平成24年7月9日 宮城県知事記者会見
動画 会見録
Q:先週、テレビ朝日の番組で、瓦礫の処理について
県議会が県内処理を推進しているという印象を与えるような報道があったという事で
議会から遺憾で広域処理の方針は変わらないという声明が出されたが、
この報道やそれを巡る一連の動きについての知事の所感は?
村井:私も後でビデオで確認致しました。
やや誤った形で編集をされているなという印象を受けました。
広域処理につきましては、県議会議長をはじめ議員の皆さんが手分けして
全国に行ってお願いをしております。
したがって県議会としても、広域処理は進めるべきだという考え方をしております。
前回、全議員が入って作っております議連というのは、「いのちを守る森の防潮堤」については
全議員纏まって、その方向で頑張りましょうという事になっています。
それがなんか二つ重なってしまって、いかにも「森の防潮堤」イコール広域処理反対と、
それが全議員一致だというような形で編集してしまったという事であります。
大変誤解を生じてしまいまして残念に思います。
議長として声明を出されましたし、また近々議長が北九州市へ行って
事情を説明するということであります。
今朝、幹部会で指示を致しましたが、私も一度北九州市に近いうちに行って
感謝の言葉を申し上げたいと思っております。
これは、私のコメントではなくて、議会のコメントでああいう番組が出来ましたので、
あの番組については、議会側が説明されればいいと思います。
私としては北九州市として頑張って頂いておりますので、
それについて感謝の言葉を直接出向いて申し上げたいと考えております。
その日程調整をするように指示は出しました。
Q:それは今月中の話か。
村井:はい、出来るだけ早く行けるようにしてほしいというオーダーを出しています。
Q:改めていらっしゃって、どういうことを伝えたいとお考えか。
村井:
北九州市が一歩踏み出して下さったおかげで、
他の自治体でも前向きに検討して下さる所が出て参りました。
やはり先陣を切ってやるということは非常に勇気の要ることでありますが、
そこに一歩踏み込んで頂いた事に対して感謝を申し上げたいと思っております。
感謝の言葉を述べることを主に置いております。
Q:
広域処理に関連して、常任委員会で、東北の福島県、山形県、秋田県への打診をしていると
説明しているが、広域処理に対する現在の取り組み方や考え方を改めてお伺いしたい。
村井:
出来るだけ輸送コストも考えて、近い所で処理をして頂くようにしたいと思っております。
また、多少距離がありましても、ある程度ロットを持って量を纏めて、
引き受けて下さるような所は、結果として輸送コストが全体として下がっていく事になりますので、
纏まって処理をして良いと、処理に係る経費も非常に低く抑える事が出来るというような所が
ありましたならば、それは遠慮せず、仮に九州であっても北海道であっても
遠慮なくお願いをしていきたいと思っております。
ただ、基本的には、近い所で処理するように努めていきたいと思います。
Q:北九州市に行かれるのは、テレビ朝日の番組をきっかけに、やっぱりちょっと
そういうふうにしなきゃいけないなという、それが動機という事で宜しいでしょうか?
村井:いえ、いずれ行きたいなと思っておりましたけれども、
あまり遅くなってはまずいだろうという事もあって、そのような判断をしたという事でございます。
特定の番組が動機であるという事では決してございません。
Q:引き金ではないと?
村井:そうです。元々行きたいと思っていました。北橋市長がこちらにお越しになって、
我々がお願いしなければならないのに、北橋市長がわざわざ宮城県に来て
お話を頂いたわけでありますので、
これはやはり順序が逆だろうと、我々のほうから行って、お願いをするという事をやって頂きましたので、
やはりここは知事として改めて正式に御礼を申し上げたい。
また、北九州市で現在抱えている課題等があって、
宮城県でやるべき事があるならば、
それを直接お伺いして、持ち帰って検討したいと考えたという事であります。
Q:北九州市に行かれる時期なんですけれど、北九州市では17日、18日に臨時議会を開いて
その場で正式に決定するという段取りのようなんですけど、
その前に行かれる…出来れば行きたいというお考えか?
村井:私の色々なスケジュールもありますし、先方のスケジュールもありますので、
なるべく早くというオーダーを出しているという事であります。
まず、私のほうで行ける日にちをある程度作って、それをまず先方に投げかけるという事であります。
来てくれるなと言われるかもしれませんので、それは双方の予定をよく組んで、
また相手の意思を確認して決定していきたいと思っております。
日にちはまだ、いつになるか分かりません。
Q:中村議長は、北橋市長に事情の説明とお詫びという形でお電話されたようだが、
知事からこの5日から後、北橋市長に何かそういう形でされた事はあるか?
村井:県の知事部局に関わることで番組が作られたわけではございません。
あれは県議会がという事で作られましたので、
やはり県議会議長が直接連絡するのが筋だと考えましたので、
私からは今のところまだ何も連絡をとっておりません。
以上。
村井は、常に被災者面してる割には、上から目線発言が多すぎる。
去年の、被災地の為の増税発言もやけど
被災地、被災者、復興!とか言いながら、なんか他人事やねんな。
会見の度に、「出来るだけ県内で~税金を無駄にしないように~」も
もう聞き飽きるほど言うてるのに、北Qについては、毎度「お願い」してる。
県民からアホにされ支持もされてない知事と
市民から、他県からも反対されてる市長と中村議長だけが、
やたらと被災地のための支援と繰り返す発言。
「被災者」の気持ちとか、受入側の気持ちとか、「支援」とかには、ほど遠い言動やで?
この3人は、テレ朝を見たにも拘わらず、県議会議員の発言に対して「誤解」とか、
「誤った編集」とか否定的やのに
肝心の、細野発言の「砒素やクロムが瓦礫に含まれてる」毒物発言については、
一切言及してへんのが、何より不思議や。
本来なら、「大臣の発言おいて直ちに事実確認します」とかの発言があって当然やで。
しかも、今回の会見で記者も質問せーへんし。
細野の「信頼を取り戻す」発言は、どーなった?
最初から信用してへんから、取り戻すもクソもないけど
毒物発言は、ちゃんと事実を公表する責任があるやろ。
ちなみに、
石巻地区広域行政事務組合による、焼却灰等の放射性物質測定結果 (随時更新)
環境汚染省による、石巻市内における環境関係調査状況
2012-07-13
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