2013-02-25

2013/02/22(金)大阪市会 民生保健委員会 土岐の質疑


2/22(金)大阪市会・民生保健委員会が行われたので、
瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘下さい)

※2/27(水)追記:
・2/27 録画放映がアップされました(土岐は43:40~)
・民生保健委員会の請願書及び陳情書


土岐 恭生(公明党 鶴見区):
私のほうからも震災瓦礫についての質疑を何点かさして頂きたいと思いますけども、
今月4日の当委員会におきまして、東日本大震災の廃棄物焼却等による環境保持に関する
条例案に係る審議があったわけであります。
で、まぁ私は当委員会におきまして、今回の広域処理に関しては、
安全性の確認が最も重要であるという事から、放射性セシウムの濃度や
或いはこの空間線量率の測定箇所、更にはその頻度について具体的な確認を
さして頂いたところです。
現在、あのー既に2月1日から舞洲工場で本格焼却が開始されていますけれども、
始めにですね、まず現在の測定結果がどのようになっているのか確認をしたい思います。
また併せてですね、この有害物質など、放射能に関する事以外、
それ以外の事についても測定をされてるのか、
また、それら得られた測定結果はですね、全て公開すべきであると思いますけども、
現状どのようになっているのかお聞きしたいと思います。

村上:
本格処理における放射性セシウム濃度と空間線量の測定箇所と頻度につきましては、
大阪府が策定した大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針
並びに本市が策定した
東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理に係る労働安全衛生指針
基づいて測定を実施しております。
舞洲工場におきましては、今年度は排ガス、主灰、飛灰につきましては週1回。
排水、排水汚泥につきましては月1回、放射性セシウム濃度の測定を行います。
また、敷地境界、焼却炉周辺、灰ピット周辺、プラットホーム周辺、
その他工場内の各所において、毎日空間線量率の測定を行います。
北港処分地におきましては、今年度は処分地からの排水に関して、原水、及び放流水、
排水汚泥について週1回、放射性セシウム濃度の測定を行います。
また、敷地境界、埋立区画、受入施設の敷地境界等において、
毎日、空間線量率の測定を行います。
放射能濃度以外に関しましては、受入る廃棄物中の砒素や六価クロム等、
有害物質の溶出試験のほか、排ガス中の砒素や六価クロム等の有害物質濃度、
及びアスベスト濃度測定を実施し、焼却灰につきまして、PCB、砒素、六価クロムについて、
今年度中の溶出試験の実施を予定しております。
放射能濃度の測定結果についてでございますが、
舞洲工場では、2月4日に測定しました排ガス中の放射能濃度は、
1号炉、2号炉とも不検出となっており、また、主灰、排水、排水汚泥共に不検出でした。
飛灰につきましては、24Bq/kgで基準値を大幅に下回り、
安全に処理出来ている事を確認しております。
また、北港処分地では、2月7日にサンプリングしました原水、放流水、
排水汚泥共不検出となっております。
空間線量率については、舞洲工場、北港処分地共、バックグラウンドの数値と大差はなく、
受入による変化はありませんでした。
尚、これらの測定結果につきましては、既に本市ホームページで公表しており、
今後も測定結果につきましては、速やかに公表して参ります。

土岐:
えー、只今の答弁ではですね、測定結果には、まぁ問題がないというような事で
ありましたけれども、万が一、測定結果でですね、異常なデーターが出た場合は、
これはもう即座に中止をしていくべきであると考えますけれども、
その見解は、あの確認したいと思います。
また、この測定結果でね、いくらデーターによって安全だというふうに言われてもですね、
やっぱりこの不安に思っていらっしゃる市民の皆さまにとってはですね、
なかなかそれだけでは、その不安というものを払拭されないと思うんですね。
で、えー、2月4日の先ほど申しました条例案の審議の時にもですね、
問題が起きた時の国、或いは府、市の責任についても議論致しましたけれども、
今回のこの広域処理については、大阪市としても被災地の求めに応じて、
廃棄物の受入を決めたという事でありますから、なんでもこの国の責任という事だけではなくて、
まぁ風評被害についても、大阪市としてですね、責任を持って対応して、
市民の皆さんのこの不安を払拭する事に努めるべきではないかと、
このように考えますけども、この点いかがでしょうか。

環境局施設部長 蓑田哲生:
安全には万全を期しておりまして、これまで11月29日、30日の試験焼却や、
先ほどご答弁致しました本格焼却に入りましてからの、あらゆるデーターを見ましても、
安全に処理出来ている事を確認しておりますが、万が一、例えば異常な数字が出るなど、
問題が生じました場合には、直ちに受入を中断致しまして、原因を究明した上で、
本市として、適正かつ厳格に対応して参ります。
また、風評被害についてでございますけれども、環境省におきましては、
広域処理に関連した風評被害に関する環境省相談窓口を設けまして、
国への相談等に対して、一元的に対応する事としておりまして、
風評被害による損害が生じた場合は、ご相談の上、国として責任を持って、
これを回復する為の可能な限りの対策を講じる事としております。
本市と致しましても、まず風評被害が生じないように、不安を払拭して頂けるよう、
あらゆるデーターは速やかに公表すると共に、丁寧なご説明にと努めまして、
万が一問題が生じました場合には、そのご相談に応じまして、環境省、大阪府と連携しながら、
しっかりと対応させて頂きたいと考えております。

土岐:
ところでですね、今回の陳情の中にも出ておりますけれども、
いわゆるこのPM2.5について少しお聞きしたいと思います。
いわゆるこの震災廃棄物の焼却とですね、PM2.5との関係でございますけれども、
この事は、1月16日の此花区民センターでの住民説明会で、
その時にですね、試験焼却の時に、PM2.5が上昇したと、この震災廃棄物を焼却した為にね、
PM2.5が上がったのではないかと、こういう質問があったと。
私もこれ行かして貰ったんですけども、そこでですね、この本格焼却を続けても、
PM2.5の上昇は本当にないのかどうか、大丈夫なんかどうかですね、
これをお聞きしたいと思います。
えー、またこのPM2.5の増加はですね、震災廃棄物の焼却とは関係ないという事を
科学的に説明出来るのかどうか、お聞きしたいと思います。

村上:
大気中に浮遊する粒子状物質の内、特に粒径の小さい2.5μm以下の粒子状物質である、
いわゆるPM2.5につきましては、火山活動などの自然起源、工場や自動車からの排出ガスなどの
人為起源、更には海外からの移流など多様な排出源がございます。
舞洲工場では、ゴミの焼却に伴い発生する煤塵等については、
バグフィルターを始め、高度な排ガス処理設備において除去されます。
昨年11月29日、30日に舞洲工場で実施した試験焼却では、
大阪市の通常ゴミを焼却した1号炉と被災地の廃棄物を20%混焼した2号炉共、
排ガス中の煤塵濃度は不検出となっており、そのほか硫黄酸化物や窒素酸化物などについても
1、2号炉共、変わらないテーターであった為、被災地の廃棄物による変化はありませんでした。
また、大気常時監視データーでは、西日本の広い地域で同様の傾向を示している事から、
何らかの広域的な現象があったものと推測される事、
試験焼却開始の11月29日、9時45分より早い28日夕刻頃から、濃度の上昇傾向が見られ、
最後の被災地廃棄物が投入された11月30日午後5時30分よりも前に
濃度低下を示している事からも、試験焼却による影響とは考えられません
加えてPM2.5の一日平均値を見てみますと、市内における一般環境大気測定局5局の平均値は、
被災地の廃棄物を焼却していない12月から1月下旬に掛けて、
3~34.4μg/m3の間で変動しておりました。
1月30日から本格焼却を開始した2月1日に掛けて、31.8~36.3μg/m3という値となっておりますが、
2月2日以降につきましては、7.3~22.1μg/m3の間で変動しております。
いずれにしましても、舞洲工場での被災地の廃棄物の試験処理が、
PM2.5の上昇の原因とは考えられません

土岐:
えー、いずれにしましても、今回の広域処理についてはですね、
安全性の確認について、その結果を速やかに公表をして、
そして、このデーターを積み重ねていくという事が市民の皆さまの安全・安心に
繋がるのではないかと、このように考えておるわけです。
したがって今後も手を抜くことなくですね、状況の把握に努めて頂いて、
あらゆるデーターを適切に公表するなど、情報公開の徹底に努めて貰いたいと思います。
で、えー、また併せて先ほども質疑ありましたけども、被災地からの広域処理量、
この要請ですね、についても国、岩手県とも十分に調整を行って、
状況の把握に努めて頂くよう要望して終わります。


─以上です。
「なんでもこの国の責任という事だけではなく」て、
公明党も責任を問われるのん忘れてへんか?
「市民の皆さんのこの不安を払拭する事に努めるべきではないか」
他人事かよ!
そうやって、いかにも市民側に立ったような言葉並べるくせに
いざ採決になったら橋下のイエスマン!
辻のツイもいつも他人事!
金沢はラボ実験まで提案して、11/13(火)の住民説明会で20分も喋ったくせに!
しかも、その説明会で
50Bq入れて、どう出るんか、やって頂く。
絶対にやらないと安全性が確保出来たとは言わないように』とまで言うたくせに
採決になったら橋下様に尻尾フリフリ~
環境局は安全性が確保出来たて言うてるけど、どないすんの?
で、1/31(木)大阪おかんの会さん主催 大阪市民勉強会で、
金沢は、大正区に防潮堤やる言うたよなあ?
25年度の予算の時にでもドヤ顔して発言するつもりか?
コイツら公明党議員は、いざとなったら裏切り続ける屑!ちゅうのを
自分ら自身が示してるちゅう自覚持ったらどやねん?

村上、「何らかの広域的な現象があったものと推測」て、何の現象やねん?
試験焼却日時とピッタリ合わんでも、焼却日に上昇してた事実に変わりない。
「被災地の廃棄物の試験処理がPM2.5の上昇の原因とは考えられません」
勝手に言い切るな!



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