2012-09-10

平成24年9月10日(月)宮城県知事記者会見


九州ひまわりプロジェクト(北九州市:市民検討会広域化調査チーム)さんが、

9/9(日)、宮城県岩沼市にて、
震災がれき広域処理に反対する全国組織「おひさまプロジェクト」発足記者会見を行い、

9/10(月)、宮城県庁 記者会見室にて
青木康氏、斎藤利幸弁護士らによる「広域処理反対記者会見」 が行われ、
その後、宮城県知事と宮城県議会議長に、質問と通告書を提出。

そして同日、9/10(月)宮城県知事記者会見が行われたので
瓦礫についての会見のみ文字にしとくけど、是非動画を見てください。
聞き間違い等あると思うので、近日中にアップされる会見録でご確認を。

朝日新聞:
今日から北九州市への搬出が始まるわけなんですが、
本日北九州市の市民団体の方が県庁を訪れまして、
先ほど知事宛、県議会議長宛に反対の声文を出されたかと思うんですけれど、
改めまして広域処理について知事のご見解を。

村井:
広域処理につきましては、出来るところから進めていくという考え方に変わりはございません。
特に北九州市におかれましては、議会、それから住民説明会等も何回も行ってですね、
市議会が全会一致でお認めを頂き、
そして住民の皆さんも殆ど全ての方が納得をして頂いた上でですね、
搬出を行う事になったという事でございますので、
これにつきましては、住民の一部の方が反対なさったからと言って、
立ち止まる事はないという事でございます。
今日も改めて、要望書をお持ちになりました。
まだ時間の関係で私は見ておりませんが、後で読ませて頂こうと思っております。
反対されてる方たちは、今日来られた方は恐らく裁判を起こされている方たちだと思いますので、
お互いの主張が平行している中で、
司法の場に判断を委ねるという行動をなされたわけでございますので、
私どもは、しっかりとした弁護士を立てて、司法の場で自分たちの主張をしっかりとお話をし、
その場でどちらの主張が正しいのかという事を
判断をして頂く事が一番良いのではないかと思っております。

朝日:
司法の場でというふうに、今お話があったわけなんですけども、
先ほどの会見では、大まかに言いますと2点、市民団体の方は挙げてらっしゃったんですが、
1点が広域処理をする程の量がなくなったにも拘わらず、
するというその正当性がそもそもないのではないかという事と、
昨年の9月議会で、JVに1回委託する事を議会で決めているにも拘わらず、議会を通す前に、
このような形で北九州市との間に契約を結んでしまうという事が
そもそも違法なのではないかというような主張を本日されてらっしゃいました。
この点について、司法の場でというふうに仰ってますが
今の段階で知事として、何か頂ける事はありますでしょうか。

村井:
広域処理をする量がないというのは、何を根拠に仰っているのかよく分かりません
北九州市だけしか広域処理をお願いしているわけではなくてですね、
他の県にも広域処理をお願いしているという事でございますので、
そのような主張は、ちょっと何をどういう、何を根拠に仰っているのかよく理解が出来ません。
2点目の昨年9月のという事につきましても、
ちょっと今仰っている事が今分からないんですけれども。

朝日:
はい、分かりました。 
続きまして、先ほど北九州の市民の方、多くの方に納得して頂いた上で、
今回の事が決まったという事ではあるんですけれども、
一方で北九州市も市民の方含めて、複数追加で提訴もされるという事で、
総勢240名の原告団による裁判という事になるんですけれども、
この点について、本当に納得したというふうに言えるのかどうかっていうのは、
知事としてちょっと改めてもう一度お伺いしたい。

村井:
北九州市は政令指定都市ですので、100万に近い、正確な数は分かりませんが、
100万に近いですね、市民の方が居られる。
今回240名全て、北九州市民なのかどうかも分かりませんが
仮に全ての方が北九州市民であったとしてもですね、
全体からすると極一部だという事になろうかと思います。
何をやるにしても、当然賛成という方も居られますし、
反対という方も居られれるわけでありますので、
それは反対の声もしっかりと北九州市は聞いた上でですね、
これはそうであったとしても、やるべきだというご判断を出されたという事でございます。
したがって、安全だという事を確認し、より安全性を高めた上で、
受入るという事を表明してくれたわけでありますので、
決して240名の声をですね、全て最初から無視したわけでは決してないと私ども思っております。
したがって私は全体からすると、全体はですね、認めて頂いたものと、
北九州市民の総意としては、受入を認めて頂いたものと、そう理解をしております

毎日新聞:
さっきの2点目のとこなんですけども、
市民団体の方が言うにはですけども、去年の契約で全量が鹿島JVに委託されているから、
今回、自治体が出てきて、県が出てきて、県と北九州市で契約を結ぶ権限は、
ないんじゃないかっていう、そういう主張だったんですけど。

村井:鹿島に頼んでいたのに、JVに頼んでいたのにという…

毎日:ええ、全量をやってるその時っていう、その点についてはどう…

村井:
何故そういう理屈になるのか、よく分からないですね。
何故それが違法なのか分からないですね。
県が発注する瓦礫の問題ですので、その瓦礫を少しでも少なくすると、
なるべく早く時間を縮める為に、
県が自ら汗をかくという事が何故違法なのか、   ←( ̄△ ̄;)エッ・・?理解出来てない?
私は分かりません。それも恐らく裁判で争われる事になると思いますので、
私は司法の素人ですし、向こうも司法の素人でしょうから、
素人同士が口角泡を飛ばして議論し合っても、前に進みませんから、
それはもう司法の場で、粛々と判断をして頂く事が一番望ましいと思います。

以上です。
この後、原発についてとかも会見してるんで、是非。
この村井の記者会見は、北Qへの瓦礫阻止したい気持ちから聞くきっかけになったんやけど、
いつも思うのは、橋下とよう似てる。
口調とか感情的なとこは全然違うんやけど、言うてる事はほぼ同じ。
どっちも聞いてて腹立つけど、村井は言葉少なく、常に冷静に淡々と答えるのが特徴。
橋下は、とにかく同じ事ばっかり繰り返し、
感情論やら、日本国とか世界やら極論に持っていくのが特徴。
二人共、民意なんか無視。
北Qの一部が反対してるっていうのも100万人に対して言うてるけど、
橋下も府民880万人に対して言うてる。
その100万人にしろ、880万人にしろ、何人が広域処理の実態を知ってるんやろ?
ちゅうか、赤ちゃん、子供、高齢者まで入れて比較するのもどうかと思うけど、
瓦礫について実態知ってる人は、ごく一部やと思うけどな。
それと、この二人、県外からの反対者は関係ないみたいな言い方するけど
市民だけやなく、県民も他府県民でも、同じ日本人や。
自分らの都合のええ時は、同じ日本人やのにって言うくせに!
それと、処理費用は全部国民負担なんやから、どこの住民やろうと反対する権利はある。

ちなみに、この村井は、5/14の会見で、
『100Bq/kgというのは極めて低レベルで、100という数字だけ見ますと
かなり大きく聞こえるかもしれないが、極めてゼロに近い数字ですから
これ以下の数字についてそれほど数字に大きく拘る必要はないと私は考えている』

こんなレベルのヤツ!
橋下も100Bq/kgは安全な基準て言うてる。
いつも思うんやけど、こういう事言うてるヤツらと、その子供に
自分の子供に、汚染されてない食品と100Bq/kgの食品を目の前にして、
100Bq/kgのほう食わせるんやろか?
安全やから食えて言えるんやろか?


これだけみんな苦しんでるのに…
今日の17時頃、コンテナ船第1便が仙台港を出港したそうです。

13日午前、北九州港に到着予定らしい。
17日から焼却予定やけど、まだ諦められへん!




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