については大変申し訳ありませんけども、
今ここで、今ここで普天間の問題、県外移設とか、どっかに持って行くっていう話は、
今ここで皆さんに提示する事は出来ません。
ただ、普天間を先にですね、解決する為にも、どうか沖縄県民の皆さんにご理解を頂いて、
まずは辺野古という話をなんとかもう一度、一からですね、
きちんと真摯に組み立てますので、そこにご協力を頂きたいっていうふうに思ってます。
それから消費税の問題、消費税が10%に上がるっていう事が一つのチャンスですから、
日本全体で消費税が10%に上がる、その時こそですね、沖縄だけ免税特区を取りに行く、
そして3泊4日、4泊い、4泊5日、そのような旅行をして貰った旅行客に対してだけですね、
ショッピングの免税を掛ける、それで沖縄で、か、買い物をして貰う。
そしてカジノリゾート、日本でない、日本にはどこにもないですね、
このカジノリゾートってものをまずは沖縄になんとか指定を受けるような形にしてですね、
東洋一、そして世界一のリゾート地に、
僕は明確にですね、沖縄をそのように持って行くという方針を掲げたいと思ってます。
これが今の僕の考え方であり、日本維新の会の考え方であります。
どうか皆さん、まだまだ拙い考え方かも分かりませんが、
まずはやはり本州の人間にですね、この状況、沖縄のその歴史、沖縄本土決戦の歴史、
それから基地がどのように、どのように増えてきたのか、どのような負担があるのか、
そういうところの教育をですね、まずしっかりやらなきゃいけない。
これは僕が中学、高校、小学校含めて、歴史の教科書を見ても、
最後その近現代史というものは、ほんとに最後の最後で終わってしまいます。
沖縄の事を何も知らずしてですね、沖縄なんか考えられるわけないんです。
沖縄の皆さんの声がですね、今本島に届いていないのは、本州に届いていないのは、
本州の人間が全くそういう事を知らないからです。
僕はもう一度ですね、「沖縄県民かく戦えり、県民に対し後世特別のご高配を賜らん事を」
この言葉をですね、しっかり本州の人間に伝えながら、
今ほんとに本州は沖縄のほうに目を向けているかと、
沖縄の事を考えているのかと、沖縄のあの戦人の皆さんに対して、
きちんと敬意を表しているのかという事をしっかりと本州で僕は訴えかけていきたいと思いますので、
どうか皆さん、日本維新の会、応援のほど宜しくお願いします。
今日はこのような拙い説明で本当に申し訳ありませんでした。
これだけ多くの皆さんにお集まり頂きまして、本当に感謝申し上げます。有難うございました。


以上です。
瓦礫の事だけのつもりが、普天への移設やカジノリゾートの話が出たので、一応文字にしといた。
瓦礫の事だけやなくて、橋下のこの演説聞いてると怖ろしい!

沖縄だけやなく、全国でこんな嘘を言いまくってる橋下、
大阪府民の、多くの皆さんて、どこの皆さん?
災害瓦礫を焼却していこう燃やしていこう
誰が燃やしていこうなんか言うてんねん?
きちんと説明どころか、逃げ回ってろくに説明も告知もせえへんかったくせに、
そもそも府民対象の説明会なんか一度もしてへんやろ!
瓦礫の説明会とか沖縄について教育とか、橋下が「教育」て言葉使うの超危険。
カジノそのものに大反対はせえへんけど、
橋下の息の掛かったカジノには大反対。
禿(ソフバン)とマルハンが絡んでる橋下の魂胆はミエミエ。

沖縄県民の皆さんは、賢明なので維新は一人も当選なくて良かった。

2012-12-13

2012年12月16日(日) 衆議院選挙、どこに一票?


誰に、どこの党に投じればええのか?
もう既に決めてる人も居てるみたいやけど、まだ思案中。
とりあえずマニフェストを見てみる。

2012衆議院選挙 各党マニフェスト
・民主党          動かすのは、決断
・国民新党       日本再起動
・自民党          日本を、取り戻す
・日本未来の党    未来への約束
・公明党          日本再建
・日本維新の会    日本を変えよう!
・共産党          提案し、行動する
・みんなの党       闘う改革
・社民党          生活再建いのちを大切にする政治
・新党大地   北から!南から!日本を再興します!
・新党日本   日本「改国」宣言
・新党改革        世界に誇れる日本へ!
・幸福実現党 日本、危うし!

脱原発、反原発、卒原発とか色々掲げてるけど、これ以外の公約もそうやけど、
掲げてる=実現とは限らんからな。
瓦礫について触れてる党は、
自民党だけ。
「広域処理の促進を含め、ガレキ処理を加速させます」て書いてる。
元々、公約とは別に自民党HPにも
がれき処理はみんなで分かち合おう」て掲げてる。


日本未来の党の公約には瓦礫については何も書かれてないけど
飯田氏の卒原発カリキュラム」骨子の⑥に
震災復興のために被災地のガレキ処理が重要かつ不可欠だが、
全国各地の国民に不安を与えている現状の広域処理は見直す。
放射能汚染の拡散リスクを最小化することを最優先した上で、
廃棄物処理の原則(3R=減らす・再利用・リサイクル)や化学物質・重金属汚染のリスクを
慎重に見極めながら、柔軟に多様な処理方法を適用しつつ、迅速に進める


新党日本は、2009年の公約のままみたい?やけど、
HPに「新党日本「縮原発・脱原発 瓦礫利権の闇」の一覧」には、
瓦礫について週刊誌とかで言及してる。


みんなの党は、瓦礫については触れてないけど、放射能に関しては、
A 原発事故災害から国民の生命を守る
1.放射能の不安を一掃する
① まずは子どもと妊婦が守られるよう、放射能汚染が疑われる食品の原則全品検査をする。
放射線測定結果を詳細に公表し、農水産物等に対する風評被害を一掃する。
② 帰還が可能となった区域の徹底的な除染。
③ 被ばくが懸念される原発関連作業員の放射線量管理と健康管理を国が責任を持って行う。
④ 科学的知見が確立していない放射能による健康被害に関し、
未然防止の観点からあらゆる対策を、国策として原子力推進をしてきた国が主導して進める。

2.被災者支援の充実
① 避難者と被災地域の住民に対する「医・職・住」の支援。
② 福島県のみならず放射能被害を受けた地域の住民の健康調査を国が責任を持って実施する。
③ 東京電力福島第一原発周辺の帰還困難な汚染地域については、
国が買い上げ・借り上げを実施する。


自民党以外は、瓦礫についてはどの党も公約に書かれてない。
原発再稼働とか、廃止については書かれてるけど、
そもそも原発をやめるていう根本的な事は、放射能。
原発事故が起こって、仮に爆発しても放射能が拡散せえへんのなら問題にする事はないはず。
けど、無関心やった人たちも福一事故で、原発がいかに危険か身をもって知った。

反原発の人は、自民党に投じる事はないと思う。
多分、未来の党を選択肢に入れてる人が大半かも。
ただ、この未来の党には疑問がいっぱいある。
まず、茂木が賛同者になってる事。
ブログ「茂木健一郎はこんなヤツ」にも書いたけど、放射能安全厨は確実。

それから、岩手県の達増知事は、11/29の記者会見
記者からの質問で、嘉田知事が立ち上げた新党との関わりについて

─「賛同者」を名乗りたいと思います。
これは坂本龍一さんとか、茂木健一郎さんみたいな正式に賛同者として党の側で
発表しているようなのとは違う勝手に名乗りを上げる「勝手に賛同者」なのですけれども、
ただ全国にはそういう思いの人たち、またそういうスタンスでいこうと思っている人たちは
かなり多いのではないかと思っておりまして、そういう皆さんと心の中で連帯をしながら
賛同者を名乗っていきたいかなというふうに思っています。

こんなトボケた答弁してるけど、

岩手知事の妻、「未来」公認で立候補表明って事で、
知事記者会見の翌日の11/30に、達増陽子氏は、盛岡市で記者会見し、
日本未来の党の公認候補として、衆院岩手1区から立候補すると表明した。
達増知事の奥さんが出馬するのに、単なる賛同者?
飯田氏のカリキュラムの公約に入るかどうかは知らんけど、
岩手の瓦礫が大阪まで運ばれて焼却した事実は変わりない

次に、その飯田氏について。
大阪府市特別顧問やった飯田哲也氏は、日本未来の党代表代行。
府市エネルギー戦略会議の委員として、原発再稼働への反対姿勢などの政策に
深く関わってきたとされてるけど、
2012年1月に大阪市、2月に大阪府の特別顧問に就任
2012年6月13日、大阪府市特別顧問の辞任を表明
2012年6月17日、山口県知事選に立候補を表明
2012年7月29日、山口県知事選挙で185,654票を獲得、次点で落選
2012年8月29日~2013年3月31日の任期で「大阪市特別顧問」に再就任
2012年11月27日、「日本未来の党」の代表代行に就任、同11月29日に副代表に降格
2012年12月2日、大阪府市特別顧問の退任を表明

このように、出たり入ったりしながら大阪の税金を使てた事に変わりない。
再就任した事については、山口県民主医療機関連合会が
飯田哲也氏の「大阪市特別顧問」就任について 
大阪市特別顧問就任は山口県民の期待を裏切る行為であり、抗議の意思を示すものです
という文書を出してる。

瓦礫については、山口県知事選立候補後に、
北九州市がれき問題についてのインタビューで、国策の5つの嘘として、
①事実に基づかいない
②科学的でない
③論理的でない
④経済合理的でない
⑤倫理的でない

ていう発言し、北九州市の瓦礫焼却中止を求める要望書の連名者になったりしてたけど
北九州市の為ていうよりも、山口県の為にやってきたと思う。
仮に北九州市の為であったとしても、
大阪の試験焼却については、何の要望もしてくれてない
口頭で橋下に注意換気したかどうかは知らんけど、正式に中止要請などの情報はなし。

で、党首の嘉田由紀子知事について。
平成24年5月1日知事定例記者会見(県政記者クラブ主催)では、
『広域処理の件ですけれども、この広域処理につきましては~(略)
県としては、これらの情報を対象の市に説明するとともに、市からの要望がありましたら、
積極的に支援をしてまいりたいと考えております。
また一方、フェニックスですけれども、埋め立て処理については、
国の個別判断の検討を進めることと聞いておりまして、
環境省としても後押しをしてくださるということです。
フェニックスの場合には、焼却灰の受け入れということになると思いますが、
広域連合としては独自の基準をつくって受け入れるという体制はかなり整備をしております。
いずれにしても、この問題はかなりそれぞれの地元でも不安に思う住民の方おられますので、
十分な説明責任が必要だと思っております』

て答えてる。
広域連合の独自の基準は、大阪府の指針をスライドさせただけ。
住民への説明は必要とは言うてるけど、全く反対の意思が感じられん。

それと、「知事への手紙」ご意見・回答の紹介」のコーナーで、平成24年7月18日の回答として
東日本大震災における災害廃棄物(いわゆる震災瓦礫の広域的な処理について

(ご意見)
東日本大震災における瓦礫の広域処理について、土壌や水の汚染、
森林汚染の危険性があるが、知事はこの問題に関してどのように考えているのか。

(回答)
東日本大震災から1年4ヶ月が過ぎましたが、
被災地の復興にはまだこれから長い時間を必要とし、
日本全体で被災地に寄り添いながら、息の長い支援を続けていくことが大切だと思っています。
そんな中で、瓦礫処理も早急に対応が必要な課題だと受け止めています。
東日本大震災で発生した災害廃棄物(いわゆる震災瓦礫)は、約2千万トンと膨大な量で、
これらの処理をしないとまちづくりが進められないという大変切実な状態にあり、
この処理を被災地だけで対応することは困難なことから、
広域的な支援が必要であると考えています。
広域的な支援を行うにあたりましては、処理の安全性を確保することが一番大切です。
国においては、広域処理とする災害廃棄物の放射線量の目安などを示したガイドラインを策定し、
埋め立て処分の目安値には、国際原子力機関(IAEA)が適切であると認めた値を
採用していると聞いております。
県では、より一層の安全性を確保するため、参画する関西広域連合において、
専門委員会を設けて検討を行い、さらに厳しい基準を設定したところです。
なお、災害廃棄物は一般廃棄物に分類され、市町において処理することとなっております。
県といたしましては、地域の皆さんのご理解を得て、県内市町で災害廃棄物の受入れが
実施される場合には、県民の皆さんの不安を払拭するため
放射能の検査などの支援を行いたいと考えております。

以上、
このとおり、滋賀県知事としても、関西広域連合のメンバーとしても、
一度も反対の声を聞いた事はない。
山本太郎氏の選挙演説の中で、
『嘉田さんに、避難の権利を訴えたらすぐにやってくれると言った。
(瓦礫の拡散阻止も)嘉田さんはすぐにやると言ってくれた』
ていう情報を見たけど、
党首になった途端に瓦礫拡散中止?
大阪の試験焼却の時に近隣県として、せめて説明会の要望ぐらい出来たはずちゃうかな?
新党結成せんでも、瓦礫焼却反対の声を挙げるチャンスは何度もあったのに。
ていう事で、未来の党には疑問が多すぎる。
勿論、未来の党だけやなく、公約なんかどんだけ掲げても実際にそれが実現するかどうかは
民主党で崩壊してしもたし、ここまで崩れる事はないにせよ、
嘉田知事は、どこまで瓦礫焼却の危険性について知識を持ってるか?
未来の党には、民主党から流れていった議員も多い。
うちの選挙区にも元民主が未来の党から出馬してる。
そんな奴に投じる気になれるか?
(ヾノ・ω・`)ムリムリ

未来の党だけ批判してるけど、他党もいっぱい批判はあるのは当然。
ただ、うちの争点は瓦礫焼却中止。
それと、この選挙で維新を惨敗させるのが目的。
勿論、裏切り続けた公明党も。
ただ、現実的には、
①自民 ②民主 ③公明
①自民 ②公明 ③民主
の可能性は否定できんかも。問題は、②と③で、ここに維新が入らんようにだけはせなあかん。
自民もかなり批判はされてるものの高齢者?の有権者は自民に投じるはず。
各選挙演説見ても、人気は高い。
公明は、創価があるから、そこそこ票は取れるはず。
ちゅうか創価以外に公明党に投じる奴なんか居るんか?
民主は、捏造支持率は高そうやけど、実際の選挙演説ではボロボロみたい。
ほかの党とか第三極とか言われてる党が割れたら怖い。
どれもチョボチョボの票数で、その中で維新がトップになったらと想像したらゾッとする。

マスゴミを叩きながら、マスゴミに騙されてる人も結構多いな。
マスゴミが叩いてる党、叩いてる政治家に投じるのが賢明かも?
マスゴミや瓦礫反対派が圧倒的に批判してる党こそ広域処理が中止になる確率が高い。
垂れ流しの情報よりも自分で確認するのが一番。

いよいよ3日後には選挙。
橋下のアホ発言連発で、信者以外はかなり気づいてるはず。
他府県はともかく、大阪こそ維新を惨敗させんとアカン!
市長職放棄の日々↓↓↓

11/16(金)15:00~府市統合本部会議
11/17(土)公務日程なし 石原と市内で会見
11/18(日)公務日程なし 新報2001、報ステSUN出演
11/19(月)公務日程なし 高槻市、なんばほか府内
11/20(火)8:45~打ち合わせ、市議会本会議 給料日82万 朝ズバ出演、枚方市   
11/21(水)公務日程なし 寝屋川市、近鉄八尾駅前ほか府内
11/22(木)13:00~関西広域連合会議
11/23(金)公務日程なし 阿倍野、梅田ほか府内
11/24(土)公務日程なし 徳島、香川、愛媛
11/25(日)公務日程なし 愛媛、高知
11/26(月)公務日程なし 福島
11/27(火)公務日程なし 福島、山形、仙台、特ダネ出演
11/28(水)公務日程なし 秋田、岩手、青森
11/29(木)16:35~打ち合わせ 猪瀬の応援演説、選挙公約記者会見
11/30(金)10:35~打ち合わせ 56ツイート 東北へ移動
12/01(土)公務日程なし 新潟、富山
12/02(日)公務日程なし 石川、福井、新報2001、報ステSUN出演、ニコ生
12/03(月)公務日程なし 47ツイート 東北から移動?
12/04(火)公務日程なし 梅田、京都、兵庫、なんば
12/05(水)公務日程なし 神奈川、千葉
12/06(木)公務日程なし 埼玉、群馬、茨城
12/07(金)公務日程なし 札幌市
12/08(土)公務日程なし 三重、岐阜、愛知、長野
12/09(日)公務日程なし 東京、静岡
12/10(月)10:35~打ち合わせ ボーナス日 222万 北九州市、大分市
12/11(火)公務日程なし 沖縄
12/12(水)公務日程なし 鹿児島、熊本、福岡
12/13(木)公務日程なし 愛媛県、大阪
12/14(金)公務日程なし


放射能に無知な橋下の発言で
福島県民「橋下徹はダメだ。放射能汚染を理解できていない!」の罵声

福島県民「橋下徹、お前が真っ先に原発作業員として福島へ行け」

※参照

ロイターオンライン調査 (12/13現在、自民43% 未来35% 維新8%)

選挙サイトElection.-第86回オンライン世論調査


候補者アンケート


2012-12-08

2012.11.9(金) 大阪市会 民生保健委員会 北山良三議員の質疑


11/9(金)、大阪市会 民生保健委員会が行われましたので、
維新信者の井戸、裏切り公明党の土岐、自民党の加藤議員、みらいの小林議員に引き続き、
共産党の北山良三議員の質疑を瓦礫に関する部分のみ文字にしました(聞き間違い等ご指摘願います)
インターネット録画放映が11/14(水)にアップされたので是非見て下さい
(北山議員の瓦礫についての質疑は54:20~)

北山 良三(共産党 西淀川区):
瓦礫処理の問題についてお尋ねをしたいと思います。
瓦礫についてはですね、取り分け議会で7月の補正予算を議決する際に、附帯決議が付いております。
前回の質疑で、私、市長に確認を致しました。
市長は、この議会が議決した附帯決議を尊重しますかとお尋ねしたら、
ちゃんと尊重します、守りますと、こう仰いました。
そういう意味ではですね、その中に市民や事業者に納得のいく説明をきちっとやる事が前提だと、
こうなってるんです。そこで改めて市長にお聞きします。
これまでの経過で、市民が納得出来るような説明会が開かれてきた
市長はお考えになってますか

橋下:
地下鉄の一般会計の分は減らした分は…

北山:なんでそんな…

橋下:
違う、違う政策にも使わなきゃいけないし、
大阪市は、予算がきゅうきゅうしてるんですから、地下鉄のあの問題だけ見てね、
鳥の目にならないで下さい。
全体の予算案の中で使わなきゃいけないところもいっぱいあるんですから、
予算増やしてる、子供たちの為に増やしてるところもあるんですから。
そういうところに充てさせる、充てさせて貰うってのは当たり前じゃないですか。

それから、瓦礫のね、住民説明会っていうところは、
納得する説明会は十分やっております
しかし、合意が得られるかっていうのはね、そりゃみんな人それぞれ、
みんな考え方があるんですから
完全合意なんかあり得ませんよ。
そんな事言い出したら、共産党さんの考えている事だって、
大阪市民で全員合意出来るかって言ったら、殆ど合意出来ないじゃないですか
合意なんていうのは、そりゃ出来ないかも分からないけれども、
しかし、プロセスとしてね、納得して貰う為の、そういう説明会っていうものは、
きちんと手順を踏んでこれまで何度もやってきました

北山:
勝手に言葉を付け加えないで頂きたい
私は、合意という言葉などは一言も言うておりません
いいですか、市長。
納得いく説明会を…

橋下:(座ったまま)誰の納得なんですか、じゃあ。

北山:いやいやいや、市民に、市民、事業者と書いてありますよ

橋下:(座ったまま)どこの市民なんですか

北山:ねっ、いいですか。

橋下:(座ったまま)どの市民なんですか

北山:じゃあ、いいですか。

傍聴人:大阪市民ですよ。負けないで下さい。

委員長:(傍聴人の発言を注意) ←橋下を注意せーよ!

北山:
そこでね、改めてこれは多くの陳情の中にも出てますし、
前回も私、市長にも質疑をさせて頂きましたが、
科学的な根拠に基づいて物事を判断する、これは一致した考え方だと思うんですね。
しかし、何を持って科学的な判断なのかっいうところでは、
これ随分色んな意見の違いがあるわけです、現実ね。
取り分け今回の場合、いわば福島第一原発の事故によって放射能が漏れ出して、
起きている事態によって、引き起こされてる問題であります。
つまり、そもそも原発事故で言えば、何が国民から一番問題にされたかと言えば、
これまで東京大学の先生だとか、京都大学の先生、名だたる科学者、研究者と言われている先生方が
原発は安全であると言い続けて、そして今回こういう事態を招いているわけなんですね。
ですから、そういう点ではですね、この原発推進論者だけではなしに、
むしろ、原発の危険性を指摘してきた、異論を唱えてきた人たちの意見もしっかり聞いて、
今後の原発政策というものを考えるべきだっていうのが、今の圧倒的世論なんです。
ですから、世論調査でも原発ゼロという声が今、圧倒的な世論になっている。
市長もそういう点では、原発をゼロにすべきっという主張もされていると思いますけれども、
そのプロセスについての意見の違いは、色々あるかとしてもね。
ですから出発点は、そういうところにあるんです。
ですから、ここは今現状では、異論を唱えている、しかも堂々と身分を明らかにして、
陳情書まで提出されておられます。
そして、その論拠とする主張も明確にして主張されておられます。
そういう中で、本当に市民の皆さんに納得いくきちっとした説明会を開くっというのなら、
私は、こういう異論を唱えてる学者の先生方も交えた形できちっと討論をする、
そういう場をね、やっぱり設置してこそ、この附帯決議を守るという事に繋がると思うんです。
もう一度、市長のご答弁をお願いしたい。

橋下:
あのどの問題に関してもですね、異を唱える人ってのは必ずそれは出てきますよ。
日本は民主主義国家ですからね、えー100%みんなが同じ意見、
1億2千万人同じ意見なんてあり得ません
何事においても違う意見ていうものは必ず出てきます。
そのたんびに、その人たちを入れながら全部議論をしようなんて言うのは、
これはもう暴論としか言いようがないです。
それもう民主主義の無視です。
そんな事では、人間社会みんなが寄り集まってですね、
みんな考え方が違う者が集まって、物事を決めようなんて事を全く否定する、
あのー、事ですよ。
そんな事言い出したら、共産党が唱える事だって、みんな異論あれば、
じゃあ異論あれば、みんなと議論していくのかっという事になるわけですから、
きちんと手続きを踏んで、国でも府でも、然るべきその常識的な判断、判断権を、
判断能力を持ったね、専門家の人たちが集まって徹底的に議論をした結果なんですから、
それに対して一つ一つ異論があるからと言って、異論が出るたんび
その人たちを交えて議論しろって言ったら、それ異論が出たら全員、毎回入れて
議論をし直すわけですか。それはもう民主主義の否定です。無理です。
それはもうね、そういう話はもうほんとにごく少数のね、
そういう集まった人間のコミュニティーの社会では通用するのかも分かりませんが、
これだけ多くの人たちが集まった中でね、あのー物事を決めていこうっていう事であれば、
異論が出たとしても、常識的な、そういうような判断を持った、判断能力を持った人たちで、
議論をしてですね、最終的に決定をして、それが違うという事であれば、
選挙で変えていくとか、そういう事をやらないと、それはもう無理です。

北山:
時間が来ましたので、私の質疑はこれで終わります。
ただ、だから私最初に言ってるんです。事の経過を、この問題の出発はどこにあったか。
どういう経過があったかと、いうところをちゃんと申し上げた上で言ってる事なので、
そこもよく斟酌頂いて、私はそういう場を持って頂きたいと言う事を要望して質疑を終わります。

※民生保健委員会の請願書及び陳情書
※採決[採決時の委員長配付資料]

─各派の態度

維新:
請願弟24号、陳情2286、2305、2314、2315、2326、2344、2346、2378、2439、2440、
2506、2560、2591、2650、2659、2664、2673、2684の19件は不採択とし、
残余は引き続き審査と致します。

公明党請願、陳情共に、引き続き審査とさせて頂きます。

自民党:
陳情2340、2341、2345、2351、2380、2404、2407、2422、2437、2441、2444、2445、
2447、2451、2455、2456、2462、2465、2481、2492、2502、2508、2509、2512、2519、
2533、2541、2546、2555、2556、2566、2569、2576、2582、2586、2593、2600、2601、
2611、2627、2633、2636、2653、2661、2663、2679、2346、2684、
合計48件賛成と致します。残余は引き続き審査とさせて頂きます。

みらい:
陳情の2340、2341、2345、2346、2351、2380、2404、2407、2422、2437、2441、2444、
2445、2447、2451、2455、2456、2462、2465、2481、2492、2502、2508、2509、2512、
2519、2533、2541、2546、2555、2556、2566、2569、2576、2582、2586、2593、2600、
2601、2611、2627、2633、2636、2653、2661、2663、2679、2684の48件は採択でお願いします。
残余は引き続き審査です。

共産党:
請願24号、及び陳情2289、2290、2292、2311、2313、2316、2330、2331、2334ないし2336、
2341ないし2343、2345ないし2351、2354、2358、2360ないし2364、2367、2368、
2370ないし2374、2376ないし2386、2388、2392、2393、2401、2404、2407、2410ないし2413、
2415ないし2423、2427ないし2430、2434、2436ないし2441、2444ないし2448、2451、2452、
2454ないし2461、2463ないし2465、2467、2469、2470、2473ないし2477、2481、2482、2487、
2488、2491ないし2493、2495、2500、2503、2504、2509ないし2511、2517ないし2519、2521、
2524、2525、2528ないし2532、2534、2535、2538ないし2541、2543、2544、2546、2547、
2553ないし2557、2565ないし2570、2573、2574、2577、2578、2584、2585、2587、2588、2592、
2593、2598、2599、2603、2610ないし2612、2616、2617、2621ないし2626、2628、
2631ないし2636、2641、2653、2658、2661、2665、2666、2668、2677ないし2679、
2684の合計189件については賛成をし採択を主張します。
2288、2561の2件は反対をし、不採択を主張します。
残余につきましては引き続き審査としたいと思います。

委員長:
各派の態度は只今お聞きの通りであります。これより採決に入ります。
まず只今お手元に配付致しました一覧表に記載の陳情書155件を一括して問題と致します。
お諮り致します。
只今問題と致しました陳情書155件については、いずれも引き続き審査する事にご異議ありませんか。
ご異議なしと認めます。よって委員長発議のとおり決しました。
次に、請願弟24号、陳情弟2346号、2378号、2439号、2440号及び2684号の請願書1件、
及び陳情書5件については採択、不採択、引き続き審査のそれぞれの態度が過半数に達しない為、
委員会として結論に至りませんので、本日のところは採決を行わず、
引き続き審査する事と致します。
次に残余の陳情書211件を一括して問題と致します。
お諮り致します。
只今問題と致しました陳情書211件については、
先ほど採択、不採択、引き続き審査の表明もありましたが、
いずれも引き続き審査の取り扱いとする事にご異議ありませんか。
異議なしと認めます。
よって委員長発議のとおり決しました。

以上です。

もう橋下の発言、全部を真っ赤にしたいぐらいw
瓦礫問題の質疑になってるのに、まだ「地下鉄の~」やて。
「完全合意なんかあり得ません」
ほんま、誰もそんな事言うてへんのに、いつもこんな極論に仕立て上げる橋下のクセ。
「誰の納得、どこの市民」て、橋下は自分で何言うてんか分かってるんか?
もう頭おかしいとしか思えんな。
大の大人が寄って開いてる議会やのに、
「また始まった~」て内心思いながら呆れてても、何もでけへんもんなんかな。
橋下こそ、厳重に注意し、追い出すべきやのに!

異論を唱える専門家を交えて公開討論を要望してるのに、
「そのたんびに、その人たちを入れながら全部議論をしようなんて言うのは
これはもう暴論としか言いようがない」
て、相変わらずの比喩。暴論は橋下。
「民主主義の無視、否定」をしてるのも橋下。

橋下は、いつも幾つも意見があるかのように、みんなそれぞれ意見が違うて言うてるけど、
反対か賛成か、どっちかの意見しかないのに
「異論が出たら全員、毎回入れて議論をし直すのか」
て、ここだけ聞けばごもっとも。
人それぞれ意見が違い、十人十色、いちいち聞いてたら何も決まらん、これ正論。
これで騙される人間が多いのも事実。
根本的な問題の論点を大きくずらして、違う論点で正論をデカイ声で発言する。
騙される人は、根本的な問題よりも正論のほうに耳を傾けてしまう。
瓦礫問題以外も、全てこのやり方で通してる。
信者は無理かもしれんけど、せめて支持者は問題の本質を見失わないで欲しい。
「1億2千万人同じ意見なんてあり得ません」
これ、当たり前の話やけど、こういうのに騙されんようになw
北山議員は、そんな事一言も言うてない事に気づけば、
いかに橋下が論点をずらしてるかが分かるはず。

12/5(水)
試験処理における焼却灰等の放射能濃度測定結果について が公表された。
想像してた通り『受け入れる廃棄物は安全なものであることを確認しました』て、
本格受入ありきでどんどん準備してる。

うちの記憶では、9/22公表の
大阪市ごみ焼却工場における焼却灰の放射能濃度測定結果について の
2.測定結果 のとこに書いてる飛灰については、不検出~31Bq/kgでしたと同じような感じで、
試験焼却以前の放射能濃度について、ここにも一桁台~30Bq/kg台で書いてたような・・・
勘違いかな?
ちなみに、試験焼却以前の焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果は、
23年9月 24年11月 の2回分しか公表されてない。
この公表によって、一般ゴミと同じやのに、それでも反対するんか?って類のツイが
瓦礫推進派によって流れた。
一般ゴミが37Bq/kgある事がおかしいと思うんやけどな?
安全厨が買うたベクレた食品の残飯とか、色々可能性あると思うんやけど。
そもそも311以前はどうやったか、以後毎月どうやったかが分からん。
2011年9月と2012年11月の2回しか測定してないんか、これしか公表されてない。
一般ゴミと同じでした、大丈夫です!て言われてもな~
38Bq/kgて、どんだけ煙突から漏れたんか?
漏れてないなら、なんで健康被害が出てるんか?
喉の不快感、痛み、鼻血、目の痛み、とか、焼却してる地域で訴えてる被害と同じ症状。
大阪で試験焼却が行われてるて知らん人からの報告もあった。
これらの症状が橋下曰くの都市伝説かどうか、
大阪おかんの会のブログ さんが、
【大阪ガレキ試験焼却11/29,30】体調の変化をお知らせください!と情報を募ってるから
いずれ何らかの形で公表されると思う。
ただ、これが試験焼却との因果関係を証明出来るかどうかは、残念ながら別の話。

12/7(金)、試験処理における排ガス中の放射能濃度測定結果について が公表され、
結果は「不検出」
これで、試験焼却の結果、安全が確認され、問題ないので本焼却します・・
来年、1月に説明会が開催され、2月に本格受入開始、の準備が着々と進んでる。
橋下の言う「常識的な判断能力を持った人たちで議論して決める」
非常識な人間の集まりでしかないやろ。
ほんまに常識的な判断したんなら、責任の所在ぐらい明確にするのが常識や。

「それが違うという事であれば、選挙で変えていく」
橋下の言うように、選挙で変えるしか止める方法はないかもしれん。
それが衆院選で変えられるんか、リコールなんかは分からんけど、
もし、衆院選で変えられたとしたら、来年2、3月の6,000tは止められるやろ。
けど、リコールで変えるとしたら、6,000t受入には間に合わん。
絶対に阻止せな!

大阪の試験焼却を止められんかった事で、被災県の友達がうちにゴメンと謝る。
何も悪くないし、陳情も出してくれてるのに、
謝る必要なんかないって言うても、それでも、いつもいつも謝る。
友達に罪悪感持たせる国は勿論悪いけど、拒否する事も出来るのに

全部橋下のせいや!





2012-12-02

2012.11.9(金) 大阪市会 民生保健委員会 小林 道弘議員の質疑



11/9(金)、大阪市会 民生保健委員会が行われましたので、
維新信者の井戸、裏切り公明党の土岐、自民党の加藤 議員に引き続き、
小林道弘議員の質疑を瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘願います)

インターネット録画放映が11/14(水)にアップされたので是非見て下さい(小林議員は53:19~)


小林 道弘 議員(OSAKAみらい 西成区):
(略)
まず最初に、加藤先生に引き続いて、瓦礫処理の関係についての質疑なんですけども、
ただ、今日のずっと最初からの各議員からの議論を拝見させて頂いても、
局のほうは、例えば住吉市民病院にしても、一般廃棄物の問題にしても、
今回の瓦礫の問題にしても、
もう全て結論ありきからのスタートやなあという感じがして否めないんです。
確かに、市長が仰るように決める政治とか、決める行政というのは大事だと思いますけれども、
一旦しっかりと立ち止まってね、ほんとにその場所でもう一度検証をしながら、
進めていくというのも重要ではないかというふうに思うんです。
特にこの災害廃棄物、瓦礫の関連にしても、この間、民生保健委員会で私も2年に渡り、
ですから1年弱ぐらい意見交換、質疑をさせて頂いております。
当初のほうでは、ずっと2割の瓦礫受入よりも、現地への支援、機材であったり、財政的であったり、
人的な事であったりと、いうふうな議論もさせて頂きました。
まぁ当時、市長のほうからは、憲法九条、そして湾岸戦争の答弁というふうに頂きましたけども、
まぁそういう問題、視点じゃなしに、本当に安全・安心という事をどう考えるのかという事での
議論内容だというように思うんです。
特にこれまでこの一番新しい状況で考えると、岩手県や宮城県の中では、
瓦礫の残存の状況も変わってきてるという事もありますし、
それからまた、遠い所へ運ぶ事の問題。
北九州まで運んで良いものなのか、いうような問題なんかもありました。
そして一番の大きな問題は、
先ほど加藤議員が最後に仰った燃やすという事が一番大きな問題になると。
つまり、それが濃度が凝縮されてしまって、その一番怖い物が固まってしまう、
それが流れてしまう。
だから燃やすという事に関しては、勿論本市でも、そして現地でも反対なんだというふうな、
皆さんの大きな意見があったというふうに思うんですね。
ですから、そういう事を一体どう考えるのかいう事が一番大事なんですけども、
いつ頃か忘れたんですけれどもね、確かテレビやったと思うんですけども、
チェルノブイリの報道がありまして、
チェルノブイリでは勿論、今の段階でももう立ち入りが出来ない現状がある。
同じように福島も同じであると。
ただ問題は、少しずつ福島からも今も放射性の物質が出てるという怖い情報が出てました。
それがやっぱり、大阪も安心でけへんでと。
つまり今、たった今でも出て行ってるのが、全国に広がって行ってるという事もあって、
ですから、現地での災害廃棄物も本当に安全なのかどうかという事を考えなければならないという、
一つの意見も拝見させて頂きました。
そういう状況を踏まえて考えていくとね、本当にこの問題をこれから先の子供たちに、
どう私たちが責任を持って伝えていき、
そして方策として出すのかという事が問われるというふうに思います。
私は、そういう視点で少しの間質疑をさせて頂きたいと思います。
資料配付
これまで私、フローチャートの中で、お金の流れは、国、岩手県、大阪府、大阪市、
そして、業者というチャートでの質疑はさして貰いましたけれども、
このチャートに基づいて、そしたら今後、被災地からの搬出、そして輸送、焼却、
埋立処分という事について、このフローに基づいて説明をお願いします。

環境局技術監兼施設部施設管理課 村上課長:
廃棄物の受入に係る各工程について、ご説明致します。
受入の対象は、岩手県で十分に選別された木屑を中心とする可燃物で、
放射能セシウム濃度は100Bq/kg以下、つまり一般食品の基準と同じレベル以下の物に限ります。
岩手県では、まず一次仮置場に集め、重機により危険物や大きな家電製品などの処理が困難な物や
コンクリート殻、鉄、スクラップなどの再利用出来る物を取り除く作業を行っております。
二次仮置場におきましては、これらを人力により、可燃系混合物に混入していたコンクリート片などの
不燃物を取り除きながら、磁石を使って鉄屑を取り除く磁力選別機等により、
丁寧に可燃物と不燃物を仕分けし、また一定以下の大きさに整えていくという選別、
破砕作業が行われています。
この作業によりまして、ゴミ焼却場で焼却出来る木屑を中心とした可燃物となります。
これが受入対象としている廃棄物でございます。
この受入対象の廃棄物につきましては、岩手県内において、廃棄物の放射性セシウム濃度のほか、
空間放射線量、遮断放射線量を測定致します。
これらの測定結果が、全て大阪府の処理指針の受入基準を満たす物のみ、
密閉型のコンテナに積込み、更に港湾施設でコンテナの空間放射線量を測定した上で、
船舶に積込み、廃棄物を搬出する事と致しております。
岩手県内から海上輸送によって、大阪まで運ばれました、これらのコンテナは大阪の港湾施設で、
船舶から積降ろし、積替施設において、最終的に不燃物の混合はないかどうかのチェックを行い、
行いました上で、焼却工場への運搬車に積替えて、夢洲工場で一般のゴミと一緒に焼却し、
その焼却灰を北港の処分地で埋立処分をするというのが、処理の全体の流れでございます。

小林:
えーっと今説明のありました最後のところで焼却灰、北港の処分地という事で、
先ほど公明党の土岐議員のほうからの説明があった、あそこの場所に行くわけなんですね。
これ見て貰ったら分かりますように、大体このフローでいきますと、
最初のところで、5日間ぐらいでこういう過程を行って、その後4日間、あと一日、一日、一、
おおよそ、まぁ二週間ぐらいの行程なんですね。

ここで、局側からの説明を受けてきた時に、この二週間の行程の中で、
上に①、②、③、④、⑤と、こういう行程があるんですが、
この5回も計りますよという事なんですね。
で、それで計る機材が、もう皆さんテレビなんかでもご存知のように、
裏に付いております、こういうふうな機材で計りますと。

この計る時にも一定の基準があるらしくて、1m、高さ1mで、その瓦礫から1m離れて、そこで計りますと。
そこで計った物が全て基準、若しくは基準以下やし、基準にも満たないというのが、
今日、玉井局長のほうからの今日出た、新しい、一番新しいね、基準値の報告やったわけなんですわ。
これ見たらね、ちょっと疑問に思うのがね、やっぱり5回計ってます、
だから議員、安全なんですよというふうに説明聞いてんけども、
やっぱり全部、空間線量、空間線量なんですね。
空間線量ですから、そしたら、この計る時に、もしも万が一ね、放射能が出てたら怖いから、
計る方は防護服を着て、安全な形で計るんですか、言うたら、いや、そうじゃないですと。
普通の格好で、その場その場で計られますと。
という事は、もう既に最初からね、その岩手県や宮城県の瓦礫について、災害廃棄物については、
もう安全やというところからのスタートの計り方というふうにも見れるわけなんですね。
ですから、この空間線量の計り方にも色々意見があると思うんですよ。
空間線量だけじゃ駄目ですよと。
で、一部だけで計るんじゃなしに、もっとしっかり計って欲しいという意見とかも、
色々あったと思うんです。
それともう一つが、この前のカ境科学研究所で行われた、この測定に関する事についての
問題があるという事で、専門家からの疑問の声が上がっていると。
で、私は勿論、素人なんでどちらのほうの意見が正しいか言うのは、判断出来ないです。
けれども、いつも言うてるように、大丈夫やと言う意見も頂きます。
逆に、専門家の方からも、これは不安やというふうな意見も両方頂くわけなんです。
そこで、今言うてるように、一つは空間線量、空間線量しか計れへんから十分な測定はないという、
測定ではないと言う意見に対して、どういう考えをお持ちかという事と、
先ほどの環境科学研究所に対して、やっぱり問題があるでーというふうな事に対して、
環境局としては、どういうふうに考えてるんですか?

村上:
被災地の廃棄物の放射能濃度については、岩手県の二次仮置場において測定を行い、
一般食品の基準と同じである100Bq/kg以下であるかを確認し、
安全性を確認した廃棄物だけを搬出致します。
その後、岩手県のコンテナ積込ヤードや大阪府域の港湾施設、積替施設、舞洲工場、
北港処分地においても、空間放射線線量だけでなく、放射性セシウム濃度、アスベスト濃度など、
それぞれの段階において、必要な検査を行い、安全性の確保に努めて参ります。
10月11日に、環境科学研究所において、公開で行った実験は、環境省のガイドライン等に示された
放射性セシウムの採取方法の確認を行ったもので、試薬として入手でき、
焼却炉内では、殆どその形態であるとされている塩化セシウムを使って実験を行いました。
その結果、塩化セシウムは、円筒濾紙の交流側にある吸収瓶で不検出であった事から、
円筒濾紙に全て粒子状セシウムとして捕集される事が確認された為、
環境省のガイドライン等による排ガス採取のサンプリング方法の有効性が
確認出来たものと考えております。
この実験では、セシウムガス発生装置内で飛散した塩化セシウムと捕捉された塩化セシウムとの収支を
把握する事が目的ではなく、環境省のガイドライン等に示された放射性セシウムの採取方法の
確認を行ったものです。
しかしながら、飛散した塩化セシウム量と円筒濾紙で捕捉された塩化セシウム量の差について、
その原因を明らかにする為の捕捉実験も行っております。
また、塩化セシウム以外のセシウム化合物に関するご意見があった為、
念のために、水酸化セシウムにおいても、塩化セシウムと同様の捕捉実験を行いましたが、
環境省のガイドライン等による排ガス採取のサンプリング方法の有効性を確認する事が出来ました。
尚、これら実験に伴う資料やよくあるご質問と回答については、環境局ホームページに公表しております。

小林:
やっぱり局のほうとずっと議論をしても、今のお答えなんかも、
これまで何回となく出てきたお答えなんですよ。
それについては、もういいですと、つまりお話もさして貰ったんですが、
やっぱり局のほうとしては、こういう安全性があるんでという事で、
答えはこれしか出来ないという話やったんですね。
私のほうの会派としても今回、受入に関してはやっぱり慎重であるべきだという態度でしたから、
補正予算に対しては、駄目だという、思って、あの時は反対さして頂きました。
けれども、附帯決議が出てきて、そしてその附帯決議の中で、しっかりと住民への説明を
丁寧に、しっかりするんだという、中身であったんですけど、
私とこの会派は、それの前提としてね、補正予算に反対でしたから、
附帯決議には賛成は、その時は致しませんでしたけども、
最終的に、議会の中であの決議がされたという事は、
私たちもしっかりと尊重はして頂きたいと思うんです。
玉井局長、最後にね、一つ玉井局長にお伺いしたいんですけども、いう事で局長にも附帯決議の事を
お伺いしようと思ってたんですが、まぁ今言うてるように、もう既に先ほど、
公明さんの時の質疑の時で、局長は附帯決議に対する見解は述べられております。
それがしっかりと守っていくというニュアンスだというふうに、私たちも取っております。
そこで一つね、私前回の時に市長に対しても、やっぱり今日の議論聞いて頂いても、
専門家の中でも意見が違う。
私たち素人がしっかりと分かるような形で、そして沢山の方が、大阪市内だけでもなく、
兵庫県や近隣の方も沢山の方もやっぱり、しっかりと理解して貰えるように、
公開討論会をマスコミを通じてやって欲しい言うて、この前の時に議論さして貰いましたね。
是非もう一度ね、私今回要望に押し留めようと思ってたんですけども、
これだけやっぱり切羽詰まってきて、しっかりとね、市民への安全が大事やという事になればね、
もう一度、その公開討論的な、つまり住民への説明会をね、
しっかりとやって頂きたいと思うんですけども、こういう点について、
局長、最後考え方をお願いします。

環境局 玉井 得局長:
まぁ、あのー、いわゆるまぁ附帯決議につきましては、先ほどのご答弁させて頂きましたように、
補正予算の、まぁ議決の中で、あのー、議会の総意として可決されたものですので、
私どももしっかりと、その事を受け止めて、安全性の問題ですとか、
また、その情報提供ですとか、或いはその市民の方々へのご説明とか、
そういうふうな事は、一つずつきちっとやっていきたいというふうに思っております。
でー、その、いわゆる公開の場でのその安全性の議論というふうな事なんですけれども、
まぁ、この間、繰り返し申し上げておりますように、
まぁ、あのー、いわゆるまぁ国の安全検討会での議論、
或いは、まぁそれを受けての、まぁその、いわゆる国際的なIAEAの判断。
また、あの大阪府の専門家会議っていうふうな事で、
まっ、それぞれのレベルで安全性というふうな事で、あのー、さまざま、私どもも手順を踏んで、
まぁ確認を致しております。
そういうふうな部分を今後我々がしっかりと、そのー、いわゆる市民の方々にご説明をするっていうのが、
私どもの責務というふうに、あのー、考えているところでございます。
まぁいずれにしも、あのー、しっかりと、しっかりとと言いますか、我々がしっかりと説明をする
そして、あのー市民の方々に、あのー、少しでもあの伝わっていくように、
そうした努力は引き続き、続けていきたいというふうに思っております。

小林:
ほんとならばね、やっぱりみんなの前での公開討論というのは、私は必要ではないかと思います。
でも結局ハッキリとしたお答えじゃなかったですけれども、
少なくとも附帯決議にありますように、
安全性の確保、この分だけはしっかりとして頂く事をお願いしたいと思います。


瓦礫関連の質疑は以上です。
村上は相変わらず棒読みやけど、この人は本気で安全やと思てんのかな?
玉井は、いつも「しっかりと」が出てくるけど、
本気で「しっかりと説明する」、「しっかりと説明した」と思てるんか知らんけど、
説明を受ける側が、不十分と思てる以上、それは説明する側の自己満足でしかない。
小林議員がいつも言うてるように、受入ありきでのスタート、安全やていうスタート、
このスタート地点が違うから、ずっと平行線のまま。

結局、2012/11/29(木)、11/30(金)、とうとう試験焼却されてしもた。
この愚行は、大阪の歴史に刻まれた。
橋下本人だけやなく子々孫々まで、この大罪は続く。
家族は関係ないやろ!て言う人も居るかもしれへんけど、
橋下はTwitterでもオカンに言われてたとか、嫁らと家族会議で~とか言うてるし、
子供も年少さんはともかく、親のしてる事ぐらい分かってるやろ。


大阪府が11/25に公表した積替施設での測定結果で、
積替施設におけるアスベストの測定結果で、事業場内での総繊維数(受入中)1.8本/Lが検出。
総繊維数(受入前)0.45本/Lの4倍という事で、大阪府の回答は、
既に電子顕微鏡検査に出していて、検査結果は12/5(水)頃に分かるらしい。
せめて、この結果が出るまで延期すべきやのに強行された。
責任の所在は、最後まで明確にされる事がないままに。
環境省はシラネ!大阪府もシラネ!大阪市もシラネ!
橋下は選挙三昧でトンズラ!


試験焼却前日11/28(水)、北野議員がTwitterで注意換気してくれました。

同じく、注意換気してくれたいしだ壱成さんのブログ『焼却なう
急いで書いたわりには、かなり詳しく書いてくれてます。

11/30(金)の昼頃には試験焼却が終わる予定やったのに、
16時頃、舞洲工場に確認の電話をしたら、まだ焼却中との事。
自分:予定より遅れてますね?何かあったんですか?

A:何もないですけど、少しずつ慎重に作業してますので。

自分:慎重にというのは、混焼率20%を少なくしてるという事ですか?

A:20%でしてるんですが、持ち上げる時に舞い上がらないように少しずつ慎重にしてるんです。

自分:瓦礫を投入する時に飛散しないようにという事ですか?

A:はい、慎重に少しずつ投入してるんで時間が掛かってるんですよ。

自分:何時頃終わる予定ですか?

A:あと1~2時間ぐらいで終わると思います。

その後、18時ぐらいに
東日本大震災により生じた廃棄物の試験焼却を平成24年11月29日(木)、30日(金)に行いました
と、過去形になってるのを見てチェックしたら、最終投入17時30分て書かれてた。
作業する人も怖かったんやろか?
今までにアスベストで亡くなった事例はいっぱいあるしな。
そこで慎重にするぐらいなら、最初から受け入れるな!
どんだけゆっくり慎重にしても、燃やす量も変わらんし、煙も出るやろ!


大阪府のHP災害廃棄物(がれき)処理への支援について に、
受入対象の廃棄物の写真が掲載されてるんやけど

朝日新聞の記事に、焼却炉に投入される震災がれきの写真(無断転載出来ないのでリンクへ)
記事内に、「内訳は木材が95%、プラスチックが4%、繊維が1%」と書かれてる。
この写真見ても瓦礫の内訳見ても、どう見ても全然別物や!

この瓦礫の違いについても、アスベストについても、
何をどう問い合わせても「安全」の回答しかない。
そこまで安全て言い切るなら、尚更責任の所在は明確に出来るはず。