11.17(日)放送のたかじん委員会は
『祝!放送500回記念・あの人からのビデオレター&2013年名言暴言大賞SP!』で
武田邦彦教授がビデオレター出演されたので、文字にしとく(聞き間違い等ご指摘ください)
動画はこちらへ(武田先生は13:15~)
今回も加藤の発言にはブチキレる( ・`ω・´)
山本浩之:武田邦彦さん、原発問題です。
─ビデオレター
武田邦彦教授:
やしきたかじんさんのそこまで言って委員会、500回を達成されまして誠におめでとうございます。
500回って言いますとね、並大抵な事じゃありませんが。
大体マンネリ化して駄目になってんのが普通なんですが、
よく新鮮なリニューアルしながらですね、新鮮な形でやっておられると。
感服するところであります。
ナレーター:
今やすっかり売れっ子文化人となった武田先生。
そのきっかけとなったのが、当委員会への出演。
─過去の放送より
武田邦彦教授:
「勿論、分別しないほうがずっと環境には良いわけですからね」
「ドイツを真似ると廃棄物が倍になる」
「焼鳥屋のオヤジさんが生きてるってのは非常に不思議なんですよね。
ダイオキシンの煙の中で生きてる」
ナレーター:その反響は想像を絶するものだったという。
─ビデオレター
武田教授:
次の日、大学出たらですね、学生が私の部屋に飛び込んで来まして、「先生、大変だ」と。
「先生の本がベストセラーの1位になってるよ」って言うんでですね、
それからまぁ十日間ですね、ベストセラーの1位を走りまして、
ついに複数の本ながら、100万部環境関係でね、売れてしまったんです。
もう全然、環境は激変。
そのうちにですね、バラエティー番組なんかも出るようになりまして。
ナレーター:
そんな武田さんを更に激変させたのが福島第一原発の事故。
武田さんは、それまでの原子力推進の立場を一転。
脱原発を訴え始めた。
武田教授:
私は資源の専門家なんですが、数億年前に出来た石炭なんか、石油はですね、
地表から5,000m下にあるんですよ。
今、使ってるやつは表面に漏れてきた物だけですからね。
大体、石油は1,000年は、1万年は十分にあるんですよ。
そりゃもう、別に私が言ってんじゃなくて、世界でちゃんとした人がみんな言ってんです。
それから、今度もIPCC第五次、報告書が出ましたが、それを出すにあたって
ここ15年間全然気温が上がってないんですよ。
それをね、データーを隠すのに必死になって、世界の気象学者に鉗口令を敷きました。
これは9月にアメリカで曝露され、この前北海道新聞でも出ましたけどね、
何故こんな事しなきゃいけないのかと。
地球温暖化っつのは環境問題ではなく、政治問題であります。
ヨーロッパ、アメリカがですね、アジアの発展を抑制する為に持ち出したものなんです。
そんなの明らかでしてね、こんな世の中で環境問題の為に、
自分の国家を犠牲にする国なんていうのは、そんな根暗な国はですね、日本しかありません。
地球は、これから寒冷化する。
だから、出来るだけ多くCO2を出して、そして温暖化の方向に向かわないとですね、
もう大阪なんか人が住めません。
ナレーター:独自の視点から原発は不要だと訴える武田邦彦さんから皆さんへ質問です。
武田教授:
原発を今すぐ全部再開する。若しくは原発を今すぐ全部廃棄する。
この二つのどちらかを選んで頂きたいと思います。
・即時廃止 宮崎哲弥 竹田恒泰 田嶋陽子 山口もえ
・即時再稼働 加藤清隆 金美齢 津川雅彦 桂ざこば
ロバート・ゲラー:全ての原発を再稼働、全て廃止という二者択一はバカバカしい。
宮崎哲弥:
バカバカしいですよ。
即時再稼働に反対だから一応こっちにしたんだけど、質問事項…
金美齢:だからね…
山本:極端過ぎる。
宮崎:聞き方が悪すぎるわ、ほんとに。
金:そうなの。だから、こんなにオールオアナッシングという物の考え方が間違いなのよ。
ロバート・ゲラー:
今ね、要するにね、福島第一は津波にやられた。
だから、日本の残りの50基の原発は、まず一つ一つは、津波問題は安全かどうかを
厳しい基準で検討して、安全なやつだったら、再稼働をしても良い。
津川雅彦:イエス、イエス。
ロバート・ゲラー:但し、全ての50基にはなりません。
津川:イエス。
ロバート・ゲラー:
つまり、A、B、Cランクを付けて、安全性が非常に優れてるやつから再稼働して、
そうでないやつを廃止するか、或いは安全性を強化するかのいずれ。
津川:イエス。それプラス徐々に100年でも掛けて、脱原発に持って行くと。新設はなしと。
田嶋陽子:冗談じゃないよ、そんな長い間。
竹田恒泰:このまま止めてても、あんまり問題起きないすけどね。
田嶋:そうだ、電気足りてるんだから。
竹田:今、現に止まってるじゃないすか。
ロバート・ゲラー:凄い経済問題が起きてますよ。
津川:いや、どっちかと言えばだ。
長谷川幸洋:実は、廃棄っとなるとですね…
津川:もの凄いお金掛かるよ。
長谷川:
いや、決定的な問題は、原子炉こう解体して切り刻んでいくじゃないすか、
これ最終、あのどうやって処分するのって、場所が実はないんですよ。
津川:そう、そう、そう、そう。
長谷川:
実はだから、実は使用済核燃料の問題だけじゃなくて、
今ある原発の停止ってのは、東海村が初めてやってるけど、
あれ2020年までに終えると言ってますが、原子炉こうチョキチョキ切ってですよ、
これ何処に置くのか、全然目途がないから、実は廃棄出来ないんですよ。
津川:そう、そう、そう、出来ない。
竹田:
だから廃棄する場所がないどころか、チョキチョキ切った物を構造上移動する事すら
現行法で…
長谷川:出来ない。
竹田:
アメリカなんか簡単なもんで、原子炉パコンて二つに割って、砂漠に持ってって
ポイーで終了ですからねぇ。
それと同じように日本が出来るわけじゃないんで。
長谷川:
だから、そうするとね、即時廃止って言ったって実は出来ないので、
今止まっているから、私はこの止まったままの状態のまま、
さあ、どうするんですかという議論を早く立ち上げたほうが良いっていうのは私の考え。
津川:小泉さんはどうなっちゃったの。
花田紀凱:
今例えば、原発ゼロに小泉さんが言うようにしたとしても、廃棄物とか、
竹田さんが仰った、その原発のそのものがあるわけですから、
それを処理する方法は考えなきゃいけないわけだから。
それをね、あのあんないきなりああいう小泉さんみたいにですね、
原発ゼロっ、これ耳に入り易いけれど、政治家としてはね、失格だと思いますよ、僕は。
田嶋:そんな事ないすよ。小泉さんは…
花田:だって、ちゃんと考えてないんだもん。
田嶋:そんな事ないですよ。
加藤清隆:平成の無責任男ってのは、〓?〓事を言うんだよ
田嶋:ああいうふうに言ったとこから始まるけれど…
辛坊治郎:
実は私、あの記者会見、現場に行ってずっと聞いてました、ずっと聞いてましたけど、
最初の30分の講演の時には、即時廃止、ゼロは言わなかったんですよ、実はね。
で、最初の一時間の、最初の一時間の講演聞いてたら、
本人は、いつ原発をゼロにすべきか、その時期について議論しようって最初言った。
ところが、そのあと読売新聞の記者が質問だーっつって、質問して、
で「小泉さん、いつが良いですか」って言って、改めて聞かれたんで、
まっ、ある、読売と小泉さんとの論争っていうのが、こないだから社説であったんで、
ある意味、売り言葉に買い言葉みたいなところで、
「じゃあ即ゼロが一番良い」って言ったんだけど、元々の講演の趣旨としては、
ちょっとずつ動かすのはしょうがないけども、だけど廃止、
ゼロにする時期を考えましょうねって言ったのが、実は最初の講演だったんすよ、あれは。
田嶋:
けど、小泉さんがアレ言い出してくれ、ほんとにね、良かったと思ってる国民は凄く多いんですよ。
加藤:多くない。
田嶋:
ほいでね、やっぱりゼロにしようって、今それ即時決めてやったあと何十年か掛かるんですよ。
それを100年掛けて廃止しようとかね、10年後にどうしようとか、
そういう発想はもう駄目なんですよ。
男の政治って、後始末の出来ない政治です。
今の原発問題からよーく分かりました。
辛坊:竹田さんてアレですよね、結構芯のしっかりした脱原発、反原発論者ですよね。
竹田:
私はですね、原発事故の前から、ずーっと脱原発を言い続けて来たんです。
20年以上言って来てるんです。
田嶋:私だってそうだよ。
竹田:
それでですね、結局あの今動いてないわけじゃないですか。
で、このあの、動いてないから、じゃあ経済崩壊するとか何とか言いますけど、
ついこの前発表された数字見たら、東京電力だって1,000億円以上利益出してですね、
関電から、あのー、えっとー、えー、
加藤:電力料金上げたからじゃない
竹田:電力会社、どんどん利益出したわけです。
津川:電気料金上げるっていうさぁ…
田嶋:どっちだって同じだよ、もう…
津川:良い口実を与えたわけじゃない。
竹田:
だから結局ですね、原発が動かないと電力会社が潰れるって話は、もうなくなったわけですよ。
ロバート・ゲラー:国、日本の経済には、非常に大きな負担になって…
竹田:いや、負担なってないです。
ロバート・ゲラー:
げ、原油などは、いやいや、なってます。
毎年ね、えーと、3兆円程度に余計に油、油田ガスなどを輸入してますよ。
竹田:
いや、それはどんどんこれから安くなっていきますから。
アメリカのシェールガスも入って来ますし、あとGTCCが普及していけば半分の燃料で
発電出来るようになるわけですから、これはどんどん収束して行きますよ。
加藤:
いやいやいやいや。
一年間で地球規模で、約100万人の人間が死んで…
竹田:だからGTCCなんですよ。半分の燃料で済むんだから。
加藤:だから、だから大気汚染するような物、火力は、こんなに増やしちゃいけないんだって。
竹田:原発を動かすんだって…
加藤:CO2に出ない物を…
竹田:いやいや、違うんです。げん…
加藤:追究しなきゃ駄目だっつんだよ。
竹田:原発を動かすんだって沢山CO2出してんですよ。
加藤:出してないよ。
竹田:ウランを掘るのは石油でしょ。
山本:
この番組は、その主張の対立で終わってしまうんですけど、今後の事も大事ですけれども、
福島どうするんですかと。
田嶋:そうだよ。
山本:
福島原発のあそこから、もう今追い出されてる10万人以上の人たちを今後どうするのか。
この前、石破幹事長が言ったけれど、じゃそれを実行していかなきゃいけない。
加藤:実行しなきゃいけない。だから戻すんだよ、だから。
山本:戻せるんですか。
加藤:戻せるんだよ。
山本:どうしてですか。
田嶋:戻せない。
加藤:待て、何が戻せない、専門家がちゃんとOKって言ってんだから。
ロバート・ゲラー:いや、だけど戻すのは、あのーかなりー…
宮崎:その専門家がアテにならないんだ。
ロバート・ゲラー:…苦になりますよ。
加藤:素人が言うよりずっとマシだよ。
宮崎:アンタが言うよりマシだよ。
ロバート・ゲラー:放射能問題考えますと、近辺には戻すのは…
加藤:ほんと、困ったもんだなあ、ほんとに。
田嶋:馬鹿じゃないの。
ロバート・ゲラー:
まぁ単に除染によるという楽観論は、非現実的にねぇ、問題は、もうこれ以上先送るべきではない。
田嶋:あの、要するに戻れないっていう事?
ロバート・ゲラー:一部の人が戻れないというのは、明らかであり…
田嶋:私はもう最初から言ってるんですよ、福島の人は移住すべきだって。
ロバート・ゲラー:だからどうするか、どのように損害賠償払うか考えないといけませんよ。
田嶋:そのお金で移住すべきですよ。福島の人たち説得して。
山本:だから、移住したい…
田嶋:ブラジルに移民しろなんて言ってないですよ。
山本:…したい人と帰還したい人と居るわけですよ。で、それを…
田嶋:
うん、あのね、チェルノブイリでもね、80、90になった人は、もう自分たちはここで良いって、
死んでも、80、90だから、ねっ。だけど…
加藤:死なないんだってば。
田嶋:だけど、若い人たちは、移住したい人はするって事で移住しちゃったじゃない。山本さん。
加藤:
非科学的な事言うんじゃない、死なないんだよ。
チェルノブイリは、蘇ったんだ、あの町は。
山本:だから、細かい補償をしなきゃいけないという事なんだろうと思うんですよ。
津川:
こないだチェルノブイリへねぇ、福島の人が行ってるドキュメントやってたけどねぇ、
チェルノブイリの人が、あまりにね、厳しすぎるんでね、福島へ帰る条件が。
「えーっ」つって、「それじゃあ一生帰れませんよ」って。
長谷川:
1mSv、20mSvの話ありますよねぇ。
これ政府が決めるべきだって議論があって言うんだけども、
その根拠ってのが、そのICRPって所が出したのが1~20って書いてあるんですよ。
で、それを政府が決めれば良いって議論なるんだけど、それは僕はちょっとおかしいと思っていて、
ICRPの報告書、ちゃんと読めばですよ、この1~20の中で、どれを取るかは、
地元住民の納得感が必要だって事は書いてあるんだから、ちゃんと。
だから、これは、こういうスタジオで議論してんじゃなくて、やっぱり被災者の納得感が大事。
田嶋:そうよ。
辛坊:
出る時も随分その話になったんですけどねぇ、ただ、今その20mSvに緩和しようって話なんですが、
ただ現実に、そこに住んでた人の気持ちからすると、はっきり言ってね、
70、80の人は何の影響もないっす。
長谷川:別に20mSvでも
加藤:ないよ。
津川:何もない。
辛坊:
だけど、じゃあ子供抱えた親が「住んで大丈夫ですよ」って言われた時に、
さぁ、住むかって言やぁ…
山本:そりゃ、そんなねぇ、
辛坊:そらまぁねぇ…
山本:頭越しにそれ言われても駄目です。
田嶋:そりゃ、考えたほうが良い。
辛坊:
だから、そこはあのー、科学的に大丈夫だって言われても、
じゃ、住むかっていうと、将来癌になった時に
「もしかしたら、あの時に帰ったのが、あれが原因で癌になったかもしれない」と
自分が癌になった立場からするとね、思うのよ。
加藤:それはー、科学的知見でね、日本には…
田嶋:な~にが科学的知見よ。
辛坊:だから、それを住む人に、住む人にね…
加藤:日本には、広島は、長崎以外の放射能医学というのはね…
山本:信頼出来るか…
辛坊:
その人に「科学者が言ってますから、アンタそれ信じなさい」って言ったって、
それで住むって話じゃないんですから。
山本:やっぱり信じて貰えないわけですよ。
長谷川:結局、地元住民の納得感
加藤:いやいや、だからー
竹田:しかも、科学者の間で意見が分かれて今、国際的な論争になってる。
加藤:違う。科学者での間、意見が分かれて…
竹田:事実です。
加藤:放射性医学と物理学者が違うのは当たり前なんです。
辛坊:さっ、次行きましょう。
以上です。
武田先生のゴミの話とかダイオキシンの話、懐かしい。
この頃は、この番組もおもろかったのにな。
まいど発言が被ってるとこ多すぎで、発言順やなく、同時発言のとこもある。
ロバート・ゲラー発言中に、被ってた加藤の「素人が言うよりずっとマシ」に対して、
宮崎の「アンタが言うよりマシ」のやり取りww
ほんま、加藤よりマシ!
「戻す」とか「戻せる」とか、住民の気持ち無視しすぎ。
どんなリスクがあっても住み続けたい人はともかく、医学的にも科学的にも意見が分かれ、
結果、「分からない」事を「安全」て言い切るなら全責任持て!
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