5/9夜、NHKが「夢洲で処分 問題なし」の記事を出した。
以下、全文。
大阪府と大阪市は岩手県の被災地で出たがれきを受け入れて、
その焼却灰を大阪湾の人工島・夢洲で埋め立て処分する方針ですが、
これについて環境省が
「夢洲で処分しても海中に漏れ出す放射性物質の濃度は
国の基準を大きく下回り、安全上、問題ない」
という見解をまとめたことがわかりました。
岩手県内の被災地で出たがれきの受け入れを表明している大阪府と大阪市は
がれきを燃やしたうえでその灰を夢洲で最終処分する方針を固めていますが、
大阪湾への影響について環境省に安全確認を求めていました。
これに対し環境省は、放射性物質の濃度が大阪府の独自の基準を満たしている焼却灰を
年間に数万トン、水中に直接沈める方法と陸地部分に埋め立てる方法で夢洲で処分した場合、
周辺の海水中にどの程度、放射性物質が漏れ出すか試算していました。
関係者によりますといずれの方法でも国が定めた安全基準を大きく下回る結果が出たということです。
このため環境省は「夢洲で焼却灰を処分しても安全上、問題ない」
という見解をまとめ、近く府と市に示すことにしています。
これを受けて府と市は、実際に処分する焼却灰の量や方法を環境省と協議したうえで、
被災地のがれきの受け入れを正式決定するとみられます。
これについて大阪市の橋下市長は記者団に対し、
「被災地がとにかく少しでもいいから処理してくれと、
それが復興につながるんだということであれば、
安全性がきちんと確認されることが前提だが、しっかり受け入れていきたい。
住民への説明会を開き、私がきちんと説明したいと思っている」と述べました。
05月09日 19時54分
以上
こないだまで騒がれてたフェニックスと同様、舞洲(北港処分場)も海面投棄型や。
そやから、水溶性の高い放射性セシウムが海に流出する可能性がある。
ちゅう事は、舞洲がOKて環境汚染省が示せば、フェニックスも可能って事になる。
そもそも国の基準値を大きく下回りって、なんぼやねん?
問題ないなら、責任は環境汚染省が取るんか?
橋下も松井も、責任なんか取る覚悟してへんで。
ほんで、きちんと説明て、これは大阪市民だけの問題ちゃうで。
府民は勿論、隣県も影響を及ぼす可能性は否定できひん。
大阪湾は、お前ら二人のもんちゃうねん!
ちゅう事で、また大阪府に以下の内容でメールした。
災害廃棄物(がれき)の広域処理について
【広域処理断固反対】理由は以下10項目です。
【1】焼却により焼却灰が濃縮され放射能が高濃度になるため、普通ゴミと混焼する事になってるが、
希釈処理は、国際的合意に違反している。
【2】バグフィルターメーカー全社がセシウムを除去できないと言ってる
【3】北港処分地はフェニックスと同じ海面投棄型なので、水溶性の高い放射性セシウムが
海に流れ出る恐れがある。
【4】直接埋立、セメントで固めて埋立、ゼオライトを用いて埋立の3案は、
いずれも安全な埋立方法であるという科学的根拠はない。
【5】『BEIR VII 報告』及び
『放射線影響研究所』の論文http://www.rerf.jp/library/rr/rr1104.pdf (要約)では
【閾値なし】との事。つまり、低線量でも被曝する。
【6】岩手県、宮城県は県内で処理したいと言ってるが、県内で処理しきれない分は、
隣県で処理を願っており、膨大な運輸費用が掛かる地域での処理は考えにくいとの事。
また期限が過ぎても地元処理希望の市町村はあるが、県が采配しているので、
市としては思うようにいかないとの事。
それから、特に可燃物は地元で処理希望。
加えて、他県からの申し出を断りにくいのが本音との事。
広域処理ではなく、地元で処理出来るようにするのが、本来の支援だ。
【7】瓦礫は元々、住民の想い出の品で魂が宿っており、防潮林や防潮堤に瓦礫を利用する事で、
鎮魂の意味も込めて焼却せず地元で利用したいとの事。
御霊を故郷から引き離す広域処理は供養にならないのでは?
【8】方向性が決まれば住民に説明と言ってるが、決まってからでは「説明」ではなく「報告」である。
【9】風評被害、環境被害、健康被害など問題が生じた場合の責任の所在が曖昧である。
国は強制ではなく要請しているだけで、断るのは自由と言ってますから、
責任回避発言とみなします。まず責任の所在を明確にして下さい。
【10】環境省のガイドラインでは、最終処分場周辺居住一般公衆は10万Bq/kg、
焼却施設周辺居住一般公衆は550万Bq/kgと試算しているが、
府の指針の焼却灰が2000Bq/kgでもクリアランスレベルを超えている。
以上、全ての項目に回答願いたい。
ちなみに環境省のガイドライン
災害廃棄物の広域処理の推進について の5ページ
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