2013-03-24
2013/3/13(水)【衆院予算委】 西田譲(維新)
3/13(水)の国会中継見た人は勿論、見てない人もネットで知って驚愕したやろな。
うちは、ながら聞きしてたんやけど、西田のキチガイ発言でガン見してしもた(`・ω・´)
その全発言を文字にしとく。(聞き間違い等ご指摘を願います)
まだ見てない方は、衆議院のビデオライブラリーにて動画を見て下さい。
2013/3/13(水)衆院予算委 西田 譲(小熊慎司の関連質問)
西田 譲:
(略)
福島県の復興問題について、まさしくこの日本の再生…
(略)
私たち日本維新の会は、言葉だけでの復興加速では意味がないと考えております。
日本維新の会では、復興を阻害する弊害の除去こそ急がなくてはならないと、
このような観点から本日の質問をさせて頂きたい思っております。
さて、3.11から丸2年、しかし、この1年9カ月間の間、必ずしも適切な方向での、
福島県の再建ではなかったかと存じます。
そう断じるのは、決して私だけではなく全国の国民の多くも一致した見解かと思います。
とりわけ福島県の方々が、安倍、自民党政権、いや、安倍総理に熱く期待しているのは、
法的正義と科学に照らして、これまでの政策を正し、そして政治を王道に取り戻すべく、
コペルニクス的大転換をする、まさにこの事への期待であって、
これまでの間違ったやり方を自民党がそのまま無批判に継続する事ではない事は、
言うまでもないと思います。
翻って3.11とは、福島第一原発、この4基のその原子炉からではなく、
建屋の爆発から微量なセシウムが飛散した事故の発生でもありました。
そして福島県民のうち約10万人が2011年4月21日より、
セシウムの放射線被曝を回避するとの名目で強制的に避難させられるという、
この戦後日本において前例のない、まさしく憲法第22条第1項に違背する居住権の禁止、
更には、故郷選択の自由の簒奪が政府の手によって公然と行われました。
憲法に違背する、この人権侵害やりたい放題の前代未聞の行政は、
今なお続いているわけでありますが、それは国民の安全を守り、国民の健康を守るとの名目で、
当時より進められてきた政策であります。
これらについては、当時から放射線医学の多くの専門家の先生方が、
医学無視の暴挙だ、更には、反科学の人権侵害だと激しく非難し、反対したものでもありました。
さて総理、原子力災害対策本部長であります安倍総理にもお伺いさせて頂きたいと思います。
福島第一原子炉の建屋から広範に飛散したのは、セシウムのみでありまして、
ストロンチウムもプルトニウムも広範に飛散してはおりません。
しかも、そのセシウムの線量は微量でございます。
つまり、個人の外部被曝線量は、年間累積では僅か数ミリシーベルトでございまして、
しかし、これまで進められてきた政策、これを振り返りますと、
あたかも日本経済の発展を阻害すべく、反原発を宣伝する手段として、
反医学的な福島セシウム避難を考案し、そして実行したもののように思われます。
このような前政権のやり方を、安倍自民党内閣が継承する合理的な理由は一切ないと考えます。
原子力災害対策本部長として、安倍総理は、
避難の全面解除を行う行政命令を直ちに決断され、
直ちに、そう下達するべきであると考えます。
医学や科学に反する以上、災害対策基本法に則れば、憲法違反の人権侵害行為を
即時中止するのが正しい行政のありようだと思います。
異論の余地はないと考えますが、避難解除の命令を決断されるか否か、
総理にお伺いさせて頂きたいと思います。
石原伸晃環境大臣:
あの、私も避難、困難区域に行って参りました。
そこをこう、歩きまして、累積の、この線量計の一年間に対する被曝量を計算致しましたら、
えー、そこを歩いただけでございますけれども、年間20mSvを超えてしまう。
現にやはり、そういう高放射能で汚染をされた地域はございます。
そこの皆さん方に帰って良いという事は、現政権でも言えないのではないかと思っております。
西田譲:
本日お配りさせて頂いている資料の一つでもございます。
低線量セシウムは人体にまったく無害でございます。
このβ線は皮膚で遮断をされておりますので、外部被曝の問題にはなりません。
また内部被曝は、生物学的な半減期が短く、結果、殆ど短時日に消えてしまいますし、
併せて汗や尿でも排出されます。
えー、総理にお尋ねしたんですが、石原大臣にお答えを頂きました。
えー、そこで石原大臣に、続いてお尋ねをさせて頂きたいと思うんでございますが、
この先ほども問題になりました除染の問題でございます。
放射、えー汚染放射線物質がセシウムしかない、この福島県で、
何故除染が必要だと考えていらっしゃるのでしょうか。
更に、併せてこの除染を住民ではなくて、住民を排除して民間業者に委託すると、
これも何らかの政治的意図から採用したとんでもないやり方だと思うんでございますが、
えー、この点に関して、大臣のご見解をお聞かせ頂ければと思います。
石原伸晃環境大臣:
あの、確かに政権交替したから、色々な政策においてですね、
政策を変更するって事はあるんだと思うんですが、
除染について言いますと、現にその除染を行った所の線量ってものは、
まぁ下がるわけであります。
まぁ、これに対して色んな意見が県内でも出てきてる事は、
委員のご指摘の通り、あると思います。
「いや、費用対効果を考えてやったほうが良いよ」
或いは、「もっと1mSvまで全部やってくれ」
「いや、そんな所はもう戻らないって人が居るんだから、やる必要ないよ」
色んな意見があるんですが、やはり安倍政権としても、
帰還したいという方がいらっしゃる限りはですね、除染を進めていくと、
これは線量が下がるという事において、効果があると、
私も現地を見させて頂いた感覚からして、効果があると思います。
但し、あの高線量の所は、これからモデル事業として行わせて頂きますけれども、
まっ予断は許しませんが、どの程度、この高線量地域ってのは、
先ほどお話しをさせて頂いた50mSvの、以上の地域でございますけども、
そこが、どういう結果になるかっていう事は、しっかり見てですね、
どういう方法が良いのか、これからしっかり検討していきたいと考えております。
西田譲:
ご答弁有難うございました。
原爆の廃墟となった広島、長崎、そこを放射線で、放射能で汚染された瓦礫を片づけたのは、
住民ではなく、他の民間業者だったのでしょうか?
生き残った住民たちこそ、強い意志で日夜営々と復興の努力をしたからこそ、
迅速な復興が出来たのではないでしょうか。
迅速で、的確な除染を妨害し、そして福島復興を遅らせている民間業者による除染こそ、
即時中断すべきと考えます。
(2枚目のフリップをお願いします)
石原大臣、あの一点ご指摘をさせて下さい。例えば、農地についてでございます。
農地についても、持ち主以外に除染させる事が正しいと、
これは100%、私間違っていると思っております。理由は二つございます。
第一は、民間業者、これは表土5cm剥がした後、赤土を入れたり、
若しくは、中には砂利を敷いたり、
科学的に不必要な除染作業をこのような異常な方策で行っております。
第二の理由を申し上げますと、ここにフリップにございます通り、
セシウムは、土との親和性が非常に高い性質を持っております。
植物の根に吸い上げられない特性があります。
フリップにあります通り、土壌1としますと、最終的に白米に含まれるセシウム濃度、
0.001でございます。千分の1になるわけでございます。
結果、民間業者がこのように除染をする事によって、田畑が破壊をされる。
福島のレベルでは、このように農作物にとっても、特に稲にとっては、
セシウムの被害は、殆ど考慮に入れる必要がないような状況になるわけでございます。
もう一つ、石原大臣にご指摘をさせて頂きたいと思います。
これは昨日の、昨日じゃないですね、3月4日の新聞の記事、
甲状腺被曝100mSv以下、避難経路で差100倍超、これ環境省行ってらっしゃる調査だと思います。
この新聞記事見る限りでは、前提が非常にあってはならない、
荒唐無稽な前提になってるように考えます。
環境省では、この調査を行う際、福島県では赤ん坊は24時間、50日間、
ずっと屋外に居る前提になった上でのデーターの算出をされていらっしゃいます。
全く荒唐無稽で、馬鹿げた仮定であると思いますし、
このような不必要なヨウ素被曝の推定をしていらっしゃいます。
これ程まで反医学的で、非常識も限度を超える虚威のデーター作りだと思いますけれども、
大臣として把握してらっしゃいますでしょうか。
石原伸晃環境大臣:
あの二つの質問ですね、ちょっと整理をしてお話をさせて頂きたいと思うんですけども、
あのー、民間の方にやらせたら良いというのは、国の直轄の除染地域では、
これは不可能なんだと思うんです。
それは、住民の方にも入ってはいけないという規制を掛けてる以上は、
これを住民の方が戻ってやるという事は、不可能だと思います。
そして二番目、委員がご指摘されました、私も現場見て参りましたけれども、
そのセシウムでありますんで、表土5cmぐらいの土を、こう上下を入れ替えますと、
植物がそのセシウムを吸収するという事がないんで、科学的にはそういう事で、除染は終了する。
そういう機械も、もう開発されておりまして、それによってダーッと、その畑の、
この田畑のこの入替っていうのをやってるのを見て参りました。
で、そこで問題になってるのは、客土の問題なんですが、これをその所有者にですね、
こういうふうになりまして、線量が、空中線量下がりましたと、
これで宜しいでしょうかという話をするとですね、
えー、中にはその所有者の方で、「いやー、そんな事言わないで、もっと良い土入れてくれよ」
と言って、良い土をそこに入れて、その剥ぎ取った5cmぐらいの土をですね、
その畑の直ぐ横ん所にこう、山積みしているって事もある事も、あの事実だと思います。
それは、今度燃やす等々して減量化して小さくして、あの処分をしなければなりませんけれども、
先程来、ご同僚の委員の方々の議論の中にありました通り、
中間貯蔵場がまだ決まっておりませんので、そのまま野積になっているという現状が
ある事も事実でございます。
そして三点目のご指摘でございますが、これはあの事故直後に放出されましたヨウ素131、
これはもう委員がご指摘どおり、半減期が8日間でありますんで、大変短いもんでございますが、
あのー、仮定計算として、一番その安心をして頂く為に、これはあり得ないんです。
委員が仰る通りあり得ないんですけれども、
その時、子供さんが24時間表に居たとした仮定置いて、どうであるかという、
あり得ないけれども、一番極限の環境であったならば、どうかという、あの試算の取り纏め、
シミュレーションモデルを使った推計を行ったという事が、あの記事になっているだけで、
そのシミュレーションのモデルの結果が何を意味するかというところの分析までは、
まだ、あの報告を受けておりませんので、受けしだい皆さま方にも、
勿論、その財団のほうでも発表されるものだと承知をしております。
西田譲:
今まさに、あり得ない前提でやっているのは、安心して頂く為だというような
ご答弁を頂きました。
しかし、実際こうやって報道されておりますのは、あり得ない前提でやった結果、
あり得ないほど高い数値になっている事が示されてるわけでございます。
以後、これは注意をして頂きたいと思います。
時間もありません。えー次に移らせて頂きたいと思います。
さて、続いて原子力災害対策本部の原子力被災者生活支援チーム、
これを事実上掌握していらっしゃる茂木経済産業大臣にお尋ねをさせて頂きたいと思います。
えー、この原子力被災者生活支援チーム、まさに、えー、先ほどの質問でも出ましたけれども、
こういう警戒区域、そして避難指示区域等の見直しをされてらっしゃるチームでもあると
いうふうに伺ってると思います。
(3番目のフリップをお願いします)
このチームが用いてるデーター、つまり区域の見直しで用いれてるデーターというのは、
なんと言いますかですね、あのー、空間線量をベースにしたデーターであるわけでございますね。
つまり、どういう事かと言いますと、空間線量という事は、10倍に、
まぁ、これはあの説によって分かれますけれど、4倍と言う方もいらっしゃいますけれども、
4倍や10倍、外部被曝線量に比べて、4倍、10倍の数値になってしまいます、
しまうものでございます。
えー、恐らく文科省のセシウムの、この航空機での測量、線量測定の値だと思うんでございます。
さて、この支援チーム、えー、帰還困難区域であったり、強制制限、えー、
居住制限区域の設定をしているわけでございますけれども、
ICRPの20mSvから100mSv、これを根拠にしているというふうな説明を私、受けております。
これ前代未聞の真っ赤な嘘ではないかというふうに思っているわけでございます。
このICRPの基準値、これは人体への外部被曝線量の事を取り上げているわけでございまして、
空間線量ではないはずでございます。
まさしく、このフリップ、そして資料でもお配りさせて頂いておりますけれども、
実際の外部被曝は、通常の空間線量の10分の1に換算を致します。
えー、もっと低い換算係数、ここでは高田教授の4分の1を取り上げさせて頂いておりますけれども、
さて、茂木経済産業大臣、この生活支援チームが4倍から10倍にでっち上げた数字で、
避難区域の見直し作業を行っていた事を果たしてご存知でいらっしゃいましたでしょうか。
茂木敏充経済産業大臣:
あの、でっち上げという言葉は、ちょっと私、過ぎてるんじゃないかなと思います。
あのー、委員もご案内の通りですね、外部の被曝線量、それ、人の行動パターンによっても
それぞれ違ってくるわけであります。
そして、ご案内の通りですね、避難区域の見直し、これを行うまではですね、
住民は、えー避難してその地域に居住をしてないわけでありますから、
住民が実際に、どれだけ被曝するかと、この線量では計れないわけですよ。
ですから、何かの値でですね、それを推定するしかない、まっいう事でですね、
この空間線量と、これを元にしております。
勿論あのー、低減係数これは入れさして頂いて、科学的にやっております。
そして、そこの中で一般的に一日の内8時間、屋外で生活すると、
そして、16時間屋内に居ると、こういう仮定などを行いまして、
住民が避難区域に居住した場合の被曝線量を推定し、まっ、区域の見直しと、
これを進めているわけであります。
この推計方法につきましてはですね、一昨年、23年の3月25日、
当時のですね、原子力安全委員会の助言に従ったものでありまして、
科学的に妥当と考えております。
尚あのー、避難指示の解除に向けまして、3月7日の減災本部で復興大臣から、
規制委員長に要請があった通りですね、解除後の線量の管理のあり方も含め、
線量水準に応じたモニタリングであったりとか、除染、健康管理、えー等ですね、
被曝低減措置の具体化について、関係省庁と協力し、検討する事としたいと思っております。
尚あのー先ほどですね、同僚の足立議員のほうから、私の居ない時にですね、
どうしてあの燃料棒のですね、プール高い位置にあるかと、まぁ、いう質問があったんですけど、
あのこの燃料棒の出し入れは下から出来ませんから、上からやりますから、
どうしても原子炉よりも高い位置に燃料プールは置くと、こういう事になっております。
西田譲:
足立委員の質問にまでご答弁頂き、有難うございます。
大臣、まさしく仰った通り、この、もうご承知であるという事でございますけれども、
空間線量を用いてる。そして、またご答弁の中にもありました通り、この根拠を全て、
この当時、斑目春樹氏が委員長でありました原子力安全委員会が決めたんだと、
えー、いう事を、つまり過去の組織が決めたんだという事で、
全てそこに帰着されてるような、あのー、印象を受けるわけでございます。
さて、えー、私自身、この空間線量、そして外部被曝の線量の違いを
お知らせしてるわけでございますけれども、
大臣は、あの現実問題それを計る事は出来ないというふうに仰っておりますけれども、
実際、ICRPとは外部被曝線量で基準値を明確に作っているはずなんですね。
えー、しかし、それは出来ないというふうに仰る。
私自身、あのー、先ほど大臣が答弁にありました通り、原子力安全委員会がこう決めたから、
こうするのは良いと、いうご判断をされるのではなくて、
当時の判断は、えー、不適切な部分があったかもしれないので、正しく直すんだと、
こういった姿勢こそ、正しい行政の姿勢ではないかというふうに思うわけでございます。
えー、君子過てば即ち改むる、でございますので、是非ともこの避難帰還困難区域、
そして、居住制限区域といったものが、こういった空間線量という国際基準とはまた違った、
えー、ある意味、大臣は出鱈目は不適切だと仰いましたけれども、
出鱈目な、えー、推計、推定によって設定された、こういった区域、
こういったものを直ちに廃止をして、福島の避難県民は全員直ちに帰宅、
そして帰郷させる、これが科学的には唯一正しい行政であるというふうに思います。
これに立ち戻る、形戻るような、えー、大臣のご指示を今の被災者支援チームに
えー、ご指示頂けますでしょうか、ご答弁お願いします。
茂木敏充経済産業大臣:
我々としては、被災地の皆さんの一日も早い帰還と、
この為に最大限、努力をしていきたいと思っております。
そこの中で、さまざまな基準につきましても、不断の見直しが必要だと思っております。
ただ、その一方で帰還を早めたい、その為にですね、
安全な基準を緩める事は出来ないと、
こういう方針で臨みたいと思います。
西田譲:
その安全の基準こそが、出鱈目であると
指摘をさせて頂いているわけでございます。
えー、今日は下村文部科学大臣もお越しでございますので、
文部大臣にお聞きさせて頂いております、えーお聞きさせて頂きたいというふうに思います。
えー、文部科学省まさしく、この放射線審議会を所管する官庁でもありますし、
科学を担当する官庁でもございますけれども、
この文部科学省が測定をした空間線量が、えー、これまさしく反医学、反科学でございますけれども、
外部被曝線量として扱われる事に対して、科学を担当する省庁の、
大臣としての、えー、ご意見をお聞かせ頂ければと思います。
下村博文文部科学大臣:
文部科学省は、この、この事に関してはですね、えー、
全国及び福島第一原発周辺における環境放射線モニタリングを実施する役割を担いました。
そして、文部科学省が実施したサーベイメーターや航空機モニタリングによる空間線量率や
積算線量計による測定結果が原子力災害対策本部における避難区域の設定の参考情報として、
使われていると、まぁ、いう事を承知しております。
で、この原子力災害対策本部による避難区域の設定及び、えー、同区域の見直しにあたっては、
その基準とされている年間20mSv、えーこれは放射線防護に関する国際基準として、
広く認められているICRPの考え方を基本に、えー放射線防護に関する国内外の専門家の意見を
踏まえつつ採用されたものと認識しております。
つまり、日本国内における独自の判断ではなくてですね、ある意味では国際基準と言いますか、
このICRPの考え方が基本という事でございますから、これ自体がですね、
今現在において反医学的だとか、反科学的というような状況ではないというふうに思います。
西田譲:
まさしく今、大臣がお答えになった、このICRPの基準というのは、繰り返しになりますが、
あのー空間線量ではなく、外部被曝線量として20mSv~100mSv、えー、
定めているわけでございますので、ご指摘をさせて頂きたいと思います。
さて、今日はあのー冒頭で総理に質問をさせて頂いたんでございますが、
あのー石原大臣にお答えを頂きました。
あのー、総理に重ねてもう一度お聞きしたいと思っております。
総理あの、我が国は科学技術一国でございます。
それなのに、あろう事か今までご説明申し上げたように、医学を全面に無視する、
そしてまた科学を否定する、そういった野蛮なセシウム強制避難が続けられておると思います。
法的正義、或いは科学、或いは倫理道徳は、妥協や、えー、
若しくは歪められて用いられる事が、あってはならないと考えます。
医学に反し、科学を無視したセシウム強制避難、
こんなとんでもない行政、今なお継続している事によって、
福島の復興は徹底的に妨害されていると考えます。
そればかりか、福島県民は自宅居住の自由、或いは故郷の喪失を強要され、
更には田畑を破壊されていると思います。
医学に従い、そして科学に反しない事こそ、福島県の復興の要、
そして、福島県民の人権尊重の基盤であると考えます。
どうか今日、日本の最高の総理である安倍原子力災害対策本部長に
お願いをさせて頂きたいと思います。
福島セシウム避難の全面解除、
是非とも総理から出して頂けるように、お願いをさせて頂きます。
ご答弁を是非宜しくお願い申し上げます。
安倍晋三内閣総理大臣:
安倍内閣としてはですね、被曝線量と地元の自治体の皆さまの、えー、まっ、ご理解を踏まえて、
避難地区、まっ、避難指示地区の見直しを行う事と致しております。
具体的には、既に根本大臣が答弁をさせて頂いた通りでございまして、
3万人の避難者の方々が故郷に、自由に行き来出来るようになるわけでございまして、
今後ともですね、今後とも我々は、まずまぁ、安全と、そして安心、両面においてですね、
福島の方々にご理解を頂けるような形の中において、出来る限り多くの方々が地元に戻れるように、
そうなるべく努力をしていきたいと、このように思います。
西田譲:
ご答弁有難うございます。
そうですね、あの、残念な答弁ではございますけれども、
総理あのー、総理はあのー、所信でマーガレットサッチャーを、あの、引用されました。
もう時間もありませんので、最後に私からもマーガレットサッチャーの言葉を
総理にお送りしたいと思います。
「国が一律にお金をばらまく事がかえって社会の不合理を増長させ、
家族の絆を弱め、そして勤勉や自己責任といった自立の美徳を奨励する替わりに、
怠惰や誤魔化しといった誤った風潮が社会に蔓延してしまった。」
これはマーガレットサッチャー、偉大な英国のマーガレットサッチャー首相のお言葉であります。
自立を信条とする我が日本維新の会から、そして私から総理に
この言葉を最後お送り致しまして、私の質問を終わらせて頂きたいと思います。
─以上です。
この西田の前に、維新の小熊慎司と足立康史の質疑があったんやけど、
小熊は、3都市以外にも健康調査をしていく事が安心に繋がるんちゃうか?と
まともな事言うてるかと思たら、
福島県へ修学旅行に行く事に他県のPTAの一部の方から反対の声があるから
対策して、福島県への修学旅行誘致せーよとか、
中間貯蔵施設は、住民理解は得られへんから、さっさと決めてしまえよ!
みたいな感じの事を言うてた。
足立は、何が言いたいんやら、話が一貫してへん。壮大なるフィクション!が印象的w
それにしても、西田の発言は異常。
西田譲 公式webサイト Facebook
この質疑のあった3/13(水)のFBに≪事務所スタッフより≫
『事務所では、クレームと激励の電話が鳴りやまず大変なことになっております』
て書いてる。
3/18(月)は、
『予算委員会の質問についてはたくさんの激励を頂戴し、大きな勇気をいただいております。
この問題は国会の場において引き続き取り上げてまいります』
やて。
クレームと激励の件数晒せ!
反省どころか勇気を頂いてるって、ほな、その勇気で家族親戚一同で福島に引っ越せ!
コイツが引用してるのは、御用学者の高田純と中村仁信で、
中村は、2011年3/27(日)のたかじん委員会に初出演して、
「放射線は微量なら安全です。むしろ体にいい影響が」発言がきっかけで
その後、2011年4/17(日)のたかじん委員会に再度出演し、「250mSv/年までなら安全」やて。
微量の放射線は体に良い。 中村仁信 1/2
微量の放射線は体に良い。 中村仁信 2/2
西田の言い分をごく簡単に纏めると、
高田や中村大先生の言う事は正しくて、反論者は医者でも科学者でもないんじゃ!
除染は住民にさせろや!
農地の除染も持ち主にさせれ!
それが維新の信条とする自立じゃ!
てか、除染なんか必要ないから、さっさと福島県民全員帰還させれや!
っちゅう事やよな?
これが唯一正しい行政とまで言うんなら、維新議員全員福島で住め!
その親戚も家族も全員でな。
話はそれからじゃ!
この西田の発言に対しての橋下は、「個人の、議員の意見として述べたんでしょうね」て言うてる。
西田は、冒頭に「私たち日本維新の会は」「日本維新の会では」て言うてるやん。
この西田の発言についての橋下の見解は
2013.03.13 橋下 ぶらさがり取材「西田譲について」 にて文字にしました。
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