2012-11-14

2012.11.9(金) 大阪市会 民生保健委員会 井戸の質疑


11/9(金)、大阪市会 民生保健委員会が行われましたので、
瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘願います)

インターネット録画放映が11/14(水)にアップされたので是非見て下さい

委員長:
請願書及び陳情書の審査を行います。
(略)
陳情弟2481号につきましては、2856名分の追加署名がそれぞれ提出され、
現在の署名数は資料に記載の通りとなっております。

※参照:陳情第2481号 災害廃棄物の広域処理における安全性確認に関する陳情書

─理事者の見解表明


健康局 林 明局長:
(略)
陳情弟2414号、瓦礫焼却中、保健所での健康被害に対応するシステムに関する陳情書
についてでございますが、
現在、本市におきましては、市民の皆さまから放射性物質による健康に関するご相談が
ありました場合には、各区保健福祉センターにおきまして対応する事と致しております。
今後、より専門的な内容のご相談があった場合には、
医師等、専門家や関係機関共連携し、対応して参りたいと考えております。
続きまして、陳情弟2559号、食品の放射能検査に関しての陳情書についてでございますが、
市内流通食品につきましては、本年1月から保健所生活衛生監視事務所など、
8箇所の検査施設でモニタリング検査を実施致しており、
検査結果は全て大阪市のホームページで公表しているところでございます。
更に、4月1日から一層厳しい基準値が施行されており、本市でもこの基準に基づき、
検査を行っております。
尚、現在までモニタリング検査により、基準値を超えた食品は確認しておりません。
今後とも食品の安全確保に努めて参りたいと考えております。

環境局 玉井 得局長:
引き続きまして、環境局関連の陳情書につきまして見解を申し上げます。
まず東日本大震災により生じた廃棄物の広域処理に係る陳情書につきまして、
一括して見解を申し上げます。
昨年3月に発生した東日本大震災において、
地震による大規模な津波により膨大な廃棄物が発生しております。
しかしながら、震災から一年以上が経った今日においても、岩手、宮城、福島の
被災3県の沿岸市町村で発生した大量の廃棄物の内、処理済となっているのは、
9月30日現在で約27%に留まっており、各被災地においては廃棄物の存在自体が
復興の妨げになっております。
各被災地においては、廃棄物が山積みにされた仮置場において、
火災の危険性や衛生上の問題がある事から、生活環境保全上の観点においても、
廃棄物の迅速な撤去処理が求められているところでございます。
そうした中、本年4月には野田総理大臣、及び細野環境大臣から
大阪市長に対して、広域処理に係る協力要請がございました。
本市としましては、環境省、大阪府と共に安全性について十分に議論をし、確認をした上で、
6月20日の戦略会議において、受入の方針を決定し、
その後7月市会において、補正予算についてご審議を頂きました。
8月3日には、岩手県知事、大阪府知事、及び大阪市長が
東日本大震災により発生した被災地の廃棄物の処理について、
基本合意書を締結したところでございます。
8月7日には、環境大臣から大阪市長宛に、東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表の策定、
及びこれを踏まえた広域処理の協力要請について、文書を受領致しております。
この中で平成26年3月末までに処理・処分を完了させる目標を達成し、
被災地における復旧・復興を出来る限り早期に実現する為には、
大阪市の協力が不可欠である事から、本市に対しまして、引き続き広域処理の着実な実施に向けて、
改めて協力要請があったところでございます。
これにより岩手県における可燃物、木屑については、
目標期間内の処理が実現出来る状況となっております。
本市では、東日本大震災における被災地の早期復興支援する為、
岩手県内で発生した廃棄物、主に木屑等を大阪府が舞洲工場まで運搬し、
本市が舞洲工場で焼却の上、その焼却灰を北港処分地へ埋立処分する事としております。
受入にあたりましては、空間線量率や放射能濃度を測定し、情報を市民の皆さま方に公開すると共に、
焼却や埋立処分にあたっても厳格な安全性を確保して参ります。
また、受入前の空間放射線量率を測定し、受入後との比較検証を行う為に、
10月1日より大阪市内の全24区において、一般環境中の空間放射線量率を測定しております。
測定結果でございますが、0.058~0.103μSv/hとなっており、
その平均値は0.080μSv/hとなっております。
併せて、舞洲工場、及び北港処分地におきましても、受入前の空間線量率を測定しており、
舞洲工場における敷地境界では、0.09~0.10μSv/h、
北港処分地における敷地境界では、0.05~0.09μSv/hとなっております。
また、放射能濃度につきましても、排ガスや焼却灰などバックグラウンドの測定を
進めているところでございます。
そのほか10月29日から岩手県に、大阪府の職員が常駐しており、
受入廃棄物の放射能濃度や砒素、六価クロム等の重金属類の測定を行って参りました。
その測定結果でございますが、受入廃棄物の放射能濃度については、
組成比率で95%を占める木質がND、いわゆる検出限界値以下となっておりまして、
その他4%、プラスチックが7Bq/kg、1%繊維が10Bq/kgとなっております。
重金属類と8項目につきましては、カドニウムまたは、その化合物が0.002mg/L、
鉛または、その化合物が0.10mg/L、砒素または、その化合物が0.013mgとなっており、
その他は全て不検出となっております。
このように被災地の廃棄物を受入る前の状況を測定し、受入後のデーターとの比較検証を行い、
変化が生じていない事を確認する事により、
市民の皆さま方の不安を払拭する事が出来るよう努めて参りたいと考えております。
いずれに致しましても市民の皆さま方の安全・安心の確保は最重要課題と考えておりますので、
受入、焼却、埋立、全ての過程において、大阪市・府、大阪市で確認をし、
安全性には万全を期すと共に、全ての情報は速やかに公開して参ります。

次に市民の皆さまへのご説明についてでございますが、
6月27日、7月2日、及び7月4日の計3回に渡り、まずは被災地の廃棄物を処理・処分する予定である
舞洲工場、及び北港処分地の地元である此花区民の方を対象とした住民説明会を開催致しましたほか、
9月12日の此花区連合振興町会長会議、10月29日の此花区区政会議などにおいても、
ご説明と意見交換を行うなど、地元の方々への説明に努めて参りました。
8月6日、及び9日には舞洲・夢洲地区にある企業向け説明会を開催し、
8月30日には、一般市民向けの説明会を中央公会堂において開催致しました。
10月7日には、被災地の廃棄物を受入るにあたっての港湾積替施設を中心とした広域処理に関する
住民説明会を開催致しました。
また、10月11日には本市の研究機関である環境科学研究所において、
放射性物質の測定方法に関する確認について実験を行い、
環境省のガイドライン等による排ガス採取のサンプリング方法の有効性を確認致しました。
今後11月13日に、試験焼却に関する住民説明会を開催の上、
今月下旬に試験焼却を実施し、平成25年1月には試験焼却結果と併せて、
本格受入に関する住民説明会を開催した上で、2月に本格受入を進めていく予定でございます。
尚、説明会で頂きましたご質問の主旨と回答は、整理の上、本市ホームページに掲載すると共に、
当日の様子については、動画にてご覧頂けるようにしております。
今後も広く市民の皆さまに知って頂けますよう、情報発信に努めて参ります

次に漁業従事者への説明につきましては、大阪府において説明を行っているところであり、
1月17日、3月28日、6月14日、7月31日、及び10月2日に大阪府漁業協同組合連合会に対して、
説明を行っており、特に7月31日には大阪府知事も出席して意見交換が行われ、
主に風評被害の対応についてご説明致しました。
本市におきましても、6月6日に大阪市漁業協同組合、6月8日に大阪住吉漁業組合に対して、
ご説明を行っており、今月7日にも大阪市漁業協同組合、及び大阪住吉漁業組合に対するご説明を
行ったところでございます。
今後も必要に応じて、協議をして参ります。

風評被害についてでございますが、今回受入対象としている廃棄物は、放射性セシウム濃度が不検出、
または低い物に限っており、科学的にも安全に処理出来る事が確認されている物ではありますが、
環境省においては、広域処理に関連した風評被害に関する環境省相談窓口を設けて、
国への相談等に対して、一元的に対応する事としており、
風評被害による損害が生じた場合は、ご相談の上、国として責任を持って、
これを回復する為の可能な限りの対策を講じる事としております。
本市としましても、環境省、大阪府と連携しながら、
まずは風評被害が生じないように、不安を払拭して頂けるようご説明をすると共に、
万が一問題が生じた場合には、その相談に応じ、しっかりと対応させて頂きます。
また、広域処理以外の支援につきましては、本市ではこれまでさまざまな支援を行って参りました。
引き続き被災地の復興支援に向けまして、個別具体的な要請があれば、
関係局と協議をし、可能な限り支援をしていきたいと考えております。

(略)


井戸正利(維新):
私は脱原発につきましては、出来るだけ速やかに進めるべきと考えておりますが、
一方で岩手県の瓦礫の広域処理については、安全性についてはこれまで議論してきましたように、
リスクについては無視出来るレベル
自然に被曝している放射線量よりも二桁以上は低いものと考えています。
自然の空間線量につきまして、先ほど今局長のご説明の中で、
元々大阪は、0.08~0.10μSvと、原因はちょっと分かりませんけれども、
大阪は元々高めであるという事を抑えておく必要があるという事を申し上げさせて頂きます。
今日は一点だけ確認させて頂く事がございます。
反対される方々は、東京の広域処理で水銀が検出されて処理を止めたというような事を
よく言っております。これは事実でしょうか。
原因として、東北の瓦礫に水銀が含まれていた為でしょうか。
それとも混焼している東京都のゴミに水銀が含まれていたのでしょうか。
お答え下さい。

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
東京23区清掃一部事務組合では、平成22年6月11日の足立清掃工場を皮切りに、
約一カ月の間に、複数の清掃工場が水銀混入ゴミの不適正搬入の為に一旦停止し、
調査、及び清掃の上、運転再開する事を余儀なくされております。
その後も平成23年7月から平成24年7月の間に、
千歳、杉並、板橋、目黒清掃工場において、同様の理由により5回一旦停止致しております。
東京23区清掃一部事務組合によりますと、
平成24年3月より被災地の廃棄物を受入ておりますが、
水銀混入ゴミによる焼却炉の稼働停止が被災地の廃棄物を受入る以前から
3年連続で発生している事、また被災地から受入ている廃棄物は木屑等であり、
現地で手選別により分別が徹底されている事から、
被災地の廃棄物の影響により水銀が検出されたとは考えていないと聞いております。
尚、原因については現在調査中との事でございますが、大量の蛍光灯や水銀血圧計などが
一般廃棄物に混入した可能性が考えられるものの
未だに原因の特定には至っていないとの事でございます。

井戸:
まぁあの水銀が検出されるという事は、以前からよくある事で、
まぁその原因の特定には至っていないという事
被災地からの廃棄物の影響により検出された物とは考えていないという事を理解致しました。
水銀以外にも色んな危険物、有害物があります。
災害廃棄物の分別には万全を期して、検査の記録をしっかりして、可能であれば作業の録画を残し、
危険な物が入ったと言われないような措置を要望致します。
運搬や分別作業、検査などの責任は、役割分担では大阪府にあると思いますので、
しっかりと松井知事に申し入れて下さい。
原発のリスクについては、後ほど議論させて頂くとして、
瓦礫の件の質疑は、今日は短いですがこれで終わらせて頂きます。


以上です。

◆請願書及び陳情書の審査
9/19(水)大阪市会 民生保健委員会
11/9(金)大阪市会 民生保健委員会

◆陳情第2481号 災害廃棄物の広域処理における安全性確認に関する陳情書について

子どもたちを放射能から守る 八尾の会 さんにより
「10/27 大阪市会への陳情書の賛同署名のお願い」という事で
今回提出された陳情書別途添付資料、そして、署名用紙
これには賛否があったようで、それについては
「10/29 大量の陳情書作戦について」にて見解を述べられてます。
全部で2,856筆も集まり、私も超微力ながら30筆を送付したけど、
採択の可能性が高いていう報告も頂いて、正直半信半疑でもあったけど、
その可能性を信じたかった。
11/8 民生保健委員会の前夜」という事で、公明党が2度目の裏切りをした。

3/21(水)の民生委員会で、島田議員の質疑を見て、
『島田議員は反対から賛成に変わったみたい。前回の質疑と違う。さすが公明党やw』
て、ツイしたら、公明党の辻議員にフォロー外されたw
この日、ライブ見ながら辻とTwitterでちょこっとやり取りしてたんやけど
『さすが公明党やw』がむかついたんやなと思たw
島田議員の質疑は、前回までの切り込んでいく感じと違て、安全側に転換したような
圧力あったんかな~と思て、そういうツイした。
結局、本会議の予算の時も今回の審議も「さすが公明党やw」になった。

井戸は相変わらずボンクラな発言しかせーへんな。
もうムカツク言うより呆れる。
こんな人間が大阪に住んでて、しかも議員て信じられん!
井戸の11/9のブログより

『とにかくどの会派も質問が長い
支援者から言われるのでやらないといけないというようなもの(失礼!)、
またもう少しコンパクトに質問をまとめるべきもの、それほど言うなら市長を呼べばというもの、
質疑の評価を是非マスコミにしてもらいたいですね』

やて。
橋下のダラダラまいど同じ長い答弁はスルーかよ?
特に北山議員の時は、話を比喩し過ぎるし、質疑の時間まで奪うくせに!
そんなに橋下好きなら二人で煙突に顔突っ込んで好きなだけ被曝せーよ!
お前の評価をマスゴミにして貰え!





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