第338回宮城県議会(H24.9月定例会)が9/11に開会され、録画中継も随時更新されています。
【予算特別委員会総括質疑】にて
9/27(木)、横田有史議員が、3項目について質疑されたので、その中の3番目
「3.がれきの契約変更に関して」のみ文字にしました(聞き間違い等ご指摘願います)
横田有史議員のブログ
「がれきの変更契約のでたらめさ」が改めて鮮明になりましたにも書かれています。
横田有史(日本共産党宮城県会議員団):
最近の朝日新聞で『プロメテウスの罠』というのがありました。
この中でですね、最近極めて重大な問題が出ています。
それは要するに、国に対しては関西や、或いは遠い所には放射能の問題があって、
殆ど無理ですよと宮城県は答えていた。
にも拘わらず、その当時、その後の宮城県議会の中で、9月の議会の中で、昨年の、
実は、これはまだ交渉をやってません、議会に対して虚偽の答弁を繰り返していた事が
この関係で明らかになっていますので、これはこれで改めて追究させて頂きます。
その上で、今回の契約変更についてですが、
実に石巻については、3分1減ったにも拘わらず、契約金額は23%しか減額されていません。
しかもですね、その中で現場管理費は53億円から90億円に、
それから一般管理費は、6億8,000万円が18億6,000万円と広がってる。
だから、お金が下がんないんですよ。
量が減ったのに、管理費がべらぼうに増えるという、こんなやり方で契約変更されたら、
契約変更にはなりませんよ。
しかも、なんとですね、もう必要なくなっている石巻の可燃物について、
実に、42万tは処理先未確定となっていますが、
これの単価がですね、輸送単価が、北九州市の49,000円より高い60,053円となってんですよ。
これを担当者に、「なんでこんなに高いんだ」と聞いたら、
「鹿島建設JVの今後何が起きるか分からないから安全弁だ」つったんですよ。
冗談じゃないですよ、こんな変更契約。
こんな変更契約を県議会で親任しろって言われたって、とても出来ない。
こんな、べらぼうなやり方はないと思いますが、いかがですか。
本木環境生活部長:
変更契約の内容については、
常任委員会のほうで詳細をご説明させて頂きたいと思っておりますが、
変更契約の中身については、色々要因がございまして。
量の減少に伴う変動、えー減少要因もございます。
それから、新たな交渉の追加等増額要因もあります。
それから、固定費による変動しない経費等にもあります。
そういうものを総合的に加味した今回の変更契約でございますので、
後ほど、ご説明をしながらご理解を得たいと思います。
横田:
まっ、それも委員会でやりますので、結構です、それで。
問題は、問題はここで確認したいんですが、
この変更契約でですね、要するに現在の契約の中には入っていない
北九州市への契約が、まだ議決もされてないのに、
何故、この議会に入る前に搬出しちゃったんですか?
何故、議会の議決を得てから実行出来なかったんですか?
極めておかしいじゃないですか。つまり、議会っていうのは何なんだろう。
議会で十分議決して、北九州市に送る事に、もう今は鹿島しか契約してないんですから。
北九州市との契約をなんで宮城県がしてないのに、
議決もしてないのに、なんで実行だけ先にしちゃうんですか?
おかしいと思いませんか?知事、いかがですか。
本木:
広域処理については、当初から提案にも、
それから当初の契約の中にも盛り込まれております。
それで、東京都の廃畳とか、それぞれ取引先じゃないですね、受入先が確定した事に伴って、
北九州市も明記をされたという事で、それも加味しての変更という事でございます。
横田:
まっ、そこも含めて議論さして頂きますが、
知事ね、知事ね、知事ね、もうここまで来ると、
北九州市でも大分議論なってるんですよ。大変だと思いますよ。
あのね、23万t、一応契約したと、3月まで。
しかし、この状況の中で、今、こないだ石巻に行ったら、石巻市の担当者が、
可燃物については、全部目処が立ちました
と言ってるんですよ。
文書で頂いてます、私ども。
何もだから、可燃物を外に出す必要もうないんじゃないでしょうか。
だから、決断をして全国に本当に感謝をして、そして、きちんと締めるとこは締める、
このくらいの勇気を知事は持たないといけないと思いますが、いかがですか。
村井:
あのー、日々ですね、その量についてはですね、
まっ当然変わってきているわけでありまして、
また、見直しも毎日やるわけにはいきませんので、期間を区切ってやっております。
えー、勿論目処が立つという事になって参りましたらですね、
えー、ここで結構ですという事になろうかと思いますが、
今の段階ではですね、まだ北九州市にお願いをしなければ、
予定通り処理出来ないという
見積もりの元にやっております。
ただ、これに、このー、あくまでも固執するのではなくてですね、
勿論、全体の量を見ながらですね、もうこれ以上お願いしなくても大丈夫だっていう、
目処が立ってくればですね、その時には、御礼を言いながらですね、
これで結構でございますという事があるかもしれませんが、
今の段階では、まだ引き続きお願いをしたい
という事でございます。
以上です。
下関市もそうやけど、宮城県議会でも、こんな問題になってるのに
もうとりあえず、焼却一時的でも中止したらええやん。
北橋は、一日でも長く燃やしたて必死なんやろけど、1分1秒でも早よ止めて欲しい!
管理費については、NHKの復興予算19兆円でもやってたな。
管理期間が長ければ長いほど儲かる仕組みか。
それにしても、本木環境生活部長の答弁は聞き苦しい。
常任委員会では、とことん追究して欲しい。
それまで、どんな言い訳答弁するか必死で考えるかもw
石巻市の担当者が目処立ったちゅうてんのに、一体どこの瓦礫を持って行ってんねん?
村井!どんだけ見直ししたら気ぃ済むねん?
もう何回も見直し聞いてるで!
そらな、ちゃんと何tとか秤に乗せて出してるとは誰も思てないけど
「目処が立ってくれば」て、担当者が目処立ったちゅうてるやん!
普通は、担当者に確認して精査しますとか言うやろ?
そやのに、まだお願いするんか?
その予定通り処理出来ひんていう見積もりを公表せーよ!
ここら辺の曖昧さ、ええ加減さは、岩手と同じや。
本格受入は始まってしもてるけど、絶対に諦めへんで!
0 コメント:
コメントを投稿