2012-11-02
松井・橋下のWリコールは可能か?
瓦礫受入を強行する松井、橋下をリコールしたい。
昨年11月のW選のように、Wリコールは可能か?
ちょっと調べてみた。
地方自治法より
第2節 解散及び解職の請求
第81条 選挙権を有する者は、政令の定めるところにより、その総数の3分の1
(その総数が40万を超える場合にあっては、その超える数に6分の1を乗じて得た数と
40万に3分の1を乗じて得た数とを合算して得た数)以上の者の連署をもって、
その代表者から、普通地方公共団体の選挙管理委員会に対し、
当該普通地方公共団体の長の解職の請求をすることができる。《改正》平14法004
○2 第74条第5項の規定は前項の選挙権を有する者及びその総数の3分の1の数
(その総数が40万を超える場合にあっては、その超える数に6分の1を乗じて得た数と
40万に3分の1を乗じて得た数とを合算して得た数)について、
第74条第6項から第8項まで及び第74条の2から第74条の4までの規定は、
前項の規定による請求者の署名について、
第76条第2項及び第3項の規定は、前項の請求ついて準用する。
第83条
普通地方公共団体の議会の議員又は長は、
第80条第3項又は第81条第2項の規定による解職の投票において、
過半数の同意があったときは、その職を失う。
第84条
第80条第1項又は第81条第1項の規定による普通地方公共団体の議会の議員又は長の解職の請求は、
その就職の日から1年間及び第80条第3項又は第81条第2項の規定による解職の投票の日から1年間は、
これをすることができない。
ただし、公職選挙法第100条第6項の規定により当選人と定められ普通地方公共団体の議会の
議員又は長となった者に対する解職の請求は、
その就職の日から1年以内においても、これをすることができる。
実際、どれだけの署名が必要か?
◆大阪府内の選挙人名簿定時登録者数(随時更新)より
2012.9.2現在の選挙人名簿登録者数 大阪市は 2,139,375名、大阪府は7,130,227名
9/2現在で計算すると
・大阪市
2,133,197名-40万名=1,733,197名
1,733,197名÷6=288,866名
40万÷3=13万3,333…
288,866名+13万3,333…=422,199名
・大阪府
7,130,227名-40万名=6,730,227名
6,730,227名÷6=1,121,704名
40万÷3=13万3,333…
1,121,704名+13万3,333…=1,255,037名
つまり、大阪市は422,199名の署名、大阪府は1,255,037名の署名が必要。
昨年のW選の時はどうやったか?
2011年9月現在で、大阪市の有権者数は213万人、大阪府は711万人。
◆大阪市長選によると
当日有権者数:2,104,977人 最終投票率:60.92%
リコールには422,199名の署名が必要やけど、
平松前市長は、 522,641票あったから、平松氏に投じた人が現在も支持し、
反橋下もかなり増えてるとして、422,199名の署名は可能なはず。
52万票イコール橋下リコール希望とは限らんけど、10万票の余裕はある。
◆大阪府知事選
当日有権者数:7,032,033人 最終投票率:52.88%
リコールには1,255,037名の署名が必要やけど、
松井以外の投票数合計1,659,315票やし、松井が当選した言うより「維新」の看板が大きかったはず。
2011.11.27の産経新聞、民自公すべてを食い尽くした橋下、松井両氏によると
市長選では橋下に対し、維新支持層の99%、
全体の3割を占める「支持政党なし」の無党派層の56.6%が投票。
さらに自民支持層の45.7%、民主支持層の38.9%、公明支持層の36.9%も投票。
平松邦夫氏に対しては、前回市長選で推薦した民主支持層の6割が投票、
市長選候補の擁立を見送って平松氏への自主支援に回った共産の支持層の88.7%が投票
年代別では、70歳以上の51.5%が平松氏に投票
他の年代ではいずれも6割以上が橋下氏に投票。30代では74.2%が橋下氏に投票した。
知事選では、松井に、維新支持層の98.1%、
全体の3割に占める無党派層の51%が投票。
さらに自民支持層の40.9%、民主支持層の37.9%、公明支持層の35.1%も投票
年代別では松井への投票は、全年代で49.6~65.6%支持
松井に投票した人のうち、96.1%が橋下に投票
◆櫻田 和也氏の分析
平均世帯年収(概算)と橋下率(対当日有権者数)の二変量の関係
老齢人口率と橋下率の二変量の関係
完全失業率と橋下率の二変量の関係
転入率と橋下率の二変量の関係
◆[ガレキ広域処理問題]大阪府知事候補3人の考え
◆議会・議員・長に対する解散・解職請求制度に係る論点について
◆大阪市 申請に対する処分個別票
実際の流れとして
・長の解職の請求代表者証明書の交付申請
・大阪市長解職請求代表者証明書交付申請書を、請求書を添付のうえ選挙管理委員会に提出
・署名収集期間(都道府県2カ月以内、市町村1カ月以内)
・請求代表者は選挙権を有する者に委任して署名の収集させる事が可能(要届け出)
・署名簿の提出
・署名簿の審査
・本請求及び受理
・解職投票(過半数の同意があったときは職を失う)
参考になりそうなデーターを拾てみたけど、
結局橋下リコールは大阪市在住しか活動出来そうにないな。
受任者になれるかと思たけど、受任者の行政区でしか署名収集でけへんみたい。
約42万票が必要やけど、反橋下は増えつつあるし、不可能な数字やない。
ただ、署名収集前には十分に告知して受任者の確保が必要。
準備さえしっかりしとけば、一気に動いて集められるはず。
松井リコールは、範囲が広すぎて超大変そうやな。
けど、橋下がリコールされたら、松井も終わりw
橋下は、絶対に国政に出ると思うけどな。
解散の時期にもよるとは思うけど、年内解散なら多分出たくても状況的に無理かも。
それでも、出そうな気ぃもする。
石原が言うてたみたいに、とりあえずは自分が先に政権取って、次は橋下に~って。
ちゅうか政権取れるんかよ!やけど、橋下にしたら次では遅い事ぐらい分かってるはず。
今でさえ支持率低下やのに、市長一期してから国政は絶対無理やと分かってるやろ。
もし、来年解散なら絶対に出ると思うけどな。
特に、石原が途中で辞任したから、自分も!てなってるはず。
橋下はそもそも維新の会は、都構想実現の為の集団言うてた。
実現すれば解散とも言うてたはず。
市長やりながら国の事まで踏み込むのはやり過ぎとも言うてたよな。
都構想は、最後住民投票やから、この時に蹴られるやろ。
維新の会、解散どころか、大阪維新から日本維新にしてるし、
国の事ばっかし踏み込んでるし!
相変わらずブレまくり!
橋下は政策云々言うてるけど、橋下は政策とかそういう内容に信念持ってへんやろ。
橋下にあるのは、常に権限を持つ事。
国政に出るいうことは、総理を目指してる。
権力欲が強いから、とにかく自分が権力持てる事しか頭にない。
橋下が石原を尊敬してるのは、権力行使するから。
尊敬いうより憧れやな。
「黙れ!」て言える石原を羨ましい言うてたぐらいやからな。
なんかダラダラ書いてしもたけど、リコールについては準備さえきっちりしとけば
数字的には十分可能と思う。
あと3年も橋下なんかあり得ん!橋下も任期まで努める気はないやろ。
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