2012-05-09

5月9日登庁時市長囲み取材

5/9の朝日新聞に

北港で埋立処分する方針を固め、環境汚染省と最終調整 。
埋立方法は焼却灰を直接埋立、
敷き詰めたゼオライトの上に埋立、
セメントで固めて埋立の三案。
国が最終案を示し府の検討会議で処分方法を固める
と、一面に掲載されたらしい。
その後、ネットで以下の記事

[朝日新聞]2012年5月9日10時45分
震災がれき、夢洲で処分へ セシウム吸着剤敷き詰め案

大阪府・市は、受け入れを表明した岩手県内の東日本大震災のがれきについて、
大阪市此花区沖の人工島・北港処分地(夢洲=ゆめしま)で焼却灰を
埋め立て処分する方針を固め、環境省と最終調整に入った。
海洋汚染を防止するため、同省は近く、放射性セシウムを吸着させる鉱物のゼオライトを
処分地に敷き詰める方法などを提示。府市は今後、専門家会議を経て正式決定する。

夢洲は広さ385ヘクタール。
市内唯一のごみの最終処分場で、ごみの焼却灰を中心に1980年代から埋め立てが続く。

大阪府市による震災がれきの受け入れについては、松井一郎知事、橋下徹市長とも前向きで、
府は昨年12月に国より厳しい放射性物質の基準を設定。橋下氏も処分地の検討を指示していた。
ただ、放射性セシウムは水溶性が高く、国は焼却灰がなるべく水と接触しない形で処理するよう通知。
このため、市は海面を埋め立てている北港処分地でも問題がないか個別評価を求め、
同省が調査していた。



以上が記事になって、今朝、橋下の囲み取材
瓦礫受入についての記者からの質問(瓦礫については5:40ぐらいから)
以下を文字にした。


記者:瓦礫の受け入れについて、技術的には可能であろうと示されてきたと思うんですけど
埋立方法は専門家の領域だと思うんですけど、
ある程度のコスト増があってたとしても、大阪独自で受け入れていきたいという考え?

橋下:被災地がとにかく外で少しでも良いから処理をしてくれと、
それが復興に繋がるんだということであれば
安全性を確認の上でこれはやります。
あとは市民の皆さんに対する説明というところが必要ですから、
方向性が決まれば住民の皆さんに対する説明会をしっかりしたいと思ってます。

記者:市長の中で重要なのは安全性?

橋下:安全性です。これは知事時代に専門家会議を開いて、しっかり基準も作ってますんで
だから民主党政権のように、ドタバタで基準を作ったわけではなくて、
しっかり専門家会議で基準を作ってもらって、国基準よりも厳格な基準になってます。
今回、埋立地についても、専門的な見知から通常の陸上の処分地とは違うんだっていう
専門家の意見もあって、環境省とずっと協議をやって個別評価って事になってますから
安全性がきちんと確認された事が当然の前提ですけれども
それはしっかりと受け入れていきたいと思ってます。
あとは住民の皆さんに対する説明ですから、
なかなか会場に来られる方の居住地を確認するってのは難しいですけどもね、
半ば政治運動みたいになってしまって、住民の皆さんなのか、
運動隊なのかよく分からない人たちが、
もうゴッチャになって会場には来られるんでしょうけど
そこは誰であろうと説明しなきゃいけないと思ってますから
ある程度方向性が固まれば、僕自身がきっちりとまず説明はしたいと思いますけどもね。

記者:それに絡んで、例えば漁業関係者とか補償問題とかっていうのになってきた場合は?

橋下:これは国としっかり話をしてもらって、補償になるのかどうなのか。
だって安全という事であれば、補償の問題じゃないですからね。
安全じゃないから、何か害があるから補償になるわけであって、
すぐさま補償っていうのはおかしいですよ。
それは補償にならないような形で基準を作ってやってるわけですから
基本的には補償はないと思ってます
そういう事も含めて、説明会やっていかなきゃいけませんけども
これも大都市特有の問題で住民の数も多いし、利害関係者も多いので
僕一人で全部対応できませんから、これは組織的な対応という事で
僕もやりますけれども、それは役割分担しっかりやって、
担当者、局と僕で説明会をしっかりやっていきたいと思ってます。

記者:環境省からは話が進んでるという事も聞いてらっしゃるんですか?

橋下:これは局に任せて、個別評価をやるという事の報告は聞いてますから
スケジュール感とか、その辺りはまだ聞いていません。
報道で知ったところです。

記者:場所については、もう夢洲で方針は決定という事で宜しいんですか?

橋下:ほかどこあるんですか?大阪の。

記者:難しいと思いますけど。

橋下:そういう質問は意味ないでしょ。
だって、夢洲だけを今検討してるんですから、方針はこれで決定ですかって
ほかに処分場、どっか対象にしてました?

以上。

決まってから、説明されても意味ない。
それは「説明」と違て「報告」やろ。

国の基準より厳格ってのは、もうデマの領域や。
8000Bq/kgを2000Bq/kgにしただけで、2000Bq/kgが安全ていう根拠はない。


政治運動て、一体何人?反対派の何%が運動隊やねん?
むしろ賛成派のほうが政治に大きく関与してるやろ!
反対派の殆どが一般府民。
全国的にも一般住民や。

補償問題になったら、国が~!やな。
結局、責任は持たんって事やろ。
補償にならない形で基準て、記者も突っ込めよ!
万が一、何か起こったらどーするんですか?って。
橋下ごときでビビッてんか!
一番突っ込めるとこやろ!
福島原発の補償も曖昧やのに、瓦礫処理で誰が補償すんねん!
想定外でかたづけられたら、どーすんねん!
万が一の場合は、市長が責任取られるんですか?ぐらいの質問返せよ!
橋下は、一貫して責任回避発言してる。
いつも無責任だけはブレてへんわw

舞洲以外に、フェニックス言うてたやろ!
こないだまでフェニックスて、関西広域連合でも言うてたくせに
偉そうな返し方、ほんまムカツク!
もう大阪から出て行け!


ちなみに、2000Bq/kgについて、滋賀県の記事も貼っとく。


震災がれき受け入れ見直しを

県内の研究者らでつくる日本科学者会議滋賀支部の震災がれき問題専門委員会は7日、
東日本大震災で発生した廃棄物の県内受け入れをせず、
広域処理の方針撤回を政府に提起するよう求める要請書を、嘉田由紀子知事あてに出した。
要請書は、放射性セシウムの濃度が1キロ当たり240~480ベクレルの放射性物質を含む廃棄物は
焼却処理ができ、8000ベクレル以下の廃棄物は埋め立て処理が可能とする環境省の基準を否定する。
国際原子力機関(IAEA)の基準で100ベクレル以下の放射性物質は低レベル放射性廃棄物とされ、
特別な管理が義務付けられているのを根拠とする。
 震災がれきには、ほかの有害物質が含まれている可能性もあり、
被災地で再利用するなどの処理をしていくべきだとしている。
 震災がれきをめぐっては長浜、米原、高島市と、
長浜と米原市でつくる広域行政組合の湖北広域行政事務センターが可燃物処理を、
近江八幡市が焼却灰処分をそれぞれ受け入れるか検討している。
委員会では、琵琶湖などの環境への影響を考えると、
これらの地域で受け入れるべきではないと判断した。
 委員会の畑明郎委員長(元大阪市立大大学院教授、環境政策論)は
「県は、国の説明をそのまま繰り返すだけで、市町に対応を押しつけている。
県の姿勢を見せないのは無責任だ」と批判した。

以上。
畑明郎氏みたいな人がもっと出て来てほしい。






0 コメント: