『おしえて辛坊さん』のコーナーで放射能についてやってた。
前回もやったらしく、その続きらしい。
「正しく知ろう放射線」って事で、京都大学原子炉実験所・高橋千太郎副所長が
「基礎からわかりやすく解説」ちゅう内容で、
ベクレル…放射能の力を表す単位
辛坊:
それぞれの放射能を持っている力を表します。だから
なんぼ高くてもずっと遠いところに居りゃ影響ないわけですよ。
シーベルト…人が受けた放射線の影響を表す単位
石川敏男:うちの前のU字溝は0.5μSvです
辛坊:
それがどういう意味を持つかというと、
1シーベルト=1000ミリシーベルト=1,000,000マイクロシーベルト
今の側溝はマイクロシーベルト、だから0.5μSvはもの凄い少ない値
◆放射線は体にどんな影響があるの?
放射線が人の細胞に当たると細胞を破壊し、
時にはDNAの核酸やたんぱく質の構造を変えてしまう。
辛坊:
修復可能な場合もあるが、
間違った修復がされる事もあり、
それが重なると細胞が増え続け、癌になる事も。
あまり浴びないほうが良いというのは確かなんですね。
◆放射線 人への影響は2種類
・確定的影響…この線量を超えないと影響が出ないという「閾値」がある。
例:吐き気・下痢・不妊・白内障・胎児への影響
・確率的影響…浴びた線量に比例して現れる影響
例:がん・遺伝子的障害など
◆不妊の閾値
女性:卵巣に対して約1万mSv
一時的な不妊 約500~1000mSv
男性:約4000mSv
一時的な不妊 約200mSv
辛坊:
確率的影響の場合、どのぐらいの影響があるかは、
確率的影響の場合、放射線の影響を受けやすいかどうかについては個人差がある。
例えば放射線の癌治療した時に、この人は止めとこうって人が居るんですって。
だからもの凄く過敏な人は、害になるほうが大きいから放射線治療が出来ない。
日焼けでも同じ紫外線を浴びていても真っ赤になる人と何もならない人が居るのと
放射線は非常に似たところがあって分からないところがある。
じゃあ低い線量はどうなのかっていうと、
低い線量の場合はずっと議論になってる。
100mSvを超えると一定の割合で癌が増える。
100mSvを下回るとどうなるのか?
高橋:
線量の高低に拘わらず比例して同じような影響があるのかどうか、
低線量だったら違う影響が出るのか
影響の出る比率が変わるのか
なんとも言えない。
辛坊:
分からないから、低い線量でも一定の確率で浴びる量にしたがって発癌性が出てくるので
出来るだけ浴びないようにしましょうっていうのが
一応専門家の統一見解になってます。
◆ラドン温泉・ラジウム温泉について
岡山大学大学院 放射線健康支援科学領域 山岡 聖典教授より
・どのくらい放射線を浴びるのか?
国内の放射能泉は主にラドンです。
ラドンは気体で身の回りにたくさんある放射性物質。
世界平均被曝量2.4mSvのうち、1.3mSvはラドンです。
・ラドン温泉 健康への影響は?
気管支喘息、肝臓病、糖尿病など生活習慣病に対し、
効能がある事が科学的に実証されつつあります。
ただし、効能も全ての人に現れるわけではありません。
国内のラドン温泉の被曝量は約0.0005mSv/h
毎日2時間1年入り続けても0.365mSv
悪い影響はないと考えられています。
だから放射線は個人差があるんです。
健康に良いんで心配しないで入って下さい。
─以上です。
U字溝が0.5μSvて、石川氏は千葉県柏市在住らしいけど、
平成23年11月28日に公表した
放射能については、バラエティー番組ちゅうか、こういう番組で取り上げるより
もう放射能専用チャンネルとかあってもええぐらい。
天気予報なんか一日何回もしてるやん。
放射能も本日の風向きとか、各地域の放射線量の報告とか
もっと危機感持って毎日報道すべきと思う。
0 コメント:
コメントを投稿