2014-07-11

環境調査「真実に目を瞑るしか無いのか」



タイトルは、環境調査の結果を知らせてくれたMUさんのメール文から。
以下は、MUさんからのメールの一部をそのまま引用しておきます。

飯舘村内街道傍の草むら縁の放射線値。
草むらに置くとたちまち針が振り切れた。
表示レンジを10倍に換えると、4μSv/hを表示した。
これは、年間で約20mSvの不用な放射線を浴びることになり、
一般人の20倍に相当する。
除染されたであろう舗装路際の草の上で・・。
http://radiation.yahoo.co.jp/airborne/ の地図を拡大してもらい、
「飯舘村役場」の北側の<12号線>を東に辿って、黄色と緑表示の境あたり。

無人の住居の脇を行き交う車は急いで通り過ぎるように伺え、
止まる車は私のみ・・。
汚染状況は極端で、少し走ると感知音は静かになり針も落ち着くが
高止まりは、二本松ICまで続いていた・・。
隣町では、3つの名がある小学校があった。子供たちが自転車で遊んでいる。
高汚染地帯を抜けて来た車の埃もあるだろうに・・。高放射線を浴びるのも
良い筈もなく、確実に放射線源のセシウムを取り込んでいるだろう。
山奥は更に汚染されているので水はどうなっているのか・・安全な筈はない。

徒歩の範囲を動くだけで更に汚染が顕著の場所もあるでしょう。
これは「風評」という「臭い物に蓋」という姑息な言い方は
許されない目の前の現実です。


※拡大地図です。



これは、上記場所のGM写真です


この調査結果は、ごく一部でしかなく、こういう場所は日本全土のあらゆるところにある。
空にも海にも壁はない。
汚染が少なかった地域に、汚染された車が汚染された物質を積んで、自由に走り回る。
違法性がない限り、それらを止める事は難しい。

せめて、東日本の食品は食べないようにする「気安め」ぐらいしかない。
別に東日本の全ての食品が汚染されていて西日本だけが安全とは思てへん。
あくまでも個人的な「思い」だけでしかない。

こういう「思い」を著名人が発言すると「風評被害」と言われるから、無関心を装うか、
出来るだけ触れないようにするしかない。
確かに「安全なモノ」や「安全な地域」まで「危険」の可能性の括りにしてしまうと、
風評被害になってしまうけど、産地偽装や隠蔽のせいで信頼されなくなったからや。
汚染されてる「事実」を「風評」の言葉で誤魔化してるのが原因。
「放射能は安全」とまでいわれ、いつの間にか国民同士で対立してる現実。
体調変化の全てが放射能の影響ではなくても、
放射能の影響による体調変化までストレスのせいにされ、因果関係も認められない現実。
煙草や酒など自分で選択できる嗜好品と比較されたり、レントゲンや自然放射線と比較されたり、
何故か、がんばって「放射能は安全」としたがる。

その裏では、病院で検査するときは「妊娠してますか」と質問され、
歯のレントゲン撮影時は防護エプロンを着用させてくれる。
これは原発事故前も事故後も変わらん。
どんなに色んなモノと比べても、どんなに放射能は安全といわれても、
「被曝は交通事故と同じ」やからて、「妊娠してますか」て質問せーへん医者は居らん。
せやのに、福一から拡散された放射性物質は「安全」て?

汚染された車が行き交い、汚染されたモノが流通し、風などによって拡散される放射性物質。
目に見えへんから数値で確認する以外方法はない。
信頼できる人の調査結果を教えてもらうとか、個人レベルでは「気安め」程度の防御しかない。


もう「なかった事」にもでけへんし、まだ「過去の出来事」にもでけへん。






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