苦情ではなく、なぜ被災地で処理できないのか、
陸前高田市長の件も含めて、瓦礫受け入れ以外での支援についてなどの提言。
以下、回答全文。
このたびは、県政に関する御提言をお寄せいただき、ありがとうございました。
御提言いただいた件につきまして、次のとおり回答いたします。
皆様からお寄せいただきました御提言は、積極的に県政に反映させていきたいと
考えておりますので、今後ともお気づきのこと等がありましたら、
お気軽に御提言くださるようお願いします。
○現地に焼却施設を建設することについて
岩手県の災害廃棄物は約435万トンと推計され、県全体の一般廃棄物量の10年分にも
相当する膨大なものですが、3年以内(平成26年3月末まで)に処理を完了すべく、
全力で取り組んでいるところです。
現在、市町村の清掃センターだけでなく、太平洋セメント等の民間施設など県内の
既存施設を最大限活用するほか、既に、仮設焼却炉を新たに2基、宮古市と釜石市に
整備したところですが、焼却炉を更に整備することについては、課題が多いのが現状です。
具体的には、 設置に適した土地が確保できたとしても建設・稼働までに1年程度を
要してしまい、3年以内に処理する場合、稼働期間が実質1年程度に限定され、
1日100トン処理可能な焼却炉であっても、広域処理をお願いしたい量(およそ50万トン)を
焼却するには、相当な数を整備しなければなりません。
また、焼却により大量の焼却灰が発生しますが、そもそも、県内に、それを埋め立
てるための最終処分場が足りません。一方、新たに最終処分場を整備するとしても、
少なくとも5年以上は要してしまい、処理期限に間に合いません。
私どもとしましても、できるなら県内で全てを処理すべきと思っておりますが、
こうした事情から、3年以内で処理を終えるには、どうしても県外の皆様にご協力を
お願いせざるを得ない状況となっております。
また、このような状況であることについては、陸前高田市にもご理解をいただいているところです。
被災者の方々からは、がれきを見るたびに胸が痛み、また、亡くなった方を弔うためにも、
3年ではなくもっと早く処理をしてほしいとの声も寄せられており、一日でも早い復旧・復興のため、何卒ご理解とご支援をいただければ幸いです。
以上。
そもそも処理期限ていうのが引っ掛かる。26年3月末まで。
目標を設定するのは大事なことで、県民の皆さんも具体的にいつまでというのがなかったら
希望や目標も立てにくいとは思う。
けど、この26年3月末までいうのは、助成金が入ってくる期限でもある。
一日でも早い復旧・復興は誰しも望んでることでもあるけど、そこまでこの期限に拘るのが疑問。
環境省によると
沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(平成24年2月20日) [PDF:147KB]が公表されてる。
これ見ると、岩手県は仮置き場の設置数が110カ所で、災害廃棄物約476万トンの内、
87%(約414万トン)が仮置き場へ搬入済み。
宮城県は、仮置き場の設置数が151カ所で、災害廃棄物約1569万トンの内、69%(約1088万トン)が仮置き場へ搬入済み。
住民の生活圏には殆ど瓦礫がなく仮置き場にしろ、特別生活に支障が出てるわけではないと思う。
むしろ、生活圏で瓦礫はなくなったものの、その場所が復興できてない事が問題。
平時のときやなく、この非常時に全く役に立たん政府、環境省には、
やっぱり強行に要望すべきと思う。
助成金も一年ぐらい延ばせよ!政府!
岩手県東日本大震災津波復興計画 復興基本計画案 ていうのがあるんやけど、
津波被害が大きかった海の近くの集落は、集落ごと高台に移住する計画もある。
で、沿岸部には色々建設予定してるから、コンクリートは必要やし
瓦礫処理して使えるんちゃうやろか?
瓦礫の種類も色々あるから、全部は無理にしろ、再利用も可能なはず。
各自治体が引き受けても安全な瓦礫なら、再利用した建物から放射線量が出たところで
大したことないっちゅうことやよな。
焼却灰を処理する最終処分場が足らんてことで、新たに建設したら5年以上掛かるって話やけど、
足らん分は、福一なり福二に持って行けばええんちゃうか。
瓦礫受け入れ反対派に対して、自分だけ良ければええのか!とか
本気で被災地の復旧・復興を願ってるんか!とか
絆は?って攻めるけど、大半は支援したいと思てるし、復旧・復興も願ってる。
うちは何より、未だに行方不明の方々が一人でも多く、一日でも早く、
ご家族の元に帰ってくることを願う。
そもそも復旧・復興って、何かって事やと思う。
瓦礫が全部処理されて、計画通りの建物が建設される事やろか?
うちは違うと思う。
どんなに情景がきれいになっても、心は簡単には晴れない。
家族を亡くした悲しみや苦しみは簡単には消えん。
街並みがきれいになればなるほど、虚しさも増すよ。
復興!復興!いうけど、そういう心のケアが一番大事やと思う。
瓦礫受け入れ反対派を罵倒するけど、
ほんまに、それが被災地のため?県民が一番に望んでること?
もし、ほんまに県民の多くがそう望んでるなら
外野がエゴ!とか絆はどないした!分かち合え!とか言わず
被災県民が言うてくれと思うわ。
「放射能のリスクは多少なりともあって、そっちが被曝するかもしれんけど
それでも、自分らのために我慢して受け入れてくれ」と。
日々、各地で講演をしたり、被災地の方々とたくさん会う機会のある武田先生は
現地の人は現地で処理してほしいと望んでると言ってる。
「瓦礫の引き受けは被災地を苦しめる」と書いてる。
多分、とやかく反対派を責めてる人たちよりも、被災者と多く接してるやろうし
たくさんメールも届いてるはず。
受け入れ賛成派の人たちに、声を大にして言いたい!
賛成派はそう思ってるのは自由、人それぞれ考え方が違うのは当然や。
けどな、
反対派を責めるな!攻めるな!
罵倒すんな!
エゴて言うな!
絆がどーたら言うてるけど、反対派を批判してる人間の言うことか?
そんだけ、絆て言うんなら、反対派の気持ちぐらい、それこそ分かち合え!
その気持ちも理解できひんヤツが「絆」て言うな!
「分かち合おう」なんか言うな!
それとな、「引き受け賛成です」程度の人はともかく
批判して、罵倒して引き受けろ!て言うてるヤツは
もし引受先の自治体住民が被曝して、数年後に症状が出たら
自分が吐いた言葉に責任とれよ!
覚悟して叩け!
岩手県久慈市の瓦礫を視察した方のブログがある。
現地の人たちの話
「(数値が)問題ないならここに穴掘って埋めればいいって誰もが思ってんだ~
その方が作業も簡単でいいんだし、コストもかかんね~んだからさ~」
「国の方針(法)が変わらない限り、運んで焼く事になってしまうんです」
ほんまに問題ないんなら、焼却せず埋めたほうがええやん。
てか、問題ないんやろ?環境省!
問題ないから全国に依頼してんやろ?
ほな、埋め立てたらええやん。
それに、わざわざ秋田県に持って行く必要ないやろ!
結局、秋田県も補助金目当てちゅうことか!
これが分かち合いか?
分かち合うどころか、ぶんどってるやんけ!
瓦礫受け入れ賛成派の人たちは、こういう現状をどう思てんかな?
被災地の雇用に繋がることを奪い取ることが絆ですか?
こういうことが支援ですか?
「(数値が)問題ないならここに穴掘って埋めればいいって誰もが思ってんだ~
その方が作業も簡単でいいんだし、コストもかかんね~んだからさ~」
「国の方針(法)が変わらない限り、運んで焼く事になってしまうんです」
ほんまに問題ないんなら、焼却せず埋めたほうがええやん。
てか、問題ないんやろ?環境省!
問題ないから全国に依頼してんやろ?
ほな、埋め立てたらええやん。
それに、わざわざ秋田県に持って行く必要ないやろ!
結局、秋田県も補助金目当てちゅうことか!
これが分かち合いか?
分かち合うどころか、ぶんどってるやんけ!
瓦礫受け入れ賛成派の人たちは、こういう現状をどう思てんかな?
被災地の雇用に繋がることを奪い取ることが絆ですか?
こういうことが支援ですか?
2 コメント:
瓦礫の広域焼却処分に賛成の人たちは、自分の頭で考えない、環境省に踊らされている人たちだと思います。
役人はとにかく省益と自分の出世、将来しか考えません。
ごく一部、国民のためと思っていると思いますが・・・。
しかし、環境省は今回の瓦礫広域焼却処分を大いに自己組織拡大のために利用しています。
放射能を全国にばらまき、その後、何百年と管理することを目的として、各自治体に環境省の直轄地を作るのが目的です。
環境省は日本が汚染されるほど、利益が出る組織で、決して日本がクリーンで、無公害にするための組織でないのが今回の問題の原点です。
それに、産廃の利権がからんで、政治家も踊ってしまったのですよね。
政治家の多くは、土建出身や地元の産業と結び付いていますので、焼却処分の利益はおいしいのです。
「絆」「分かち合い」を唱え、瓦礫広域処理の反対勢力を抑え込み、環境省の自己組織拡大目的と、政治家・産廃業者の利益拡大が結び付いたのが原因です。
大阪の橋元市長も、踊らされた一人ですね。しかし、彼のパックにもおそらく産廃業者等の利権は歩み寄っているはずです。
まあ、橋本市長人気は公務員バッシングのみで、大阪府知事時代には公務員たたき以外は、失敗の連続です。
昔、ドイツのヒットラーでさえ、自国民には政治家として多大の便益を与えましたが…、橋本市長は… 民主主義崩壊の引き金を引いてくださる立役者なのかなと思います。 (笑)
匿名さん、コメント有難うございます。
賛成派は、粘着化してますね。批判が酷い。
反対派は、賛成派を批判するより、国や自治体などに訴えてる人が殆どなのにね。
本当に仰る通り国民のためと思てるのは、ごく一部なんでしょうね。
なるほど・・・環境省はそういう魂胆なんですね。
26年3月末という期限もおかしいですよね。
そりゃ早いに超した事ないけど、そんなに慌てて撤去する必要性が感じられない。
住居地近傍なら、一刻も早くですけどね。
「絆」「分かち合い」って、テレビ以外で聞く事ないですよね~
みんな日々の生活に必死ですよね。
橋下市長に国政に!という声も多いですが
そういうのも崩れていくんでしょうね。
本当の意味で日本を変えてくれ、国民の事だけを考えてくれる政治家は
存在しないのでしょうか・・・。
コメントを投稿