2013-11-25

2013.11.10(日) たかじん委員会『飯島内閣参与が「原発ゼロ」の小泉元首相にモノ申す!?』


11/10(日)たかじん委員会のテーマは『あの人がモノ申す!スペシャル!"』で
原発についての部分だけを文字にしとく。(聞き間違い等ご指摘ください)
動画はこちら


飯島内閣参与が「原発ゼロ」の小泉元首相にモノ申す!?

飯島勲に
共感できる    筆坂秀世 加藤清隆 佐藤藍子 桂ざこば
共感できない   竹田恒泰 宮崎哲弥 花田紀凱 津川雅彦


ナレーター:
元秘書官、飯島勲が小泉元総理に物申す。
飯島勲氏といえば、現在安倍政権で特命担当の内閣参与を務めているが
元々、飯島氏は小泉元総理の初当選から35年に渡り、秘書として小泉氏を支え、
小泉内閣では主席秘書官を務めた。
小泉氏が唱えた郵政民営化、靖国参拝などを永田町霞ヶ関に張り巡らせた人脈と
情報網で実現させた五年五カ月に及ぶ長期政権の立役者で、
政治家小泉純一郎を誰よりもよく知る人物。
そんな飯島氏がかつてのボスである小泉元総理の原発ゼロ宣言に物申した。

原子力発電ほどコストが掛かる物はない
何基か動かしたって、その分くらいならほかの代替エネルギーに替える事が出来る。
原発をゼロにするという方針を政府自民党が打ち出せば、国民は結束出来る」

小泉元総理は、最近精力的に講演をこなし、原発ゼロを発信し続けている。
この小泉総理の発言に対し、民主党の菅直人元総理はブログで
「小泉氏の原発ゼロ発言は大歓迎」と述べ、生活の党の小沢一郎代表も同調し、
みんなの党の渡辺喜美代表は、小泉氏と会食し、「勇気を頂いた」と大はしゃぎ。
野党各党に小泉発言への便乗の動きが見られるが、
これらの動きに対し、飯島氏は週刊文春のインタビューで
「小泉元総理の脱原発論は誠に素晴らしい。
日本人のみならず、人類全体が向かうべき方向をはっきりと指し示す、
シンプルで分かり易いメッセージ。
その政治センスには、相変わらず惚れ惚れするね」
と、かつてのボスを持ち上げた上で、
「"反"の連中が小泉元総理も味方に付いてくれたなんて喜んでいるみたいだけど、冗談じゃない。
冷静に見れば、元総理は今すぐ止めろの反でも何でもなく
時間を掛けて、その理想を目指そうという脱だろ。それなら俺も賛成さ」

しかし、ここで飯島氏は小泉発言の問題点を指摘する。
「問題は、何年先の脱なのかを明示していない事。
一体30年先なのか、50年先なのか、具体的な工程表を示さないままだから、
反と一緒くたで、妙な捉え方をされてしまうのは残念だな。
お仕えした者として心配だよ」

そして、飯島氏は断言する。
「100年先ならともかく、これから20年、30年の時間軸で捉えると、
脱原発論も実現なき理想に留まると言わざるを得ない」

小泉元総理の脱原発論は、何故実現なき理想なのか。
その理由について、飯島さんに詳しく物申して頂きます。

山本浩之:という事で、最初に物申すのは飯島勲さんです。宜しくお願い致します。

(略)

山本:飯島さんが改めて言いたかったって事をここでお願いします。

飯島勲:
はい。小泉元総理のそのカンというか、気持ちは十分分かります。
ただ、冷静に安倍総理の場合、まさに国の指導者でありますから、全体図を眺めて、
どういうふうに、この日本国を前に進めるかっつう状況の中で、
単なる、そのーいわゆる原発廃止とかいう状態っつのは、いかがなもんか。
まず、立ち止まって現実をどう見るかっつのは大事なんですね、政治家として。
3.11の、あの時の原発の発電コスト、これは原発が6円~7円
その時に再生エネルギーが51.1円だったんですね。
してまぁ、事故が起きてドタバタして、再生エネルギー太陽光中心にやってるんですが、
3.11までの全電力の供給の3分の1が原発に頼ってたんです。
じゃ、今仮に原発廃止っていって、3分の1の供給のアレを担う事が出来るかっつったら、
100%不可能なんですね。
あと一つは、核廃棄物の捨て場がないんじゃないかと。

加藤清隆:
細かい話行く前に、ちょっと、そもそも論の事ちょっと聞かして下さい。
そのー小泉総理お辞めになって、もう6年ぐらい経ちますか。

飯島:うん。

加藤:
この間、殆ど表に出て来ない、発言てのは表に出なかったはずですが、
ここに来て急に講演されている。
まずその心境の変化は何故かという事が第一番。一番。
二つ目は、つい前日ですね、今度は社民党の党首になられた吉田さんと会談ていうか、会われた。
これは、政治家として表の世界に入って来た事であり、これをですね、
どういう心境の変化、つまり元総理として影響力をまだお持ちの方ゆえに、
何があったかをまず教えて頂きたいと思います。

飯島:
いや、そりゃあ私も辞めて数年経ちますけど、喧嘩して辞めたわけじゃないけれども、
接点が今、現状においてありませんから、我が道を行く。
ただ、はっきり言える事は、あー、五年五カ月の小泉内閣というのを主導者としてやって来た。
五年五カ月の時の日本の将来の電力事業を考えたら
あと日本では12基必要だっていう試算の元で公表してやって来た。
それで3.11という経験の中で、えー、一人の個人として、これはもう駄目だと勝手に思い込んでる
じゃあ、それだけ高く付くんだったら、政府が決定すればそれで良いってんですが、そうじゃない。
10年で5兆7,000億ぐらいとかいう試算の事故処理含めて、安心・安全という状態で、
再稼働をする状態の中で、税金を注入してるんですが、
10年で最大、ともすれば20兆円掛かるという試算もある

加藤:
その確論を私聞いてんじゃなくて、この時点で、小泉さんがああいう発言する事は
かっての部下である、つまり小泉さんは上司であるわけですが、
今の現政権の安倍さんの足を引っ張る事になるという、それはお分かりですよね。

津川雅彦:けしからんじゃないですか。

飯島:えっ。

加藤:そ、その事について…

津川:けしからん。

飯島:
週刊誌で言ったのは、いくら政治家を辞めても、やはり国民は政治家の一人として見ますから…

津川:いや、元総理というね、立場っていうものを忘れちゃいかんていう事だな。

飯島:
そう、だから、工程表、いつ頃までという事の明示と、あと捨て場が本当にないのかどうか、
現実に法律作ってずうっと来ておりますから、そこら辺のところの認識をちゃんとして貰わないと
困るという事の提言を私は評論したという事で理解して貰いたい。

竹田恒泰:
ちょっと誤解があるんですけれども、私はですね、安倍さんの目指しているものと
小泉さんの目指しているものは、原子力政策に関しては、ほぼ近いと思ってんです。
再稼働の話は、ちょっと厄介になるんでちょっと置いときますけども、
安倍さんはですね、限りなくゼロに近づけると仰ってるですよ。
限りなく少なくする、原発を出来るだけ減らしていくと。
で、小泉さんは、その結果ゼロまで持って行くと言ってますね。
だから、最後何基かは残るのか、若しくはゼロになるかぐらいの差であって、
あんまり大差はないんですよ。

宮崎哲弥:
飯島さんがね、もし小泉さんが真面目にこの事を仰ってるので、脱原発を仰ってるのなら
工程表をお作りになるべきだというのは、これ全く私賛成で、100%賛成ですけど、
多分ね、これ飯島さん、お分かりになって言ってるんだと思うけど、作りません、きっと。

津川:ただの受狙い

花田紀凱:うん、まぁそういう事なんだ、それは。だから聞き流しとけば良いよ。

加藤:あのね、買いかぶっちゃいけない。ただね、影響力あるから怖いんだよ。

花田:そうですね。

加藤:影響力あるんだもん。

花田:
いや、影響力ったって、小泉さんは自分はもう政治はやらないって言ってるんですから、
はっきり言って。

飯島:
ただね、今の日本の実態上考えたら、反原発のそういう政治家ばっかりが発言して、
本当はね、安倍総理は泰然としてますが、この実態に対して、物申す人が政治家に少なすぎるのが…

山本:
いや、だから原発というものが安全でね、安心で、
それで動かしても大丈夫なのかどうかっていう事をね。

飯島:いやだから、安心・安全という格納したら、再稼働するってのは安倍内閣の方針ですから。

山本:方針でしょ。

飯島:それはもう間違いなく。

山本:いや、それはそういう主張はされたら良いわけで。

飯島:いやだから、やってます。

加藤:主張じゃなくて基本方針だもん、だって。主張じゃないよ。

竹田:再稼働…

加藤:政府の方針だもん。

山本:いや別に…

竹田:再稼働の問題は外さないと、混乱します。

山本:反原発とか脱原発の声が大きくなったって、それは進めるんだったら進めて…

飯島:だから、総理にしたら…

加藤:影響力ある人が言えば、そうはな、独自に入りやすいじゃないの。

飯島:
あくまでも安倍内閣は、そういう発言は多かろうが何しようが、
安心・安全という事を確認したら、再稼働すると…

竹田:
でも、この問題は再稼働関係ないじゃないですか。
将来における原発がゼロが良いのか、何%が良いのかって話ですから、
再稼働を一緒にしちゃうとですね…

津川:ゼロが良いのに決まってんじゃない。

竹田:ゴチャゴチャになりますよ。

飯島:いや、そうじゃないですよ。

竹田:
だから、小泉さんが言ってんのは再稼働の是非じゃなくって、将来的にいつかともかく、
ゼロにするという事ですから。

飯島:100年後の、だから言ってるんです。

竹田:いや、因みに因みに40年後…

飯島:100年後か30年か20年か…

竹田:
40年後、自動的に脱原発になるんですよ。
だって、みんなだって老朽化して終わりですから。
40年後には、全部なくなる事は決まってるんです。

飯島:いや、それはだから新設をしない場合ですよ。

竹田:新設30年掛かるんですよ。10年で何基作れんですか。

加藤:
竹田君の言ってるのは、現代の大規模原発のお話でしょうが。
世の中はどんどん進歩してんだ、革新と技術は。

山本:新設するんですか。

竹田:着工まで20年掛かるんですよ。

加藤:いや、違うんだって。そんな大きなもん作らなくったって

飯島:いや、実態ではね…

加藤:作れるもう既に設計図まであんだよ。もう。

竹田:設計図の問題…

加藤:いや良いです、もうそこは良いんだ。

飯島:山口県の上関町ってあるんですが。

山本:ああ、上関原発、はい。

飯島:
あれが3.11直前に山口県知事は、新設の稼働のハンコを押す状況であったんです。
で、3.11の段階、選挙を4回、地元の、全部山口県の上関町は新規設置を賛同して来てるんです。

山本:うん。

飯島:住民の8割近くは。しかし、3.11で今凍結してる。こういう実態もあるんですね。

山本:はい。

竹田:
最新の例を言いますと、青森県の大間原発は1984年に町議会が承認したの。
そして、2014年に稼働予定だったんですけども、震災で今止まってますけども。
つまり30年掛かるんですよ。これ最新の例ですよ。
要するに、町議会が決議してから稼働まで30年掛かるんですよ。
だから、じゃあ10年後に、じゃあ40基の新設を議決出来るんですか、町議会で。

飯島:いや、出来ないよ。

竹田:出来ないでしょ。つまり、40年後には…

飯島:40基じゃなくて…

竹田:ほぼゼロになる事はもう決まっ、確定事項なんです。

飯島:
いや、あな、あなたねぇ、そう言うけど、そうじゃないのよ。
例えば再生エネルギーの場合、大体原発1基で、大体100万kw。

宮崎:彼は、再生エネルギーの…

飯島:その…

竹田:再生エネルギーは…

宮崎:代替なんて主張してないから…

飯島:いや、だから…

竹田:
再生エネルギーは要らないです。最新鋭の火力発電所に自動的に置き換わっていく。
つまり、GTCCを普及していく事で…

飯島:いやいやそれは一つの…

加藤:化石燃料ののは駄目だって。

飯島:スケジュールが全然…

竹田:二倍の効率ですよ。

加藤:地球温暖化の事、無視しちゃ駄目だよ。

竹田:二倍の効率なんですよ。半分の燃料で出来るんですから。

飯島:だから、竹田さんの言うような事やった場合は、日本の生活環境は瓦解しますから。

竹田:今、東京電力は、それを進めてます。

飯島:いやいや、だから例えばね…

竹田:今、老朽化した火力発電所をどんどん最新鋭のGTCCに置き…

飯島:ちょっと聞いて

竹田:換えているのが現在の東京電力での方針。

加藤:いやいや。

飯島:例えば、聞きなさいって。

竹田:関西電力もそうです。

飯島:
聞きなさいよ。
例えば、原発1基分の100万kwを東京で使う場合は、山手線の内側の土地が全部必要になる。

竹田:自然エネルギーなんか頼る必要ないんです。

飯島:何に頼るの。

竹田:だからGTCCですよ。横浜火力発電所ってご存知ですか。

加藤:化石燃料は駄目だっつってんの。

竹田:いや、良い。倍のね…

加藤:駄目だっつ

竹田:従来の半分の燃料で、同じだけ発電出来るんですよ。

飯島:竹田さんのやり方でいったら、まず日本は瓦解しますから、はい。

竹田:いや、瓦解してないじゃない、今。数年もない。今止まってるじゃない。

飯島:あなたみたいな性分の人がいくら言っても現実論としては違うって事…

竹田:いやいや…

山本:
また、やりましょ。また、やりましょ。これ、いつもここで止まるんですよ。
結局、分からない状況に…

加藤:
すみません、その一つだけね、
小泉さんの発言が息子の進次郎さんに与える影響ってのは、どう見ます?
私はマイナスしかないと思うんですけど。

飯島:大きいですね。

加藤:大きいですよねぇ。

飯島:ええ。はっきり言いまして。

加藤:そうですよねぇ。そこは僕には理解出来ないなあと思うんですけど。

飯島:
私が野党だったら、仮に、安倍総理と小泉元総理と進次郎に、同じ質問やって、
ちょっと発言がずれた場合、内閣にとって大変です。
諸々考えた場合、私はもう静かにして貰いたいっつう事なんです。

加藤:そうですよねぇ。

飯島:はい。

山本:分かりました。飯島勲さん、どうも有難うございました。


以上です。


超イライラするやろw
小泉元総理の影響力て、お前らの発言のほうが影響力あるやろ!
加藤は相変わらず原発大推進や。
温暖化とか、化石燃料は~て、コイツはどんだけおこづかい貰ろてんの?w
CO2が~温暖化が~とか、いつまで世論誘導すんねん!
飯島は無知やな。反論の仕方で分かる。
コイツらの発言は、記憶にも記録にも残して、コイツら死んでも人生の汚点として、
永遠に笑われ続けアホにされ続ければええ。



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